50代からの人生やり直しを助ける資格20選!食える資格を男女別に紹介
「転職に失敗して生活が苦しい…50代から人生やり直しできる資格を知りたい」
「定年がない食える資格を取って50代以降も不安なく生活していきたい」
人生のやり直しは、50代からでも遅くはありません。
実際、アメリカのレンセラー工科大学が起業家の成功率を年齢別に調べた論文によると、「男性の起業成功率は20代と50代でほぼ同じ」「女性の起業成功率は20代より50代の方が高い」ことがわかっています。
なので、「もう50代だから手遅れだ」と諦める必要はないのです。
この記事では、「50代からの人生やり直しを助ける資格20選」を紹介します。
食える資格・定年がない資格を取ることで、若いころのように多くを望むわけではないけれど、老後の生活に不安なく、身の丈に合ったやりがいや楽しみを感じられる生活を実現することができるでしょう。
他にも、この記事を最後まで読むことで、以下のようなメリットを手に入れることができるはずです。
- 50代からでも現実的に取得可能な資格を具体的に知ることができる
- 現実的に取得が難しい資格を知ることで失敗を未然に防げる
- 転職の失敗や子会社への出向による収入ダウンを挽回できる
- やりがいを感じられる仕事に出会える
- リスクを負わずに人生を好転させることができる
資格取得で50代から人生をやり直したいと思う場合には、ぜひこのまま読み進めてみてください。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
- 1.【男女別に紹介】50代からの人生やり直しを助ける資格20選!
- 2.50代からの人生やり直しで避けるべき資格2つ
- 3.50代で資格取得を目指すメリット4つ
- 4.50代から資格取得を目指す時の注意点3つ
- 5.自分に合う資格を見つける6つのコツ
- 6.資格を取らずに50代からの人生やり直しを可能にする仕事とは?
- 7.人生をやり直せる可能性を大幅に高めるマインドとは?
- 8.50代からの人生やり直しに挑戦中の有働さん(52歳)の体験談を紹介します
- まとめ
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1.【男女別に紹介】50代からの人生やり直しを助ける資格20選!
50代からの人生やり直しを助ける資格を、以下のように分けて計20選紹介していきます。
- 男性向け7選
- 女性向け7選
- 男女共通のオススメ6選
資格取得に必要な費用や勉強時間・条件などが詳しくわかるので、自分が目指せる資格かどうかの判断がしやすいはずです。
また、資格取得によって就職できる業界や仕事内容・平均給与などもまとめているので、あなたが得たい仕事のやりがいや生活の安定などに合う資格を選びやすくなっています。
1-1.50代男性の人生やり直しに役立つ資格7選
50代男性の人生やり直しに役立つ資格は以下の7つです。
- 宅建士
- 管理業務主任者
- マンション管理士
- マイクロオフィススペシャリスト(MOS)
- 電気工事士
- 行政書士
- 中小企業診断士
1つずつ詳しく見ていきますね。
1-1-1.宅建士(国家資格)
50代男性の人生やり直しに役立つ資格1つ目は、「宅建士」です。
宅建士は宅地建取引業法に基づき定められている国家資格で、不動産取引に関する重要な情報を提供し、適正な不動産取引を担保する役割を担います。
たとえば不動産会社では、各営業所で5人に1人以上の割合で宅地建物取引士を雇う必要があります。
そのため、宅建士資格を条件とした求人が数多く、未経験でも不動産業界に就職・転職しやすいのです。
また、金融業界や建設業界でも宅建士資格が求められることもあり、それらの業界にも就職・転職しやすくなっています。
50代男性の人生やり直しに役立つ資格として「宅建士」をオススメする理由は以下の5つ。
【50代男性に宅建士がオススメな理由】
- 不動産業界が全くの未経験でも就職しやすい
- 宅建士資格受験者の約3割が40代50代(=50代からでも遅くない)
- コミュニケーション能力が問われる仕事が多く、50代までの人生経験が活きる
- 定年後も長く働き続けることができる
- すぐにAIに代替される可能性は低いと考えられる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、宅建士に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 400~650万円 |
---|---|
受験資格 | 特になし |
合格率 | 17%(令和4年度) |
勉強時間(目安) | 独学の場合:300~500時間
資格予備校の場合:200~300時間 |
試験等にかかる費用 | 受験手数料7,000円
資格登録料37,000円 |
勉強にかかる費用 | 独学:1.5~2万円(教材費)
予備校:17~30万円 |
(参照:国家資格の試験実施主体、受験手数料、受験者数、登録の要否等一覧-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、宅建・宅地建物取引士の年収、宅建通信講座おすすめランキング|人気11社を徹底比較、宅建の学校・予備校おすすめランキング!)
1-1-2.管理業務主任者(国家資格)
50代男性の人生やり直しに役立つ資格2つ目は、「管理業務主任者」です。
管理業務主任者は、マンション管理を適正に進めるための法律に基づいて設けられた国家資格。
仕事としては、マンション管理の委託契約に関する重要事項の説明、管理受託契約書や重要事項説明書への記名・押印、管理事務の報告などを行います。
マンション管理業を行う際には「設置義務」があり、必ず管理業務主任者を設置しなくてはいけません。(参照:マンション管理業・管理業務主任者について-国土交通省-)
そのため、不動産業界でマンション管理業を行っている会社の求人に応募し、就職・転職することになりますね。
ちなみに、資格取得の際の学習範囲が「宅建士」「マンション管理士」と被るので、同時の取得を狙うと効率的です。
就職・転職のチャンスも広がりますね。
50代男性の人生やり直しに役立つ資格として「管理業務主任者」をオススメする理由は、以下の5つです。
【50代男性に管理業務主任者がオススメな理由】
- 「設置義務」があるため簡単に仕事がなくならず、長く働きやすい
- 試験合格者の年齢層が10-80代と幅広く、50代からでも全く遅くない
- マンションの新築・建替えが増えており、管理業務主任者の需要も増加中
- 住人同士のトラブル対応などでこれまでの人生経験を活かしやすい
- 定年後も働けるので、将来の生活不安が激減する
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、管理業務主任者に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 351万円(厚生労働省令和3年賃金構造基本統計調査) |
---|---|
受験資格 | 特になし |
合格率 | 18.9%(令和4年度) |
勉強時間(目安) | 200~300時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:8,900円
登録実務講習:8,800~9,650円 |
勉強にかかる費用 | 教材費:約15,000円 |
(※管理業務主任者の登録には試験合格後2年以上の実務経験が必要。ただし、登録実務講習を受ければ実務経験2年未満でも登録可)
(参照:国家資格の試験実施主体、受験手数料、受験者数、登録の要否等一覧-厚生労働省-、令和3年賃金構造基本統計調査-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、管理業務主任者試験は独学で合格できる?必要な勉強時間やおすすめ勉強法も解説!、フォーサイト、管理業務主任者の人気おすすめ通信講座7社を徹底比較|ランキング結果を公開、管理業務主任者とマンション管理士の基礎知識(難易度・仕事・ダブルライセンス)を全て解説!)
