自己肯定感が上がらない人は間違った自己肯定感の上げ方をしている
「自己肯定感を上げようと努力しているのに、なぜか自己肯定感が上がらない…」
「このまま自己肯定感が低い自分でいるのはイヤ!」
自己肯定感の上げ方を間違えていると、どれだけ頑張っても自己肯定感はあがらないままです。
この記事を読むことで、あなたは以下のようになります。
- 自己肯定感が上がらない本当の理由がわかる
- 正しい自己肯定感の上げ方がわかる
- もう自己肯定感が低い自分に悩まなくてよくなる
自己肯定感を正しく理解すれば、自分を肯定することはそれほど難しいことではありません。
ぜひこの記事を参考に、自己肯定感を高めていってください。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.本物の自己肯定感とは?
これまで多くの人の相談にのってきましたが、自己肯定感が上がらないことに悩む多くの人が自己肯定感に対する理解が間違っていました。
自己肯定感に対して間違った認識をしていると、自己肯定感は下がり続けます。
逆に、自己肯定感を正しく理解すれば、自己肯定感を高めることは難しくありません。
では、本物の自己肯定感とは一体どんなものなのでしょうか?
1-1.究極の自己肯定感とは、自分のすべてを肯定すること
自己肯定感とは、文字通り「自分を肯定すること」です。
まぁ、こんなことはこのページにたどり着いた人のほとんどがわかっていることでしょう。
では、「肯定すべき自分」とはどんな自分なのでしょうか?
ここが多くの人が間違ってしまっている部分です。
自己肯定感が低い多くの人は、自己肯定感を上げるために「自分の良い部分」を見つけて認めようとします。
そのために、ネットや本で自己肯定感を高めるために自分を褒めようとしたり、周りに褒めてもらおうとしたりするんですが…
ここが大きな間違い。
うまく自分を褒められなくて
「自分には褒めるところなんてない」
「自分には長所なくてダメなところばかり」
などと、自分を否定して落ち込み、さらに自己肯定感を下げてしまう人がたくさんいます。
これでは、自己肯定感が上がることはありません。
自己肯定感を上げるには、自分の良い部分だけでなく、自分のできない部分も含めて自分のすべてを肯定することが大切です。
人間は誰もが得意なこともあれば苦手なこともあります。
もし、自分の得意な部分しか肯定できなければ、自分の一部しか肯定できないことになりますよね。
それは、自己肯定感が高いとは言えないのです。
自分の苦手なことやできないこも肯定できて初めて、自己肯定感が高いと言えます。
そのため、何かできないことがあるときにも、「自分にはこういうことができないんだなぁ」と認めてあげることが自己肯定感を高める最大のポイント。
このとき、決して「できないからダメ」とジャッジしてはいけません。
できないことに対して、「ダメだ」「周りに対して劣っている」などとマイナスの判断をするのは自己否定になりますからね。
だから、ただ正直に「自分はこれができないんだな」と認めるだけでいい。
すると、自己肯定感を高めていくことができます。
長所も短所も所詮はその人の1つの特徴でしかありません。
なので、長所が1つわかったときも、短所が1つわかったときも、「自分への理解が深まったなぁ」と考えれば、短所も受け入れやすくなりますね。
おそらく、自己肯定感が低くて悩んでいる人は、自分のできないところはたくさんわかっていると思います。
そんなときに、無理してプラスの面を見つけて、それを無理して認めようとしてもうまくはいきません。
まずは、自分のできない部分をダメだとか劣っているとかジャッジせずに、ただの1つの特徴として認めてあげることが、この記事を読んでいるあなたの自己肯定感を上げる近道となるでしょう。
1-2.自己肯定感を高めることで幸福感が得られる
自己肯定感を上げる最大のメリットが、日常の幸せを感じやすくなることです。
実際に、アメリカのフロリダ州立大学の論文では、自尊感情(=自己肯定感の一部)と日々の幸福感には強い関係性があることが言及されています。
「自己肯定感が高い人ほどストレスや周囲の環境に影響されず幸福度が高い」という研究結果も出ており、ストレス耐性も身に付けることができるでしょう。
現代の世の中は、人間関係や働き方・将来不安などストレスがかかりやすくなっています。
かといって、ストレスをゼロにしたところで幸福になれるわけでもないため、ストレス耐性に加え自分を幸せに導くことも必要です。
自己肯定感を高めることはその2つを同時に満たしてくれるため、現代を快適かつ幸福に生きていくために非常に重要だと言えるでしょう。
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2.自己肯定感が上がらない4つの理由とは?
おそらくこの記事を読んでいる人は、すでに自己肯定感を上げようとして何らかのアクションを起こした経験がある人が多いと思います。
では、そうした努力にもかかわらず、なぜ自己肯定感は上がらないのでしょうか?
