趣味も仕事も何をやっても続かない原因3つに対処する方法とは?
「やりたいことはたくさんあるのに、どれも続いた試しがない」
「何やっても続かないし、うまくいかない」
仕事や趣味、恋愛など何ごとにおいても「続かない」と感じたことはありませか?
私もまさにそのタイプの人間でした。
- 副業に挑戦したけど続かない
- 趣味もあれこれ手を出した割に、すぐに飽きる
興味や関心は尽きないのに、いざ始めるとなぜだかすぐに終わってしまうんです。
その度に「自分はダメ人間だ」と落ち込む日々を送っていました。
しかし、考え方を改めたら、びっくりするくらい続けられるようになりました!
これまでは、数週間〜数カ月で辞めてきたはずの趣味や副業も、もう2年以上は続けられています。
そして、「やりたくない」「飽きた」という気持ちもまったく湧いてきません。
そんな経験から、何をやっても続かないときの原因や対処法を共有しようと思い記事にしました。
もし何ごとも続かず落ち込んでいる方がいらっしゃるなら、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.何やっても続かない原因は3つあった
何をやっても続けられない状況に陥ってしまうことには、きちんと原因があったんです。
特に納得できるものが3つありましたので、共有します。
- 1.人間が持つ性質である「ホメオスタシス」によるもの
- 2.過去のネガティブな経験が自分の自由を妨げている
- 3.続けるための動機を持っていない
1つずつ解説していきますね。
1-1.人間が持つ性質である「ホメオスタシス」によるもの
「ホメオスタシス」という言葉はご存じでしょうか?
一般的に医学の世界で使われている用語で、意味はこちら。
生物は、生体に起きるさまざまな変動をもとに戻そうとするシステムをもち、一定の状態を保つ能力があると考えられており、この定常状態を恒常性(homeostasis)という。
生物のもつ重要な性質の1つで、生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるという性質があるからこそ、生物が生物であることができる。
すなわち、恒常性維持能を有し自己複製する存在が、生物である。
20世紀初頭に「ホメオスタシ〔同一の(=homeo)状態(=stasis)を意味するギリシャ語〕が造語された。
病気や老化症状は、恒常性が破綻している状態とも理解することができる。
専門的でちょっと難しいため、要約すると、ホメオスタシスとは、私たちの体に異常が起きたら元の状態に戻そうと無意識に発動する体の機能のことです。
たとえば、寒い場所にいっても体温が急激に下がらないよう、36〜37度程度の体温に保ってくれたり、細菌が入ったら追い出そうと高熱になったり。
この現象が「心」にも起きるとと「心理学的ホメオスタシス」と呼ばれます。
いつもと同じ環境やライフスタイルを守ろうと、脳が自分に指令を出し始めるのです。
具体的には、新しい活動を始めると「いつもと違うことをしている」と脳が認知して、辞めさせようと働きかけてくるんです。
その結果、3日坊主になってしまったり、違うことに興味を持ち始めたりして、新しいことが続けられなくなります。
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1-2.過去のネガティブな経験が自分の自由を妨げている
自分の意志で挑戦したことにおいて、過去に失敗していたり、嫌な経験があったりすると、もう嫌な思いをさせまいと、新たな挑戦を拒む意識が発動することも。
たとえば、こんな経験はありませんか?
- やりたいと思って取り組んだことを「あなたには無理」と家族や他人から否定された
- やってみたら大きな失敗をしてしまった
- 自分が挑戦したことで誰かを傷つけてしまった
ネガティブな経験が深く記憶に残ると、「新しいことは自分には向いていない」と思い込んでしまうのです。
過去の研究では、実際に失敗経験が原因でその後のやる気がなくなってしまった、とわかったものもあります。
学業やスポーツにおける過去の成功・失敗経験がその後の自尊心や動機づけを左右することは多数指摘されており、試験において成績が下降した生徒は自尊感情が否定的な方向に変化する。
これは、本心では続けたいと思っていても、嫌な思い出がくり返されることを防止しようと、自分の脳が自分を守ってくれているとも言えるでしょう。
しかし、それが原因で新しく始めたことが続かなくなってしまっているのです。
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1-3.続けるための動機を持っていない
やりたいことがあったとしても、それをやるに値する理由を持っていない場合は継続も難しいものです。
たとえば、私たちが「続けたい」と思う背景には、実は「(できれば)続けたい」が含まれています。
そのため、「絶対に続ける!」と断言できないときには、本当に続けられないことも多いのです。
実際、続けた先にある未来が見えないまま、何かを始めてしまうことはありませんか?
明確な理由や目的もなく、なんとなく新しいことを始めると、途中で中途半端な自分に気づき、自分を認められなくなるのです。
そして、そんな中途半端な自分は「ダメだ」「もうやめよう」と心が判断して、続かない状態に……。
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2.やりたいことはあるのに何をやっても続かない人の特徴5個
何をやっても続かない原因で、当てはまるものはありましたでしょうか?