1-1-3.マンション管理士(国家資格)
50代男性の人生やり直しに役立つ資格3つ目は、「マンション管理士」です。
マンション管理士は、住民側の立場に立ってマンションの維持や管理などを行います。
マンション運営に関するコンサルタント的な役割も担っており、住民からの相談に応じたり、修繕のための説明会の調整をしたりといった仕事もあるでしょう。
資格を取得したら、マンション管理士事務所やマンション管理業を行う不動産会社で働くことになります。
また、宅建士や管理業務主任者よりも独立開業しやすいため、50代以降で独立開業を考えている場合には取得の候補に入れたい資格です。
マンション管理士で独立開業した場合には、年収1,000万円も狙えます。
50代男性の人生やり直しに役立つ資格として「マンション管理士」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代男性にマンション管理士がオススメな理由】
- 年齢制限がないため、定年なく働ける
- 住民からの相談や管理会社との調整など、これまで培った調整力を活かせる
- 「人生で一度は起業してみたい」という夢を低リスクで実現することができる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、マンション管理士に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 400万円(独立した場合は1000万円超も) |
---|---|
受験資格 | 特になし |
合格率 | 11.5%(令和4年度) |
勉強時間(目安) | 500~700時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料は9,400円
登録料は9,000円 |
勉強にかかる費用 | 独学:10,000円弱(教材費)
講座受講:39,000~110,000円程度 |
(参照:国家資格の試験実施主体、受験手数料、受験者数、登録の要否等一覧-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、マンション管理士は年収1,000万円を目指せる資格なのか?、マンション管理士通信講座・予備校のおすすめランキング|人気9社を徹底比較!、マンション管理士-独学のオキテ-)
1-1-4.マイクロオフィススペシャリスト(MOS)(国際資格)
50代男性の人生やり直しに役立つ資格4つ目は、「マイクロオフィススペシャリスト(MOS)」です。
MOSとは、「Word」「Excel」「PowerPoint」などのMicrosoft office製品のアプリケーションソフトを総合的に使いこなせることを証明する資格。
取得するとパソコンスキルがある証明になるので、再就職や転職の際に有利になります。
どこの業界でも事務職では「Word」「Excel」「PowerPoint」を使うことが多いので、事務職狙いの場合には目指すべき資格だと言えるでしょう。
事務職以外でも、資料作成やデータまとめがメインとなる職種では就職が有利になりますね。
50代男性の人生やり直しに役立つ資格として「MOS」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代男性にMOSがオススメな理由】
- 「50代だとパソコンが使えないかも…」という企業のイメージを払拭できる
- 今まで仕事でパソコンを使ってきた人にとっては比較的簡単に取得できる
- Excelを使いこなせれば、データ処理・単純作業の自動化の需要の高まりに応えられる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、MOSに関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 300~450万円(事務職の場合) |
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受験資格 | 特になし |
合格率 | 非公開(ただし、一般レベル:約80%、上級レベル:約60%と予測されている) |
勉強時間(目安) | 一般レベル:20~80時間
上級レベル:50~80時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:一般レベル1科目あたり10,584円
上級レベル1科目当たり12,744円 |
勉強にかかる費用 | 独学:2,000~3,500円程度
講座受講:30,000~230,000円程度 |
(参照:令和3年賃金構造基本統計調査-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、MOS資格の試験の合格率や難易度は?勉強方法や試験詳細まで解説、MOS資格対策|独学で取得可能?学習時間目安と合格率が上がる勉強方法、MOSテキストおすすめ6選【2023年版】失敗しない選び方も紹介、MOS通信講座のおすすめランキング|人気11社を徹底比較!)
1-1-5.電気工事士(国家資格)
50代男性の人生やり直しに役立つ資格5つ目は、「電気工事士」です。
電気工事士は、電気設備の工事や取り扱いの際に必要となる国家資格。
電気工事法によって定められた国家資格で、第一種と第二種とに区分されます。
第二種電気工事士にできることは、一般住宅や小規模施設の電気工事や現場代理人・自宅のリフォームなどのDIYです。
第一種電気工事士は、第二種電気工事士ができることに加えて、ビルや工場などの大規模施設の電気工事・高圧の送配電線路における電気工事などをすることができます。
就職先としては主に、電気工事会社・電気設備会社・建築会社・工務店・電力会社・家電量販店・家電メーカーなど。
基本的には現場仕事になるため、体力的な負担は大きくなることは覚悟しておかなければいけません。
しかし、知識や経験を積むことで定年以降も活躍でき、将来的に平均年収を上げていくことも可能な資格です。
50代男性の人生やり直しに役立つ資格として「電気工事士」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代男性に電気工事士がオススメな理由】
- 資格取得の際に実務経験が不要なため、50代からでも取得しやすい
- 知識や経験を積むことで50代からでも収入アップが可能
- 数十年間、肉体労働しかやってきていなかったとしても新しい仕事に挑戦できる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、電気工事士に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 462万円(厚生労働省令和3年賃金構造基本統計調査) |
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受験資格 | 特になし |
合格率 | 第二種電気工事士:58.2%(令和4年度)
第一種電気工事士:56.0%(令和4年度) |
勉強時間(目安) | 第二種電気工事士:50~100時間
第一種電気工事士:60~150時間 |
試験等にかかる費用 | 第二種電気工事士:受験料9,300円、免状交付申請料5,300円
第一種電気工事士:受験料10,900円、免状交付申請料6,000円 |
勉強にかかる費用 | 第二種電気工事士:教材費4,000円程度・工具+材料費16,000円程度
第一種電気工事士:教材費6,000円程度・工具+材料費5,000円程度 |
※第一種電気工事士免許の発行には3年の実務経験が必要
(参照:国家資格の試験実施主体、受験手数料、受験者数、登録の要否等一覧-厚生労働省-、令和3年賃金構造基本統計調査-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、電気工事士の年収は?給料の平均や仕事内容・年収アップの方法までわかりやすく解説!、資格Times、電気工事士免状交付申請手続き、第二種電気工事士になるための費用は【約50,000円】!内訳解説します、一般財団法人電気技術者試験センター、【一発合格】独学!第二種電気工事士 受験にかかった総費用を公開!)
1-1-6.行政書士(国家資格)
50代男性の人生やり直しに役立つ資格6つ目は、「行政書士」です。
行政書士は、官公署に提出する書類・権利義務に関する書類・事実証明に関する書類の作成や提出手続きを行うことができる国家資格です。
資格を取ることで、法務事務所や弁護士事務所・一般企業の法務部・建設会社・不動産関連会社などの求人に応募しやすくなります。
行政書士事務所や行政書士法人で働くこともできますが、一般的な行政書士事務所は少ない人数で構成されているため、求人数は少ない傾向にありますね。
50代男性の人生やり直しに役立つ資格として「行政書士」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代男性に行政書士がオススメな理由】
- 定年がない(勤める会社による)
- 独立開業しやすいので、シニア起業も目指せる
- 法律家の国家資格の中では必要な勉強時間が比較的短いので、働きながらでも挑戦可能
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、行政書士に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 企業勤務の場合:600万円(厚生労働省令和3年賃金構造基本統計調査)
個人開業の場合:1,000万円以上も可 |
---|---|
受験資格 | 特になし |
合格率 | 12.1%(令和4年度) |
勉強時間(目安) | 500~800時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:7,000円
行政書士会の入会・登録料:30万円、年会費:6~7万円(都道府県や行政書士会により異なる) |
勉強にかかる費用 | 独学:30,000円程度
講座・予備校:70,000~260,000円程度 |
(参照:国家資格の試験実施主体、受験手数料、受験者数、登録の要否等一覧-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、行政書士の平均年収は?行政書士のタイプ・業務別の年収例まで解説、行政書士合格に必要な勉強時間はどれくらい?開始時期から効率的な勉強方法まで解説!、【行政書士資格の維持費】行政書士会と支部の年会費【最低限の必要経費】、【行政書士の独学費用】独学の勉強はいくら必要?計算してみた、行政書士通信講座おすすめランキング|人気11社を徹底比較!)
1-1-7.中小企業診断士(国家資格)
50代男性の人生やり直しに役立つ資格7つ目は、「中小企業診断士」です。
中小企業診断士の資格を取ることで、中小企業の経営課題を診断し、アドバイスを行うことができるようになります。
企業経営に関する知識を横断的に身につけられるため、業種を問わず転職やキャリアアップに有利な資格です。
就職先としては、コンサルティング業界、商工会議所・商工会・都道府県等中小企業支援センター・中小企業団体中央会などの公的な中小企業支援機関、会計事務所や税理士事務所、金融機関などがあります。
また、一般企業の中で、経営企画や財務などに携わる総務・管理に関する部署で活躍する人も多いです。
独立開業する人も非常に多いですね。
年収1000万円以上の割合がなんと34.0%と非常に高いので、経済的に豊かになりたい場合には狙いの資格と言えるでしょう。(参照:国際資格の専門校アビタス/Abitus)
50代男性の人生やり直しに役立つ資格として「中小企業診断士」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代男性に中小企業診断士がオススメな理由】
- 定年がない上に、経験を重ねるほど経営者から信頼される
- 顧客である経営者の年齢層は高めなので、50代であることがプラスに働くことが多い
- 平均年収・年収1000万円以上の割合が共に高く、経済的な老後の不安を無くせる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、中小企業診断士に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 500~800万円(令和3年) |
---|---|
受験資格 | 特になし |
合格率 | 124.8%(令和4年度) |
勉強時間(目安) | 約1,000時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:1次試験14,500円、2次試験:17,800円 |
勉強にかかる費用 | 独学:55,000~85,000円程度
講座受講:55,000~250,000円程度 |
(参照:国家資格の試験実施主体、受験手数料、受験者数、登録の要否等一覧-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、中小企業診断士合格に必要な勉強時間は?最短合格が狙える勉強法も伝授!、中小企業診断士独学にかかる費用はこれだけ!10万円以内で合格できる!、中小企業診断士通信講座おすすめランキング|11社を徹底比較!)