本質的な原因についてはここまでで解説してきましたが、ここからはより具体的な原因を見ていきましょう。
自己肯定感が上がらない本当の理由がわかるはずです。
- 自分を他人と比較し、劣っている点を探してしまう
- 「自己有用感」が低い
- 物事をネガティブな視点で捉えてしまう
- 自分に求める基準が高い
2-1.自分を他人と比較し、劣っている点を探してしまう
メンタルコーチの中島輝氏は、自己肯定感が上がりにくい人の特徴として、「他人と自分を比較し、劣等感を感じる」思考があると述べています。(参考:自己肯定感の教科書)
このような思考を持つ人は、周囲の人が自分より少しいい成果を残しただけで
「自分は〇〇さんよりも劣っている」
「こんなこともできない自分はダメ人間だ」
と考えてしまいます。
自分に対して蔑むような言葉をかけてしまうことで、自分の自己肯定感を下げてしまうのです。
そのため、自己肯定感を上げようと励んでいたとしてもその努力は無駄に終わってしまいます。
2-2.「自己有用感」が低い
自己有用感とは、「自分がだれかの役に立っている感覚」のことです。
「自己有用感」と「自己肯定感」の間には相関関係があり、自己有用感が高い人ほど自己肯定感も高いことが分かっています。(参考論文:安定した居場所が自己肯定感に与える影響,宇都宮大学 学生論文)
「自己肯定感が上がらない」と悩む人は、この「自己有用感」を無視しがちな思考をしてしまうために自己肯定感が低いままになっていると考えられます。
具体的には、
「自分の仕事が誰の役に立っているか分からない」
「自分は世の中に何の影響も与えていない」
という潜在思考が自己肯定感を高める邪魔をしていると言えるでしょう。
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2-3.物事をネガティブな視点で捉えてしまう
自己肯定感が上がらない人の思考の傾向として、起こった出来事をマイナスに捉えてしまう点が挙げられます。
そのため、自分の行動に関する出来事の悪い面ばかりを見てしまい、達成感や喜びを見つけ出すことが難しい状態に陥ってしまうのです。
自己肯定感は喜びなどのポジティブな感情によっても高まるため、物事をネガティブに捉えてしまう思考のクセは自己肯定感が上がることを妨げる原因となってしまいます。
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2-4.自分に求める基準が高い
自分に求める基準が高く、「もっと頑張らなければいけない」と考える潜在思考も自己肯定感が上がらない原因の一つです。
自己肯定感が上がるタイミングの一つに「目標を達成できたとき」が挙げられますが、上のような潜在思考を持つ人にこの機会はなかなか訪れません。
なぜなら、自分に求める基準が高い人は目標も高く、達成の難易度を難しく設定してしまうからです。
そのため、このような潜在思考は自己肯定感を向上させる機会を減少させて「自己肯定感がなかなか上がらない」悩みを引き起こします。
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3.今から始めるべき自己肯定感が上がる習慣5つ
この章では、今から始めるべき自己肯定感が上がる習慣を紹介します。
ここで紹介する方法は、自己肯定感が上がらない原因を踏まえた方法です。
そのため、
「今まで様々な方法を実践してきたけど効果が無かった」
「自分なりに努力しているのに自己肯定感が低いままで悩んでいる」
という場合でも自己肯定感を上げていくことができます。
- 他人と自分を比較して自分を下げることを辞める
- 完璧ではなく「今の自分のベスト」を目指す
- 1日の終わりに「その日あった良いこと」を記録する
- 人のためになる行動をする
- アプリを使う
それぞれ見ていきましょう。
3-1.他人と自分を比較して自分を下げることを辞める
今から始めるべき自己肯定感が上がる習慣の1つ目は、他人と自分を比較して自分を下げることを辞めることです。
一般的に多くのネット記事や本では「他人との比較を辞める」と書かれていますが、基本的に人は他人との比較を辞めることはできません。
なぜなら、人は周りの人と比較して自分の立場や長所・短所を把握しているからです。
そのため、他人との比較を辞めてしまったら、自分が何者かすらもわからなくなってしまいます。
他人との比較で重要なことは、優劣をつけないこと。
周りと比べて何かができないからといって自分を下げる必要はありません。
また、周りと比べて何かができたとしても自分を上げる必要もありません。
周りと比べてできることに満足するのは、自己肯定感ではなくただの優越感ですからね。
ですから、周りと比較してもいいですが、それで自分を上げたり下げたりすることは今日からやめましょう。
できることもできないこともただの自分の特徴として肯定していけば、今よりも圧倒的に自己肯定感を高めやすくなります。
3-2.完璧ではなく「今の自分のベスト」を目指す
今から始めるべき自己肯定感が上がる習慣の2つ目は、完璧ではなく「今の自分のベスト」を目指すことです。
完璧主義を取り除くことができると、自己肯定感が下がる要因である「自分に求める基準が高い」思考が改善されます。(参考:「自己肯定感低めの人」のための本)
