内向型が消耗し疲れる原因と自分を守る最適な回復方法5選

内向型が消耗し疲れる原因と自分を守る最適な回復方法5選

内向型が消耗し疲れる原因

内向型が消耗し疲れる原因

 

「ふつうに生きているだけなのに、なんだかすぐに疲れてしまう…」
「友人たちと遊びに行くと、みんな平気な顔をしているのに自分だけヘトヘトになってしまう…」

 

そんなあなたは「内向型」なのかもしれません。

 

 

内向型の消耗しやすさは性質なので、性質そのものを変えるのは非常に難しいでしょう。

 

しかし、消耗から正しく身を守る方法を知れば、グッタリするほど疲れることはほとんどなくなります。

 

  • 外向型の人たちに振り回されて困る
  • 他愛のない雑談にも疲れてしまう
  • 積極的に交流することができず社会生活に支障が出る

 

ということに悩むこともほぼ無くなります。

 

そうなったら、いいですよね。

 

 

この記事では、

 

  • 消耗しやすい内向型が疲れる理由
  • 内向型が消耗しないために避けるべきもの
  • 外向型との消耗しない付き合い方
  • 消耗した内向型が回復する方法

 

などをまとめました。

 

紹介する方法を試していけば、少しずつ毎日の疲労感が減っていくのを感じられるはずです。

 

 

実績プロフィール

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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1.内向型が消耗してしまう原因は「脳のつくりと環境のギャップ」

 

内向型が消耗してしまう原因は、現在の社会が外向型に合わせてつくられており、内向型の脳のつくりに合っていないためです。

 

 

内向型と外向型の分布は、外向型が75%、内向型が25%と言われています。

 

内向型を強みにする」という本では、新奇性追求度(新たな経験や斬新なものを好む傾向)が高いと外向型、低いと内向型に分類していました。

 

新奇性追求度の低い人々には、ゆったりペースの生活になんの不満もない内省的なタイプが多い。

 

彼らはスリルを求めたり、リスクを追ったりすることに、楽しさよりむしろ不安を覚える。

 

きちょうめんで慎重なので、安心できる決まった手順やなじみ深いものを好み、それゆえ、あまりリスクは負わない。

 

突進する前に全体像をつかむのが好きで、長期的プロジェクトに集中するのが得意である。

 

また、気分にむらがなく、良い聞き手であり、信頼が置ける。

 

引用:内向型を強みにする(マーティ・O・レイニー)

 

 

内向型は外界からの刺激(他人の言動や環境の変化)に対して非常に敏感です。

 

しかし、外向型が75%を占めるということは、社会は外向型に合わせてつくられているということになります。

 

 

たとえば、現代を生きるうえで避けて通れない、インターネットやSNSなどには情報や刺激があふれていますよね。

 

内向型の脳は新奇性や刺激を求めていないのに、次々と新たな経験や刺激を与えられるため、疲労してしまうのです。

 

外向型に合わせた社会で生きている内向型が疲労しやすいのは、当然といえるでしょう。

 

 

新奇性追求度の高低は遺伝子レベルで決まっているため、外向型と内向型がコロコロ変わるようなことはありません。

 

外向型は外に出て人と交流することがエネルギーになりますが、内向型が同じことをしてもエネルギーが回復することはないので、注意が必要です。

 

 

内向型は、外部との接触を絶ち、しっかり休むことでエネルギーを補充することができます。

 

 

なお、自分が内向型か外向型かわからない場合には、下記のサイトで簡易チェックができます。

 

→16Personalities性格診断テスト

 

 

テストを終えると、内向型・外向型の指標が出るので、ひとつの目安として見てみてください。

 

 

ちなみに、先に紹介した「内向型を強みにする」という本では、さらに詳細なテストで、内向型か外向型かをチェックできますよ。

 

 

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2.消耗しないために内向型が避けるべきもの5つ

 

消耗しやすい内向型にとって、強い刺激を受けることはストレスになります。

 

逆に言えば、その強い刺激を避けられれば、グッとストレスが減るということです。

 

 

この章では内向型が避けたほうが良いものを5つ、紹介します。

 

