勉強も仕事もできないことをできるようにする技術を具体的に解説

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できないことをできるようにする

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「できない事を出来るようにする力を身につけて苦手なことの克服をしたい」
「仕事でできないことができるようになるにはどうすればいいのか?」

 

 

できない事をできるようにした方がいいのはわかっている。

 

だけど、克服しようと行動しても、いつも途中で諦めてしまうんだよな、と悩んでいませんか?

 

 

もしかすると心のどこかで「気合と根性が足りないのかも…」と感じているかもしれませんが、本当はできない事を出来るようにする正しい方法を知らないことの方が問題かもしれません。

 

 

この記事では、「できない事を出来るようにする人が必ず実践している方法」を徹底解説していきます。

 

正しい方法を知れば、単にできない事が出来るようになるだけでなく、苦手なことを克服する力や困難を乗り越える力も身につけられるでしょう。

 

 

実績プロフィール

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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1.できない事はコツさえ掴めば誰にでも必ず出来るようになる

 

結論からお伝えすると、できない事はコツさえ掴めば誰にでも必ず出来るようになります。

 

先にできない事を出来るようにしてきた人たちだって、最初からなんの苦労もせずに「出来る」状態になったわけではないからです。

 

 

出来るようになるまでに様々な壁にぶつかり、乗り越えながら「出来るようになった」ということは間違いありません。

 

だから、誰もやったことのない全く新しいことでない限り、誰かが「出来るようになった方法」を参考にすれば壁を乗り越えることが出来るのですね。

 

 

とはいえ、「できない事を出来るようにする」と検索してこの記事に辿り着いた皆さんなら、きっと今まで「仕事・ダイエット・英会話・趣味」など何かしらの努力はしてきたのではないでしょうか。

 

だとしたら、ここまで読んで「それはわかってる!だけど出来るようにならないんだ!」と抵抗を感じているかもしれませんね。

 

 

ですが、ちょっと待ってください!

 

「出来るようになりたいこと」に向かい「何か方法はないか」と諦めずに行動をしていること自体、自分には素質がないから無駄だと最初から諦めてしまう状態よりも確実に高いステージにいます。

 

まずはそのことに自信をもってほしいのです。

 

できない事を出来るようにするためには、「生まれもった能力」や「資質」よりも「絶対に出来るようになりたい」という情熱や「出来るようになるまでなんとしても頑張るぞ!」という根性も最低限は必要ですから。

 

 

「できない事を出来るようにする」までには、誰もが乗り越えるべきポイントがいくつかあって、突破するには「ただがむしゃらに頑張る」だけではない「技術」が必要です。

 

なのでここからは、具体的に「できない事が出来るようになる方法」と「できない事が出来るようにならない理由」について解説していきます。

 

最後まで読むことで「できない事が出来るようになる」までの最短ルートがはっきりと見えてくるでしょう。

 

 

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2.できない事を出来るようにする方法

 

それでは、第2章では「できない事を出来るようにする方法」について見ていきましょう。

 

出来るようになるまでの意識やモチベーションの維持、壁を乗り越えるための考え方など参考になるはずです。

 

 

「できない事を出来るようにする方法」は以下の5つです。

 

  1. 最初に自分のアイデンティティを再構築しておく
  2. 努力の継続を妨げる短期的な快楽から脱却する方法を身につけておく
  3. できない事に苦手意識が出たときは「しなやかマインドセット」を意識する
  4. 理想に近づくために「今できること」を明確にし、繰り返しながら積み上げる
  5. 出来るようになるまで、やり抜く

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

 

2-1.最初に自分のアイデンティティを再構築しておく

 

できない事を出来るようにする方法1つ目は、「最初に自分のアイデンティティを再構築しておく」ことです。

 

 

アイデンティティとは「自分はこういう人間である」という自己認識のことを指します。

 

「自分はスポーツマンである」とか「自分は美意識が高い」とか、ちょっとネガティブなものだと「自分は怠け者だ」とか「自分は非モテキャラだ」とかですね。

 