自分と他人の評価基準は異なるため、自分にとっての「完璧」は他人の「60点」かもしれないし、自分の「70点」は他人の「100点」かもしれません。
そう考えると、完璧を目指す意味がないことが分かり、自分の中の完璧主義思考を取り除くことができるのではないでしょうか。
また、「自分の現時点でのベスト」を達成することは低い自己肯定感を高めることにもつながるでしょう。
「自己肯定感が上がらない」と悩む人は、完璧主義を捨てて「現状の自分のベスト」を目指すことをおすすめします。
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3-3.1日の終わりに「その日あった良いこと」を記録する
今から始めるべき自己肯定感が上がる習慣の3つ目は、1日の終わりに「その日あった良いこと」を記録することです。
良いことや感謝できたことに目を向けられるようになると、
- 自分は周りに感謝できる人間だ
- 自分は感謝を感じることができる人間だ
- 自分は良いことに目を向けられる人間だ
というように、自分に対するイメージ(セルフイメージ)が高まることが数々の研究で分かっています。
自分に対するイメージが良くなるということは自分を肯定できている部分が増えていることになるので、自然と自己肯定感も高まるのです。
自己肯定感を高めると同時に、ネガティブ思考を抑える効果もある方法なので、取り組むと一石二鳥ですね。
3-4.人のためになる行動をする
今から始めるべき自己肯定感が上がる習慣の4つ目は、人のためになる行動をすることです。
人のために行動することで「自己有用感(自分は役に立つ人間であるという感覚)」が高まるので、自己肯定感もセットで上がります。
たとえば、自分に対して、
- 自分は上司が仕事をしやすくするためにサポートできている
- 自分は経済面でも精神面でも家族を支えられている
などと感じることができていたら、自己肯定感はあがりますよね。
すると、たとえ「自分は人と話すのが苦手だ」とわかっても、「わかりやすく資料をまとめるのが得意だからそこに力を注いでいこう」などと切り替えられるのです。
この人が仮に営業職だったとしても、わかりやすく資料をまとめて事前準備ばっちりで営業に行けば、少し人と話すのが苦手でも契約を取ることができるでしょう。
そしたら、自分の苦手を認めることなどそれほど苦になりません。
そうなったら、余計に自己肯定感が上がりやすくなりますよね。
逆に言えば、自己有用感が低い状態では、自己肯定感はなかなか上がりません。
自分は何もかもできない使えない人間だ、などと思っていたら、これ以上自分のできないことと向き合うなど精神的に苦しすぎるからです。
人のための行動は、些細なことからで構いません。
- 電車内で席を譲る
- 家族におやつを買って帰る
などの簡単な行動でも「自分の行動が誰かの役に立った」という実感を得ることができます。
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3-5.アプリを使う
今から始めるべき自己肯定感が上がる習慣の5つ目は、自己肯定感を高めるアプリを使うことです。
自己肯定感を高める方法は数多く存在しますが、そのどれにも共通するのが「継続することでより大きな効果を発揮する」という点です。
ですが、継続するってなかなか難しいですよね。
そこで、非常に使えるのがスマホアプリ。
アプリには行動を習慣化するためのプログラムが搭載されているものも多いため、自己肯定感を高めるための習慣を続けやすくなります。
そのため、やるべき行動を習慣化でき、自己肯定感が上がりやすくなるでしょう。
自己肯定感を高めるためのおすすめアプリは別の記事で詳しく紹介したので、興味がある方は以下の記事も読んでみてください。
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まとめ
この記事では、自己肯定感が上がらない本当の理由と自己肯定感を上げる方法を紹介しました。
自己肯定感が上がらない本当の理由
- 1.自分を他人と比較し、劣っている点を探してしまう
- 2.「自己有用感」が低い
- 3.物事をネガティブな視点で捉えてしまう
- 4.自分に求める基準が高い
自己肯定感を上げる方法
- 1.他人と自分を比較して自分を下げることを辞める
- 2.完璧ではなく「今の自分のベスト」を目指す
- 3.1日の終わりに「その日あった良いこと」を記録する
- 4.人のためになる行動をする
- 5.アプリを使う
ここでお伝えした内容を参考にすれば、自己肯定感を上げていくために道を間違えることはありません。
自己肯定感が上がらない悩みもなくなりますので、自己肯定感が上がるまで何度か読み直すようにするといいですね。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
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>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
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