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1-2.50代女性の人生やり直しに役立つ資格7選
ここからは、50代女性の人生やり直しに役立つ資格を紹介していきます。
女性の場合、50代になると子育てはひと段落していることが多いですが、親の介護に入る可能性もあります。
そのため、何かあったときに調整がつきやすい仕事に繋がる資格を選ぶと、今後の人生が生きやすくなるでしょう。
50代女性におすすめの資格は、以下の7つです。
- 介護職員初任者研修
- 登録販売者
- 医療事務認定実務者
- 保育士
- 日本語教師
- 調剤薬局事務
- 整理収納アドバイザー
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-2-1.介護職員初任者研修(民間資格)
50代女性の人生やり直しに役立つ資格1つ目は、「介護職員初任者研修」です。
介護職員初任者研修は、基礎的な介護スキルを持っていることを示す資格。
無資格でも介護施設で身体介護を行えますが、資格があれば資格がない人よりも月収が25,000円多くなります。
資格を活かした就職先としては、特別養護老人ホームやグループホーム・デイケアセンター・訪問介護事務所などがありますね。
今後も高齢化社会が進んで要介護者も増えていくため、介護職員の需要は高く、仕事がなくなることはないでしょう。。
50代女性の人生やり直しに役立つ資格として「介護職員初任者研修」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代女性に介護職員初任者研修がオススメな理由】
- 介護関連の仕事では家事スキルが活きることが多い
- 未経験でも働ける業界なので、専業主婦をしてきてキャリアにブランクがあっても問題ない
- 定年がある会社もあるが、定年後も非正規雇用やパートで働き続けられる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、介護職員初任者研修に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 365万円(厚生労働省令和3年賃金構造基本統計調査) |
---|---|
受験資格 | 特になし |
合格率 | 非公開(口コミ等では90%以上とも) |
勉強時間(目安) | 10科目130時間のカリキュラムを修了する |
試験等にかかる費用 | 研修費用として50,000~70,000万円程度(自治体によっては受講料の全額補助もあり) |
(参照:令和3年賃金構造基本統計調査-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)の合格率や難易度は?対策方法も紹介!、介護職員初任者研修ってどのくらい難しいの?、介護職員初任者研修|資格取得におすすめのスクールランキング12選)
1-2-2.登録販売者(国家資格)
50代女性の人生やり直しに役立つ資格2つ目は、「登録販売者」です。
登録販売者とは、一般用医薬品(市販薬)の販売に必要な専門資格。
ドラッグストアや薬局などで、かぜ薬や鎮痛剤などである第二類、第三類医薬品をの販売に関する業務を行うことができます。
医薬品の販売や相談を行っているのはドラッグストアや薬局だけではありません。
最近ではコンビニや大型スーパーでも医薬品を取り扱っている店舗もあるので、自宅の近所で仕事を見つけやすいのは大きなメリットです。
50代女性の人生やり直しに役立つ資格として「登録販売者」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代女性に登録販売者がオススメな理由】
- 全国各地に働ける場所があるので、親の介護等で引っ越しが必要になっても転職しやすい
- 主婦に人気の資格で、50代女性でも遅くない
- 時給が高めなので、老後の生活不安が減らせる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、登録販売者に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 300~400万円 |
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受験資格 | 特になし |
合格率 | 49.3%(令和3年度)) |
勉強時間(目安) | 400時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:12,800~18,200円
販売従事登録料:7,100~10,100円 |
勉強にかかる費用 | 独学:10,000~20,000円
講座:25,000~50,000円 |
(参照:国家資格の試験実施主体、受験手数料、受験者数、登録の要否等一覧-厚生労働省-、登録販売者の給料はどれくらい?年収目安や合格難易度を紹介、令和3年度登録販売者試験実施状況(厚生労働省医薬・生活衛生局)、登録販売者の勉強方法は?勉強時間やノートのコツ、独学の仕方を解説!、登録販売者試験は独学or通信講座?費用・メリットデメリットを比較!、登録販売者の通信講座5選と失敗しない選び方)
1-2-3.医療事務認定実務者(民間資格)
50代女性の人生やり直しに役立つ資格3つ目は、「医療事務認定実務者」です。
医療事務は、病院やクリニックで患者さんの受付対応や会計・診療報酬証明書(レセプト)の作成などの事務作業を行う職業です。
資格がなくても医療事務を行うことはできますが、人気職種のため求人の競争率が高くなっています。
そのため、医療事務資格を取得することで、医療事務職に就くチャンスを高めることができるでしょう。
一般的な就職先は、病院・診療所・クリニックですが、介護施設や保険会社でも資格があることで有利になる求人が出ることもあります。
そのため、介護施設や保険会社の求人も見るようにすると、就職・転職のチャンスが広がるはずです。
50代女性の人生やり直しに役立つ資格として「医療事務認定実務者」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代女性に医療事務認定実務者がオススメな理由】
- 医療事務は未経験でも始められる仕事が多い
- 座り仕事・オフィスワークがメインなので、身体的な負担が少ない
- 病院やクリニックで働いた経験は、介護職や自身の親の介護にもプラスになる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、医療事務認定実務者に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 322万円(厚生労働省令和3年賃金構造基本統計調査) |
---|---|
受験資格 | 特になし |
合格率 | 60~80% |
勉強時間(目安) | 約200時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:5,000円 |
勉強にかかる費用 | 独学:15,000~20,000円(教材代)
講座:40,000~50,000円 |
(参照:令和3年賃金構造基本統計調査-厚生労働省-、医療事務資格の勉強方法!合格に必要な時間はどれくらい?、医療事務認定実務者試験は意味ない?未経験者向けの難易度・合格率の資格です)
1-2-4.保育士(国家資格)
50代女性の人生やり直しに役立つ資格4つ目は、「保育士」です。
保育士になるには資格が必要で、資格を取ることで保育所などで働くことができるようになります。
待機児童問題があり、保育所・保育園は今なお足りていません。
そのため、保育士の需要は非常に高く、資格を取得すればあまり仕事に困ることがなくなることが大きなメリットです。
就職先としては、保育所や認定こども園・放課後児童クラブ(学童保育)・児童発達支援を行う施設などがあります。
50代女性の人生やり直しに役立つ資格として「保育士」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代女性に保育士がオススメな理由】
- 保育所は全国各地にあるので近所で仕事を探しやすい
- 50代の保育士は人生経験・家事スキルを活かすことができるので評価が高い
- 子供と触れ合うことで、自然とボケ防止・運動不足解消になる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、保育士に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 382万円(厚生労働省令和3年賃金構造基本統計調査) |
---|---|
受験資格 | 以下のいずれかが必要
・指定保育士養成施設以外の大学・短期大学・専門学校を卒業 |
合格率 | 20%(令和4年度) |
勉強時間(目安) | 60~180時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:12,700円
合格後の保育士資格登録料:4,200円 |
勉強にかかる費用 | 独学:10,000円程度(教材代)
講座利用:40,000~80,000円 |
※「指定保育士養成施設(大学・短期大学・専門学校」を卒業すれば、保育士試験を受験せずに保育士資格を得ることも可能(参照:保育士になるには?-厚生労働省-)
(参照:国家資格の試験実施主体、受験手数料、受験者数、登録の要否等一覧-厚生労働省-、令和3年賃金構造基本統計調査-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、保育士合格に必要な勉強時間は?独学での勉強法やスケジュール・目安の学習期間も解説、資格Times、保育士通信講座のおすすめ9社|ランキング結果を徹底比較!)
1-2-5.日本語教師(国家資格になる見込み)
50代女性の人生やり直しに役立つ資格5つ目は、「日本語教師」です。
日本語教師とは、日本語を教えると共に、日本の文化や価値観などを併せて伝えていく仕事。
2019年に政府が「日本語教師」の国家資格創設の方針を固めており、2024年以降に「公認日本語教師」という名称で導入される予定です。
超高齢社会の日本では、深刻な労働力不足が起こっています。
そのため、日本の働き手として外国人労働者や外国人留学生を増やしていく方針になっており、そこで日本語教師の需要が生まれているのです。
今後も需要は増えていくと思われるので、資格を持っていれば仕事を得やすくなるでしょう。
就職先としては、日本国内の日本語学校・オンラインの日本語教室・海外の語学学校などがあります。
50代女性の人生やり直しに役立つ資格として「日本語教師」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代女性に日本語教師がオススメな理由】
- 年齢を重ねている方が日本文化への理解が深くなるので、外国人に日本文化を伝えやすい
- 日本人だけでなく外国人とも関わることで、社会や世界との繋がりを感じることができる
- 海外で働いて大きく人生を変えることも可能
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、日本語教師に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 340~420万円 |
---|---|
受験資格 | 18歳以上
母国語が日本語であること |
合格率 | 39.9%(令和4年度) |
勉強時間(目安) | 420時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:14,500円 |
勉強にかかる費用 | 独学:7,000円程度(教材費)
講座:30,000~600,000円 |
(参照:JQOS.jp 日本資格取得支援、日本語教師の年収はいくら? 給料についてくわしく解説、日本語教師の資格を独学で取得する方法とは?おすすめの書籍も紹介!、日本語教師になるには?独学で資格取得した現役教師が解説!)
