生き方がわからない20代がやっておくべきこと5選【男女共通】
「もう20代だけど、これからの生き方が全く見えてこない…」
「このまま流されるように仕事をして、生活していくだけでいいのかな?」
「20代でやっておくべきことは何?」
今の20代は、昔の20代と比べ、生き方がわからないと感じる人が増えました。
これは、社会情勢の変化や価値観の変化が原因なので、生き方がわからない人が悪いわけではありません。
しかし、どう生きていくか迷ったままでは、会社や周りの人に流されるだけになってしまいます。
それでは、10年後20年後に大きく後悔することになってしまうでしょう。
そうならないためにも、できるだけ早いうちに自分の生き方を定める必要があります。
この記事では、生き方がわからない20代がやっておくべきことを5つ紹介します。
紹介する方法を試していけば、迷いはどんどん薄れていくはずです。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.生き方がわからないと悩んでしまう20代特有の理由とは?
まず、20代は自分にも周りにも変化が多く、生き方に迷いやすい年代です。
今まで同じように過ごしていた同年代が、それぞれがそれぞれの道に進むようになり、「どの道に生き方を選ぶのが正解なのか」という考えが通用しなくなるからです。
1-1.結婚・就職・一人暮らしなど人生の岐路が多い
20代は、学生という大人に守られた状態から抜け出し、社会へ飛び出していく大きな転換期です。
就職・1人暮らし・結婚・転職・子育てなどなど、初めての出来事を一気にいくつも経験することになります。
それらを経験する際には、やったこともないのに大きな決断を迫られることになるのです。
人は未知の出来事に出会うと必ず不安になります。
たとえば、いきなり数百人の前でスピーチをすることになったとして、それがはじめての経験なら、多くの人は会場に立って足が震えたり、手汗でびしょびしょになったりするでしょう。
そうした不安を抱えながらも、人生にとって大きな決断を下していかなければなりません。
しかも、結婚するか・しないかなど、正解はなく、周りも様々な選択をしていきます。
答えがあれば選ぶのは簡単なのに、現実的には選んだほうを正解にしていかなければならないため、余計にどっちにしたらいいか迷ってしまうのです。
なので、20代は生き方に悩むのが普通、なんですね。
実際、就職活動ひとつをとってみても、不安を抱える人が大多数であることがわかっています。
就職活動は、青年が今まで経験したことのない特異なものである上に、同時に「自分と対峙する」という行為が求められるものであるため、活動そのものに対する不安をはじめ、就職することへの不安や自分のやりたい仕事が不明瞭であることからくる不安など、様々な不安をもらたしやすい。
高校受験や大学受験では、就活ほど多くの試験・面接を受けることはありませんし、不合格を何件も言い渡されることもありません。
就職はそれまでになかった、あきらかに特殊な経験です。
過密スケジュールの組み立てと実行に関する心理的負担感や、採用試験で数多く経験する不合格によるショックなど、心理的適応を阻害する要因が多く存在し、就職活動が青年にとってストレスフルなものとなりがちであることが明らかになっている。
同じように、1人暮らしや結婚・転職・離婚・子育てなど、今までの比ではないぐらいストレスのかかる経験がいくつも待ち受けています。
そのため、「どう生きるのが正解なのか?」と悩みやすいのです。
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1-2.「ほんとはこんなはずじゃなかった」という挫折
20代で生き方に悩むもうひとつの原因は、社会人になった自分への落胆です。
就職する前や、したばかりのころは、「バリバリ働いてカッコイイ大人になるぞ!」と、意気込んでいた。
新しい経験の連続で刺激的な毎日を送っていた。
でも、それも慣れてしまうと、同じことの繰り返し。
「これって楽しいの?こんなはずじゃなかったのに…」
と思うことが増えていきます。