ここからは、より具体的に何をやっても続かない人の特徴をさらにピックアップして紹介します。
該当するものがあるか、こちらもチェックしてみてください。
- 1.目標が大きくなりがち
- 2.エンジンがかかるまでに時間がかかる
- 3.続かない理由を自分で正当化している
- 4.興味があることが多すぎる
- 5.挫折や失敗を恐れている
2-1.目標が大きくなりがち
何やっても続かない人の要因に、目標や動機が薄いことも挙げましたが、反対に目標が大きすぎる人もいます。
現在の自分のスキルからかけ離れたものに、いきなり挑戦してもうまくいかないのは当然です。
自分の現在地やタイプを理解していないと、大きな目標を掲げすぎてしまい、近づき方がわからないまま行動して挫折してしまうでしょう。
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2-2.エンジンがかかるまでに時間がかかる
やりたいことやほかに優先すべきことがあるのに、別のことを始めてしまう方も注意です。
このタイプの方は、「気が向いたらでいいや」「あとでいいや」と始めるまでに時間があいてしまいます。
また、やりたいことのための準備を入念にしすぎる人も同様です。
たとえば、料理を始めたいと思ったときに、まず調理器具や調味料を揃えてからでないと動き出すのが難しい人などですね。
何かをしようと思ってもすぐに本題に入れない方は、続かない人になりやすいでしょう。
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2-3.続かない理由を自分で正当化している
「続かないのは〇〇のせいだ」と要因を外側に向けている人も当てはまります。
たとえば、こんな理由づけをしてはいませんか?
「お金がないから続けたくても続かない」
「忙しくて時間がとれないから難しい」
もちろん、どの要因もあなたの行動を妨げているものではあるでしょう。
しかし、何でも続けられる人はお金や時間がなくても、自分の意志で取り組んでいます。
一方、続かない理由を自分でこじつけて正当化している人は、自分の意志で決めている感覚を持っていないため、ますます継続が困難になっていくのです。
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2-4.興味があることが多すぎる
さまざまなことに興味や関心がありすぎる人も続けられない人と言えるでしょう。
やりたいことが多すぎて、どれから手をつけたらよいかわからず、結局どれも中途半端になってしまいます。
いろいろなことに興味があるのは素晴らしいことではあるものの、自分に合っているものがわからないまま複数のことを始めるのは、難しいものです。
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2-5.挫折や失敗を恐れている
何やっても続けられない人は、自分がやりたいと思うことに対して「必ず結果を出す必要がある」と思っているケースも。
このタイプの方は、完璧主義で、一度やり始めたら失敗できないと思い込んでいます。
そのため、挫折や失敗の予兆があると、すぐに辞めてしまうのです。
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3.やりたいことを続けられる人になるには?おすすめの方法6つ
では、何をやっても続かない人が、やりはじめたことを続けられるようにするにはどうしたらよいでしょうか?
おすすめの方法を6つ紹介いたします。
- 1.自分の現状を理解する
- 2.小さな目標を作る
- 3.ライバルを見つける
- 4.続けることを習慣化する
- 5.やらない理由を作る前に行動してしまう
- 6.失敗してもよいことにする
3-1.自分の現状を理解する
続けられない要因のひとつにあった「ホメオスタシス」について、自分が無意識に求めている「正常」とはどんな状態であるかを把握することがまずは大切です。
ホメオスタシスの根底にある理想の状態は、「コンフォートゾーン」と言われており、これを意識することで、継続への糸口が見えてくるケースもあります。
コンフォートゾーンとは?