  • 満員電車や人混み
  • パーティーや飲み会
  • マルチタスク
  • 電話対応
  • 高頻度の外出

 

ひとつずつ、見ていきましょう。

 

 

2-1.満員電車や人混み

 

内向型は多くの刺激を受けてしまうため、人混みや騒音がストレスになります。

 

特に満員電車は避けたほうが良いでしょう。

 

 

内向型の知人も、以前は満員電車で通勤していました。

 

毎朝、ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗ると思うと朝から憂鬱でたまらなかったそうです。

 

 

内向型の人は体力を消耗するだけでなく、精神的にも強いストレスを受けてしまうので注意が必要です。

 

 

幸い、知人はリモートワークができる仕事だったので、ステイホームの流れに乗って満員電車から解放されました。

 

満員電車に乗らなくて済むだけで、体力的にも気持ち的にも非常に楽になったと言います。

 

 

リモートワークができない仕事の方は、通勤時間をずらすことや、自転車での通勤を検討してみましょう。

 

 

別の友人の話になりますが、彼は2本早い電車に乗って通勤し、始業時間まで会社近くのカフェでひと休みするのが日課になっているそうです。

 

電車も空いているし、仕事の前に気持ちをリセットできるので落ち着くそうですよ。

 

 

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2-2.パーティーや飲み会

 

大人数の人が集まる場所では、どうしても刺激を多く受けてしまいます。

 

特に、パーティーや飲み会は、知らない人やあまり親しくない人とも話をしなければならないので、気を遣ってヘトヘトになってしまう人も多いのではないでしょうか。

 

 

とはいえ、「誘われるとどうしても断れない…」というのも内向型あるあるかもしれませんね。

 

そんな人は「今日は疲れているなぁ」とちょっとでも思ったら、お誘いを受けても断る、と決めてしまいましょう。

 

 

消耗しないために休むことも、立派な予定のひとつです。

 

どうしても断れないときや外せないときは、翌日をオフにしましょう。

 

 

内向型は外向型に比べると、どうしても回復に時間がかかります。

 

「消耗した」と感じたときは、こまめに休むように心がけましょう。

 

 

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2-3.マルチタスク

 

マルチタスクをすると生産性が最大40%低下する、という研究結果があります。(参考:Multitasking: Switching costs

 

マルチタスクと聞くと「複数のタスクを同時進行している」というイメージを受けますが、実際は「スイッチタスク」といって、脳のスイッチを切り替えているだけなのです。

 

 

この「スイッチの切り替え」を苦手としているのが、内向型の人たちです。

 

 

内向型には「ひとつのことをじっくり考える」という特徴があります。

 

スイッチをパチパチと切り替えて複数のタスクを処理するのは、この特徴と正反対の機能といえるでしょう。

 

 

やることが多すぎて「仕事を多く抱えている」「早く終わらせなくちゃ」というプレッシャーを感じてしまったことはありませんか?

 

ひとつのことに集中しようとしても、他のタスクが気になって手が付かない…なんて経験をした人もいるのではないでしょうか。

 

 

「あれもこれもやらなくてはいけない」という状況は、できる限り避けるようにしましょう。

 

 

どうしても避けられないときは、TODOリストを使ってタスクを整理するのがオススメです。

 

頭の中にはひとつのタスクだけ入れて、ほかのタスクは紙の上にぜんぶ出しておくのです。

 

ひとつのことに集中できれば、仕事も捗るでしょう。

 

 

また、邪魔の入らない環境づくりも大切です。

 

個別の会議室を予約しておく、電話の電源やチャットの通知をオフにするなど、工夫してみましょう。

 

 

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2-4.電話対応

 

「内向型だけど電話対応が得意!」という人は少ないのではないでしょうか。

 

内向型の友人たちも、口をそろえて苦手だと言っていました。
(私もめちゃくちゃ苦手でした)

 

 

電話対応は「聞き取る」「内容を理解する」「返答する」を同時に行うマルチタスクなので、スイッチの切り替えが苦手な内向型には難易度が高いんですよね。

 

 

知らない人に対して「早く答えなきゃ」と思うとますます焦ってしまうし、「間違ったことは言えない…」と緊張してしまうこともあります。

 

友人も「聞き取るだけで精一杯」「すぐに返答できない」と悩んでいました。

 

 

また、「仕事中にかかってきた電話に対応していたら、集中力が切れてしまった…」なんて経験はありませんか?

