「自分ができることは他人もできる」という思い込みの原因と解消法

「自分ができることは他人もできる」という思い込みの原因と解消法

自分ができることは他人もできる

自分ができることは他人もできる

 

「自分ができることは他人もできるから、たいして価値なんてない」
「どうせこれくらい誰でもできるだろう、思ってしまう…」

 

そうした思い込みが強いと、自分ができることに価値を感じられず、いつまでも自己肯定感が低いままになってしまいます。

 

 

この記事では、「自分ができることは他人もできる」という思い込みの原因と解消方法をシェアしていきます。

 

私はこれまで、累計25,000人を超える人たちにメルマガを配信してきましたが、そこでこの記事で書いた内容をシェアしたところ、自分ができることに価値がある!と思えるようになった人が何人もいました。

 

なので、「もっと自分に価値があると思えるようになりたい!」と思う人には、参考になる情報がたくさん得られるはずです。

 

 

それでは、さっそく本題に入っていきましょう。

 

 

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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1.「自分ができることは他人もできる」という思い込みの原因3つ

 

「自分ができることは他人もできる」というのは、その大半が根拠のない思い込みです。

 

冷静かつ客観的に考えれば、「自分ができることの中には他人もできることもあれば他人にできないこともある」ことは誰でもわかるのですが、客観的に考えられずに思い込みが発生してしまいます。

 

 

では、なぜ「自分ができることは他人もできる」と思い込んでしまうのか?

 

 

第1章ではその原因をお伝えします。

 

主な原因は以下の3つです。

 

  • .認知バイアス
  • 自己肯定感が低い
  • 自己理解と他者理解が浅い

 

それぞれ詳しく見ていきますね。

 

 

1-1.認知バイアス

 

「自分ができることは他人もできる」と思う込んでしまう原因の1つ目は、認知バイアスです。

 

認知バイアスとは、合理的・客観的な判断ではなく、直感・先入観に基づく偏った判断をしてしまう心理現象を指します。

 

 

たとえば、自分と自分の周りの数人の友達が、簡単な料理をサラッと作れたとしましょう。

 

すると、「自分の友達もみんな簡単な料理をサラッと作れるんだから、世の中のみんなも簡単な料理をサラッと作るくらいできるだろう」と考えてしまうのです。

 

 

本来は、自分の周りの数人の友達が簡単な料理を作れることと、世の中のみんなが作れることは、何ら関係がありません。

 

ですが、脳が負担を減らそうとして、事実をゆがめてしまいます。

 

 

そうやって事実をゆがめて理解した結果、「簡単な料理くらい誰でも作れる。だから自分が簡単な料理をサラッと作れることなんて価値がない」と思ってしまうのです。

 

これが、認知バイアスによる思い込みなんですね。

 

 

認知バイアスにはいくつか種類があり、「自分ができることは他人もできる」という思い込みを発生させやすいのは、以下の2つのバイアスです。

 

  • ハロー効果
  • 確証バイアス

 

 

1-1-1.ハロー効果

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みの原因となる認知バイアスの1つ目は、ハロー効果です。

 

ハロー効果とは、ある1つの顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価がゆがめられる認知バイアスを指します。

 

 

たとえば、以下のように考えてしまうのは、ハロー効果が原因です。

 

  • 外見が良い人は、仕事もコミュニケーションもできるのだろう
  • 仕事ができる人は、プライベートもうまくいっているのだろう

 

このような思い込みが増えれば、周りの人が何でもできるように見えてきてしまいます。

 

その結果、「自分ができることは他人もできる」と思う込むようになってしまうのです。

 

 

ひどい場合には、自分よりも何か1つでもできる人に対して、「この人は自分より優秀だから、自分にできることは全部できるんだろう」などと思い込んでしまいます。

 

そうなると余計に、「自分ができることは他人もできる」という思い込みが強くなってしまうでしょう。

 

 

実際には、外見が良い人の中には、仕事ができる人もいれば仕事ができない人もいるし、コミュニケーションが上手い人もいれば下手な人もいる、というのが現実ですよね。(外見が良いことと仕事ができることに関係はない)

 

冷静に考えればわかることも、一度立ち止まって考えないと知らないうちに事実をゆがめてしまっているのが認知バイアスの恐ろしい点です。

 

 

1-1-2.確証バイアス

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みの原因となる認知バイアスの2つ目は、確証バイアスです。

 

確証バイアスとは、自分の信念や考えを正当化するような情報ばかりを集め、反対意見などは無視し、集める情報に偏りが生じる認知バイアスを指します。

 

これにより、「自分ができることは他人もできる」という思い込みをどんどん正当化してしまう(強化してしまう)のです。

 

 

たとえば、「簡単な料理なんて自分だけじゃなくてみんなできる」と考えていたら、同じような意見を発信するインフルエンサーや著名人の発言をフォローし、「やっぱり自分の考えは正しい!」と思えるようにしてしまいます。

 

