自分を大切にしない人から離れる勇気が湧いてくるページ

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自分を大切にしない人から離れる

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「自分を大切にしない人から離れる勇気が欲しい」
「自分を大事にしてくれない人は本当に切ったほうがいいのか知りたい」
「自分を大切にすると人生が変わると言うが、大切にしてくれない人からどう離れればいいの?」

 

 

この記事では、「自分を大切にしない人から離れて自分を本当に幸せにする方法」をお伝えします。

 

 

最初に「自分を大切にしない人からは離れたほうがいいの?」という迷いを、クリアにしていきます。

 

 

次に、

 

  • 離れた方がいい人の特徴
  • 自分を大切にしない人から離れる方法

 

を理解することで、人を見る目や有害な人から離れて自分を守るすべを身に付けられるでしょう。

 

それにより、自分にとって正しい選択や行動をとれるようになるはずです。

 

 

最後に「自分を大切にしてくれる人と出会うコツ」についても、詳しく解説していきます。

 

最終的には、人から大切にされないと感じる人生から、自分が大切にされる理想の人生にシフトできるようになるでしょう。

 

 

実績プロフィール

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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1.自分を大切にしない人や環境からはただちに離れるべき!

 

結論からお伝えすると、自分を大切にしない人や環境からはただちに離れるべきです!

 

あなたが相手に与えた時間や労力、誠意、愛情は、決して当たり前のものではなく、雑に扱われていいものではないからです。

 

 

「優しさをもって周りの空気を良くしたい」
「人のために何か役に立てることはないか」
「目の前のことには精神誠意を尽くしたい」

 

と思うあなたの意識は価値あるものですから、これからも大切にしていってください。

 

 

問題なのは、あなたが与えてきた相手が「奪う人」だった可能性があるということです。

 

 

「奪う人」とは自分の利益しか考えていない人です。

 

相手が「奪う人」だったなら、あなたの誠意や愛情が報われる可能性は低い、と言えるでしょう。

 

 

ペンシルバニア大学の教授で、組織心理学者である、アダム・グラントの名著「GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代」の中で、人間は以下の3タイプに分けられると書かれています。

 

  • ギバー:惜しみなく与える人・利他的(25%)
  • テイカー:与えるよりも多く奪う人・利己的(19%)
  • マッチャ―:与えた分を受け取りたい、もらったら返したい・バランス調整型(56%)

 

 

この中で、一番損をして社会の底辺に落ちてしまうのが「ギバー」です。

 

そして3位の「テイカー」、2位の「マッチャ―」を挟んで、一番成功できるのも実は「ギバー」なのです。

 

 

つまり、「ギバー」は「成功ギバー」と「失敗ギバー」の2タイプに分けられる、ということ。

 

 

ちなみに、「テイカー」が上位ではなく、3位なのは、全体の半分以上の割合を占める「マッチャ―」が「テイカー」のずるいやり方を阻むから、というのが理由です。

 

 

では、「成功ギバー」と「失敗ギバー」の違いは、どこにあるのでしょうか?

 

「成功ギバー」は、自己犠牲をせずに皆が得する方法を考えて成果を出していく「他者志向」で、相手のためにギブしながらも自分の利益も考えられる人です。

 

 

具体的に言うと、成功ギバーは、

 

  • 自分の得意分野や専門知識をいかして、チームメンバーをサポートする
  • 建設的なアドバイスをして、チームメンバーを助ける

 

などの方法でギブをします。

 

結果、自分はチームメンバーからの嫉妬を回避しながら、チーム全体を成功に導くことができ、さらに信頼も勝ち取れるというわけです。

 

 

また、「成功ギバー」は与える相手を見極め、「テイカー」に奪わせないように考えながら与えることも出来ます。

 

自分の利益しか考えない「テイカー」に与えることは、自分やチームにとって「百害あって一利なし」だと、知っているからです。

 

 

一方、「失敗ギバー」は、自分の成功を犠牲にしてまで、相手に求められるまま時間やエネルギーを使って与えてしまう人、と言えます。

 

 

「失敗ギバー」は、

 

  • 自分の仕事が残っているのに、人の仕事を手伝ってしまう
  • 心身ともに苦しいと感じていながら、無理をして依存的なパートナーに尽くしてしまう

 

などお人好し的な与え方をしがちです。

 

結果「テイカー」に、与えたものを全て吸い取られ、報われないまま燃え尽きてしまうことに。

 

 

あなたはいかがでしょうか?

 

 

あなたの優しさや努力が正しく活かされるためには、与え方や与える相手を間違えないようにすることが大事なのです。

 

これからは自己犠牲で、あなたを大切にしてくれない相手に与えるのではなく、win-winの関係を築けるような相手や、あなたの誠意や努力を大事に扱う相手に対してのみ、あなたの良さを生かして与えていくようにしてください。

 

 

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2.あなたを大切にしない人の特徴

 

第2章では、「あなたを大切にしない人の特徴」について見ていきましょう。

 

「あなたを大切にしない人」について、正しく理解しておくことで、相手との関係性を今後どうするべきか、冷静に判断できるようになるでしょう。

 

 

あなたを大切にしない人の特徴は、以下の5つです。

 

  1. あなたを下に見ている
  2. 自分を敬わせたい
  3. 自分が1番でなければ気が済まない
  4. もともと人を人だと思っていない
  5. あなたを認めるという感覚がない

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

 

2-1.あなたを下に見ている

 

あなたを大切にしない人の特徴1つ目は、「あなたを下に見ている」ことです。

 

 

本来対等であるはずの人間関係に勝手に上下関係を作り、

 

「自分はコイツより勝っている。だからコイツを雑に扱っていいのだ」

 

と思い込んでいるんですね。

 

そして、上から目線であなたを馬鹿にしたような物の言い方をし、あなたを下げる言動を繰り返します。

 

 

実は彼らは、努力して自分を成長させることが出来ないので、自分に自信がありません。

 

上記のような行動をとるのは、劣等感を補うために「誰かと自分を比べて勝っている部分を見つけ、相手を見下すことによって安心したい」という心理からくるものです。

 

 

なので、「自分が見下されている」と感じたとき、それは決してあなたに問題があるわけではなく、見下してくる相手側の問題なのだということを理解しておきましょう。

 

 

仮に相手に負けている部分があったとしても、気にする必要はありません。

 

人にはそれぞれ、得意なことと苦手なことがあるのが普通です。

 

ですから、「あなたの全てが相手に負けている」ということはありえないのです。

 

 

あなたは自分を伸ばす努力をして、どんどん実力をつけていきましょう。

 

あなたが成長していくのが、相手に対する一番の仕返しになりますから。

 

 

2-2.自分を敬わせたい

 

あなたを大切にしない人の特徴2つ目は、「自分を敬わせたい」と思っていることです。

 