 

自分のペースで仕事をしていたのに、突然話しかけられることで調子を狂わされてしまうんですね。

 

ストレスに感じる人がほとんどでしょう。

 

 

電話対応のない仕事を選べるのなら、それが一番の対策になります。

 

どうしても避けて通れないときは「電話メモ」を用意しておきましょう。

 

 

「電話メモ」とは日時や相手の名前、用件などを書き込める、受話専用のメモ帳のことです。

 

私の知人が入社した会社には、電話メモが備え付けで用意されていたそうです。

 

 

電話メモには尋ねるべきことがすべて書いてあるので、「用件はバッチリだけど、折り返しの電話番号を聞き忘れた!」なんてミスを防ぐことができます。

 

真っ白なメモと違って「このフォーマットを埋めるだけで良い」と考えられるので、相手の言葉に集中できるんですね。

 

 

使ったことのない人は、ぜひ一度試してみてください。

 

 

 

2-5.高頻度の外出

 

外向型にとっては、外に出て人と交流することがエネルギーになりますが、内向型にとっては外部からの刺激はストレスになってしまいます。

 

外部からの刺激を減らすという意味で、外出を減らすことは非常に有効です。

 

 

私にはこの3年ほど、ほとんど外に出ていない友人がいます。

 

仕事はリモートワークですし、買い物はすべてネットスーパーや通販を利用しているので、そもそも外に出る用事がないのだと言います。

 

 

外向型の人には信じられないかもしれませんが、彼は典型的な内向型なので少しも苦ではないそうです。

 

唯一、運動不足だけが心配だったので、仕事のあとに毎日フィットネスゲームで身体を動かしているのだとか。

 

 

これは極端な例ですが、「外に出ると疲れてしまう…」という人は、外出の機会を減らしてみると良いかもしれません。

 

 

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3.外向型の人との付き合い方

 

外向型と内向型の比率はおよそ8:2です。

 

交友しなくて済むのなら楽だと思いますが、友人や家族、同僚には当然、外向型の人のほうが多いということになります。

 

そこで、この章では外向型の人とうまく付き合っていく方法を4つ紹介します。

 

  • 内向型と外向型の違いを理解する
  • すべての予定に毎回付き合わない
  • 優先順位をつける
  • 全員と仲良くなろうとは思わない

 

ひとつずつ、見ていきましょう。

 

 

3-1.内向型と外向型の違いを理解する

 

外向型との付き合いで消耗を防ぐ方法1つ目は、内向型と外向型の違いを理解することです。

 

 

内向型と外向型では、エネルギーの充電方法や好むコミュニケーションがまったく異なります。

 

しかし、お互いにその気質を理解できているとは言えないのではないでしょうか。

 

 

私の知人は、外向型の友人と旅行に行くときに相当揉めたそうです。

 

知人は「仲の良い友人だけで、ゆっくり温泉に入って、旅館でのんびり過ごしたい…」というプランを立てていました。

 

「親しい相手とじっくりコミュニケーションがしたい」と思っていたからです。

 

 

しかし、外向型の友人は「知り合いみんなを誘って、行ける観光地にはぜんぶ行って、予定をぎっしり詰め込みたい!」なんてプランを立てていました。

 

「みんなで集まったほうが楽しい」と思っていたからですね。

 

 

どちらが良い悪いではなく、気質として「そう考えやすい」ということをまず理解しましょう。

 

その上で落とし所を探っていくことをオススメします。

 

 

知人の場合は、素直に「観光地に行くのは良いけど、親しくない人を誘うのはちょっと…」と言ってみたそうです。

 

すると「じゃあ今回は親しい子たちだけで!」となったのだとか。

 

 

当初考えていたプランよりもアクティブな旅行になりましたが、おかげで一人なら絶対行かなかっただろう観光地にも行けて、思いのほか楽しかったそうです。

 

 

違いを理解し、お互いに歩み寄ることで、内向型と外向型でもうまく付き合うことができるのですね。

 