その結果、仕事がやりたいことから、生活のためにやらざるを得ないことに変わってしまうのです。
これは、心理学の用語で「アンダーマイニング効果」といい、人はお金などの報酬のために働いていると、報酬をもらうこと以外にやりがいを感じにくくなることがわかっています。
具体的には2010年、ミュンヘン大学の村山航教授らによって、次のような実験が行われました。
実験の内容は大学生28名を対象に、ストップウォッチを5秒±50ミリ秒以内に止めるチャレンジを30回行い、成功するごとに200円の報酬がもらえるというもの。
このとき、以下の条件で14名ずつ、ふたつのグループ分けが行われました。
- 報酬がもらえることを事前に教えられていたグループ(報酬群)
- 報酬がもらえることを知らなかったグループ(統制群)
どちらも、実験後に報酬をもらったことに変わりはありません。
問題はこのあと、同じチャレンジを今度はまったくの報酬なしで、両方のグループにやってもらった結果です。
報酬をもらえないのはどちらも同じ、それなのに、両グループで、脳の動きに以下のような違いが表れました。
- 報酬群:成功しても、脳はまったく反応しなかった
- 統制群:成功するたび、脳にポジティブな感情を表す活性化が見られた
つまり、単にお金などの物的な報酬だけを目的に働いていると、「仕事がいつもより早く終わった」「お客さんに喜んでもらえた」といったことにやる気を見出しにくくなってしまうのです。
かといって、仕事の合う合わないはやってみないとわからないものなので、「本気でこの仕事が好き!」と思って就職する人はわずかでしょう。
すると、お金を稼ぐことだけが目的になるのもやむを得ず、仕事がつまらなくなっていきます。
その結果、「このまま淡々と仕事だけして生きるのもむなしい…」と生き方がわからなくなってしまうのです。
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2.今の20代が人生に行き詰まりを感じやすい社会的背景
今も昔も20代が生き方に悩みやすい時期なのは変わりません。
しかし、社会の変化やテクノロジーの進化によって、今の20代は昔よりも生き方に迷いやすくなっています。
2-1.どんな仕事に就けばいいのか予測できない時代
テクノロジーの発展によって、仕事の選択肢は一気に増えました。
たとえば、会社に出勤せず、ノートパソコン一台で場所を選ばず働けるライター・ブロガーのような仕事は、インターネットがない時代にはあり得ないものでしたよね。
会社への就職がすべてではない時代。
それだけ自由な働き方を選べる時代が、実は逆に悩みの原因を作っている側面もあるのです。
人は与えられる選択肢が多くなると、そのときは「こんなに自由に選べるなんて贅沢!」とうれしくなります。
しかし、結局は選ぶのに疲れてしまって、決めきれなくなることが多いのです。
これは、アメリカの心理学者バリー・シュワルツが提唱した「選択のパラドックス」という理論です。
同氏は2005年にTEDトークで登壇し、こんな例を挙げています。
私の同僚が年金投資計画に関する研究で、巨大投資信託会社から約100万人のデータを手に入れました。
そのデータでは、10件投資信託を提示された人は2%契約率が下がり、50件投資信託を提示されると10%契約率が下がると示されていたのです。
やれることがたくさんあるからこそ、なにをすればいいのかわからなくなってしまう。
職業の選択肢が膨大にある現代は、そういった悩みを抱えやすい時代なのです。
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2-2.SNSで他人と比べることで自分がわからなくなってしまう
現代ではSNSを使うのが当たり前になり、自分と他人との生活を比較しやすくなったことも生き方の迷いにつながっています。
生き方がわからないと感じている人は、
「自分のやっていることが正しくない気がする」
「やりたいことをやれていない」
といった状態にあります。
そんな心理状態でTwitterやFacebook、Instagramなどを眺めていて、充実している友だちの日常を羨ましく思ったことはありませんか?