 

このタイプの人は、

 

「自分は敬われるべき人間である」
「自分は人より上の人間で、周りは自分の下なのだ」

 

と思い込んでいます。

 

そして、「周りはもっと自分を上の人間として扱わなくてはいけない」と思っているのに、思い通りにならないことに対して、常にイライラしているのです。

 

 

そのため、家族や恋人、部下など自分より弱い人に対し、

 

  • 箸の上げ下ろしにまでネチネチと文句を言う
  • こうするべきだ!と自分の価値観やモラルを押し付ける

 

などの行為で、相手に劣等感を与えて支配しようとします。

 

 

また、

 

  • 「こんなに尽くしてあげているのに」という自己犠牲的献身
  • 「あなたのためにこんなに苦しんでいる」という被害を強調する

 

ことで、相手に罪悪感を植え付けて縛り、コントロールするというパターンもあります。

 

 

自分を敬わせたいと思っている人は、プライドが高く、劣等感が強い人です。

 

強そうに見せていても実は自信がありません。

 

「自分」というものがなく、心の中は虚無感でいっぱいです。

 

 

そのため、強い言葉や強い態度で相手を支配し、思い通りにコントロールすることによって、自分に自信を取り戻そうとしているのです。

 

 

あなたは相手の言うことを真に受けて、自分を力のないだめな人間だと思い込まないようにしてください。

 

あなたの自己肯定感を下げ、プレッシャーを与えて、あなたを自分に依存させるような行為は、「愛」ではありません。

 

「あなたのために」という押しつけを、「自分への愛」だと信じてはいけないのです。

 

参考:加藤諦三著「モラル・ハラスメントの心理構造~見せかけの愛で他人を苦しめる人~」

 

 

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2-3.自分が1番でなければ気が済まない

 

あなたを大切にしない人の特徴3つ目は、「自分が1番でなければ気が済まない」ことです。

 

 

このパターン人は、職場や家族・コミュニティーの中で自分が一番すごいと思い込むことで、「自分が他者に必要とされている」「自分は皆の中で役立っている」という自己有用感を満たしたいと思っています。

 

そのため、自分がうまくいったときには、ここぞとばかりに「自分は有能アピール」をするわけです。

 

 

対等であるはずの人間関係であっても、人の粗を探し、上から目線で「ああしろ、こうしろ」と干渉することも。

 

常に自分が一番でありたいと思っているので、自分より優れた人が出てきた場合は、蹴落とそうとします。

 

誰かが苦労して出した結果を横取りし、自分の手柄にしてしまうこともあるでしょう。

 

  • 自分以外の誰かが評価される
  • 自分が不利な状況

 

など、自分の思い通りにならないことが起こった場合、絶対に認めません。

 

 

さらに、強い不満を巻き散らかすため、周りは不満の聞き役として、受け皿にさせられることも。

 

 

自分が一番でなければ気が済まない人は、自己肯定感が低く、承認欲求が強い人です。

 

肩書やステータスに執着したり、自分が優位に立って他者から認められたりすることで安心感を得たいと思っています。

 

 

あなたが「自分が一番でなければ気が済まない人」に譲って、脇役に徹していけるのであれば、多少は我慢できるかもしれません。

 

ですが、「明らかにおかしい」「納得いかない」とストレスを感じているなら、自分が一番でなければ気が済まない人がいる環境からは離れることを検討したほうがいいでしょう。

 

 

2-4.もともと人を人だと思っていない

 

あなたを大切にしない人の特徴4つ目は、「もともと人を人だと思っていない」ことです。

 

このパターンの人は、あなたや周りの人を有効活用できる「モノ」だと思っています。

 

 

通常、人を人として見る心があれば、相手にも自分と同じように「疲れた」「悲しい」「辛い」という感覚があることに気づけるはずです。

 

ですが、「もともと人を人だと思っていない人」は、自分が利益を得ることばかりを追求し、相手がしんどい状態になっていても「自分の話を聞いてほしい」「自分を助けてほしい」「自分に尽くしてほしい」と要求をやめません。

 

そして、思い通りにならないと、「どうしてもっと自分のことをやってくれないんだ!」と怒り出すのです。

 

 

夫婦関係で例えるとしたら、体調がすぐれない妻を心配するどころか、「どうしてまだ食事の準備ができていないんだ!」と不満をぶつける夫。

 

毎日働いて疲れて帰ってくる夫をいたわることもなく、夫の給料を自分のもののように当たり前に使っていく妻、といったところでしょうか。

 

 

もともと人を人だと思っていない人は、子供っぽくて、奪うばかりのずるい人です。

 

子供が親の関心を引いて自分の思いを通すように、自分の我を通し、人にしてもらうことしか考えていません。

 

 

あなたがどんなに尽くしても、「自分は尽くされて当然の人間なのだ」と考えるので、あなたに感謝などしないのです。

 

 

また、人を人と思わないブラック企業も

 

「何があっても休むな!」
「会社の業績を上げるために、身を粉にして働け!」

 

とあなたをモノのように扱う特徴があります。

 

 

あなたはモノではありません。

 

あなたの大事なエネルギーを、湯水のように雑に扱う人に与える必要はないのです。

 

 

これからは、あなた自身の幸せのためや、あなたを人として大事にしてくれる人のために、活かしていくようにしましょう。

 

 

2-5.あなたを認めるという感覚がない

 

あなたを大切にしない人の特徴5つ目は、「あなたを認めるという感覚がない」ことです。

 

このパターン人は、自分の利益ばかりを追求するずるい人です。

 

 

基本的に物事を損得で考えることしかできず、「いかに自分が得をするか」ということだけに意識が集中しています。

 

他人から奪うだけ奪って、自分からは何も与えようとしません。

 

他人と良好な関係を築いていく気がさらさらないのですね。

 

 

人から何かをしてもらった場合、通常であれば「ありがたいな」と感謝の気持ちを持ったり、「申し訳ないな」と罪悪感を感じたりするものです。

 

ところが、あなたを認めるという感覚がない人は、人から何をしてもらっても「ラッキー!」と思うだけで済ませてしまいます。

 

 

その結果あなたは、

 

「さんざん仕事の休みを代わってあげたのに、あなたが困ったときに休みを代わろうとしない」
「時間を割いて相談にのってあげたのに、あなたの話は真剣に聞こうとしない」

 

など、損ばかりさせられてしまうのです。

 

 

あなたを認めるという感覚がない人は、人を愛することが出来ない人です。

 

「タダで自分にくれる人はいないか」と、常に嗅ぎまわっています。

 

 

そして、

 

  • 困っているアピール
  • かわいそうな自分アピール

 

をして、自分を助けてくれそうな人を嗅ぎ分け、近づいてくるのです。

 

 

