自分で決めることの大切さと自分で決める力の鍛え方
「自分で決めることはどのくらい大事なの?」
「自分で決めることの大切さはわかるけど、自分で決めるのが怖い…」
このような疑問や悩みにお答えしていきます。
もし、自分で決めることから逃げてしまえば、幸せになることは難しくなるでしょう。
人は1日に約35,000回もの決断をしています。(参考:Psychology Today)
1時間に換算すると、約2,000回です。
これだけの決断の多くを他人にゆだねてしまったら、あなたの人生は他人に振り回され、他人に支配されたものになってしまいます。
それは嫌ですよね。
自分が納得できる人生を歩みたいのであれば、自分で決める力は必要不可欠です。
この記事では、「自分で決めることの大切さ」と「自分で決める力の鍛え方」の2つを中心にお伝えしていきます。
ここで紹介する方法を使えば、自分で決められる人になることができるでしょう。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.自分で決めることの大切さとは?
「何事も自分で決めることが大事」とはよく言われますが、具体的に何がどう大事なのでしょうか。
ここでは、自分で決めることの効果を3つ紹介します。
どれも人生を大きく左右するとても大切なことです。
- 1.幸福度が上がるから
- 2.自分の決断・行動に責任を持つことができる
- 3.継続力が上がり成果を出しやすくなる
それぞれ見ていきますね。
1-1.幸福度が上がるから
自分で決めることの大切さとして、「幸福度が上がること」が一番に挙げられます。
神戸大学が幸福感に与える影響力を調査したところ、所得や学歴よりも「自分で決めること(自己決定)」が幸福度に強い影響を与えることがわかりました。(参照:神戸大学『所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる 2万人を調査』)
引用:神戸大学『所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる 2万人を調査』
たとえば、子供が自分の進路を自分で決めた場合、自らの判断で努力し結果を手に入れるため、その結果に対して責任や誇りが持て、達成感や自尊心が高まるため、幸福度が上がりやすくなるのです。
当然、大人も同じで、自分のやりたいことや仕事に対して自分で決めて取り組むことで、幸福感を高めることができます。
なので、幸福感を得たい場合には、自分で決めることは非常に大切だと言えますね。
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1-2.自分の決断・行動に責任を持つことができる
自分で決めることの大切さとして次に挙げられるのは、自分の決断・行動に責任を持つことができることです。
自分で決めるということは、その決断によって良いことが起きても悪いことが起きても、その結果の責任を全て自分がとるということです。
うまくいったのであれば、協力してくれた周りに感謝しつつ、その挑戦をした自分を誇れます。
そしたら、自信がつきますよね。
失敗したのであれば、その責任を受け入れ、失敗に対して対処すればいい。
失敗に対処するのは気持ちが良いことではありませんが、失敗にきちんと対処し自分のケツを自分で拭けたら、また次の挑戦に向かっていけます。
良い意味で「失敗しても大丈夫だ」と思えるようになり、次の挑戦をしやすくもなるでしょう。
結果として、自分の決断に責任を持てるようになったことであらゆる選択の場面で自分の選びたいものを選べるようにもなるのです。
なので、最初は自分で決めるのが怖いと思ったとしても、それは徐々に軽くなっていくということですね。
ちなみに、多くの決断を他人にゆだねてしまう人は、もし仮にそれでうまくいっても、自信が持てるのは上手くいった結果に対してだけです。
自分で決断し、自分の決断の責任を自分で取ろうとした自分を誇ることはできません。
そのため、結果が出なくなったらすぐに自信を失ってしまい、本質的な自信や自己肯定感が育たなくなってしまいます。
親に言われるがままに受験し、有名大学に合格できたけど全然自信がない、というパターンなんかは典型的な例ですね。
自信や自己肯定感を育てるという意味でも、自分で決めることの大切さは大きいのではないでしょうか。
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1-3.継続力が上がり成果を出しやすくなる
自分で決めることの大切さとして最後に挙げるのは、継続力が上がり成果を出しやすくなることです。
人のモチベーションにはいくつか段階があり、他人に強制されたことよりも自分で決めたことの方が高いモチベーションで取り組めることがわかっています。(参照:自己決定理論)
高いモチベーションが維持できれば、継続力も上がり、成果を出しやすくなりますよね。
成果を出すことができれば、自分も楽しくなっていきますし、周りの反対の声を黙らせることもできます。
何か自分のやりたいことや達成したいことがある場合には、自分で決めることの大切さはとても大きくなりますね。
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2.決断力がある人の割合は?
