好きだけど才能がないと気づいた時にとるべき4つの行動とは?
「今の仕事は好きだけど才能がないと感じる」
「好きなことややりたいはあるけど自分には才能もないし、向いていないと思ってしまう」
「才能がないと気づいてしまったら、もうやめるべき?」
好きなことややりたいことをできる環境にいると、それを自分よりも得意とする人に出会うものです。
そんな人を見ると、自分には才能がないと落ち込んでしまいますよね。
また、好きだけど才能がないと気づいたら、このまま続けるべきかとても悩むと思います。
しかし、あなたが好きだと思ったことは、才能がないからといってやめる必要はありません。
本記事では、「好きだけど才能がないと気づいた時にとるべき4つの行動」をお伝えします。
やりたいことや好きなことをやめるべきか悩んでいる方は、やめる前にぜひ一度立ち止まってゆっくりと考えてみてください。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.好きだけど才能がないことは諦めるべきか?
早速ですが、好きだけど才能がないと思ったことは、やめるべきなのかについて解説します。
1-1.諦める必要はない
冒頭でもお伝えしたように、才能がないからといって諦める必要は全くないのです。
なぜなら、才能がなくても自分が好きで夢中になれるものなら成果は出せるからです。
「才能=周囲よりもよい結果を出すこと」といった認識がある方もいらっしゃるでしょう。
しかし、結果は才能がなくても出せます。
実際に才能がないと自覚している人でも、自分に合っていると感じて夢中で続けたら成果を出せたケースも往々にしてあると思います。
また、アメリカで3,000人を対象にしておこなわれた調査では、何を持って「成功」とするかという問いについて、才能よりも「幸福」や「達成感」を重要視する人が圧倒的に多いとわかりました。(参考書籍:ドット・ローズ、オギ・オーガス『Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 』三笠書房、2021年)
つまり、幸福や達成感においては才能の有無はあまり関係がないため、自分の好きなことを諦める必要もなく、幸福感が得られれば成功に近づけるということです。
1-2.才能は自分で決めるものではない
好きだけど才能がないと気づいたときは、誰かから「あなたは才能がないからやめたほうがいい」と言われたのでしょうか?
才能がないと思っているのは実は自分だけ、という状況ではありませんか?
才能は、人がその人の結果を見て「この人は才能がある」と判断する場合が一般的です。
しかし、「自分には才能がない」と自分で決めつけてしまっている場合は、本当に才能がないのかはわかりません。
実際には、才能があるかもしれないのに、熱量が足りずに本気で打ち込めていない可能性はないでしょうか。
才能があると自覚するにはそれに値する結果を出すべきだと考えているなら、まずは結果を出せるくらい対象のものを好きになる必要があるでしょう。
本屋大賞も受賞した小説『羊と鋼の森』にこんな一節があります。
僕には才能がない。そう言ってしまうのは、いっそ楽だった。でも、調律師に必要なのは、才能じゃない。少なくとも、今の段階で必要なのは、才能じゃない。そう思うことで自分を励ましてきた。才能という言葉で紛らわせてはいけない。あきらめる口実に使うわけにはいかない。経験や、訓練や、努力や、知恵、機転、根気、そして情熱。才能が足りないなら、そういったもので置き換えよう。もしも、いつか、どうしても置き換えられないものがあると気づいたら、そのときにあきらめればいいではないか。
才能が足りないなら別のものに置き換えて、ほかのものでも満たせなくなったらそのときにはじめてあきらめる。
こんな考え方になってもう一度過ごしてみたら、「自分の才能」に対する考えも変わるかもしれません。
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2.才能がなくても好きなことを続けるとどうなる?
才能がない人でも好きなことを続けたらどうなるでしょうか?