「自分は魅力のある人間だから、尽くされて当然なのだ」とルックスのよさや、社会的地位の高さを振りかざし、上から目線で、図々しい態度をとるパターンもあります。

 

最終的に、大切な時間やお金、労力を奪えるだけ奪い、性欲を満たし、あなたが疲れ果て、与える力がなくなったと感じれば、用済みとばかりに、去っていく。

 

 

あなたはもう、他人を認めるという感覚がない人に、認められようとするのはやめましょう。

 

 

基本的に、他人を認めるという感覚がない人は変わりません。

 

あなたが他人を認めるという感覚がない人に与え続ければ、相手の「奪いながら生きる人生」の手助けをすることになってしまいます。

 

それは嫌ですよね。

 

 

自分を守るためにも、相手にこれ以上奪わせないようにするためにも、「早急に離れる必要がある」といえるでしょう。

 

 

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3.自分を大切にしない人や環境から離れる方法

 

第3章では、「自分を大切にしない人や環境から離れる方法」をお伝えしていきます。

 

 

「自分を大切にしてくれない人だと頭ではわかっているのに、なかなか離れられないんだよなー」と悩んでいませんか?

 

あなたが、自分を大切にしない人や環境から離れるためには、あなたが自分を大切にしない人から離れられない原因を理解し、解消していく必要があります。

 

 

自分を大切にしない人や環境から離れる方法は、以下の3つです。

 

  1. 自分を大切にしない人まで大事にしなくていいと自分に許す
  2. 自分を大切にしない人と物理的な距離を置く
  3. 罪悪感は必要ないことをきちんと理解する

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

 

3-1.自分を大切にしない人まで大事にしなくていいと自分に許す

 

自分を大切にしない人や環境から離れる方法1つ目は、「自分を大切にしない人まで大事にしなくていいと自分に許す」ことです。

 

 

まずは、あなたの時間・お金・体力には限りがある、ということをしっかりと理解しておきましょう。

 

それらを自分を大切にしない人のために注いでいたら、あなたが自分のために使うエネルギーがどんどん減ってしまいます。

 

愛情だって、相手に与えてばかりいたのでは、いつかは枯れてしまうでしょう。

 

 

あなたは自分を幸せにするために、「自分を大切にしない人まで大事にしなくていいと、自分に許す」ことをしてください。

 

「今は自分を大切にしてくれない相手でも、こちらから与えて満たしていけば、いつかは返してくれるはず」という幻想は、秒で手放すことをおすすめします。

 

 

自分を大切にしない人にこだわり、いつまでも見返りを求めて与える行為を続けることは、いつしかあなた自身の心を濁らせ、自分までもが「外部からエネルギーを奪う、テイカー」になってしまう危険性をはらんでいるのですから。

 

 

3-2.自分を大切にしない人と物理的な距離を置く

 

自分を大切にしない人や環境から離れる方法2つ目は、「自分を大切にしない人と物理的な距離を置く」ということです。

 

自分を大切にしない人と物理的な距離を置くことで、相手から受けるストレスや、ネガティブ感情を回避できるようになるでしょう。

 

 

自分を大切にしない人間関係から離れるための有効な方法は、以下のようなものです。

 

【「奪う人」から物理的な距離をとる】

  • 転職、引っ越し、別居、自立をして物理的な距離をとる
  • 縛りの強い職場、家庭環境であっても屈せず、「いつか絶対に離れるんだ!」という強い信念を持ち、離れるために今できることをすすめる
  • 自立を阻止されないよう、波風を立てずに準備をすすめ、行動を起こす
  • DVやモラハラに関する情報を集め、信頼できる協力者や専門家に相談する
  • 逃げられる安全な場所を確保・確認しておく
  • テイカーの多いコミュニティーから離れるときには、仕返しをされないよう、配慮しながら、フェードアウトする

 

【「奪う人」を近づけないようにして離れる】

  • 「ここまでしかしない」という、明確な境界線を設定し、何でも気軽に引き受けないようにする
  • 奪う人とは、連絡頻度や会う回数を減らし、必要最低限のコミュニケーションをとるだけの関係にとどめる
  • 一緒にいることで、安心感や自信を保つことができるような、信頼できる人と過ごす時間を増やし、繋がりを強化する
  • スケジュール管理を徹底し、自分が心から楽しめる趣味に充てる時間や、リフレッシュする時間など「自分の時間」を最優先に確保しておく

 

 

今がどのような状況でも、諦めなければ「自分を大切にしない人」から離れることはできます。

 

そのためには、たとえ時間がかかったとしても、時が来たらすぐに動き出せるよう、情報を集めて準備しておくことをおすすめします。

 

 

3-3.罪悪感は必要ないことをきちんと理解する

 

自分を大切にしない人や環境から離れる方法3つ目は、「罪悪感は必要ないことをきちんと理解する」ことです。

 

あなたを大切にしない人がモラハラや毒親タイプだった場合、あなたが自分から離れていかないように巧みに言葉を使い、罪悪感を植え付けることがあります。

 

 

たとえば、

 

  • 「ここまで育ててあげたのに、なんで私の言うことを聞かないの?」と子供の自由や自立を阻む母親
  • 「お前に辞められたら、仕事が回らなくなる。自分勝手なことをするな!」と責める上司
  • 「これまで助けてくれていたのに。あなたがいなくなったら、生きていけない…。」と弱者アピールをして脅してくる依存的なパートナー

 

など。

 

 

上記のようなことを言われたとしても、あなたは「自分は自分勝手なのだろうか」「冷酷で無慈悲な人間なのだろうか」と自分を責める必要はありません。

 

あなたが「離れたい」と思うまでには、「もうこれ以上は無理だと感じる理由」があったはずなのですから。

 

 

植え付けられた罪悪感で、あなたの気持ちが揺らでいるなら、「あなたがこれまでしてきたこと」に意識を向けるようにしてください。

 

あなたは、時間・お金・優しさ・愛情・労働力などのエネルギーを、もう十分に与えてきたのではないでしょうか。

 

「家族だからという情で、違和感を感じながら、我慢して一緒に過ごしてきた」
「自分の時間や健康を犠牲にしてまで会社組織のために尽くしてきた」
「不安定なパートナーを守れるのは自分しかいない、と自己犠牲で相手を支えてきた」

 

など。

 

 

あなたが注いできたものに依存し、「当たり前」のように扱ってきたのは、あくまでも相手側の問題です。

 

あなたを失うことで、相手が不便になるからといって、「罪悪感を持つ必要はない」と理解しておきましょう。

 

 

状況によっては、

 

「職場の繁忙期が終わる年内いっぱいまで勤務してから退社する」
「新しいバイトの求人期間として1か月間だけ協力する」

 

など、相手側との話し合いで、譲歩が必要になることもあるかもしれません。

 