そう感じているとき、人は「それに対して自分は…」と、無意識に他人と自分を比較してしまっています。
すると、自分の価値観ではなく、他人の価値観で生き方を判断することになり、ほんとは自分がなにをやりたいのか、わからなくなってしまうのです。
2014年、福島県内の大学生107名を対象に、SNSのストレス尺度を図る調査が行われました。
この調査では、SNSを閲覧することにより、他人の行動や考えが気になって仕方がなくなってしまい情緒が不安定になると結論付けられています。
SNSに参加して書き込みをせず、閲覧のみを行っていたとしても、SNS内の利用方法や規約に縛られることによって嫌でもフィード上に現れた情報を目にしてしまい、その結果、羨望や嫉妬に駆られたり、他者の些細な動向に振り回されて情緒面が不安定になっている姿があると示唆される。
SNSで友人などの近況を随時チェックできることは、ネガティブな心理に作用する場合が多々あるのです。
SNSは、楽しい瞬間、充実した瞬間をあえて投稿するもので、その人の日常がずっとその状態ということはありません。
「このときは楽しそうでも、普段はみんな自分と同じようなもの」
そう念頭に置いて、軽い気持ちで眺めるぐらいに留めておきましょう。
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3.生き方がわからない20代がやっておくべきこと5つ
「生き方がわからない」という悩みを解決するには、自分の価値観を確立することです。
自分が何を大事にすることができれば満足でき、幸せになれるかわかれば、自分の生き方に迷うことはありません。
「自分が大事にしていきたいモノ・考え方=自分の価値観」です。
これは、人それぞれ違います。
第3章では、20代の人が自分の価値観を確立していく方法を5つお伝えします。
- 本をたくさん読む
- いろんな価値観をもつ人と話す
- 自分の価値観を深く掘り下げる
- 自分はダメだという潜在意識を書き換える
- 目標に向かってとにかく行動してみる
それぞれ見ていきましょう。
3-1.本をたくさん読む
自分の価値観を明確にするために、一番手っ取り早い方法が本を読むことです。
本には、その本の著者のさまざまな考え方が詰まっています。
多くの考えに触れていくなかで、「自分もこんな風に生きてみたい!」と、自分にとってなにが大事なのかが、わかってくることがあるのです。
あなたが憧れている人の本、話題になっている本、大昔の偉人の本、興味の湧くものからで大丈夫。
自分の指針となる一冊を見つけるつもりで、とにかくたくさん本を読みましょう。
私のおすすめの書籍も紹介しておくので、よければ参考にしてみてください。
3-1-1.『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』堀江貴文
ホリエモンこと堀江貴文さんが、人生のあらゆる局面において、どのようにして物事にハマっていったのか。
その原動力が語られている良書です。
働くことの楽しさをはじめて実感した、塾に新型のパソコンを導入するためのアルバイト。
F判定から約半年で現役合格までこぎつけた東大の入学試験。
証券取引法違反の容疑で逮捕されたあと、刑務所のなかで見出した仕事のやりがい。
「どんなに小さなことでもいいから、まずはやってみよう。好きか嫌いかなんて、やってみないとわからない」
そう思わせてくれる一冊になっています。
思えば学生時代の僕なんて、地味でひねくれた田舎者でしかなかった。
中高時代も 、大学時代も 、完全に落ちこぼれていた 。まったく勉強しなかったし 、ギャンブルにハマった時期も長い。(中略)
そこからどうにか変わることができたのは 、小さな成功体験を積み重ね 、自分の殻を打ち破ってきたからだ。
何者でもない 「堀江貴文 」という人間を 、少しずつ更新してきたからだ。
もちろん、一夜にして変わったわけではない。はじめの一歩は、すべて地道な足し算である 。
3-1-2.『自分を超え続ける———熱意と行動力があれば、叶わない夢はない』南谷真鈴
19歳でエベレスト登頂という、日本人最年少の記録を打ち出した登山家・南谷真鈴さん。
世界最高峰を登り切るには、血の滲むようなトレーニングを積まなければならないし、何千万とかかる費用も10代の女の子にはとても用意できる額ではありません。
そんな状況でも彼女が諦めなかったのは、はじめて自分の力でやり遂げるその決意に意義を見出していたからでした。
自分の価値観を確立するために、知らない世界にどんどん飛び込んでいく。
そんな南谷さんの姿に勇気づけられる一冊です。
もしも山という 「目標 」が、誰かに言われたり、親の期待に応えるためのものだったら、最初からやらなかったかもしれません。