1-2-6.調剤薬局事務管理士(民間資格)
50代女性の人生やり直しに役立つ資格6つ目は、「調剤薬局事務管理士」です。
調剤薬局事務管理士の資格を取得することで、女性に人気の調剤薬局事務の仕事に就きやすくなります。
調剤薬局事務管理士の仕事は、調剤薬局における事務作業全般・患者さんの受付・レセプトの作成・薬剤師のサポートなどです。
主に調剤薬局やドラッグストアに就職して働くことになります。
人気職であり、医療事務などに比べると求人数が少ないため、資格を取ってから就職活動したほうが就きやすい職業だと言えますね。
50代女性の人生やり直しに役立つ資格として「調剤薬局事務管理士」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代女性に調剤薬局事務管理士がオススメな理由】
- 未経験からでもOKな上に、短期間で資格を取りやすい
- 「シニア求人」など年齢を重ねた人向けの求人もあり50代が有利になるケースもある
- 調剤薬局やドラッグストアは全国各地にあるので、近所での就職、引っ越しに伴う転職などに対応しやすい
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、調剤薬局事務管理士に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 322万円(厚生労働省令和3年賃金構造基本統計調査) |
---|---|
受験資格 | 特になし |
合格率 | 60%前後 |
勉強時間(目安) | 90~180時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:6,500円 |
勉強にかかる費用 | 独学:10,000円程度(教材代など)
通信講座:30,000~40,000円 |
(参照:令和3年賃金構造基本統計調査-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、調剤薬局事務の資格の難易度は?調剤事務管理士などの試験の種類や合格率について解説、調剤薬局事務の資格は独学で取得できる?独学で取得するメリットや方法も解説、調剤薬局事務通信講座おすすめランキング|人気サービスを徹底比較)
1-2-7.整理収納アドバイザー(民間資格)
50代女性の人生やり直しに役立つ資格7つ目は、「整理収納アドバイザー」です。
整理収納アドバイザーは、ハウスキーピング協会が認定する資格で、家事の社会的価値向上を目的として設立されました。
物の片付け方や整理整頓術を修めた証明となる資格で、整理整頓に関する仕事をする際に有利になります。
仕事としては、整理整頓を行ったり、整理整頓のアドバイスをしたりがメインです。
就職先としては主に、家事代行サービスを行う会社や整理収納コンサルを行う会社があります。
フリーランスとして、セミナー講師や整理収納コンサルをする人も多いですね。
50代女性の人生やり直しに役立つ資格として「整理収納アドバイザー」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代女性に整理収納アドバイザーがオススメな理由】
- 今までやってきた家事の経験を仕事として活かせる
- 整理収納アドバイザーの知識を自宅の家事や整理整頓にも活かせる
- フリーランスなら時間や場所に縛られずに働ける(在宅で稼ぐことも可能)
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、整理収納アドバイザーに関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 企業に就職した場合:400万円
家事代行などパート勤務の場合:300万円 |
---|---|
受験資格 | 2級・3級:特になし
準1級:2級の資格が必要 |
合格率 | 2級・3級:ほぼ100%
1級:70~90% |
勉強時間(目安) | 2級:講座6時間1日(ハウスキーピング協会)
準1級:講座6時間2日(ハウスキーピング協会) |
試験等にかかる費用 | 2級:受講料24,700円
準1級:受講料36,300円 |
(参照:JQOS.jp 日本資格取得支援、整理収納アドバイザーは仕事がない?給料や資格の種類を徹底解説、整理収納アドバイザー講座、整理収納アドバイザー準1級認定講座-会場、整理収納アドバイザー1級1次試験対策)
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1-3.男女共通で50代からの人生やり直しに役立つ資格6選
ここからは、男性・女性に共通して人生のやり直しに役立つ資格を紹介します。
以下の6つです。
- 日商簿記(公的資格)
- 認知症介助士(民間資格)
- 普通自動車二種免許(国家資格)
- 福祉住環境コーディネーター
- 認定メンタル心理カウンセラー
- 税理士(国家資格)
1つずつ見ていきましょう。
1-3-1.日商簿記(公的資格)
男女共通で50代からの人生やり直しに役立つ資格1つ目は、「日商簿記」です。
日商簿記の資格を取得することで、企業の財政状況や日々のお金の流れを記録するスキルがある証明になります。
階級が初級・3級・2級・1級とあり、2級以上の資格を持っているとプラスに評価してくれる企業が多いです。
就職先としては主に、企業の経理・財務・監査部門などが挙げられます。
資格を取ることで転職・再就職に有利になるだけでなく、現時点で経理・財務・監査部門に勤めている場合には昇進・昇給のチャンスも増えるでしょう。
男女共通で人生やり直しに役立つ資格として「日商簿記」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代に日商簿記がオススメな理由】
- 勉強時間がそれほど多くなく合格率も高めなのに社会で評価してもらいやすい
- 年齢制限がないため50代からでも挑戦可能
- 1級を取得すると、税理士や経営コンサルタントへの道も開けるので、キャリア選択の幅が広がる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、日商簿記に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 3級:200~300万円
2級:300~500万円 |
---|---|
受験資格 | 特になし |
合格率 | 3級:42.8%
2級:19.0% |
勉強時間(目安) | 3級:独学で100~150時間・講座受講で50~100時間
2級:独学で150~250時間・講座受講で100~200時間 |
試験等にかかる費用 | 3級:2,850円
2級:4,720円 |
勉強にかかる費用 | 独学:3級4,000円程度、2級8,000円程度、1級20,000~30,000円
講座:3級30,000円程度、2級80,000円程度、1級60,000~250,000円 |
(参照:JQOS.jp 日本資格取得支援、日商簿記を取ると年収や給料は変わる?1級だと1,000万円!?2級や3級だといくら?、日商簿記1級はすごい?年収や難易度・独学・合格率を調査!、簿記合格に必要な勉強時間とは|3級・2級・1級それぞれの難易度とあわせて解説、簿記にかかる費用とは?受験費用から勉強費用まで大公開!、簿記1級にどうしても独学で合格したい場合の勉強方法とおすすめテキスト、簿記講座の料金相場と選び方【現役公認会計士によるおすすめ予備校をご紹介】)
1-3-2.認知症介助士(民間資格)
男女共通で50代からの人生やり直しに役立つ資格2つ目は、「認知症介助士」です。
認知症介助士の資格を取ることで、認知症の人に対するコミュニケーション術・介護方法を修めている証明になります。
就職先としては、グループホームや特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・有料老人ホーム・デイサービス・訪問介護の求人に採用されやすくなりますね。
求人情報としては、認知症介助士の求人というのは少ないのですが、介護業界の求人全般で有利になると考えて良いでしょう。
日本はこれからさらに高齢化社会が加速していくので、介護系の仕事の需要は間違いなく高いです。
そのため、介護系の資格を取っておけば、仕事がなくて生活していけなくなるということはほとんどなくなりますね。
男女共通で人生やり直しに役立つ資格として「認知症介助士」をオススメする理由は、以下の4つです。
【50代に認知症介助士がオススメな理由】
- 50代から介護職に転職する人は多いため、50代から挑戦しても全く遅くない
- 自分が介護施設や在宅サービスを利用するときに優遇してもらえることがある
- 親や配偶者が認知症になってしまった場合に知識や経験を活かせる
- 地域でボランティアや相談員としても活躍しやすく、社会貢献・地域の人との繋がりにもつながる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、認知症介助士に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 300万円(介護現場勤務の場合) |
---|---|
受験資格 | 特になし |
合格率 | 90% |
勉強時間(目安) | 認知症介助士研修5時間+講座90時間 |
試験等にかかる費用 | 認定試験料:3,300円 |
勉強にかかる費用 | 独学:5,000円程度(教材費)
講座:15,000~30,000円 |
(参照:JQOS.jp 日本資格取得支援、認知症介助士の仕事内容や将来性は?やりがいや給与面など徹底解説!、公益財団法人日本ケアフィット共育機構、認知症介助士講座、認知症介助士の資格を取ろう!受験方法・試験対策や資格取得後のメリットを紹介、認知症介助士とは?厳選資格を無資格で取得できます!)