 

その際、「いつまでなら協力する」など、こちらの意志を、きちんと示すようにしてください。

 

相手側から出された条件を、全面的に受け入れる必要はありません。

 

あなたの人生の手綱を、簡単に相手に握らせないように注意してください。

 

 

あなたには、相手や職場のための人生ではなく、自分のための人生を生きる権利があるのですから。

 

 

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4.あなたが雑に扱われてしまった理由

 

第4章では、「あなたが雑に扱われてしまった理由」をお伝えしていきます。

 

 

大前提として、あなたが雑に扱われてしまった場合、他人を雑に扱う人に問題があるので、あなたは必要以上に自分を責める必要はありません。

 

ですが、もしあなたの中に他人を雑に扱う人から狙われやすい性質があるのだとしたら、この機会に見直し、改善していくことで、今後の人生に活かしていくことができるでしょう。

 

 

あなたが雑に扱われてしまった理由は、主に以下の4つです。

 

  1. 自分の感情を抑えてしまう
  2. 相手の機嫌を伺いすぎる
  3. すべて自分が悪いと思ってしまう
  4. 自己肯定感が低い

 

それぞれ1つずつ詳しくみていきましょう。

 

 

4-1.自分の感情を抑えてしまう

 

あなたが雑に扱われてしまった理由1つ目は、「自分の感情を抑えてしまう」ことです。

 

 

あなたは、自分が怒りの感情を持つことを、悪いことだと思っていませんか?

 

怒りを周りにぶつけて、人や物を傷つけてしまうことは問題ですが、怒りの感情を持つこと自体は決して悪いことではなく、人として普通のことです。

 

まずは、怒りは自分を守る大切な感情であるということを、理解しておきましょう。

 

 

怒りの中には、「自分が不当に扱われた」と感じたときに湧いてくる悲しみや悔しさ、「自分は雑に扱われるほどに、価値のない人間なのか」という寂しさや不安などの感情も含まれています。

 

なので、怒りは抑え込まずに適切に表現することで、自分自身のストレスを解消することができます。

 

 

怒りの表現としては、自分の気持ちを相手にしっかりと伝えるのがおすすめです。

 

たとえば、

 

「ラインを頻繁にスルーされて悲しかった」
「あのとき○○みたいな言い方されて傷ついた」
「毎回こちらの都合を考えずに、頼みごとをしてくるから負担に感じている」

 

といった具合ですね。

 

 

その上で、

 

「時間が空いたら、何かリアクションを返してほしい」
「本当に困っているなら相談に乗るけど、まずは自分でやってみてほしい」

 

などと、提案してみるといいでしょう。

 

 

怒りを表現せずに抑えてしまうと、攻撃的な人や支配欲の強い人・依存体質の人から「自分が勝てそうな弱い相手」「何をしても許してくれる相手」とみなされ、ターゲットにされてしまいます。

 

同時に、怒りを抑え続けることで、ストレスが積み重なり、うつや不安症になってしまったり、恨みや憎しみなどの簡単に解決できない感情に変わってしったりすることもあるため、注意が必要です。

 

 

4-2.相手の機嫌を伺いすぎる

 

あなたが雑に扱われてしまった理由2つ目は、「相手の機嫌を伺いすぎる」ことです。

 

 

いつもイライラしている人や気分に波があって安定感のない人が周りにいると、影響を受けてしまい、こちらまで嫌な気持ちになってしまうことがありますよね。

 

 

あなたは、機嫌の悪い相手と対峙するとき、過剰に気を使って、優しい言葉をかけたり、相手の望みを察知して、無理に合わせたりしていませんか?

 

もし心当たりがあるなら、今この瞬間から止めるようにしてください。

 

 

周りの空気を悪くするほど不機嫌をあらわにする人は、精神年齢の低い幼い人といえます。

 

子供が不機嫌をあらわにして大人を動かし、思いを通すのと同じように、大人になった今でも、不機嫌な態度で「どうして不機嫌な自分を助けてくれないんだ!」と周りを攻撃しているのです。

 

 

大人でであれば、上手にストレス発散したり信頼できる人に話を聞いてもらったりして、自分の気持ちを整理し、不機嫌を周りの人にぶつけたりしないものです。

 

 

ですが、不機嫌をあらわにする子供っぽい人は、自分を気にかけ、思い通りに動いてくれるあなたを、自分を保護してくれる母親と同等の存在とみなすようになります。

 

そして、「こうすれば構ってもらえるんだな」と味をしめ、あなたに依存して、「自分の不機嫌をなんとかしろ!」とばかりに、ますます不機嫌をぶつけてくるようになるのです。

 

 

今後は、機嫌の悪い相手に支配されないよう、「相手の不機嫌は相手の問題であり、自分が何とか出来るものではない」と割り切り、放置しましょう。

 

 

4-3.すべて自分が悪いと思ってしまう

 

あなたが雑に扱われてしまった理由3つ目は、「すべて自分が悪いと思ってしまう」ことです。

 

 

あなたは、人の言うことを信じすぎてしまったり、自分よりも他者の気持ちを優先して我慢したりしていませんか?

 

自分の考えが間違っていると思い、相手の言い分を全て受け入れてしまう。

 

この状態は、プライドが高く、罪悪感をあおってくるような支配欲の強い人に狙われやすくなるので、注意が必要です。

 

 

罪悪感をあおる人の常套句は、以下のようなものです。

 

「おまえのせいでこうなった!」
「こっちは、こんなに頑張っているのに!」
「頼むから気分を悪くさせないでくれよ!」
「皆はこうしているのに!」
「自分を愛しているなら、こうしてくれるはず」

 

上記のような言葉に萎縮して、「自分が足りないから、相手に言わせているんだ」と頑張って合わているのだとしたら、もう相手に支配されている可能性があります。

 

 

相手に次から次へと攻撃されることで、あなたの自己肯定感は、どんどん低下してしまいます。

 

あなたが自分の意見を言えないままでは、相手の支配欲を満たすための「付属品」になってしまうでしょう。

 

 

とはいえ、今まで我慢に我慢を重ねてきてしまった場合、「怖くて自分の意見を言うなんて無理」と思うかもしれませんね。

 

その場合はまず、

 

  • 自分の思いを紙に書き出してみる
  • 深呼吸しながら自分の心を見つめてみる

 

などして、自分の本当の気持ちを確認するところから始めるようにしてください。

 

 

そして、支配欲の強い人からは距離をおきましょう。

 

自分の気持ちにフタをして、相手の言いなりになり続けるのは、絶対にダメです。

 

 

「自分のことは自分で決め、自分の人生の責任は自分で取る」という自立を目指すことをおすすめします。

 

 

4-4.自己肯定感が低い

 

あなたが雑に扱われてしまった理由4つ目は、「自己肯定感が低い」ことです。

 

 

自己肯定感とは、自分の強みや欠点を理解した上で、ありのままの自分を大切にできる感覚です。

 

自己肯定感が低いと、必要以上に人目を気にしてしまったり、人にどう思われるかが気になるようになります。

 

 

人から認めてもらうために誰かに一生懸命に尽くしたり、自分の限界を超える程に何かを頑張ったりしていませんか?