できない事を出来るようにするためには、このアイデンティティを「できない事を出来るようにする人が持つもの」に再構築する必要があります。

 

 

習慣化の名著『ジェームズクリアー式複利で伸びる1つの習慣(Atomic habits)』には、アイデンティティの重要性を示した以下のような具体例が書かれています。

 

禁煙に取り組んでいたふたりの人物の例です。

 

すすめられたたばこを断る時、一人目は「結構です、私は禁煙しているので」と答え、二人目は「結構です、私はたばこを吸わないので」と言ったそうです。

 

最終的に禁煙に成功できたのは「私はたばこを吸わない」と答えた人の方でした。

 

 

このときに二人のアイデンティティには、明らかに違いがあるのにお気づきでしょうか?

 

「結構です、禁煙しているので」と答えた人のアイデンティティは、「私は今現在、たばこを吸っている」でした。

 

一方で、禁煙を成功させた「結構です、私はたばこを吸わないので」と答えた人のアイデンティティは、「私はたばこを吸わない」だったのです。

 

 

つまり、「自分はたばこを吸わない人間だ」というアイデンティティを持っている方が、禁煙を成功させることができたんですね。

 

 

なので、できない事を出来るようにするには、「私は今現在、○○ができない」ではなく、「私は○○する人」というアイデンティティを作ってみてください。

 

 

もし、「10キロのダイエットをしたい」だとしたら。

 

「私は今現在、太っている」ではなく、「私は10キロのダイエットをする人」というアイデンティティを持つという感じです。

 

 

すると、そのアイデンティティに合わない、カロリーの高いメニューやスイーツをたくさん食べることに抵抗感が生まれるようになるでしょう。

 

そうなると、10キロのダイエットをする人がすべき行動をとりやすくなるので、気合や根性に頼らずともダイエットを成功させることができるのです。

 

 

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2-2.努力の継続を妨げる短期的な快楽から脱却する方法を身につけておく

 

できない事を出来るようにする方法2つ目は、「努力の継続を妨げる短期的な快楽から脱却する方法を身につけておく」ことです。

 

できない事を出来るようにするためには、「訓練や積み重ねのためにどれだけの時間と労力を注げるか」が重要になります。

 

 

それなのに、時間が少しでも空くと、

 

  • どうしてもスマホを見続けてしまう
  • ついついゲームにはまってやめられない
  • ダイエット中なのに甘いものに手が出てしまう

 

という目先の誘惑に引っ張られてしまうことはないでしょうか。

 

スマホ・ゲーム・甘いものといった「短期的な快楽」が、「明日からやればいいか」「少しくらいさぼっても大丈夫だろう」という努力の先延ばしに繋がるのは、誰もが感じていることでしょう。

 

 

短期的な快楽から脱却し、できない事を出来るようにするための時間をしっかりと確保するためには、「マインドフルネス瞑想」を取り入れてみることをおすすめします。

 

「瞑想」と聞くと、怪しいものなのではないかと感じる人もいるかもしれませんが、「マインドフルネス瞑想」は科学的にも証明されている「メンタル調整法」です。

 

トップ経営者のスティーブジョブズやビルゲイツも、実践していることが知られています。

 

 

マインドフルネスとは、「今この瞬間にしっかりと集中できていること」です。

 

そしてマインドフルネス瞑想は、「マインドフルネスにもっていくための脳や心の筋トレ」みたいなものと捉えてみてください。

 

 

できない事を出来るようにするためにマインドフルネス瞑想を取り入れる場合は、以下のような効果が期待できるでしょう。

 

  • 集中力の向上
  • 気分のリフレッシュ
  • 不安やストレスの減少
  • 自己管理能力の向上

 

これらにより、短期的な快楽に頼らなくてもリフレッシュでき、必要な行動を継続することができるのです。

 

 

マインドフルネスについてより詳しく学びたい場合は、『頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる(アンディー・プディコム著)』という本がオススメです。

 

 