人や他の生物が生理的なストレスを受けないために必要な温度や湿度などの環境要因の範囲。
引用:weblio辞書
自分が理想とする状態を知るだけでも、自分が求めている本当にやりたいことややるべきことに近づけます。
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3-2.小さな目標を作る
やりたいことが多すぎて続かない方は、ひとつのことに集中してみるのも手です。
たくさんのことに注目すると、脳がどれを優先すべきか判断できず、結果的にすべてが中途半端なままで挫折してしまいます。
そこで、まずはひとつのことに対して目標を設定して、残り期限を意識しながら取り組んでみます。
小さく目標を設定するときの例
- ◯カ月続けると決めて、スケジュール帳に残りの日数を書いていく
- ◯カ月後に▲▲を達成すると紙に書いたりSNSで宣言したりする
いつでも自分で見返して思い出せる場所に目標を置いておけば、そのことだけに注目できます。
また、期限が見えると「あと◯日しかない!」とやる気を後押しする材料としても使えるでしょう。
3-3.ライバルを見つける
何かを始めようとするときは、やみくもに挑戦するよりも、すでに挑戦して続けられている人を見てからやってみるほうが未来を想像しやすいものです。
続けるための方法というよりも、自分がやろうとしていることの先にある結果を見て、そこに近づいていくイメージですね。
探し方としては、家族や友人など身近な人で同じことをしている人がいないかをチェックするのがもっともかんたんでしょう。
もしも、めぼしい相手が見当たらないときは、SNSやネット検索で探してみます。
自分より少しだけ優れていて、続ければ自分も同じようになれると感じる人を探すのがポイントです。
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3-4.続けることを習慣化する
続けたい気持ちはあるけど、続けるという行為に体が拒否反応を示す場合は、強制して習慣化させることも有効です。
たとえば、時間と場所を明確に決めて、毎日必ず取り組みます。
ここでは「ピアノ練習」を例として見てみましょう。
- 毎朝10分ピアノを弾く
- お風呂上がりに必ずピアノを弾いてから寝る
習慣を決めたら、当日にサボらないよう罰則も決めておきます。
- ピアノ練習をやってからでないと朝ごはんを食べられない
- ピアノ練習をやってからでないと布団に入れない
さらに、罰則をイメージさせるためのマイルールも追加で定めておくと、やる気が下がらず継続できる可能性が高まります。
- 朝ごはんを作るための材料をピアノのそばに置く
- 寝るにはピアノの上に置いてあるパジャマを着る必要がある
自分の苦手なものと掛け合わせて、習慣化のためのルール決めをおこないましょう。
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3-5.やらない理由を作る前に行動してしまう
何か始めるたびに、お金や時間などの外的な理由で諦めてしまう方は、考える前に行動してみる方法もおすすめです。
アメリカでベストセラーになった以下の書籍では、5秒で決断し行動することでやる気もどんどん湧いてくると伝えています。
私には何年も思い描きながらも、言い訳を並べ立てては実現できずにいた夢がありましたが、5秒ルールを使った結果、勇気を出して実行することができました。
行動することで、私は内に秘めていた力を発揮して、なりたかった自分になれたのです。
私もよく悩んでなかなか行動に移せないことがありましたが、迷ったときは5秒でカウントして行動に移すクセをつけたら、すんなりと始められることがありました。
3-6.失敗してもよいことにする
過去の経験から、失敗が怖くて継続できない方は「失敗してもよい」と始める前に自分に伝えてあげましょう。
継続することで、必ずしも成功するとは限りません。
継続することで新しい自分が見つかったり、楽しい気持ちになったりすれば、それでもよいと感じませんか?
失敗よりも「今を楽しむ」ことにフォーカスしていく姿勢を養えば、どんなに難しくて、めんどくさいことでも「自分は続けられた」と自信に変えていけます。
失敗をおそれない精神を身につけることは、スタンフォード大学で心理学の教授を務めるキャロル氏も重要だと述べていました。
マインドセットがしなやかな人は、自分をダメと決めつけてさじを投げたりしない。
苦境に追い込まれても、失敗をおそれずに試練に立ち向かい、こつこつと努力を積み重ねていく。
全力で楽しみながら「続けられた自分はすごい」と体感してみてください。
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4.続けられるようになるとどうなるか?
何をやっても続けられるようになると、今より自分はどう成長するでしょうか?
最後に、続けられることのメリットをお伝えします。
- 1.オンとオフの切り替えがうまくなる
- 2.つらいことも乗りこえられる精神が身につく
4-1.オンとオフの切り替えがうまくなる
忙しくても自分のやりたいこを全力で楽しむ人は、「やるべきこと」と「やりたいこと」の優先順位や時間配分をきっちりと理解しています。
そのため、時間管理能力が高まったり、目の前の目標設定も明確です。
仕事でも私生活でも「時間」と「やる気」の切り替えが上手になるため、自分のやりたいことをやりつつ自分の目標も達成できるでしょう。
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4-2.つらいことも乗りこえられる精神が身につく
途中でつらいことがあったり、失敗しそうになっても、続けられる人は途中で諦めません。
続けた先にあるポジティブな自分像が見えた状態で取り組んでいるため、立ち止まることがないのです。
自分の理想や目標のために頑張れる精神が身についていれば、しんどいと感じる場面でも自力で乗りこえていけるでしょう。
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5.(まとめ)何やっても続かないときは自己分析すると原因がわかる!
何やっても続かない原因や続かない人の特徴、続けるための方法を詳しくお伝えしました。
続かない原因は、どれも自分をふり返れば見えてくるものばかりでしたね。
そのため、続けられる人になるには、まずは自分を分析してどうなりたいかを考えることが大切です。
「続けること」を目標にせず、「続けた先にある自分の成長」を軸に取り組んでいけば、きっとどんなことも続けられます。
そして、判断に迷ったときは、考える前にとにかく体を動かして行動してみるのがおすすめです。
私もかつては何も続かないタイプの人間でしたが、いろいろと試行錯誤した結果、続けられるタイプに変われました!
あなたもぜひ自分の抱える問題や目標設定に着目して、続けられる人に変わりましょう。
趣味も仕事も何でも続けられるようになるには、大事なことがたくさんあります。
この記事の下で紹介している無料のオンライン講座でも「自分のやりたいことを続けるコツ」をお話しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
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