 

 

人の愛情や頑張り・お金・時間を奪って自分を満たそうとするテイカー気質の人に目をつけられると、あなたの頑張りは、認められるどころか全て水の泡になってしまうため注意が必要です。

 

テイカー気質の人から自分を守るには、人から認められることを目指すのではなく、自分で自分の自己肯定感を上げるようにすることをおすすめします。

 

 

自己肯定感を上げる方法には、以下のようなものがあります。

 

  • 自分の感情を定期的に紙に書き出す
  • 体を鍛える
  • 身に付けた強みやスキルで、成功体験を積んでいく
  • 一緒にいて安心できる人との繋がりを強化する
  • ペットと一緒に暮らす
  • 自分の弱みを否定せず、「こんなところも自分なのだ」と受け入れる

 

 

自分の弱さを受け入れられるようになると、柔軟で折れない心を持った、真の強い人になれます。

 

人にどう思われるかも、気にならなくなりますから、自然に有害な人や、環境を遠ざけることができるでしょう。

 

 

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5.自分を雑に扱う人や環境から離れた後に後悔する必要はない

 

自分を雑に扱う人や環境から離れてみたものの、「本当にこれでよかったんだろうか」と後悔したり、「自分は間違っているんだろうか」と不安に襲われたりすることがあるかもしれません。

 

ですが、後ろを振り返ってばかりだと、明るい未来に進んでいくのは難しくなってしまいます。

 

 

第5章では、自分を雑に扱う人や環境から離れた後に後悔する必要はない理由を、以下の2つに分けて解説していきます。

 

  1. 自分をみつめる機会にして今後にいかせばよい
  2. 「自分を大切にしてくれない人から離れたら、友達がいなくなったのはどうしてなのか?」を考える機会になる

 

それでは、1つずつみていきましょう。

 

 

5-1.自分をみつめる機会にして今後にいかせばよい

 

自分を雑に扱う人や環境から離れた後に後悔する必要がない理由1つ目は、「自分をみつめる機会にして今後にいかせばよい」ということです。

 

 

今まで、自分を大切にしない人や環境のために一生懸命に尽くしてきて、損ばかりしてきた。

 

「一体自分の人生って何だったのだろう?」と感じているかもしれません。

 

または、「自分を大事にしてくれない彼氏だったけど、大好きだった。だから離れてしまって寂しい」という心境になることも、あるかもしれませんね。

 

 

その場合は、「たとえ結果的に損をしたとしても、一生懸命に人や職場のために尽くしてきたことは、決して間違いではなく、学びであり経験だった」と捉えるようにしてほしいのです。

 

そして、「人生を良くしていくために、自分を雑に扱う人から離れたこと」や「ここまで頑張ってきた自分」を認め、しっかりと褒めてあげましょう。

 

 

その上で、

 

「人や環境に尽くしすぎるのは、良くないから気をつけよう」
「人を見る目をもっと養っていこう」

 

などと、前向きに反省していけばいいのですから。

 

 

「今日が一番若い日です」という言葉があるように、あなたにはこれから先の人生を新しく作っていくための大切な時間が残っています。

 

ここまで苦労して積んできた経験を、正しく活かしていくことで、今後の人生を輝かせていくことができることを、忘れないでください。

 

 

5-2. 「自分を大切にしてくれない人から離れたら、友達がいなくなったのはどうしてなのか?」を考える機会になる

 

自分を雑に扱う人や環境から離れた後に後悔する必要がない理由2つ目は、「自分を大切にしてくれない人から離れたら、友達がいなくなったのはどうしてなのか?」を考える機会になるということです。

 

 

人には、それぞれ違った価値観がありますから、周りの人の言動の全てが自分の思い通りになることはないでしょう。

 

ですから、人との関係を円滑に進めていくためには、相手との価値観の違いを理解して、時には相手に譲ったり、譲ってもらったりすることが必要になるわけです。

 

 

とはいえ、あなたに友達がいなくなってしまったのは、あなたのわがままが原因なのでしょうか?

 

この機会にしっかりと、「一緒にいたほうがいい人」と「離れたほうがいい人」の違いについて、確認していきましょう。

 

あなたの判断が正しかったのか、間違っていたのかの、判断材料になるでしょう。

 

【一緒にいたほうがいい人の特徴】

  • 会うと元気になる
  • あなたの話を聞いてくれる
  • ともに協力し、一緒に成長していける
  • あなたを理解しようとしてくれる
  • あなたを人として認めてくれる
  • 尊敬できる
  • 心から一緒にいたいと思える

 

【離れたほうがいい人の特徴】

  • 会うとどっと疲れてしまう
  • 話や時間を奪われた気分になる
  • あなたを思い通りにコントロールしようとする
  • あなたをモノのように利用しようとしてくる
  • あなたの優しさや弱みにつけこむズルさがある
  • 義務感で「うまく付き合わなくちゃ」と頑張る必要がある

 

 

付き合う人を選ぶポイントとしては、「自分がこの人と一緒にいたい」と感覚的に思えるかどうかが重要です。

 

もしあなたが、何らかの理由で一緒にいたほうがいい人と離れてしまったのなら、もう一度歩み寄って仲直りする価値はあるかもしれませんね。

 

 

逆に、感覚的に嫌だなと思っているのに、

 

「この人と仲良くしておかないと、仲間外れにされてしまう」
「昔からの付き合いだから、関係を切るのが面倒」

 

と、あなたが我慢や無理をしているなら、離れたほうがいいといえるでしょう。

 

 

一般的によく言われる「誰とでも、分け隔てなく仲良くしましょう」というのは、一見正しいことのように聞こえますが、そこに拘りすぎるのは危険です。

 

個人が、付き合う人を選ぶ自由を否定することになるからです。

 

 

あなたが、自分の感覚で友達と離れることを選び、一時的に友達がいなくなってしまったとしても、「自分はわがままで自分勝手なのか」と自分を責めすぎる必要はありません。

 

すべての縁は、永遠ではなく変化していくものなので、時には自分の成長のために、不要な縁は切る必要があります。

 

縁を切ることは「逃げ」ではなく、自分の人生をよりよくするための、大切なステップなのですね。

 

 

不要になった縁を切り、あなたが成長していくことで、本当に大切にしたいと思える真の友達に出会えるようなるでしょう。

 

今は後ろを振り向かず、これからのあなた自身を、一番に大事にしてあげてください。

 

 

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6.自分を大切にしてくれる人や環境と出会うコツ

 

せっかく、自分を大切にしない人から離れられたとしても、また有害な人や環境に引き寄せられてしまったらもったいないですよね。

 

では、一緒に過ごすことであなたが心身共に満たされる、優しさや愛のある人、価値観の合う仲間、安心できる温かい環境に出会うには、どうしたらいいのでしょうか?