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2-3.理想に近づくために「今できること」を明確にし、繰り返しながら積み上げる

 

できない事を出来るようにする方法3つ目は、「理想に近づくために『今できること』を明確にし、繰り返しながら積み上げる」ことです。

 

 

大きな理想を実現したり、とても難しいことを出来るようになったりしたいとしても、今は今できることしかできません。

 

明日いきなりすごいことができるようになることはないのです。

 

なので、「今できること」を明確にするのが、できない事を出来るようにする第一歩になります。

 

 

たとえば、「ピアノをプロレベルで弾けるようになって、人前で披露したい」と思っていたとしましょう。

 

ですが、楽譜も読めず、どの鍵盤を弾いたらどの音が出るのがもわからなければ、いきなり人前に出てピアノを披露することはできませんよね。

 

まずは、楽譜を読めるようになること、どの鍵盤からどの音が出るのか覚えること、から始めていかなければいけません。

 

それが、「今できること」です。

 

 

何度も復習して、楽譜を読めるようになり、鍵盤の位置も覚えることができたら、次にやることは「基本的な曲が弾けるようになること」でしょうか。

 

それも、何度も何度も繰り返し練習してやっと弾けるようになるはずです。

 

 

そうやって、そのときそのときにできることを繰り返してレベルアップし、最終的に「ピアノをプロレベルで弾けるようになって、人前で披露する」ことができるようになっていきます。

 

 

非常に当たり前の話ですが、多くの人は今の自分には難しすぎることをやろうとして心が折れてしまっているのが現実です。

 

今できること・今やるべきことは何なのか、を間違ってはいけません。

 

 

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2-4.できない事に苦手意識が出たときは「しなやかマインドセット」を意識する

しなやかマインドセット

しなやかマインドセット

参照:『マインドセット』キャロル・S・ドゥエック著

 

 

できない事を出来るようにする方法4つ目は、「できない事に苦手意識が出たときは『しなやかマインドセット』を意識する」ことです。

 

 

できない事を出来るようにするための取り組みは、すでに出来ることをするのと違って一筋縄ではいきませんよね。

 

「頑張っているのになかなか成果がでない、努力してきたことは無意味だったのかな」
「周りはもう出来ているのに自分だけ出来ない。自分には能力がないのではないか」

 

と焦ることもあるでしょう。

 

 

この苦しい状態を乗り越えるためには「しなやかマインドセット」を意識することが重要です。

 

しなやかマインドセットとは「努力で能力を伸ばせると信じる」こと。

 

それに対して「能力や資質は生まれつきで、努力では変えられないと思う」のが硬直マインドセットです。

 

 

たしかに、何かで成功していく上では、才能も重要な要素の1つです。

 

ですが、『マインドセット』の著者キャロル・S・ドゥエック(スタンフォード大学心理学教授)による20年の研究で、努力で能力を伸ばせると信じる人の方が大きな結果を出していることが分かっています。

 

「努力で能力を伸ばせる」と信じている人は、「成功するための行動をやめずに続ける」ことが出来るからです。

 

 

たとえば、バスケット選手のマイケルジョーダンは、「しなやかマインドセット」の持ち主だと言われています。

 

彼は、高校時代は代表メンバーにも選ばれず、プロチームからのオファーもない状態でした。

 

そこから悔しさをバネにコツコツと努力に努力を積み重ね、「バスケットの神様」と言われるほどの名プレイヤーになりました。

 

 

「できない事を出来るように」するために、あなたに意識してほしい「しなやかマインドセット」は以下の3つです。

 

  • 自分を有能だと過信せず、能力は努力で伸ばしていくものだと思う
  • 他人の成功は努力に基づくものだと考え、他人がどうやって成功したかを学んで取り入れる
  • 壁にぶつかっても必ず乗り越えられると信じる

 

 

しなやかマインドセットを持つことで、苦手なことの克服がこれまで以上に成功しやすくなるでしょう。

 

 

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2-5.出来るようになるまで、やり抜く

 

できない事を出来るようにする方法5つ目は、「出来るようになるまで、やり抜く」ことです。

 

「やり抜けば、出来るようになる」というのは当たり前の話ですが、その当たり前が簡単にはできないから苦労するわけですよね(笑)。

 

 

では、どうすればその「やり抜く力」を身につけることができるのか?