でも、私が冒険をしたのは、自分の内側から湧いてくる純粋な 「やりたい 」という気持ちからでした。
これに勝る 「何かをする理由 」はないと思っています。
3-1-3.『44歳、元気に出産しました!』金田朋子
声優・タレントの金田朋子さんは、日常にワクワクを見つけ出す天才。
金田さんの言葉に触れていると「こんなにマイペースでいいんだな」と、気持ちがフッと軽くなる感覚を覚えます。
「(今日は牛乳とパン粉だけを買うぞ!)」と決意を決めて店内に乗り込んだとします。
でも牛乳だけでもたくさんの選択肢があります。
その中でワクワクしながら買う牛乳を決めて、今度は牛乳に合うお菓子やおかずが欲しくなって、他の売り場に移動します。
要はずっとワクワクしながら店内をウロウロしているんです。
同じ人生でも、考え方ひとつで見える景色はまったく変わってくるものです。
芸能界で仕事をし出したのも40歳、結婚も40歳、出産は44歳。
ゆったりとした金田さんの生き方を見ていると、「自分はまだ20代。これからたくさん楽しいことが待っている」と思えてきますよ。
3-2.いろんな価値観をもつ人と話す
自分とは違う考えをもつ人と話すことも、自分が大事にしたいことに気づくきっかけになります。
人と話していて「その考え方いいな」と思うことがあるからです。
ただ、話をする相手は選んだほうがいいです。
以下のようなイメージの人なら、自分も真似してみたいと思える生き方のヒントをくれる可能性も高いでしょう。
- 何かに一生懸命挑戦する人
- いつも明るく楽しそうな人
- 思いやりをもって話を聞いてくれる人
SNSのイベントや地域のコミュニティ、立ち飲み屋に入ってみるなど、なんでも大丈夫です。
とにかく今まで話したことがない人と出会える機会を自分からたくさん作っていきましょう。
30代以降の先輩と話せる機会があれば、自分が悩んでいることを打ち明けるのもいいですね。
きっと同じような経験をしてきているので、思いやりのある人なら、どうやって乗り越えたかをアドバイスしてくれるでしょう。
明確な解決策が見つかるかは別にして、悩みは人に打ち明けるだけで緩和されることもわかっているんですよ。
1999年、北海道教育大学旭川校の生徒470名を対象に、自己開示とストレス低減に関する調査が行われました。
調査内容はアンケートをもとに、「悩みの内容」「相手の反応」「話してみてどう感じたか」の相関関係を抽出するもので、結果は以下のように考察されています。
人は他者によって開示が受容され、感情を十分に表出出来たとき、ストレスを低減することが出来るようである。
しかし、ここで自己開示から直接のパスが存在することも重要である。
このことは、自己開示が相手に受け入れられたかどうかに拘わらず、自己開示する事自体が相手からの受容の拒否(「無関心」)や「物質的サポート」及び「不安」の低減に結びついていることを示している。
悩みを受け入れてもらえれば、気持ちがスッと楽になるのはもちろんのこと。
打ち明けること自体が不安の低減になり、さらに打ち明けたからこそ、相手が優しく接してくれるようになった、といったこともあるのです。
人から相談されるのは、相手にとってうれしいことだったりします。
一人で抱えているのなら、信用できる人に勇気をもって打ち明けてみましょう。
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3-3.自分の価値観を深く掘り下げる
人や本から刺激をもらうのもいいですが、自分の価値観を知るために重要なのは、やっぱり自分と向き合う時間です。
生き方がわからないなら、「なぜそう思うのか」「どうなりたいのか」を自問自答して、自分なりの答えを導き出す努力をしましょう。
おすすめは、「やりたくないことリスト」です。
自分がやりたくないと思うことを想像して、とにかく大量に書き出していってください。
具体的には、こんな感じに…。
- 満員電車に乗りたくない
- 上司と飲みに行きたくない
- 朝早く起きたくない
- 人の顔色をうかがいたくない
やりたくないことをやらない生活。
それってすなわち、やりたいことだけをやる生活ってことですよね。
やりたくないことがわかれば、やりたいことも芋づる式に見つかるものなのです。
一般的に、やりくないことリストを100個作れれば自分の価値観をかなり浮き彫りにすることができるといわれます。
しかし、20〜30個ほどでも効果があるので、まずはそこまで気負わずに挑戦してみてください。
作ったリストを定期的に見返して達成した項目を削除していくと、自分がどのくらい理想に近づいているのかも確認できます。