 

 

第6章では、「自分を大切にしてくれる人や環境と出会うコツ」について、5つお伝えしていきます。

 

  1. 自分自身を大切にする
  2. 周りの人の自己肯定感を上げることを意識する
  3. 外見を整える
  4. 自分が夢中になれるものを見つけて取り組む
  5. 自己理解を深め自分軸で生きていくようにする

 

1つずつ、詳しくみていきましょう。

 

 

6-1.自分自身を大切にする

 

自分を大切にしてくれる人や環境と出会うコツ1つ目は、「自分自身を大切にする」ことです。

 

 

人には、すでに大切に扱われているものを「大事に扱おう」と思い、雑に扱われているものを「適当に扱ってもいい」と思う心理があります。

 

ですから、あなたがあなた自身を大切にすることで、あなたの空気感が周りに伝わり、周りの人から大事にされて雑に扱われなくなる、ということなのですね。

 

 

それでは、ここから具体的に自分を大切にする方法をお伝えしていきます。

 

【自分の心に嘘をついてまで、人に合わせすぎない】

  • 人がどう思うかではなく、「好きか嫌いか」や「賛成か反対か」など、自分の感覚で選ぶ
  • 周りの目を気にして、自分を無理に抑えずに、自分の「やりたい!」という本音に正直に、行動することを許す

 

【自分の体が心地よさを感じるためにはどうしたらいいのかを考える】

  • 疲れや痛みを感じているのに、休まずに頑張ることを止める
  • ストレスを感じているのに、心の声を放置して、何かを続けてしまわない
  • 眠いのに携帯をみるのをやめる
  • お腹が空いていないのに食べるのをやめる
  • お風呂にゆっくり浸かって、一日の疲れを癒す
  • 質の良い睡眠をとるための工夫をする

 

【自分に優しい言葉をかけるようにする】

  • 失敗したり、思い通りの結果を得られなかったときには、自分を酷い言葉で責めたりせずに、「大丈夫、次に活かせばいい」「どんまい!」と言ってあげる
  • 人とぶつかってしまったときには、自分ばかりを責めずに、「相手との違いを知る、いいきっかけになったので問題ない」と励ます

 

【自分にかけているプレッシャーを緩める】

  • すべてを完璧にこなそうと思わずに、出来ないことがあっても問題ないと思う
  • タスクを整理して、優先順位をつけ、無理のないペースで進める
  • 人に頼めることは、人にお願いして全然OKとする。
  • 頑張った自分をしっかりと労う

 

 

自分を大切にすると、心身共に健康的な状態を保つことが出来るようになり、自己肯定感も高まります。

 

結果として、「自分を大切にしてくれる人や環境」と繋がりやすくなる、というわけです。

 

 

6-2.周りの人の自己肯定感を上げることを意識する

 

自分を大切にしてくれる人や環境と出会うコツ2つ目は、「周りの人の自己肯定感を上げることを意識する」ことです。

 

 

人の心理には、「好意の返報性」という原理があります。

 

自分に好意的に接してくれる人のことは、お返しに自分も好意的に接しようという原理です。

 

 

目の前の相手に対して温かいリスペクトを向けることで、相手は「自分を大切にしてくれている」「自分を理解してくれている」と感じます。

 

すると、相手からも自然にリスペクトされる、というわけです。

 

 

ですから、人と接するときには「この人と仲良くすると、何のメリットがあるか」などの邪念を持たずに、心からの愛情とリスペクトを示すようにすると、自然にあなたを大切にする人に出会えるようになります。

 

 

6-3.外見を整える

 

自分を大切にしてくれる人や環境と出会うコツ3つ目は、「外見を整える」ことです。

 

 

心理学や社会学でよく研究されている、「ハロー効果」という心理現象があります。

 

ハロー効果」とは、人の特定の特徴や印象がその人全体の評価に影響を及ぼす心理現象です。

 

具体的には、外見を整えている人は周りから「自分を大切にしている人」という印象を持たれ、同時に相手からは「自分を大切にしている人なら、こちらのことも大切にしてくれる」と思われやすくなります。

 

 

また、外見を整えることには「自分の気分が良くなりポジティブになれる」「自己肯定感が高まり自信が持てるようになる」という、内側からのパワーを引き出す効果もあるのです。

 

人間関係だけでなく、ビジネスシーンでも、プラスの効果が期待できますから、積極的に外見を整えていくことを、おすすめします。

 

 

外見の整えるために、まずは以下の基本を徹底するようにしてください。

 

  • 清潔感を大事にする(髪・肌・爪・歯・体臭のケアは必須)
  • 自分に合ったサイズや質感・色の服を着る
  • 運動習慣を取り入れ、健康的な身体を維持する

 

 

お金を必要以上にかけなくても、取り組めることばかりですよね。

 

習慣にしていけば、あなたの魅力は、どんどんアップして、同じように魅力的な人とも、出会えるようになるでしょう。

 

 

6-4.自分が夢中になれるものを見つけて取り組む

 

自分を大切にしてくれる人や環境と出会うコツ4つ目は、「自分が夢中になれるものを見つけて取り組む」ことです。

 

「夢中になれるもの」を持つことで、情熱に満ちたエネルギッシュな魅力を放ち、周りにもポジティブな影響を与えることが出来ますから、自然に人から信頼や尊敬を得られやすくなるでしょう。

 

 

自分が夢中になれることに取り組むと、以下のような様々なメリットが得られます。

 

  • ストレス解消やリラックス効果
  • 集中力や創造力が高まり、自己成長に繋がる
  • 幸福感や満足感が増し、生きがいになる
  • 自己肯定感が高まる

 

 

自分と同じように、「夢中になれるもの」を持つ仲間が集まるコミュニティーに参加すれば、年齢や性別を問わず価値観の合う人と繋がる機会も増えるため、「自分を大切にしてくれる人と出会う確率」は上げられるはずです。

 

 

6-5.自己理解を深め自分軸で生きていくようにする

 

自分を大切にしてくれる人や環境と出会うコツ5つ目は、「自己理解を深め自分軸で生きていくようにする」ことです。

 

自己理解とは、自分の感情・思考・行動パターン・価値観・弱み・強みを深く知ることです。

 

 

自分自身に対する理解が深まると、

 

「自分はこうしたい」
「自分はこうありたい」
「自分の強みは○○だが、△△は苦手だからこのやり方を選ぶ」

 