 

 

やり抜くコツが書かれた本である「やり抜く人の9つの習慣」の中では、こう述べられています。

 

【現実的楽観主義者になる】

 

 

現実的楽観主義とは、「目標は達成できると信じる」と同時に、「目標を達成するまでの道のりは甘くはない」と考えることです。

 

 

ダイエットプログラムの参加者に「ダイエットに成功できると思うか?」という質問をしたときに、「成功できる」と答えた人は「わからない」と答えた人よりも何キロ分も体重を落とすことができました。

 

実験ではさらに、「食べ物の誘惑に打ち勝つのは大変だと思うか?」という質問をしたそうです。

 

その結果、「簡単に食べ物の誘惑に打ち勝つことが出来る」と答えた人より、「そう簡単にはいかない」と答えた人のほうが、何キロ分も多く体重を落とすことができました。

 

ダイエットに成功できると信じていても、成功までの過程は甘くはないと思っていた人の方が結果を出せたということなのですね。

 

 

このように、現実的楽観主義者という考え方を採用すると、やり抜く力が高まり、できない事を出来るようにすることができるのです。

 

 

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3.できない事が出来るようにならない原因4つ

 

第3章からは、「できない事が出来るようにならない原因」をお伝えしていきます。

 

「出来るようになるために」何を強化すればいいのかが明確になるため、無駄に自分を責めたりしなくなるでしょう。

 

 

できない事が出来るようにならない原因は以下の4つです。

 

  1. やっているつもりになっているが努力の量が足りていない
  2. 理想と現状のギャップにばかりとらわれて「今やること」に集中できない
  3. 一度にあれこれと手をつけすぎてすべて中途半端になる
  4. 「頑張ったのに出来るようにならなかった」状態になることが怖くて全力で取り組めない

 

それでは1つずつみていきましょう。

 

 

3-1.やっているつもりになっているが努力の量が足りていない

 

できない事が出来るようにならない原因1つ目は、「やっているつもりになっているが努力の量が足りていない」ことです。

 

「自分なりに頑張っているのに成果がでない」と落ち込んでいませんか?

 

 

厳しいことを言うようで心苦しいのですが、「できない事が出来るようにならない」のは努力の量が足りていないのが原因であることも多いです。

 

社会で成功している経営者も、野球選手のイチローも大谷翔平選手も、美しく活躍しているモデルさんも、人気のインフルエンサーも、おそらく1日のうち24時間努力をして今の成功を手に入れています。

 

技術を磨く時間を確実にとったり、有益な情報を取り込んだり、食事や睡眠・質のいい休息」まで、すべての時間を自分の目的を叶えるための努力にあてているはずです。

 

 

あなたはいかがでしょうか?

 

 

「プロになりたいわけじゃないし!」
「1日に24時間も努力するなんて無理!」

 

と思うかもしれませんね。

 

 

ここでお伝えしたいことは、「できない事を出来るようにするためにどれだけ本気になれるかが大事」ということです。

 

別にプロと同じ努力をする必要はありませんが、少なくとも「自分ができるようになりたいことができるようになった人たちと同じくらいの努力」は必要です。

 

 

まず最初は、できない事を出来るようにするための時間を確実に確保し、習慣化していきましょう。

 

次第に意識が高まり、「もっと成長したい!」という意欲が自然に湧いたり、普通に生活をしているときでも「出来るようになりたいこと」に関する情報をキャッチできるようになったりするでしょう。

 

 

日々やるべきことに追われている中で、「できない事を出来るようにする」ための時間を作ることは大変かもしれません。

 

ですが、やらなくてはいけないことを優先して、「落ち着いたら努力をしよう」といった状態ではいつまでたっても努力の量は増やせません。

 