 

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3-2.すべての予定に毎回付き合わない

 

外向型との付き合いで消耗を防ぐ方法2つ目は、すべての予定に毎回付き合わないことです。

 

 

内向型の人でも「友人や知り合いは全員が内向型で、外向型の人は一人もいない」なんて人はいないのではないでしょうか。

 

 

私の知人にも外向型の人がいます。

 

彼は仕事が終わると、毎日のように友人たちに声をかけて居酒屋に行きます。

 

ほとんど毎日だったので、友人の多くは行ける日だけ付き合っていたのですが、私と同じく内向型の友人は、その誘いを断りきれませんでした。

 

その結果、飲み会に4日間付き合った後、体調を崩してしまったのです。

 

 

内向型の人と外向型の人であっても、交友関係を保っていくことは可能です。

 

だからといって、毎日仕事の後に飲み会をしていては、内向型の人たちは心身ともに疲れ切ってしまうでしょう。

 

 

すべての予定に毎回付き合う必要はありません。

 

飲み会やおしゃべりがエネルギーの充電になる外向型と違って、内向型は一人でゆっくり休む時間が必要なのです。

 

 

それをきちんと説明して、元気なときだけ付き合うようにしましょう。

 

 

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3-3.優先順位をつける

 

外向型との付き合いで消耗を防ぐ方法3つ目は、優先順位をつけることです。

 

 

外向型の人からのお誘いを毎回断るのはつらいことです。

 

「付き合いの悪い人」と思われてしまうと、仕事をしづらい職業もあるでしょう。

 

 

恋人とのデートを毎回断るわけにもいきません。

 

 

そんなときは、家族や友人、同僚に優先順位をつけることをオススメします。

 

 

私の知り合いに、内向型の男性と外向型の女性のカップルがいました。

 

彼女はとにかく外食が好きで、ことあるごとに外食デートをしたがるのですが、彼氏は「仕事でヘトヘトになった後に外食なんてしたくない」と断っていました。

 

そのくせ会社の飲み会には毎回参加していたため、よく彼女の愚痴を聞かされたものです。

 

 

同僚や上司との付き合いにエネルギーを使い切ってしまった彼には、恋人とデートをする体力が残っていなかったのだと思います。

 

恋人よりも同僚や上司を優先してしまっていたのですね。

 

 

結局、二人はお別れすることになってしまいました。

 

 

一度じっくり時間を取って、自分にとって優先すべき相手を考えましょう。

 

家族や恋人のほうが優先順位が高いなら、仕事の飲み会に参加する頻度を減らせば良いのです。

 

 

エネルギーは有限です。

 

大切な人に使えるように残しておきましょう。

 

 

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3-4.全員と仲良くなろうとは思わない

 

外向型との付き合いで消耗を防ぐ方法4つ目は、全員と仲良くなろうとは思わないことです。

 

 

内向型・外向型関係なく、どうしても馬の合わない人というのは存在します。

 

「そういう人ともうまくやっていかなければ…」と考えると、特に内向型の人は消耗してしまうんですね。

 

 

なので、合わない相手とは接する機会を最小限に減らすようにしましょう。

 

 

内向型の友人は、外向型の上司が苦手で仕方なかったと言います。

 

自慢話が多くて、肝心の業務の話よりも上司の武勇伝を聞いている時間のほうが長かったとか。

 

無下にもできない友人は、すっかり疲弊していました。

 

 

「このままではまずい」と思った友人が試したのは「相手の話に共感しない」という方法でした。

 

「すごい!」「そうなんですね!」などの相づちを一切やめて、自慢話のときはリアクションを小さくするように徹したのです。

 

 

すると、上司も話していても気持ちよくなかったようで、徐々に余計な自慢話は減っていったそうです。

 

「この話をしても、この人は反応してくれないんだな」と思ったのかもしれませんね。

 

 

この方法は、特定の話題を避けたいときにも有効です。

 

 

ほかにも、

 

  • 共通の話題を持ち出さない(共通点が多いほど親近感が増すため)
  • 自己開示をしない(プライベートな話をするのは信頼している証のため)

 

なども、コミュニケーションの頻度を減らす対策になるでしょう。

 