好きなことを続けることで起こる自分の変化を見てみましょう。
- 1.自分の強みになる
- 2.続けることが才能に変わる
- 3.不得意でも頑張っていれば他人から評価される
2-1.自分の強みになる
好きなことを続けられること自体が、まず自分の強みに変わります。
「継続」という才能を持っているとも言えるでしょう。
ひとつのことを突き詰めて、ずっと継続できる人は多くありません。
むしろ「自分には才能がなかった」と諦めて挫折してしまう人のほうが多いでしょう。
そんな中、諦めずに続けている人はそれだけで才能があるとも言えます。
また、継続していれば好きなことを才能にするチャンスも訪れるかもしれません。
続けるだけで「継続」という才能が手に入り、本当にほしい才能にも近づいていけるのです。
2-2.続けることが才能に変わる
「継続」が才能のひとつだとお伝えしましたが、もう少し深掘りしてみましょう。
実は、生まれながらに才能を持ってラクにこなしている人よりも、長い時間をかけて継続してきた人のほうが経験値が高いのです。
継続してきた人は、失敗することも多く、何度も試行錯誤してきています。
「好きだけど得意ではない」おかげで、才能がある人よりも得られる知識や経験が豊富なのです。
そのため、継続の才能によって、才能がある人の成果や経験を上回ることも十分にあり得るでしょう。
2-3.不得意でも頑張っていれば他人から評価される
そして、才能がないと自覚している人が諦めずに挑戦し続けると、周囲からの評価も変わります。
ここでは、身近な例にたとえて考えてみましょう。
- Aさん:日頃は授業中も居眠りしていて、テスト勉強は前日に出そうな場所だけサッと復習。テスト当日は、実際にヤマが当たっていつも高得点を取っている。
- Bさん:勉強が苦手だけど真面目。放課後はいつも図書室で宿題をしてから帰っている。テストは毎回赤点ギリギリだけど、1週間前からテスト勉強もしている。
あなただったら、どちらを応援したくなりますか?
おそらくBさんのほうが好印象だと答える人のほうが多いでしょう。
Aさんは勉強のセンスが高くてなんでも器用にこなす、まさに才能があるタイプの人だとわかります。
一方でBさんは、とても不器用で一生懸命頑張っているのになかなか結果が出ないタイプです。
実は、手を抜いて立派な結果を出す人より、不得意でもがむしゃらに取り組んでいる人のほうが、周囲は心を動かされやすいのです。
つまり、得意でなくとも好きな気持ちを持ち続けていれば、苦手な部分をフォローしてくれる人も現れるということ。
脳科学者の中野信子さんの著書にも、苦手なことを人にカバーしてもらう例が書かれています。
Sさんは人の意向に自分を合わせるということを、まったくしませんでした。「苦手なものは苦手」と言って譲りません。またSさんは、苦手なところを克服するために時間や労力を使うのではなく、自分の得意なところをブラッシュアップするために使うのに徹していました。そして、「これはできそうもないな」という部分は、自分でやることを避けていました。得意な人を探してその人に任せるという方法で、苦手なところをカバーしていたのです。
好きなことを継続することで他人からの評価が上がり、さらに苦手な部分まで助けてもらえるなら、やめる理由を考える必要はないのかもしれません。
3.才能がなくても好きなことを継続している人の特徴6つ
では、才能がなくても好きなことを続けられる人にはどんな特徴があるのかを参考までに6つ紹介します。
- 前向き
- 失敗を恐れない
- 自分を否定していない
- 自分にも他人にも肯定的で明るい
- 自分がよいと思ったことは素直に行動する
- 今を楽しんでいる
好きなことを継続できる人は、上記を見てわかるとおり、基本的にポジティブです。
また、自分自身だけでなく周囲にも肯定的で明るい印象を与えています。
挑戦に対して「自分には無理だ」と決して思わず、「才能はないけど楽しいからOK」と前向きに取り組んでいるのがわかるでしょう。
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4.好きなことを続けるためのヒント4選
才能がなくても好きなことを続けたほうがプラスなことが多いとお伝えしました。
しかし、今からでもその状態を目指せるのか不安な方もいらっしゃると思います。
そこで、好きなことを前向きに続けるためのヒントを最後に紹介します。
- 1.好きなことは本当に好きなのか自問自答してみる
- 2.環境を変えて違うことをしてみる
- 3.今の自分を評価してあげる
- 4.失敗は悪いことではないと考える
4-1.好きなことは本当に好きなのか自問自答してみる
あなたにとって、好きなことややりたいことは本当に続けようと思うことなのか、まず考えてみましょう。
たとえば、本当は違う目的があり、それを達成するために無理やり好きになろうとしている可能性はないでしょうか?