 

準備が完璧に整っていなくても、まずは「今できることからすぐに始める」ことが重要です。

 

 

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3-2.理想と現状のギャップにばかりとらわれて「今やること」に集中できない

 

できない事が出来るようにならない原因2つ目は、「理想と現状のギャップにばかりとらわれて『今やること』に集中できない」ことです。

 

 

努力を続けている中で、なかなか理想との距離が縮まらないことに焦り、「今やっていることに本当に意味があるのか」とか「そもそも自分には素質がないのかも」と思ってしまうことがあるかもしれません。

 

たとえば、

 

「ピアノで超絶技巧の難曲を弾ける人になりたいのに、全然近づくことができない」
「英語を完璧に話せる人になって早く世界で活躍したいのに、上達速度が上がらず今のままでは不安」

 

というように。

 

 

そういった疑念は「できない事を出来るようにする」ために必要な「今やること」に対する集中力を著しく下げてしまいます。

 

 

理想に近づくには「今やること」を積み重ねていくしかありません。

 

疑念や不安に打ち勝つためには、すでに理想の状態を叶えている人や、自分より先を行っている同僚と自分を比べるのではなく、「過去の自分と比較する」ことが大事です。

 

 

成長を感じられ「自分が積み重ねてきたことには十分価値があった」と気づくことが出来るでしょう。

 

自分の自信に繋がり、努力の継続を助けることになります。

 

 

「できない事を出来るようにする」ためには、すぐに理想の状態にならなくても焦らないようにすることが大切です。

 

 

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3-3.一度にあれこれと手をつけすぎてすべて中途半端になる

 

できない事が出来るようにならない原因3つ目は、「一度にあれこれと手をつけすぎてすべて中途半端になる」ことです。

 

やりたいことが多くて1つに絞れないということは、物事に対する好奇心が旺盛である証拠ですから、一概に悪いこととは言えません。

 

 

ですが、「できない事を出来るようにしたい」のであれば、優先順位を決めて無理なく進めていくほうがいいでしょう。

 

一度にあれこれと手をつけてしまうことで、努力にかけられる時間や意識・体力が分散してしまい、結局すべてが中途半端になってしまうからです。

 

 

今やろうとしていることが、本当に自分が出来るようになりたいことなのかを確認して、ふるいにかけてみることも大事です。

 

自分の内側から出てきた純粋な動機からくるものなのか、外部からの刺激を受けて「出来るようになりたい」と思わされているのか、判断をして振り分けるという方法もあります。

 

外部からの刺激というのは、たとえば「この資格をとると就職に有利だと親に言われた」とか「イケイケのインフルエンサーが発信している話題の情報」とかになるでしょうか。

 

 

人生の時間は有限です。

 

自分が純粋に「出来るようになりたい」と思うことから取り組んで、確実に「出来るように」していきましょう。

 

 

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3-4.「頑張ったのに出来るようにならなかった」状態になることが怖くて全力で取り組めない

 

できない事が出来るようにならない原因4つ目は、『頑張ったのに出来るようにならなかった』状態になることが怖くて全力で取り組めないことです。

 

 

「努力や行動をしなくては出来るようにならない」と頭ではわかっているのに、動けず先延ばししてしまう。

 

「練習しないと上達できないのはわかってるのに、なんかだるい」
「試験日が迫ってきているのに資格の勉強に全く真剣になれない」
「ダイエット中だから運動しないと、と思うのにめんどくさい」

 

というように。

 

 

この状態では、いつまでたっても「出来るように」はなりませんね。

 

この場合、「全力で取り組めない原因」は単純に「怠け者だから」ということではなく、自信のなさからくる「恐怖心」の可能性があります。

 

 

それは「全力で頑張っても出来るようにならなかったらどうしよう」という恐怖心です。

 

「全力で頑張っても出来るようにならなかった。自分は無力で何もできない人間だ」と証明されてしまうのが怖いのです。

 

 

確かに全力で頑張らなければ「全力でやれば出来るようになるかもしれない」という「可能性」は残せるかもしれません。

 

「現実的には何も変えることができなくても」です。

 

 

ですが、現実を知る怖さから逃げて、可能性ばかり残してしまう人生ってどうでしょう?