1-3-3.普通自動車二種免許(国家資格)
男女共通で50代からの人生やり直しに役立つ資格3つ目は、「普通自動車二種免許」です。
普通自動車二種免許を取得することで、タクシーやバス・介護タクシーの運転、運転代行ができるようになります。(※バスの場合、大きさによっては別の免許も必要)
なので、タクシー会社やバス会社・運転代行業を行う会社・介護施設への就職・転職ができるようになりますね。
タクシー運転手などは年齢を重ねてから転職する人も多いため、50代からでも遅くはありません。
また、地元や長年住んだ街の情報は、乗せたお客さんに喜ばれる情報になることもあるでしょう。
男女共通で人生やり直しに役立つ資格として「普通自動車二種免許」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代に普通自動車二種免許がオススメな理由】
- タクシー業界や介護業界は歳を重ねてからの転職も多く、50代からでも遅くない
- 介護関連の資格と合わせて取ると、より介護業界の求人で有利になる
- 個人タクシーであれば定年後も働き続けることができる
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、普通自動車二種免許に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 280万円(厚生労働省令和3年賃金構造基本統計調査) |
---|---|
受験資格 | 普通自動車一種免許の取得から3年以上
視力が片目で0.5以上・両目で0.8以上 |
合格率 | 50.2%(令和4年度) |
勉強時間(目安) | 技術教習21時間(※AT限定の場合は25時間)
学科教習19時間 |
試験等にかかる費用 | 一発試験:7,650円(試験料・車両使用料)
教習所+試験:20~30万円 |
(参照:令和3年賃金構造基本統計調査-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、普通二種免許の取得方法は?教習所の場合と一発試験の場合、第二種免許普通自動車とは?)
1-3-4.福祉住環境コーディネーター
男女共通で50代からの人生やり直しに役立つ資格4つ目は、「福祉住環境コーディネーター」です。
福祉住環境コーディネーターの資格を取ることで、高齢者や障害者に対して住みやすい環境をアドバイスできる知識を修めた証明になります。
仕事としては、バリアフリー関連住宅を扱う不動産会社やリフォーム会社、福祉用具メーカーで働けるようになりますね。
現在の日本では、在宅医療を望む人が増えていたり、老人ホームの建設が増えていたりします。
そのため、現在の自宅で在宅医療が受けられるように整えたり、安全な老人ホームを作ったりする仕事の需要は多く、仕事を確保しやすいでしょう。
男女共通で人生やり直しに役立つ資格として「福祉住環境コーディネーター」をオススメする理由は、以下の4つです。
【50代に福祉住環境コーディネーターがオススメな理由】
- 自身がさらに歳を重ねたときにも役立つ
- 介護関連の仕事は需要が多く、仕事がなくて困るということがそうそうない
- 資格取得にかかる時間が短めで、働きながらでも無理せず取得が可能
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、福祉住環境コーディネーターに関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 280~500万円 |
---|---|
受験資格 | 特になし(※1級の受験には2級の合格が必要) |
合格率 | 3級:58.0%
2級:37.3% |
勉強時間(目安) | 3級:50~80時間
2級:80~120時間 |
試験等にかかる費用 | 3級:5,500円
2級:7,700円 |
勉強にかかる費用 | 独学:10,000円程度(教材費)
通信講座:50,000~60,000円 |
(参照:JQOS.jp 日本資格取得支援、福祉用具専門相談員の年収はいくら? 給料についてくわしく解説・収入、福祉住環境コーディネーター資格試験、福祉住環境コーディネーター取得にかかる費用・時間はどれぐらい?)
1-3-5.認定メンタル心理カウンセラー(民間資格)
男女共通で50代からの人生やり直しに役立つ資格5つ目は、「認定メンタル心理カウンセラー」です。
認定メンタル心理カウンセラーは、一般社団法人日本能力開発推進協会(JADP)が運営する民間資格。
取得することで、心理学やカウンセリング・メンタルヘルスの基礎知識を修めたことの証明になります。
名称に「カウンセラー」と入っていますが、カウンセラーとして活躍するだけでなく、管理職としてのマネジメント力アップやサービス業での接客力アップにも。
そのため、心理カウンセラーとして保育園や学校・カウンセリングルームに勤められるだけでなく、企業内での昇進・昇級・評価アップに繋がる可能性もあります。
男女共通で人生やり直しに役立つ資格として「認定メンタル心理カウンセラー」をオススメする理由は、以下の3つです。
【50代に認定メンタル心理カウンセラーがオススメな理由】
- 管理職として働く50代会社員の場合、社内での評価アップに繋がる
- マネジメント力の1つとして評価されるので、管理職として転職できる可能性が上がる
- 心理カウンセラーとしてオンラインで相談に乗れば、在宅での仕事も可能
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、認定メンタル心理カウンセラーに関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 270~360万円 |
---|---|
受験資格 | 特になし(※ただし、試験前に日本メンタルヘルス協会が主催する「メンタルヘルス・カウンセラー養成講座」を修了する必要あり) |
合格率 | 非公開 |
勉強時間(目安) | 60時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:5,600円 |
勉強にかかる費用 | 養成講座受講料:38,600円 |
(参照:JQOS.jp 日本資格取得支援)
1-3-6.税理士(国家資格)
男女共通で50代からの人生やり直しに役立つ資格6つ目は、「税理士」です。
税理士は税理士法で定められた国家資格で、資格を持った人のみが「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」を行うことができます。
資格を取得した場合には、税理士法人・会計事務所・監査法人などに勤めて働くのが一般的です。
男女共通で人生やり直しに役立つ資格として「税理士」をオススメする理由は、以下の4つです。
【50代に税理士がオススメな理由】
- 税理士の仕事には定年がないため、定年後も働き続けられる
- 独立開業も可能なため、シニア起業したい場合には選択肢の1つになる
- 合格までのハードルは高いが、50代だと子育てなどがひと段落していることで勉強の計画が立てやすい
資格取得に必要な費用や勉強時間・平均給与など、税理士に関する詳細なデータは以下の通りです。
平均年収 | 747万円(厚生労働省令和3年賃金構造基本統計調査) |
---|---|
受験資格 | 学識・資格・職歴・認定のいずれかを満たす必要アリ(※詳細はこちら→税理士試験受験資格の概要-国税庁-) |
合格率 | 19.5%(令和4年度) |
勉強時間(目安) | 3,000時間 |
試験等にかかる費用 | 受験料:1科目で3,500円、2科目で4,500円、3科目で5,500円、4科目で6,500円、5科目で7,500円
登録料:50,000円 |
勉強にかかる費用 | 教材代:15万円程度
予備校:20~110万円 |
(参照:国家資格の試験実施主体、受験手数料、受験者数、登録の要否等一覧-厚生労働省-、令和3年賃金構造基本統計調査-厚生労働省-、JQOS.jp 日本資格取得支援、税理士試験の勉強時間はどれくらい?科目別勉強時間やおすすめ科目まで紹介!、税理士に合格するのに費用はどれくらいかかるのか?)