・これができたら、◯◯さんに近づけるから自分も好きになりたい
→〇〇さんに近づくのが目的
・△△ができたら稼げそうだから好きになってみよう
→稼ぐのが目的
別の目的が背後にあると、その目的が薄れたり、なくなったりしたときに続けられなくなります。
あるいは、才能がないと決めつけることで無意識に「好き」から逃げようとするパターンもあるでしょう。
「自分には才能がないからやめよう」
「うまくできないから自分では好きになれないんだ」
こんな気持ちを持っているなら、才能の有無にかかわらず、本当にやりたいと感じる好奇心や探究心があるかを今一度探ってみてください。
4-2.環境を変えて違うことをしてみる
好きなことは続けられるものかどうかを判断する方法として、環境を変えるのも有効です。
- 好きな物ごとをする場所を変えてみる
- あえて全く違うことに挑戦してみる
今の仕事が好きなことであるなら、副業で全く別のことをする環境にしてみるのもよいでしょう。
趣味の場合なら、違うジャンルのことにチャレンジしてみるのもアリです。
一度好きなことから離れてみると、自分の気持ちに気づけます。
「好きだと思ってたけど、新しいことをやってみたら新しく始めたことのほうが好きだとわかった」
「離れてはみたけど、やっぱりあれのことが気になってやりたくなる」
違う環境になっても、好きな気持ちが変わらない、もしくは以前より好きになった場合は、才能がなくても続ける価値があるかもしれません。
4-3.今の自分を評価してあげる
才能がないことを嘆いている人は、自分を低く評価しています。
一方で、才能がなくても続けられる人は、自分をぞんざいに扱いません。
彼らは、
「これまでの経験は好きな気持ちがあったからこそ続けてこられた」
と継続してきた自分をきちんと評価しているのです。
また、才能がなかったとしても、自分のことをすごいと思ってくれる人は必ずいます。
そのため、あなたも好きなことに取り組んでいる今の自分を認めてあげましょう。
ここまでいろいろなことに挑戦して頑張ってきたあなたはすごいのです!
4-4.失敗は悪いことではないと考える
好きなことを続けるうえでは、途中でイヤになることもあるでしょう。
「才能がないから、失敗してしまうかもしれない」
「うまくいかなかったら、ダメかもしれない」
途中で壁にぶつかることは誰にでもあります。
たとえ才能がある人でも、起こりうるでしょう。
しかし、失敗は悪いことではありません。
失敗したからといって、好きなことをやめる必要もありません。
大切なのは、障壁がうまれる度に「好きだからやめられない」と思えるかどうかです。
どんな苦境でも好きな気持ちを思い出せるなら、きっと乗りこえられます。
ぜひ好きな気持ちを伸ばして、失敗や恐れをはね除けながら続けていってくださいね。
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5.(まとめ)才能は好き・嫌いで決まるものではない
好きだけど才能がないと気づいた人に向けて、好きなことを継続すべきかをお伝えしました。
本気で好きなことややりたいことがあるなら、諦める必要はありません。
ぜひ、このまま続けてみてください。
そもそも、才能の有無で人生が決まるわけではありません。
仮に才能がないと他人から思われても、自分の意志で続けられるなら、その経験は自分の強みとなります。
また、好きなことをずっと続けられるのも、それ自体が才能と呼べるでしょう。
本記事が、あなたの背中を押す力になれたら嬉しいです!
好きなことがあるならぜひ頑張って続けてみてくださいね!
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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