 

 

死ぬときに「あのときもっと頑張っておけば」と後悔しないためにも、目の前の「出来るようになりたいこと」に全力で取り組んでみませんか?

 

仮にその時、思うような結果を得られなかったとしても「腐らずに頑張ってやり切った」という事実はあなたの「誇り」と「自信」になるはずです。

 

 

この【可能性の中に生きてしまう】という話は、YouTubeでも具体的な事例を交えて解説しているので、良かったらそちらも見てみてください。

 

 

 

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4.できない事を出来るようにするメリット

 

第4章では、「できない事をできるようにするメリット」を3つ紹介します。

 

  1. 「できない事を出来るようする」喜びを感じることができる
  2. 成功体験を積むことで自信がつき、新たなことにどんどん挑戦できる
  3. 「できない事を出来るようにする」過程でスキルや経験などの「力」がつく

 

1つずつみていきましょう。

 

 

4-1.「できない事を出来るようする」喜びを感じることができる

 

できない事を出来るようにするメリット1つ目は、「できない事を出来るようする喜びを感じることができる」ことです。

 

 

できない事を出来るようにするのは簡単ではありません。

 

苦労や忍耐を超えて努力をやりきり「出来るようになった」ときには、「やりきったぞ!」「ここまで頑張ってきてよかった!」と格別な喜びを感じることが出来るでしょう。

 

 

この喜びは挑戦を避けて、出来ることだけをしているだけでは味わえない感覚なのです。

 

 

4-2.成功体験を積むことで自信がつき、新たなことにどんどん挑戦できる

 

できない事を出来るようにするメリット2つ目は、「成功体験を積むことで自信がつき、新たなことにどんどん挑戦できる」ことです。

 

 

「自分はできない事を出来るようにしてきた」という経験を積むと確実に自信がつきます。

 

自信があると、これからの人生の中で新たに「できない事」が出てきたとき、多少の怖さがあっても「挑戦してみよう」と思えるようになるのです。

 

 

結果として自分に出来ることが増え、未来の可能性も広げていくことが出来ます。

 

 

4-3.「できない事を出来るようにする」過程でスキルや経験などの「力」がつく

 

できない事を出来るようにするメリット3つ目は、「できない事を出来るようにする」過程でスキルや経験などの「力」がつくことです。

 

 

「できない事を出来るようにする」までの過程では、純粋にスキルや技術が身につくだけではなく、「出来るようになるまでの経験」を積むことができます。

 

その経験は「後輩や部下の指導」「新たなビジネス」として人を導く「力」になるのは間違いありません。

 

 

「つまずいても試行錯誤しながら乗り越えた経験」「心の葛藤」などすべてを活かすことが出来ます。

 

苦労して「出来るように」なった人ほど、できない人の気持ちを理解でき、痒い所に手が届くようなきめ細かな指導が出来るため、優秀な指導者になれるものです。

 

 

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5.「出来ることをもっと磨くのと出来ないことを出来るようにするのならどっちが大切ですか??」というYahoo知恵袋の質問に答えてみた

 

Yahoo知恵袋に「出来ることをもっと磨くのと出来ないことを出来るようにするのならどっちが大切ですか??」という質問があったので、ここで勝手に答えてみます!