同じように、「雑用なんて誰にでもできる」「家事なんて誰にでもできる」といった情報ばかり集めていると、「自分ができることは他人もできる」という思い込みはどんどん強くなってしまうでしょう。

 

 

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1-2.自己肯定感が低い

 

「自分ができることは他人もできる」と思う込んでしまう原因の2つ目は、自己肯定感が低いことです。

 

自己肯定感が低いと、自分にできることも過小評価してしまいます。

 

その結果、

 

「たいしたことない自分なんかにできることは、どうせ他の人も当たり前にできることだろう」
「ダメな自分にできることなんて価値がない」

 

などと考えてしまい、本当は自分にしかできないことでも、他人もできると勘違いしてしまうのです。

 

 

自己肯定感が低いせいで事実をマイナスにゆがめてしまうのも、とてももったいないことですね。

 

 

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1-3.自己理解と他者理解が浅い

 

「自分ができることは他人もできる」と思う込んでしまう原因の3つ目は、自己理解と他者理解が浅いことです。

 

自己理解が浅ければ、自分には何ができて何ができないのかが正しくわかりません。

 

他者理解が浅ければ、他人には何ができて何ができないのかが正しくわかりません。

 

その結果、自分と他人を正しく比較することができず、漠然と「自分ができることは他人もできるだろう」と思い込んでしまうのです。

 

 

たとえば、自分も同僚も雑用がこなせるとしましょう。

 

これだけであれば、自分も雑用はこなせるけど同僚だってこなせる、としか考えられません。

 

 

しかしここで、「それぞれが得意にしている雑用はどんなものか?」と掘り下げて、自分や他人をより深く理解するようにします。

 

そこで、自分は日程や締切などスケジュールを管理することが得意だと気づけたとしましょう。

 

対して同僚は、メンバーとよく話し、お互いがストレスなく集まれるよう精神面のフォローや調整をするのが得意だとわかりました。

 

すると、自分は管理ができて、同僚は調整ができる、とそれぞれができることがわかり、「自分ができることは他人もできる」とは思わなくなります。

 

 

自己理解も他者理解も浅く、自分ができることも他人ができることもぼんやりとしかわかっていないと、「自分ができることは他人もできる」と勘違いしやすくなってしまうのです。

 

 

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2.「自分ができることは他人もできる」という思い込みの解消方法5選

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みは解消できます。

 

第2章では、その解消方法をシェアしていきます。

 

 

具体的な解消方法は以下の5つです。

 

  • 反対の情報を集める
  • 因果関係を考える
  • 誰かに相談する
  • 自己肯定感を高める
  • 自己理解と他者理解を深める

 

それぞれ詳しく解説していきますね。

 

 

2-1.反対の情報を集める

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みの解消方法の1つ目は、反対の情報を集めることです。

 

ここで言う反対の情報とは、「自分ができることは他人にもできるわけではない」という情報ですね。

 

 

たとえば、「ちゃんと掃除ができる人は全体の60%だけ」という調査結果を見たら、「掃除なんてみんなできる」というのは思い込みだったと気づけます。

 

 

このように、きちんと根拠のある「自分ができることは他人にもできるわけではない」という情報を集めていけば、次第に、

 

「あぁ、本当に自分ができることは他人が必ずできるわけではないんだ」

 

と思えるようになっていくでしょう。

 

 

 

2-2.因果関係を考える

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みの解消方法の2つ目は、因果関係を考えることです。

 

正しく因果関係を考えることで、認知バイアスによってゆがめてしまった事実に気づくと、「自分ができることは他人もできる」という思い込みは消えていきます。

 

 

たとえば、雨が降った(原因)から、道路が濡れた(結果)は、事実でしょうか?

 

これは、道路に屋根がついていない限り、雨が降れば道路が濡れるのは当たり前ですから、事実(因果関係がある)ですね。

 

 

じゃあ、外見が良いから(原因)、みんなにモテる(結果)は、事実でしょうか?

 

これは、外見がよければたしかにモテやすくはなりますが、全員にモテるわけではないので事実ではないですよね。

 

過去にひどい目にあったなど何らかの理由で、イケメンや美女が好きではない(恋愛対象でない)人だってたくさんいます。

 

 

しかし、外見が良いから(原因)、同僚のAさんに好かれている(結果)は、Aさんが相手を外見で好きになっているなら事実になるでしょう。

 

そこには、「外見が良い人が好みのAさんが、外見を理由に好きになった」という事実があるからです。

 

 

同じように、自分の周りにいる「仕事ができる人」を分析したら、「●●な仕事はできるけど、××な仕事では失敗している」ということが分かったりします。

 

 

こうやって因果関係を考えることで、誰が何をできて何ができないかがわかるようになるのです。

 

すると、自分にできることと他人にできることが区別できるようになり、「自分ができることは他人もできる」という思い込みは消えていきます。

 

 

 

2-3.誰かに相談する

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みの解消方法の3つ目は、誰かに相談することです。

 