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2.50代からの人生やり直しで避けるべき資格2つ
資格があれば再就職・転職しやすいのは間違いなく、確実に50代からでも人生をやり直しやすくなります。
しかし、何の資格を狙ってもいい、というわけではありません。
50代であれば、「自分に残された時間は少ない」と感じている人も多いでしょう。
子供の大学の学費や自分の老後の生活費のことも考えて、リスクが大きい冒険は難しいと考えている人も多いはずです。
そのような状況では、資格取得に時間をかけすぎてしまうと、人生をやり直すための時間がさらに短くなってしまいます。
なので、少なくとも以下の3つに当てはまる資格は、50代の方は避けたほうが良いです。
- 働きながら資格を取るのが難しい
- 資格取得にかかる費用が高額
- 合格できる可能性が低すぎる
避けるべき条件に当てはまる資格は、たとえば以下の2つですね。
- 調理師免許
- 公認会計士
それぞれ詳しく見ていきましょう。
2-1.調理師免許
50代からの人生やり直しで避けるべき資格1つ目は、「調理師免許」です。
調理師免許は、栄養及び衛生に関する知識と、日本料理・西洋料理・中国料理のいずれかの技能を修得したことを証明する国家資格です。(参照:調理師-Wikipedia-)
取得することで、調理師を名乗ることができ、業務で調理をすることができるようになります。
ですが…、資格取得のために必要な費用・労力が多く、働きながら資格を取得したい50代には不向きです。
具体的には、調理師免許を取るには以下の2つの条件のうちどちらかを満たさなければいけません。
- 調理師養成学校に通う(100~300万円の学費がかかる)
- 実務経験2年以上(1日6時間以上の勤務を週に4日以上。さらに1回の調理で20食以上作るか、1日50食以上作る)
今の仕事を辞めて学費を払って養成学校に通う(しかも、卒業後に就職できる保証はない)のも、50代で未経験から転職して実務経験を積むのも、かなり大変ですよね。
しかも、調理師免許を持っていなくても、業務として調理をすることは可能です。
「食品衛生責任者」と「防火管理者」の資格があれば飲食店を開業することはできますし、キッチンカーであれば「食品衛生責任者」の資格のみでも開業できます。
なので、「飲食店で働きたい」「飲食店を開業したい」ということであれば、無理に調理師免許を取る必要もないのです。
ハッキリと言ってしまえば、取得資格にかかる費用と労力に対してメリットがあまり大きくない、とも言えるでしょう。
そのため、50代の方が目指すのはあまりオススメしないのです。
とはいえ、調理師免許を持っていれば、ホテルやレストランのシェフとして採用されやすくなるのは間違いありません。
ゆえに、もし「ホテルやレストランのシェフとして働きたい!」という夢があるのであれば、調理師免許を目指しても良いですね。
私個人の考えとしては、「自分の夢を叶え、後悔のない人生にしたい!」という情熱があるなら、手軽さをとるよりも夢を追いかけたほうが後悔のない人生になると思います。
2-2.公認会計士
50代からの人生やり直しで避けるべき資格2つ目は、「公認会計士」です。
公認会計士の資格を取ることで、会計監査(財務諸表監査)業務を行うことができるようになります。
メリットも非常に大きな資格で、「公認会計士の資格を取れば人生が変わる!」といっても過言ではありません。
平均年収は約1000万円ですし、公認会計士だけでなく、税理士や行政書士としての仕事もできるようになります。
独立開業しようが、会計事務所や税理士事務所に勤めようが自由で、自分が仕事を選べる立場にもなれるでしょう。
それでもなお、50代から人生のやり直しを目指す場合に公認会計士がオススメできないのは、資格取得のハードルが高すぎるからです。
具体的には、
- 勉強時間が4000時間以上(1日5時間の勉強で2年以上)必要
- 合格率が7.7%(2022年)しかない
- 専門学校などの学費が150万円ほどかかる
というところですね。
これを今の仕事を続けながらこなすのは、相当難しいのではないでしょうか。
もちろん、取得が難しい資格ほど資格取得後のライバルが少ないので、良い仕事に就け、人生を変えやすいのは間違いありません。
ですが、いきなり最初から難しすぎる資格に挑戦してしまうと、いつまでも人生が変わらないリスクも大きくなってしまいます。
そのため、徐々にステップアップして人生を少しずつ変えていく、という視点を持つことも非常に大切です。
そしたら、60代70代になってから人生を振り返ったときに、「50代の頃と比べると大きく人生が変わったな」と思えるほど人生を変えることは十分にできます。
公認会計士であれば、最初から公認会計士を目指すのではなく、「行政書士・税理士→公認会計士」とステップアップしていくのが良いでしょう。
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3.50代で資格取得を目指すメリット4つ
50代で資格取得を目指すメリットは4つあります。
- 転職や再就職に役立つ
- 独立や開業に活かせる
- 定年のない仕事に就きやすくなる
- 資格をとるために勉強したという事実が自信につながる
3-1.転職や再就職に役立つ
50代からの就職・再就職に重要視されるのは年齢に見合った実務経験です。
そのため50代で実務経験がない場合は、若い世代の人たちに比べて、就職・転職が困難になってしまうのです。
ですが資格を取得することで、実務経験より効力は弱まるものの、再就職・転職で武器として有効活用でき、勝つことが可能に。
理由は資格を持っていることによって、『確かな技術があること』や『専門的な知識があること』『業務に役立つことを前向きに学んできたという積極性』をアピールすることができるからです。
50代の方には、就職・転職の準備として、資格を取得しておくことをおすすめします。
3-2.独立や開業に活かせる
企業の社員として勤務する場合、受け取る給料にはある程度の上限があるものです。
しかし独立や開業をすることによって、自分の業績や成果次第では、上限なく大幅に収入をアップさせることが可能になります。
そのはか、独立開業すると、自分で働く時間や休日を決めることができるため、企業に勤めるよりも時間に縛られることなく自由に働くことが可能。
結果、自由な時間を確保でき、プライベートな時間を充実させることにつながるのです。
プライベートな時間を充実させて、人生を豊かにすることは、仕事をする上でのモチベーションアップにもなることでしょう。
資格は、取得するまでの過程において、独立や開業に必要な専門知識やスキルを身につけることができるため、活かせると言われています。
資格を持っていることで、顧客や取引先などの対外的な信頼を得ることもできます。
〈独立開業できる資格の例〉
・国家資格:宅建士、行政書士、中小企業診断士や税理士などの士業など
・民間資格:心理カウンセラー、柔道整復師、ネイリスト、整理収納アドバイザーなど
3-3.定年のない仕事に就きやすくなる
定年のない仕事とは、定年後も働き続けることができる仕事のことです。
定年のない仕事に就くメリットには以下のようなものになります。
・定年のない仕事に就くことで、再就職の活動をする必要や、無職になるリスクが減るため、収入や生活の安定が期待できる。
・定年のない仕事には、専門性や経験が求められているものが多いので、長く働いていく中で、自分の能力を発揮してスキルや知識を磨いていくことができ、やりがいにつながります。
資格の取得は宅建士、マンション管理士、中小企業診断士や介護職などの定年のない仕事に就くときに役立ちます。
3-4.資格をとるために勉強したという事実が自信につながる
資格を取得するために取り組んだ勉強や努力で、成果を手にいれることは、達成感や自己肯定感につながるため、50代からの人生に良い影響をあたえます。
【資格の勉強が自信につながる理由】
・資格の勉強のために、時間や労力を費やす必要があり、それを乗り越えて資格を取得した事実は、努力の証明になる。
・資格取得のために、目標を設定してコツコツと勉強して手にした資格を持つことは、達成感や充実感につながる。
・資格の勉強をすることは、学び続ける姿勢を示すことになり、自尊心を高めることができる。
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4.50代から資格取得を目指す時の注意点3つ
50代から資格取得を目指す時の注意点は以下の3つです。
- 資格取得までにかかる時間や費用を確認する
- 自分が取得したい資格の合格実績を調べる
- 学習スタイルが自分にあったものかどうかチェックする
4-1.資格取得までにかかる時間や費用を確認する
50代で資格を取得するときには、勉強だけに集中できる学生とは違い、仕事や家事をしながら勉強する時間を確保する必要があります。
無理なく勉強を続けていける資格がおすすめですが、独立開業を目指せる国家資格は難関資格であるため合格までに費やす時間が多く必要になります。
プライベートの時間の多くを勉強にあてる覚悟をもって計画的に進めましょう。
資格取得には、受験料や教材費のほか資格取得後の登録料などが必要になります。
独学で取得するか、通信講座や通学で勉強するかによって勉強費用は大きく変わってきますので、事前に費用の確認をしておきましょう。
4-2.自分が取得したい資格の合格実績を調べる
資格取得には時間やお金がかかります。50代で資格を取得するなら50代からの人生に活かせることが大事です。
事前に合格率を知っておくことは、現実的に50代に自分に取得が可能か、または難関資格だった場合に、時間やお金を費やしてでも挑む覚悟が作れるかという確認をする上で必要になります。
4-3.学習スタイルが自分にあったものかどうかチェックする
〈資格取得の学習スタイルは以下のようなものになります〉
・独学 自分で計画を立てて勉強することができる人に向いている。テキストや問題集の費用だけで済むため費用の節約には効果的
・通信教育 自宅で勉強ができるため、仕事や家庭と勉強を両立させることができる。