 

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4.消耗した内向型が回復する方法5つ

 

どうしても避けられず強い刺激を受けてしまったり、外向型の人の言動に振り回されてしまったりすることもあると思います。

 

そんなときにはしっかり休息して、自分を回復させましょう。

 

 

この章では内向型に有効な回復方法を5つ、ご紹介します。

 

  • 一人の時間を過ごす
  • 趣味や好きなことに没頭する
  • とにかく寝る
  • 自然に触れる
  • 湯船に浸かる

 

ひとつずつ、見ていきましょう。

 

 

4-1.一人の時間を過ごす

 

内向型が消耗から回復する方法1つ目は、一人の時間を過ごすことです。

 

 

内向型の脳は刺激を多く受けると疲れてしまいます。

 

内向型の人の場合、どんなに仲の良い友人でも、ずっと一緒にいると消耗してしまいますよね。

 

 

家族でさえ、朝から晩まで一緒に過ごすのは難しいかもしれません。

 

人と一緒にいると、どうしても新たな情報を受け取ってしまうからです。

 

 

外界からの刺激を減らすために、定期的に一人の時間を確保しましょう。

 

 

私の知人は、定期的に友人たちと二泊三日の旅行に行くのですが、旅行中でも一日一回は一人の時間を過ごすようにしているのだとか。

 

四六時中一緒にいるとヘトヘトになってしまうし、それで不機嫌になったり体調を崩したりしたら、せっかくの旅行が台無しになってしまうからです。

 

前もって「5分でも10分でもいいから一人の時間を過ごしたい」と説明しておくと、意外とみんな快諾してくれるそうですよ。

 

 

ほっと息をつける時間や、誰にも邪魔されない休憩場所(カフェや図書館など)を見つけておくと良いですね。

 

 

4-2.趣味や好きなことに没頭する

 

内向型が消耗から回復する方法2つ目は、趣味や好きなことに没頭することです。

 

 

内向型の特徴には「考えすぎる」というものがあります。(参照:内向型を強みにする

 

内向型の人は、なかの世界から、つまり、アイデアや感情やイメージからエネルギーを得る。

 

内向型に対するわたしたちの固定観念に反し、彼らは必ずしも無口であったり、殻にこもっていたりするわけではない。

 

ただし、その興味は自らの頭のなかへ向けられている。

 

内向型には、物事をじっくり考え、自分を充電するための静かな場所が必要だ。

 

引用:内向型を強みにする(マーティ・O・レイニー)

 

 

「物事をじっくり考えられる」というのは長所ですが、「考えなくても良いこともじっくり考えてしまう」というデメリットにもなります。

 

たとえば、過去の失敗や、自分だけではどうにもならないことをじっくり考えるのは、正直なところ時間の無駄ですし、ネガティブな気持ちになってしまうこともあるでしょう。

 

 

「ネガティブを潰すのはポジティブではない、没頭だ」とはお笑い芸人・オードリー若林さんの言葉です。

 

ネガティブな考えごとが止まらないときは、没頭できることを探しましょう。

 

 

私にはネガティブな考えごとばかりしている友人がいます。

 

考えごとをしたいのではなく、勝手に脳がネガティブなことばかり考えてしまうそうで、彼女も困りきっていました。

 

 

しかし彼女は、絵を描いているときだけは考えごとをしなくて済むことに気づいたそうです。

 

 

「考えなくて良いことを考えすぎてつらい!」というときは、手や身体を動かす趣味に没頭すると楽になるかもしれません。

 

一人でできることはもちろん、スポーツや筋トレなどもオススメです。

 

 

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4-3.とにかく寝る

 

内向型が消耗から回復する方法3つ目は、とにかく寝ることです。

 

「趣味や好きなことをする元気もない…」というほど消耗している方は、とにかく寝ましょう。

 

 

可能ならアラームを設定せず、好きなだけ寝てほしいです。

 

「せっかくの休日が…」なんて思わないでください。

 

内向型が疲れているのは「刺激が多すぎてストレスがかかっているから」なんです。

 

 

一人でいても、SNSやテレビを見ていたら刺激を受け続けてしまいますよね。

 