という、自分の指針を明確にすることが出来ます。

 

すると、人に依存する必要がなくなり、周囲の影響に流されず自分の意志で自分の生き方を決められるようになるのです。

 

 

自分の指針をベースにした、自分軸で生きていくようにすると、以下のような変化が起こるようになります。

 

  • 人の目や他人からの評価があまり気にならなくなる
  • 自信を持って人生を切り開けるようになる
  • 本当に付き合いたい人とだけ付き合えるようになる
  • 自分が大切にしたいと思えない人が、自分から離れていく

 

つまり、自分から奪おうとするテイカーや自分に害を及ぼすような人とは離れることができ、反対に自分を大切にしてくれる人や環境との縁を深めることが出来る、というわけです。

 

 

より自己理解を深め、自分軸で、付き合う人や身を置く環境を選び、後悔のない人生を生きていきたいと思うなら、「DISCOVERYメソッド」を参考にしてみることをオススメします。

 

 

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「もし『DISCOVERYメソッド』に出会えていなかったら、モヤモヤする人間関係や人を雑に扱う職場を辞められずに、我慢ばかりして過ごしていたと思います。自分で自分の人生を切り開けるようになって、本当によかった」
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という声がたくさん届いていますので、先着限定で無料参加できる今のタイミングで、とりあえず参加しておくのが損がなく一番賢い選択です。

 

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7.どうすれば「私を大切にしてくれない人なんて興味ない」って示せるのか?というYahoo知恵袋の質問に答えてみた

 

Yahoo知恵袋に

 

大切にされないなら自分から縁を切るとか、離れる勇気がある人、またはそのマインドを持ってる人はモテるといいますよね?

 

それって付き合う前とかでも言えると思うんですけど、どんな対応だったり具体的な言葉?で『私の方を大切にしてくれない人なんて興味ない』って示せるのでしょうか。

 

今好きな人がいて、その人に感じて欲しいんです。

 

引用:Yahoo知恵袋

 

という質問がありました。

 

少々長めの質問文ですが(笑)。

 

 

この質問は「自分を大切にしない人 離れる」で検索したときに、一番最初に表示されたものです。

 

ですから、同じような悩みを抱えている人が多いのではないかと思い、今回勝手に答えてみることにしました。

 

 

結論から言うと、好きな人から大切にされたいなら、好きな人に「お試し行動」をすることはおすすめしません。

 

 

「お試し行動」というのは、相手との関係に不安が生じたときに、相手がどれだけ自分を愛してくれているか試す歪んだコミュニケーションです。

 

そして、「別れたくない」「そんなこと言わないでくれ」と言ってくれたり、機嫌を取ってくれたりすることを期待し、思い通りになると安心するのですね。

 

 

たとえ、その時に相手が思い通りの行動をとってくれ、安心できたとしても、それは自分が仕掛けて獲得した一時的な安心にしかなりません。

 

ですから、またすぐ不安になり、そのたびに「お試し行動」を、繰り返すようになってしまうというわけです。

 

 

「お試し行動」をされる側にはかなり精神的な負担がかかるため、最終的には相手から本当に別れを切り出される、という結果になってしまいます。

 

そうなってから、慌てて「そんなつもりじゃなかった」「本当は大好きだった」とすがったところで、相手との関係を修復するのは難しいでしょう。

 

 

「大切にされないなら自分から縁を切るとか離れる勇気がある人、またはそのマインドを持ってる人は、モテるといいますよね?」と相談者さんは言っていますね。

 

ここで言う「モテる人」とは、『私の方大切にしてくれない人なんて興味ない』という内容の言葉や態度で、相手の気を引こうとする人ではないのです。

 

 

正しくは、自分のことを本当に大事にしていて、「自分を雑に扱う人まで大切にしたいとは思わない」という意志を示せる人であり、そこには「こう言ったら愛されるかも」といった邪念はありません。

 

だからモテるのではないでしょうか。

 

 

相談者さんが、「好きな人から大切にされたい」と思うほどに相手を好きなのであれば、そのエネルギーを「お試し行動」に注ぐのではなく、「素直に相手を愛すること」に注いでみてはいかがでしょうか?

 

「もっと大切にしてほしい」「放っておかれて寂しい」と正直に表現してみてもいいでしょう。

 

まだ、お付き合いを始める前なら、素直に自分の想いを伝えてみるのもおすすめです。

 

 

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8.自分を大切にしない環境から離れて、恵まれた環境に辿り着いた人の体験談

 

最後に、実例として「自分を大切にしない環境から離れて、恵まれた環境に辿り着いた」内田さんの話を紹介します。

 

 

 

こんにちは!

 

西村さんから、ご紹介いただいた、内田と申します。

 

よろしくお願いします。

 

 

今回は、10年勤務したブラック企業を辞めて、転職した結果、自分を大切にしてくれる人たちのいる、恵まれた職場に再就職できた話を、お伝えしたいと思います。

 

 

私は、昨年5月までの10年間、ブラック企業の歯科医院に勤務していました。

 

 

まず、上司である歯科医院の院長は、超有名歯科大学をトップの成績で卒業し、有名歯科大の同門会の会長やその他、歯科医師会関係の役員など、様々なことを兼任しているような、いわゆる「権威好きの見栄っ張りタイプ」でした。

 

タワーマンションの上層階に住み、1000万円以上はするといわれている、外車を乗り回していましたね。

 

 

ここで誤解しないでいただきたいのですが、単純に院長がセレブな暮らしをしていることを批判しているわけではないのです。

 

外面や見栄にばかり最大限にエネルギーを使うわりには、部下として働く私たちスタッフを大事にせず、人を人とも思わないような酷い仕打ちが出来てしまう人なんだということを、伝えるためのことになります。

 

 

歯科医院の勤務時間は朝8時から夜8時近くまでで、休憩時間は、昼休みの1時間だけです。

 

かなり短いこの休憩時間も、院長の都合で頻繁に短縮されました。

 

 

診療が始まると、スタッフは満足にトイレにも行けません。

 

驚かれるかもしれませんが、午後2時から午後8時近くまで、トイレに1度も行けないなんて、ざらでした。

 

売上を上げるために、ありえない程にぎっしりと、診療の予約を入れ、ギリギリの状態で、スタッフ走らせながら回さないと、院長の気が済まないからです。

 

院長の罵声を浴びながら、スタッフが救急医療の現場並みに走り回っている環境で、患者さんに落ち着いた雰囲気や安心感など感じてもらえるわけがありません。

 

 

水分補給も、自分ばかり特別とばかりにペットボトルで自由に飲み、私たちスタッフには診療室の紙コップを使って水道水を飲むことすら許してくれませんでしたね。

 

見つかってしまったスタッフは、「医院のお金で買っている備品を勝手に使うな。地下に降りて自分のコップで飲んで来い」と叱られました。

 

トイレに行く時間もないというのに、診療室から地下の休憩室まで階段で降りて水を飲む時間などあるでしょうか?