では、自分に決断力があると思っている人はどのくらいいるのでしょうか。
TOKYO FMが行った「社会人意識調査」によると、自分の決断力について、「あると答えた人は52.7%」「ないと答えた人は47.3%」という結果が出ています。
引用:exciteニュース『【社会人調査】「自分は決断力がある」と思いますか?』
だいたい半分半分といった感じなので、決断力がない人もたくさんいるんですね。
決断力がないと答えた人の意見には、以下のような内容もありました。
「毎朝、会社に行くときに服装ですら迷って時間を無駄にしてしまう…」(29歳男性)
「もう1年くらい、転職に踏み切れていません」(31歳女性)
同じようなことに悩んでいて、共感する人も多いかもしれませんね。
ですが、安心してください。
今はまだ決断力がない人でも、自分で決める力を鍛えることはできます。
3.自分で決める力を鍛える方法4つ
では、どうしたら自分で決められる人になれるでしょうか。
大切な場面で人任せにしない、自分で決める力を鍛える方法を4つ紹介いたします。
- 1.他人にどう見られるか、どう思われるかを気にしすぎない
- 2.完璧を求めない
- 3.早く決めるクセをつける
- 4.優先順位を決めておく
1つずつ見ていきますね。
3-1.他人にどう見られるか、どう思われるかを気にしすぎない
自分の決断を人任せにする原因として、日頃から周囲の目を気にしすぎな点が挙げられます。
「自分はAがよいと思うけど、みんなはBだと思っているかも」
「これを選んだら、嫌われるかもしれない」
「人と違うものを選びたくない」
周りを気にする人は、「周囲からみた正解」を基準に自分の行動を決めてしまっているのです。
自分で決める力を養うには、「自分の選んだものを肯定する気持ち」を持つことが大切です。
自分で選んだものは、「これでいい」と自分に言ってあげましょう。
もちろん不安な気持ちから、周囲にアドバイスを求めるのはOKです。
しかし、そのアドバイスを100%取り入れたら、自分で決めたことにはなりません。
あくまでも他人の意見は参考にする程度で、最終的には自分でじっくりと考えて決めましょう。
むしろ、「反対する意見が出るのも当然だ」くらいに思っておいたほうが、気がラクです。
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3-2.完璧を求めない
ここぞという場面で決められない人は、いつも理想の答えや選択を求めています。
「Aを選びたいけど、失敗しそう」
「これは自分では無理だな」
決めたいことは心の中にあるのに、自分の能力や未来を低く見積もっているため、なかなか判断に至りません。
しかし、大切なのは結果だけではありません。
選んだ結果、予想していなかったよい方向に状況が進む可能性もあります。
自分で決める力を鍛えるには、まずは不完全な状態でも大丈夫なので、「もっとこうしたい」「こうなりたい」という気持ちを大切に、物事を決めてみてください。
問題があっても、とにかくトライしてみる覚悟や気持ちを作ることが大切です。
このことはビジネス書などでも示されています。
「自分で主導権を握る覚悟を持つ」ということです。
覚悟を持って主導権を握り、自分で仕事を生み出し、結果に変えていく力こそ、いま求められています。
いや、自分で決められる人だけが生き残る、と言っても大げさではないでしょう。
完璧かどうかよりも、自分の気持ちや判断を優先できるようになると、決断力はどんどん上がっていきますよ。
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3-3.早く決めるクセをつける
自分で決める力を鍛えるには、早く決断する力を身につけることも有効です。
決断力が早くなると、行動に移すスピードも早くなり、結果的に人生の充実度も増していきます。
反対に、悩んでいると、決断はどんどん先延ばしになり、自分では決められなくなってしまうのです。
なので、普段の些細な行動から決断を早くするといいですね。
具体的には、スーパーで買い物をするときに目の前の商品を買うか買わないかを3秒以内に決める、外食したときにメニューを3秒以内に決める、といった3秒ルールを決めるのがオススメです。
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3-4.優先順位を決めておく
自分で決める力を鍛える方法の4つ目は、優先順位を決めておくことです。
お金や健康・働く時間・人間関係など、その優先順位を決めておけばいざというときの決断をしやすくなります。
たとえば、友人との約束があるのに、上司から残業を頼まれてしまったとき。
自分の人生において、友人関係よりも会社での評価やキャリア・収入を優先したいと決まっていれば、すぐに残業をする決断ができます。
逆に、友人関係の方が優先すべきと決まっていれば、すぐに残業を断ることができるでしょう。
友人・仕事・健康など人生において大切なものはたくさんあります。
どれも大切ですが、「全部大切だ」とひとくくりにしてしまうと、いざというときに何を優先すべきかわからず、すぐに決断できません。
なので、どれも大事なんだけど、その中で優先順位をつけておくことはとても大切なのです。
どれを優先すべきかはあなたの価値観によるので、自分自身の価値観を明確にするといいですね。
価値観が明確になり、優先順位が明確になったときには、自然と自分で決める力が高まっていることを感じられるはずです。
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4.自分で決められない人の末路
最後に、自分で決められない人の末路を見ておきましょう。
「こうなったら嫌だ」という避けたい未来もイメージしておくことで、行動力をより高めることができるからです。
- 1.心のモヤモヤが取れない人生が待っている
- 2.自分の行動を全部人のせいにする
4-1.心のモヤモヤが取れない人生が待っている
自分で決められず、人の意見やリアクションに振り回されてばかりいると、いつも納得感のないまま行動してしまいます。
モヤモヤとした気持ちを抱えたままで生きるのは、正直つらいです。
自分の人生にも悲観的になってしまうかもしれません。
自分で決められないうえに人生もネガティブになったら、自己肯定感や物事へのやる気も失う可能性があります。
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4-2.自分の行動を全部人のせいにする
「自分の行動は人が決めたこと」と責任逃れするクセがついてしまい、すべての行動を周囲に押し付けてしまうかもしれません。
自分の決断や行動に責任を持てない人は、周囲からも信頼を得にくいでしょう。
困った時に助けてくれる人が減ってしまう可能性もありますね。
あなたも、他人や環境をいつも恨みながら、選択した物事を振り返るのは悲しいと感じませんか。
どうか自分で決めることの大切さを深く理解して、自分の決断に責任や自信を持っていただきたいです。
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5.まとめ
自分で決めることの大切さについて、詳しく解説してきました。
それは、以下の3つでしたね。
- 1.幸福度が上がるから
- 2.自分の決断・行動に責任を持つことができる
- 3.継続力が上がり成果を出しやすくなる
また、自分で決める力を鍛える方法も4つ紹介しました。
- 1.他人にどう見られるか、どう思われるかを気にしすぎない
- 2.完璧を求めない
- 3.早く決めるクセをつける
- 4.優先順位を決めておく
自分で決められる人は、その分人生も豊かにできます。
たとえ失敗や間違いがあったとしても、自分で許しながら前に進んでいけるでしょう。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
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