 

 

結論から言えば、出来ることをもっと磨くことと出来ないことを出来るようにすることのどちらが良いかは、目的と状況によって変化するので、一概にどっちが大切とは言い切れません。

 

そのため、目的や状況に合わせて臨機応変に最適な方を選んでいくべき、というのが答えです。

 

 

出来ることをもっと磨くのは、知識や技術を深めること。

 

たとえば、

 

  • 得意なことを極める
  • 専門性を高めて専門家になる

 

のように。

 

 

一方、できない事を出来るようにするのは、新しいスキルを身につけて自分の幅を広げることです。

 

 

どちらも成長に必要な要素なので、「どっちがよくて、どっちがダメ」と決めつけずにバランスよく進めていくといいのではないでしょうか。

 

 

ですが、本当に大事なのは、「自分はこうしたい」「自分はこうなりたい」という自分軸をもち、自分の価値観で、目的を明確にして進むことです。

 

自分の価値観と目的がわかっていれば、今この瞬間で長所を磨くべきか・短所を克服すべきかは、それほど悩むことなく判断できるからです。

 

 

もし、自分の価値観や性格をより理解して、長所を磨くべきか・短所を克服すべきか判断できるようになりたければ、「DISCOVERYメソッド」を参考にしてみることをオススメします。

 

DISCOVERYメソッドは、心理学や脳科学をベースとした自己理解メソッドで、15個の質問に答えていくだけで自分の価値観・やりたいこと・強みなどが発見できます。

 

すでにDISCOVERYメソッドを試した人たちからは、

 

「今まで以上に自分がどう生きれば後悔しないのか明確になった。DISCOVERYメソッドに出会えてよかった」
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という声がたくさん届いていますので、先着限定で無料で参加できる今のタイミングで、とりあえず参加しておくのが損がなく一番賢い選択です。

 

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6.できない事を出来るようにした人の体験談

 

最後に、実例として「できない事を出来るように」してきて、現在も新たな課題に挑戦中の宇賀神さんの話を紹介します。

 

―――――

 

こんにちは!

 

西村さんからご紹介いただいた宇賀神と申します。

 

よろしくお願いします。

 

 

私の人生は、一言でいうと「できない事を出来るようにしてきた人生」でした。

 

それは、同時に「なんでも簡単に出来てしまう人」に対する嫉妬心との闘いでもあったのです。

 

とにかく私は不器用で、何をやるにも上手くできず、人並に出来るようになるまで毎回苦労してきたからです。

 

 

そんな私が「できない事を出来るようにする」人生に入ったきっかけは、学生時代の弓道部の活動経験でした。

 

仲間がどんどん弓を持たせてもらっているのに、自分だけ基礎のゴム弓から抜けられない。

 

悔しくて、情けなくて、「なんで自分は皆みたいに出来ないんだろう」といつも自分で自分を責めていました。

 

 

そのせいで、弓を持たせてもらえるようになってからは、仲間が楽しくおしゃべりをしている間もひたすら練習をしている「ストイックな学生」になっていましたね。

 

出来ない自分は「人より頑張らないと、普通になれない」と思っていたのだと思います。

 

 

結果、運良く全国中学弓道大会で2位の成績を残せました。

 

この経験が、「自分は何をやっても人より出来ない」という劣等感と、「でも努力は嘘をつかない」という思いのセットを、抱えて生きることに繋がったのだと思います。

 

 

その後の私の人生は、とにかく挑戦の連続で、毎回「やっぱり自分は何をやっても人並に出来ないんだ」という現実を突き付けられることばかりで、そのたびに膝から崩れ落ちるようなショックを受けてきました。

 

でも、「努力をすればいつか出来るようになるかも」という思いが沸き上がってくるので、歯を食いしばって努力を重ねてきたのです。

 

そして、苦労の末に出来るようになる。

 

ひたすらその繰り返しでしたね。

 

 

積み重ねてきた仕事のスキルは、履歴書に書ききれない程たくさんあります。

 

自分のプライベートの時間を削って、本業と副業を組み合わせ、朝から晩まで仕事をしていましたからね。

 

 

今考えてみると、いろいろなことに挑戦し、次々に「できない事を出来るように」してきたのには、純粋に目の前のことを出来るようになりたいという思いとは別に「自分に自信をつけたい!」という強い思いが隠されていたように思うんです。

 

最初にお話したように、「なんでも簡単に要領よくこなせてしまう人」と「要領が悪く、何でも努力を重ねないと出来るようにならない自分」をいつも比べていて、1ミリも自分に自信を持てていませんでしたから。