 

 

また、私が通勤途中に転んでしまい、右手を骨折してしまったときのことなのですが。

 

当然のことながら、すぐに休みをもらるわけもなく、数日間、右手を首から吊った状態で左手だけをを使い、出来ることを必死にこなしていました。

 

数日後から、骨折が治るまで休ませてはもらえることになったのですが、そのときの院長の言葉が「患者さんが内田を見たときに、みっともないから休ませる」だったのです。

 

 

「内田に無理させたくないから」ではなく「みっともないから」。

 

こんな扱いばかり日常的に繰り替えされていると、もうスタッフの皆も「ここは絶対おかしい、ありえない」と思っているのに諦めてしまうんです。

 

「この院長に、何を言っても無駄だ」って。

 

皆、院長に対する不満でいっぱいになっているのに、せいぜい出来ることは、スタッフ同士で、隠れて院長の悪口を言うくらい。

 

 

でも私は諦めたくなかった。

 

「このままでは、時間や、体力、健康、全てを奪われて、私の人生が終わってしまう」

 

そう強く思いましたから。

 

 

ですから、歯科医院の勤務が休みの日曜日に「訪問介護ヘルパー」の副業を始めたのです。

 

いくら歯科医院を辞めたくても、収入源の不安があったら、辞められないと思ったからです。

 

 

週一のパートでも、訪問介護の業務に就いて慣れておけば、歯科医院を切ってしまっても、訪問介護の常勤スタッフにスライド転職できると考えました。

 

介護ヘルパー2級の資格を取ってあったので、訪問介護事務所に雇っていただくことが出来たのがラッキーでしたね。

 

 

結果として、訪問介護の仕事は5年勤務したところで、体力的に限界になってしまい辞めることにしましたが、「未経験のヘルパー」状態から比べたら、十分に経験が積めたのではないかと思っています。

 

 

次に取り組んだのが、現在も西村さんにお世話になり修業させてもらっている、Webライターの勉強です。

 

もともと、文章を書くことが好きだったということと、Webライターとして成功出来れば、年齢を重ねても収入を得ることが出来るというのが、Webライターの勉強を始めた理由でした。

 

 

未経験からのスタートで、実力派Webライターを目指すことは決して甘くはありません。

 

ですが、西村さんの指導をいただきながら取り組んでいくうちに、「私はこれをやっていきたいんだ!」と強く思える程に、どんどんのめり込んでいったのです。

 

記事を読んでくれる人のことを考えながら、物事を深く調べて書いて伝える作業が、本当に楽しくて。

 

 

すると、

 

「Webライターで成功するために、もっと書く時間を確保したい」
「朝から晩まで拘束され、体力の限界までこき使われる歯科医院にいたのでは、思うように書くことが出来ない」

 

という気持ちが、沸き上がってきました。

 

 

「歯科医院が嫌だから辞めたい」というだけではなく、「自分のやりたいことをやる時間を確保したい」という、前向きな気持ちも加わったという感じですね。

 

 

10年務めた歯科医院を辞めるころには、働きすぎによる座骨神経痛の症状に苦しんだり、院長のストレスの捌け口にされ、執拗に攻撃されたり、散々な目に合いました。

 

ですが、今振り返ってみると、「辞めるための正当な理由を、神様が与えてくれたのかもしれない」と思えるんです。

 

 

院長に言いたいことをハッキリと言い辞めることになったとき、歯科医院の院長からは「薄情な裏切り者呼ばわり」され、最後まで酷い扱いをされましたね。

 

それでも、スタッフの皆は私の想いを理解してくれ、私のために院長に内緒で送別会を開き、気持ちよく送り出してくれたのです。

 

これは本当に嬉しかったです。

 

 

そして今私は、新たな職場に転職し、私を気遣い大切にしてくれる上司や先輩の下で、無理せず楽しく働けるようになりました。

 

午後5時30分までの勤務で、残業もないので、一日しっかり働いて帰宅した後でも、十分に「書くための時間」と「気力体力」を確保することが出来ています。

 

今本当に幸せです。

 

 

この体験談で皆さんにお伝えしたいことは、以下のようなことになります。

 

  • 今どんなに辛く厳しい環境にいたとしても、諦めなければ自分の人生は変えていけるということ
  • 人の本当の価値は、社会的地位や財力、学歴ではなく、人間性である、ということ
  • 人を人とも思わず、上から圧をかけてコントロールしようとしてくる相手は「クソ」であり、尽くす価値はないということ

 

 

少々刺激の強い表現を使わせていただきましたが、以上が私の経験を通して学んだ宝物です。

 

何か感じ取っていただけたら幸いです。

 

長文を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

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まとめ

 

この記事では、「自分を大切にしない人から離れて自分を本当に幸せにするための処方箋」をお渡ししました。

 

まとめると以下の通りです。

 

あなたを大切にしない人の特徴

  • あなたを下に見ている
  • 自分を敬わせたい
  • 自分が1番でなければ気が済まない
  • もともと人を人だと思っていない
  • あなたを認めるという感覚がない

 

自分を大切にしない人や環境から離れる方法

  • 自分を大切にしない人まで大事にしなくていいと自分に許す
  • 自分を大切にしない人と物理的な距離を置く
  • 罪悪感は必要ないことをきちんと理解する

 

あなたが雑に扱われてしまった理由

  • 自分の感情を抑えてしまう
  • 相手の機嫌を伺いすぎる
  • すべて自分が悪いと思ってしまう
  • 自己肯定感が低い

 

自分を大切にしてくれる人や環境と出会うコツ

  • 自分自身を大切にする
  • 周りの人の自己肯定感を上げることを意識する
  • 外見を整える
  • 自分が夢中になれるものを見つけて取り組む
  • 自己理解を深め自分軸で生きていくようにする

 

 

「自分が大切にされていない」という気持ちになるのは、悲しいことです。

 

自分を大切にしてくれない相手が好きな人や家族など、「本当は大切にしてほしい相手」なら尚更傷つき、寂しい思いをすることでしょう。

 

職場やコミュニティーで自分が雑に扱われ、悔しい思いをさせられることだってありますね。

 

 

そんなときは、自分の心に蓋をせず、納得できるまで真剣に向き合ってみましょう。

 

もしも、「もう嫌だ」「苦しい」と思っているのに、身動きがとれなくなってしまっているのなら、何度でもこの記事を読み返して、参考にしてください。

 

明確な答えがみつかれば、きっとここからあなたの人生は、より「温かくて心満たされる人生」にシフトしていくことが出来るでしょう。



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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの

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右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。

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