・通学 直接講義を受けることができるので、講師に直接質問でき、仲間と情報交換しながら協力しあって勉強を進めることも可能。費用は一番高額になる学習スタイルです。
5.自分に合う資格を見つける6つのコツ
「何かしらの資格が欲しい!」と思っても、自分に合う資格がわからないこともあるかもしれません。
そこで第5章では、自分に合う資格を見つけるコツを紹介します。
コツは以下の6つです。
- これまでの経験を活かせる資格を選ぶ
- 短期間で取得できる資格を選ぶ
- 自分に適正がある資格か調べる
- 定年のない仕事に就きやすいかどうかで選ぶ
- 信頼性が高い国家資格からひとまず選ぶ
- 将来性がある仕事につながるかどうかで検討してみる
5-1.これまでの経験を活かせる資格を選ぶ
これまでの人生で積み上げた経験や知識は資格を取得して人生をやり直したい50代にとって財産です。取得した資格を活かす上でも役に立ちます。
〈人生経験を活かした資格の例〉
・人生経験のある50代だからこそ信頼され重宝される不動産業界の資格:宅建士、マンション管理士、管理業務主任者
・前職やこれまでの人生で外国の人と関わる機会があった人:日本語教師
・身内の介護に携わった経験がある人:介護職員初任者研修
5-2.短期間で取得できる資格を選ぶ
50代から取得する場合、心身ともに負担がかかりすぎない資格を選ぶことも必要です。
50代からの挑戦には、時間の制約や、体力や記憶力の低下などのハードルがあるため、取得までにたくさんの時間を要する資格であると、勉強を続けることが負担になり、途中で挫折してしまう可能性があるからです。
但し、短期間で簡単に取得できる資格には転職や再就職に活かせないものもあるため、資格をとる目的によって選び方が異なります。
〈短期間で取得できる資格の例〉
・マイクロオフィススペシャリスト(MOS):一般レベルは初心者なら1日2~3時間、経験者なら1日1~2時間程度の勉強をすれば1か月で達成
・介護職員初任者研修:130時間のカリキュラムを修了する期間で1~3か月程度で修了する負担の軽いコースが多い
5-3.自分に適正がある資格か調べる
適正がある資格とは、自分の性格や性質がその資格に適していることを意味します。
適正がある資格を取得することで、自分の能力や知識を高めることができ、再就職や転職に活かすことが可能になります。
適正のある資格に取り組むために、自分が興味を持てる分野や得意分野で選ぶ方法と、自分が資格をとる目的に必要な資格のレベルに絞って選ぶ方法があります。
【自分が興味を持てる分野や得意な分野の資格を選ぶ】
自分が興味を持てる分野や、得意な分野の資格であれば、50代でも取得するまでのモチベーションを保ちやすくなります。
結果、勉強を長く続けていくことも苦にならず、取得に成功しやすいのです。
〈自分の適性を活かして資格を選ぶ例〉
・心理カウンセラー:周りの人や自分のメンタルケアがしたいと思っている人、部下のマネジメント力を身につけたい人
・電気工事士:電気や電気工事に興味や関心がある人、ものづくりや電気機器を触るのが好きな人
【自分が資格をとる目的に必要な資格やレベルを絞り込む】
自分の将来の目標に関連する資格を取得することで、自分のスキルや知識を向上させることができ、再就職や転職にも有利になります。
〈目的を重視して、必要な資格やレベルで選んだ例〉
・日商簿記:転職、再就職に活かすなら2級以上。税理士試験の受験資格獲得には1級が必要。
・整理収納アドバイザー:2級や準1級で生活スキルやハウスキーピング業務で活かせる。1級取得でプロの整理収納アドバイザーとして活動できる。
5-4.定年のない仕事に就きやすいかどうかで選ぶ
50代からのセカンドキャリアを固め、安心して人生を送るためにも、定年のない仕事につながる資格であることは資格を選びの大事なポイントです。
〈定年のない仕事の例〉
・弁護士、税理士、宅建士などの「士業」:年齢に関わらすに続けられる定年のない仕事で、独立開業もできるため、自分のペースで無理なく働いていくことが可能。
・介護業界:高齢社会の現在、人材不足によって50代からでも採用されやすい特徴があります。定年後もパートやアルバイトで勤務できるシニア層が活躍中。
・個人事業主:雇われているわけではないため定年がなく、年齢を気にせずに働いていける。
5-5.信頼性が高い国家資格からひとまず選ぶ
国家資格とは国の法律に基づいて、各種分野での知識や技術を認定されるものです。
国家資格を取得すると、社会的な信頼性や地位が高まるため、再就職や転職に有利になります。
〈国家資格の例〉
・専門職の国家資格:宅建士、税理士、中小企業診断士、電気工事士、登録販売者、社労士
・技能職の国家資格:ファイナンシャルプランニング、キャリアコンサルティング技能士
5-6.将来性がある仕事につながるかどうかで検討してみる
将来性がある仕事とは「需要があること」「安定して収入を得られる」「高収入が期待できる」「スキルアップややりがいにつながる」などの条件を満たしたものです。
AIの発展やコロナ禍の影響により、職場環境や求められるスキルが変わってきています。
将来性のある仕事に就くためには、市場の動向やニーズに関する情報を調べておくことをおすすめします。
〈将来性のある仕事の例〉
・医療・介護関係:高齢社会の日本において医療や介護の分野は今後も需要がある。
・保育士:共働きの増加で、国や自治体が「子育て支援」を実施しているため必要性が高まっている。保育士は慢性的な人手不足。
・Webエンジニア:IT市場の成長、IT人材の不足で需要がある。キャリアアップしやすい職種なのでやりがいにつながる。
自分で考えても自分がしたいことがわからない場合には、以下の記事もあわせて読んでみてください。
自分のやりたいことや興味があることが最低でも1つか2つは見つかるはずです。
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6.資格を取らずに50代からの人生やり直しを可能にする仕事とは?
ここまでは50代の方が人生をやり直す助けになる資格について紹介してきましたが、資格を取らなくても人生を変えることができる仕事もあります。
2パターンあるので、それぞれ見ていきましょう。
- 自分が好きなことを仕事にする
- WebデザイナーやWebライター・プログラマーなどパソコンを使った仕事
6-1.自分が好きなことを仕事にする
資格がなくても、経験や人柄、生まれ持ったセンスやコミュニケーション能力が重視される仕事はたくさんあります。
自分の強みやスキルを見つけて、工夫しながらアピールすることで、自分を支持してくれるファンを増やすことができ、顧客の獲得につなげることが可能になるのです。
【自分が好きなことで可能性を伸ばして仕事にすることをおすすめする理由】
・50代からの人生やり直しで好きなことを仕事にすると、仕事が楽しく、やる気が持続しやすいため、充実感を得られる。
・好きなことに対しては、積極的に勉強することや、スキルアップのための努力も苦にならないため、どんどん成長でき、結果として他者からの評価につながる仕事になる。
〈好きなことを仕事にする例〉
・ファッションアドバイザー:おしゃれに興味があり、ファッションが好きな人
・料理研究家:料理を研究することが好きで、オリジナルレシピの考案や、食の魅力と楽しみを人に伝えたいと思っている人
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6-2.WebデザイナーやWebライター、プログラマーなどパソコンを使った仕事
パソコンを使った仕事は、体力が低下した50代が行っても、体にかかる負担が軽めで、続けやすいものです。
パソコンを準備できれば、在宅でもスキルを身につけて稼いでいくことが可能になります。
〈パソコンを使った仕事をおすすめした理由以下のようなものです〉
・自分のペースで仕事ができるため、50代からでも無理なく働ける。
・場所を選ばない働き方ができるため、家事や介護の合間に仕事ができる。
・通勤する必要がないため、時間を有効に使うことができる。
・年齢を問わず、未経験からでもチャレンジできる仕事なので、50代からでも始められる。
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7.人生をやり直せる可能性を大幅に高めるマインドとは?
50代からの人生やり直しを成功させるためには、自分にとってどうすることが幸せか、自分の価値観を深く理解し、自分軸で可能性をつかみ取っていくことが大切です。
自分軸で選ぶということは、周りの意見や世間の評価を基に何かを決めるのではなく、「自分はこうしたい」という自分の本当の気持ちを大切にするということです。
但し、50代で資格をとるときには以下のような注意点も参考に考えてみてください。
人それぞれの価値観によって、お金や時間の使い方やバランスは違ってくるのではないでしょうか?
・老後資金が減るリスクを負ってでも、資格取得のために挑戦してみたいと思えるのか
・最低限の老後資金が確保できていれば、それ以外のお金でできる範囲で、今後の人生を向上させるために、資格資金に充ててもいいと考えるのか
・人生に後悔を残さないために体力、気力が残っている『今しかできないこと』に挑戦してみたいと思うかどうか
自分軸で決めたことは、自分らしく無理なく進めていくことができるので、ストレスが少なく、前向きに取り組むことができますからね。
50代からの人生をよりよいものにしていくために、闇雲に資格の取得をしていくのではなく、まずはここで自分の価値観を明確にしていくことをおすすめします。
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8.50代からの人生やり直しに挑戦中の有働さん(52歳)の体験談を紹介します
私がサポートしている方の中に、50代から人生のやり直しを目指す有働さんという方がいます。
実際に目指している方の体験談は非常に参考になるので、今回はその有働さんに50代から人生のやり直しを目指す体験談を語っていただきました。
どのように葛藤を乗り越え、人生を切り開いていったのかがリアルにわかります。
ぜひ、最後に読んでみてください。
では、有働さん、よろしくお願いします!