 

 

こんな状態の私が初めて自分に自信を持てるようになったのは、Webライターの師匠、西村さんからいただいた言葉がきっかけでした。

 

 

基礎的なことすらできない素人ライターの私が、西村さんの下でライター修業を始めたばかりのとき、酷い仕上りの記事を提出してしまい、西村さんにボッコボコに厳しく添削指導されたのです。

 

注意点が多すぎて動画で指導してくださった西村さんの喉が枯れて、咳き込んでしまうほど。

 

このときばかりは、「西村さんにこんなに迷惑かけてしまって、もう終わった……。」と思いましたね。

 

 

ですが、出来るようになりたかったので「諦めずに努力してみよう」と思い、西村さんから頂いた添削指導動画を何度も何度も繰り返し確認し、「西村さんに何度も同じことを言わせてはいけない」と必死に記事を修正し再提出しました。

 

 

すると、西村さんから「別人かと思うくらいレベルアップしてますね」と言っていただけて。

 

さらに、「できなさすぎるところから出来るようにしていく」ということは悲観することではなく、「できなさすぎる人に教えてあげられるんですよ」と言われました。

 

「モテるやつに、どうしたらモテるようになるかを聞いても教えられないように、最初から出来る人には努力のしかたがわからないんですよ」というお話しも。

 

 

涙が出る程嬉しかったです。

 

「結果」や「素質」ではなく、「苦労して出来るようにしてきたプロセス」を認めてもらえたことに感動して。

 

 

これまでの人生では、簡単にできてしまう人にずっと嫉妬してきましたが、「私には努力の積み重ねで出来ようにしてきた」という強みがあったんだと初めて自分を認めてあげられた感覚がありました。

 

今では「自分に自信をつけたい!」とがむしゃらに頑張るのではなく、「自分が純粋にやりたいと思うことを伸ばしていこう」と思えている私がいます。

 

 

とはいえ、これまで頑張って積み重ねてきたことにもちゃんと意味があり、これからの人生に活かしていけるはずです。

 

「できない事を出来るようにしてきた」私の人生に誇りをもち、「強み」を武器にして今後の人生を切り開いていきたいと思っています。

 

長い文章になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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まとめ

 

この記事では、「できない事を出来るようにする人が必ず実践している技術」を主にお伝えしました。

 

まとめると以下の通りです。

 

できない事を出来るようにする方法

  • 最初に自分のアイデンティティーを再構築しておく
  • 努力の継続を妨げる短期的な快楽から脱却する方法を身につけておく
  • できない事に苦手意識が出たときは「しなやかマインドセット」を意識する
  • 理想に近づくために「今できること」を明確にし、繰り返しながら積み上げる
  • 出来るようになるまで、やり抜く

 

できない事が出来るようにならない原因

  • やっているつもりになっているが努力の量が足りていない
  • 理想と現状のギャップにばかりとらわれて「今やること」に集中できない
  • 一度にあれこれと手をつけすぎてすべて中途半端になる
  • 自分に自信がないので「出来るようにならなかった」状態になることが怖くて全力で取り組めない

 

 

できない事を出来るようにするのは簡単なことではありません。

 

だからこそ「挑戦」し「やりきる」ことに価値があるのです。

 

 

目の前の「出来るようになりたいこと」に精一杯挑み、時には思い通りの結果を手に出来ないこともあるかもしれませんが、そこは全く問題ありません。

 

精一杯取り組む中で積み上げた努力は、必ず次のチャンスで活かされていきます。

 

新しいこと、未知の世界に挑む時「失敗したらどうしよう」という不安や恐怖心に負けそうになるかもしれません。

 

 

そんなときは是非この記事を読み返してみてください。

 

きっと自分を奮い立たせることが出来るはずです。

 

 

「できない事を出来るようにする」経験を繰り返していくことで、あなたの人生は輝きに満ちた豊かなものになっていくでしょう。



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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの

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重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
利英様
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
皆川様
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
川村様
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。

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