内向型の人たちは、現代においては起きているだけで何かしらの刺激を受け続けてしまいます。

 

そう考えると、睡眠は、完全に情報をシャットアウトする唯一の方法かもしれません。

 

 

スマートフォンだって、ずっと使っているとバッテリーが減ってしまいますよね。

 

それと同じように、自分の心身も一度電源を切って充電する意識を持ちましょう。

 

 

好きなだけ眠ったら、趣味や好きなことをするくらいのエネルギーは回復します。

 

寝溜めするほどの時間がない人も、週に1日くらいは早く寝て、心身を休めるようにしましょう。

 

 

 

4-4.自然に触れる

 

内向型が消耗から回復する方法4つ目は、自然に触れることです。

 

 

内向型の人の中には「ずっと家にいるとそれはそれで落ち着かない」という人もいるのではないでしょうか。

 

 

私の友人もこのタイプで、時々無性に外に出たくなるのだといいます。

 

そんなとき、彼女は家の近くの公園に行くのだそうです。

 

 

そこは都会にしては大きめの公園なのですが、そのおかげで人がいてもあまり窮屈に感じないのだとか。

 

噴水や小さな滝があり、そこでぼーっとしているのがとても落ち着くのだそうです。

 

 

自然に触れることのメリットは「何も考えない時間」に浸れるということです。

 

いつも何かを考え続けてしまう、刺激を受け続けてしまう内向型にとって、何も考えない時間こそリラックスできる時間になります。

 

 

「疲れているけど家にいても落ち着かない…」というときはベランダに出て、空を見るだけでも落ち着くかもしれません。

 

 

日常から離れて、木々や土、水や風などに触れる時間は心身のリフレッシュにとても有効です。

 

実際に、自然音を聴くだけでも、幸せホルモン(オキシトシン)の分泌量が増加し、ストレスホルモン(コルチゾール)が減少する効果があります。(参考:自然音を聴くことによる自律神経機能に及ぼす効果に関する研究

 

youtubeで焚き火や水辺の動画を見るのもオススメです。

 

 

 

4-5.湯船に浸かる

 

内向型が消耗から回復する方法5つ目は、湯船に浸かることです。

 

 

プレッシャーや緊張などのストレスを受けている間は、交感神経が優位になります。

 

内向型にとっては強い刺激がストレスになるので、強い刺激を受けている間は交感神経が優位になりやすいということですね。

 

 

長い時間、交感神経が優位になっていると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経の不調を引き起こしてしまいます。

 

自律神経は全身の器官をコントロールしているので、頭痛や耳鳴り、動悸、便秘、下痢、生理不順、不眠などさまざまな症状の原因になってしまうのです。

 

 

この自律神経を整えるために、一番手軽にできるのが「湯船に浸かること」です。

 

 

私の知人に、多忙な仕事をしている人がいます。

 

「時間がもったいない」と言って、ずっとシャワーだけだったのですが、あるときから寝付きが悪くなったのだとか。

 

気の休まる時間がまったくなくて、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできなくなってしまったのですね。

 

 

「どうせ早く眠れないんだから、湯船に入ったら」という奥さんの提案で湯船に入るようになって、そのリラックス効果に驚いたそうです。

 

寝付きも少しずつ改善されたようですよ。

 

 

疲れているときほどシャワーで済ませてしまいがちですが、そんなときこそ熱すぎないお湯に浸かりましょう。

 

身体の芯からリラックスすることができると、副交感神経が優位になり、自律神経を整えることができます。

 

好きな香りの入浴剤を入れると、リラックス効果が高まりそうですね。

 

 

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まとめ

 

外向型に合わせてつくられている社会では、内向型は生きるだけで消耗してしまいます。

 

しかし、以下の3つを意識することで、内向型でもヘトヘトにならずに過ごせるようになります。

 

  • 避けられる刺激は避ける
  • 外向型との付き合い方を知る
  • 消耗したときはこまめに休息する

 

まずはできそうなことから、ひとつずつ取り組んでみてください。

 

消耗しやすい内向型ですが、長所や強みもたくさんあります。

 

消耗しすぎないよう気をつけながら、内向型の強みを活かしていきましょう。



【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】


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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
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