西村さんからバトンを渡していただきました、有働と申します。
よろしくお願いします。
私、有働は今年で52歳になります。
只今、人生やり直しの最中です。
私のこれまでの人生は、「とにかくお金のためだけに仕事をしてきた人生」でした。
事情があり若いときに大きな借金を作ってしまったため、「借金を返済しなくては私の幸せはない」という思いでここまで必死に仕事をしてきました。
ここまで紆余曲折ありましたが、頑張りのかいがあり数年前に多額の借金を完済に成功!
もともと仕事をすることや、仕事を通して自分を成長させることが好きだったので、やってこられたのだと思います。
今振り返ってみると、ハードな働き方をしてきたものだと思います。
若さがあったからできたのかもしれませんね。
20代は家の事情で、正社員として勤務が難しかったため、家のことと仕事の両立ができるカラオケ店でのアルバイトやお弁当の配送などの仕事をしていました。
30代は昼間受注オペレーターの仕事をし、夜は老舗ホテルのレストランでの勤務。
朝から晩まで働いていましたね。
40代に入ってからは、東日本大震災のあおりで老舗ホテルの客足が激減したため、アルバイト勤務していた私はホテルの方針で解雇されました。
支えだった夜のホテルレストランの仕事を失って困りましたが、代わりに以前からやってみたかったマッサージ業界に飛び込んでみることにしました。
そのときのマッサージ店の求人は『昼間から勤務できる経験者』。
ですがマッサージ店オーナーが、技術を学びながら働くという条件で『夜しか働けない未経験者』の私を受け入れてくださり、マッサージ店での勤務が叶いました。
私の『やってみたい』という思いが叶い、本当にラッキーだったと思います。
マッサージ店でオーナーや先輩スタッフの指導を受けながら、足つぼ、整体、ボディーオイルマッサージの技術を習得し、全くの素人だった私が夜の時間帯(18時から22時までの4時間)だけで月7万円の収入を得ることができるようになりました。
完全歩合制のマッサージ店でしたから、技術を習得できなければお客さんの施術をさせてもらえず収入にはなりません。
この見習い期間を経ての収入増は嬉しかったです。
オーナーはマッサージスクールの講師もしていたため、働きながらスクールの認定資格も取得できました。
ある程度夜の仕事が安定してきたところで、さらなる収入アップを目指して昼間の仕事を変えることにしました。
私の目的は借金の返済でしたから。
そこで、10年務めた受注オペレーターの仕事を辞めて、歯科衛生士として復帰することに。
ここからが地獄でしたね。苦しかったです。
復帰後、最初に務めた歯科医院のドクターは私より若い女医さんでした。
20年のブランクがあってなかなか先生の思い通りの仕事ができなかったことや、歯科医院の経営がぎりぎりだったストレスもあったのか、ヒステリックに毎日叱られていました。
新参者で、先輩に心を開くことができていなかったこともあり、自分だけでストレスを抱え込むこみ、限界を感じて1年で退職。
その翌年からは、超有名大学をトップの成績で卒業したエリート歯科医師が院長の歯科医院に常勤歯科衛生士として勤務することにしました。
全てはお金のためです。
歯科衛生士の仕事がしたくてというよりは、「ブランクのなくなった、歯科衛生士の資格を使って収入をあげてやる!」という考えでだけで常勤歯科衛生士の道へ。
ここからはさらに地獄でした。
院長の厳しさは半端なものではなく、歯科医院の雰囲気はまるで救命救急のような緊迫感とバタバタ感で癒しの雰囲気などありません。
院長は常にイライラしていて、患者さんの前でスタッフに八つ当たりは当たり前、パワハラ、モラハラは当たり前です。
ここに書くのも憚られるようなとんでもない仕打ちもされたものです。
私たちスタッフはいかに院長の機嫌を損ねないようにするかを考えながら、神経をすり減らして仕事をしている状態でしたから、毎日強いストレスを抱えていました。
経営のためなのか、予約をぎっちりと入れて仕事をぎりぎり回せる状態にしておきたい院長の下で働くということは、好きにトイレに行くことも許されません。
昼休みにトイレに入ったら、終業時間の19時半ごろまで、6~7時間トイレに入らないなんてざらです。途中水分をとる時間がないからそんなことができるわけですが。
昼休みを削られたり、診療が伸びて帰りが遅くなったりすることも普通にありました。
ですから、2件目の歯科医院で1年勤務したころには、逃げ出すための方法を模索するように。
いざという時にスライド転職できる副業を探し始めました。
そして、新聞の折り込みチラシで訪問介護の求人を発見!
間髪入れずに訪問介護ステーションに電話をし、面接の約束を取り付けることに成功。
面接の結果、本業の歯科医院勤務を考慮して、日曜日専門の訪問介護ヘルパーとして勤務させていただけることに。
過去に受注オペレーターの仕事をしながら取得していた「介護職員初任者研修」の資格がここで活かせることになりました。
資格は、自分の心から湧き出た『やりたい!』を即座に活かせるアイテムとなったわけです。
「介護職員初任者研修」の資格。
本当に、取れるときに取っておいてよかったです。
ちなみに「介護職員初任者研修」の資格は、市の補助により無料で取得できたものだったのでした。
この時も情報元は新聞の折り込みチラシでしたね。
ピンときたチャンス(資格)には、あれこれ考えないで、迷わず手を伸ばすことが大切です。
あのときやっておけばよかったと後悔することになったら悲しいですよね。
その後、訪問介護ヘルパーは 5 年続けました。
日曜日だけの勤務でも、かなり実務経験を積むことができたので、訪問介護ヘルパーの仕事に馴染めましたし、自分に合う仕事だと自信もつきました。
この5年の間に介護福祉士の受験資格である、『実務者研修』資格も取得。
訪問介護ヘルパーの仕事は、本業の歯科医院で、新しく入社する勤務医の担当衛生士を任せられることになったため、勉強時間を確保するために、一旦退くことになりました。
本業の歯科医院勤務と副業の訪問介護ヘルパーの同時進行はここで終わりましたが、介護の資格と実務経験は、将来絶対に活かせると思っています。
いざという時の逃げ道が用意されていると思うと、嫌だった歯科医院の勤務にも、少しだけ余裕を持って臨めるようになりましたし。
資格は、チャンスをつかむための『武器』になり、心に安心感を持つための『お守り』になりました。
この先どんな未来が待っているのか。
歯科医院で働き続けるか、訪問介護ヘルパーにスライド転職するか、事情が変わって新たなことに挑戦することになるのかは分かりません。
少なくとも、自分の心に正直に、前向きに進んでいこうとすることで、人生に後悔は少なくなるのではないでしょうか?
50 代からの人生をよりよいものにしていくために、これからも今できることを少しずつ積み重ねていくつもりです。
長文になりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
50代からの人生をやり直し、好きな仕事につながる資格で、後悔なく充実した毎日を送っていただくための参考になったら嬉しいです。
有働さん、ありがとうございました!
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/ 自分を知ることができるでしょう \
まとめ
この記事では、50代からの人生やり直しを助ける資格を主にお伝えしました。
まとめると、以下の通りです。
50代男性の人生やり直しに役立つ資格7選
- 宅建士(国家資格)
- 管理業務主任者(国家資格)
- マンション管理士(国家資格)
- マイクロオフィススペシャリスト(MOS)(国際資格)
- 電気工事士(国家資格)
- 行政書士(国家資格)
- 中小企業診断士(国家資格)
50代女性の人生やり直しに役立つ資格7選
- 介護職員初任者研修(民間資格)
- 登録販売者(国家資格)
- 医療事務認定実務者(民間資格)
- 保育士(国家資格)
- 日本語教師(国家資格になる見込み)
- 調剤薬局事務(民間資格)
- 整理収納アドバイザー(民間資格)
男女共通で50代からの人生やり直しに役立つ資格6選
- 日商簿記(公的資格)
- 認知症介助士(民間資格)
- 普通自動車二種免許(国家資格)
- 福祉住環境コーディネーター
- 認定メンタル心理カウンセラー(民間資格)
- 税理士(国家資格)
自分に合った資格を選ぶポイント
- 自分に適正があるかどうかある程度見極めてから挑む
- 資格を取得するまでに費やす時間と費用に対して、自分の人生やり直しに活かせる可能性があるか
- 将来性がある資格を知るために、市場の動向やニーズを調べておくことが重要
- 自分の価値観を大事にし、自分軸で資格を選び取ることで、後悔のない人生につながる
人生100年時代と言われている現在、50代からの人生はまだまだ続いていきます。
50代からの人生をよりよいものにしていくために、ここでしっかりと方向性を見極め、チャレンジしていくことは遅くありません。
この記事で自分にあった仕事につながる資格を見つけ、踏み出してみましょう。
前向きに取り組んでいくことで、不安が解消され、理想的な人生に近づいていくことができるでしょう。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
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