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3-4.自分はダメだという潜在意識を書き換える
あなたが「周りより劣っている自分はダメだ」という劣等感に苛まれているなら、具体的な行動を起こすために、潜在意識を書き換える必要があります。
潜在意識とは、自分が意識的に考えていることとは別の、体に染み付いた習性のような考え方のこと。
つまり、無意識に出てしまう考え方です。
たとえば、本で人の考え方を学んで実践しようとしても、潜在意識が自分を否定していると、「どうせできるわけない」と無意識にブレーキをかけてしまうことがあります。
潜在意識は長年積み上げてきた経験をもとにできあがった癖ですから、単純に変えようと思っても難しく、変えるには少しテクニックが必要です。
セラピストのYukiさんは、ブラック労働やパワハラによる鬱の発症から、潜在意識に働きかけることで自らの道を開いた経験の持ち主。
彼女は自著のなかで以下のようにその方法を語っています。
私たちが潜在意識とつながるときにまず取りかかる事は、今までの人生で傷ついた経験を振り返ることです。
人生で前を向くためには、最初にしっかりと後ろを振り返る必要があります。
自分の人生の棚卸しというやつですね。
実践する場合は、自分史のようなものを作ってもいいでしょう。
このとき、大変かもしれませんが、辛い経験、トラウマになっている経験を注視することが大切です。
多くの人は、過去のトラウマを原因に、潜在意識で自分を否定するようになるからです。
そして、自分を否定してしまうその原因を見つけ出したら、次はこんな風にアプローチしていきます。
自分の中のインナーチャイルドが暴れた時は、それに飲み込まれず『そっか、そっか。寂しいんだね。』『怖いんだね』と、ほんわり包み込んでください。
そしてインナーチャイルドが少し落ち着いた頃に『何が怖いの?』『どうして寂しいの?』と、優しく尋ねると、インナーチャイルドは少しずつ声を聞かせてくれます。
辛い経験をした過去の自分に、優しく声をかけてあげる。
自分が自分の理解者になることで、「自分はダメだ」という潜在意識を前向きに変えていけるのです。
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3-5.目標に向かってとにかく行動してみる
ここまで挙げてきたさまざまな方法は、すべて自分の価値観を明確にするためのもの。
価値観が見えてきたなら次は、それを満たすために行動していく段階です。
たとえば以下のような大胆な行動が取れたら、現状は大きく変わっていきます。
- 上司に新しい企画を提案してみる
- 理想の生活を手に入れるために転職する
- 気になる異性を積極的にデートに誘ってみる
- 仕事をやめて世界一周の旅に出てみる
もちろん、ここまで大きなことでなくても、自分の価値観が満たされればそれでOKです。
勇気がいることに思えますが、ここで行動に移さなければ、せっかく明確にした価値観もいつの間にか逆戻りしてしまいます。
とにかく行動に移すこと。
それで失敗したとしても、現状に悶々としている状態で居続けるより、ずっとすがすがしい気分になれます。
以下にAmazon CEOジェフ・ベゾスが語った行動に際する考え方を引用しておきます。
やりたいと思いつつ行動をためらうことが、いかに無意味であるかを気づかせてくれる名言です。
「うまくいくとわかっていることだけをやろうとすれば、ほかの多くの機会をテーブルに残すことになるだろう。」
「100倍の利益が返ってくる可能性が10%でもあれば、必ず賭けるべきだ。」
出典:「アマゾンCEOジェフ・ベゾスが人々に失敗についての考え方を変えるよう促した方法|Business insider」
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まとめ
20代は、「就職・結婚・一人暮らし」と、今まで経験したことのない出来事が立て続けに起こる年代です。
これらに向けての不安、実際に経験してみて「こんなはずじゃなかった…」と感じる失望など、生き方がわからなくなるきっかけがあふれています。
そんな悩みを解決するために大切なのは「自分の価値観を知り、それを満たすために行動すること」。
できそうなことからで構いません。
本記事で紹介した自分の価値観を知るための方法を実践してみてください。
最終的に行動につながり、「生き方がわからない」というその現状を抜け出せるはずです。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
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