自分以外の第三者の意見を聞くと、新たな視点や考えを手に入れるきっかけになり、思い込みが解消されるきっかけになります。

 

 

たとえば、「同僚は仕事を完璧にこなしているのに私はできていない。会社にとって私はお荷物だ…」と考えていたとしましょう。

 

ひとりで悩んでいたら、自分はお荷物だと思ったままかもしれません。

 

 

しかし、誰かに相談することで、

 

「意外とあの人もミスをしているよ。この間部長があなたのこと褒めていたよ。」

 

と自分が知らなかった情報をくれるかもしれません。

 

相談される側は自分のことを客観的に見てくれるので、自分には見えていない視点から意見を言ってくれます。

 

 

すると、「あれは思い込みだったんだな」と気づくことができるのです。

 

 

 

2-4.自己肯定感を高める

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みの解消方法の4つ目は、自己肯定感を高めることです。

 

自己肯定感を高めることで、「たいしたことない自分なんかにできることは、どうせ他の人も当たり前にできることだろう」などと過度に自分ができることの評価を下げずに済むようになり、冷静な判断ができるようになります。

 

 

たとえば、ハンバーグを作れる人がいたとしましょう。

 

自己肯定感が低いと「ハンバーグなんて作れても、どうせみんなできるし…」と卑下してしまいがちです。

 

しかし、自己肯定感が高ければ、いちいち卑下せず「自分はハンバーグが作れる」と考えることができます。

 

自分は周りよりも下だ、という劣等感がないので、「自分はハンバーグを作れるけど、他の人はどうかな?」と冷静に比較することができるのです。

 

 

すると、自分ができることと他人ができることの違いが分かるようになり、「自分ができることは他人もできる」という思い込みがなくなっていきます。

 

 

自己肯定感を高める方法は、別の記事で詳しくシェアしていますので、自己肯定感を高めたい場合にはあわせて読んでみてください。

 

 

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2-5.自己理解と他者理解を深める

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みの解消方法の5つ目は、自己理解と他者理解を深めることです。

 

自己理解を深めると、自分には何ができて何ができないかを正しく理解することができます。

 

他者理解を深めると、他人には何ができて何ができないかを正しく理解することができます。

 

すると、自分にできることと他人ができることを正しく把握でき、「自分ができることは他人もできる」とは思わなくなるのです。

 

 

たとえば、自分にできることとできないこと・身近な誰か(パートナーや友人・会社の同僚など)のできることとできないことを紙に書き出してみてください。

 

実際に書き出してみると、自分ができることを身近な人が全部できるわけではない、ということがすぐにわかるはずです。

 

そしたら、「自分ができることは他人もできる」というのは単なる思い込みだった、と気づけますよね。

 

 

なので、自己理解と他者理解を深めることは、「自分ができることは他人もできる」という思い込みを解消するために非常に効果的な方法です。

 

 

もし、自己理解を深めたい場合には、「DISCOVERRYメソッド」を活用するのがおすすめです。

 

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3.自分にしかできないことか他人にもできることかを判断する方法

 

第2章でお伝えした思い込みを解消する方法を一言でまとめると、【物事を客観的に見ましょう】ということです。

 

これは、単に思い込みを解消するだけでなく、自分ができることが自分にしかできないことなのか・他人にもできることなのか、を冷静にジャッジすることにも役立ちます。

 

 

たとえば、自分ができることを理解した上で、仕事で同じ部署にいるメンバー10人をそれぞれ分析(他者理解)してそれぞれのできることを比べたら、自分ができることのうち、どれが自分にしかできないことで・どれが他人にもできることなのかを区別することができます。

 

仮に、自分はExcelで関数やマクロを使えるほどのレベルにあって、同僚はExcelを最低限使えるレベルだったとしたら、少なくともその部署内においてExcelで関数やマクロを使いこなすのは自分にしかできませんよね。

 

 

もちろん、すべての日本人と自分を比較してしまったら、自分にしかできないことなどほとんどの人が見つけられないでしょう。

 

ですが、身近で関わっている範囲で比較するなら、自分にしかできないことや自分ともう一人くらいしかできないことはたくさん見つけられるはずです。

 

 

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4.自分にできることは何もない?意外と普通の人ができていないことTOP5

 

あなたが他の人もできると思っていることは、本当にそうなのでしょうか。

 

自分にとっては普通でも、他の人にとっては普通ではないことは珍しくありません。

 

 

そこで第4章では、意外と普通の人ができていないことTOP5を紹介します。

 

  • 冷蔵庫の余り物で料理ができる
  • 掃除が好き
  • 遅刻をしない
  • 親孝行している
  • 人前で話すことが苦ではない

 

 

4-1.冷蔵庫の余り物で料理ができる

 

意外と普通の人ができていないこと1つ目は、冷蔵庫の余り物で料理をすることです。

 

料理写真共有アプリ「SnapDish(スナップディッシュ)」を運営するヴァズ株式会社のアンケートによると、生鮮品や調味料等の食材を余らせる頻度が月1回以上と回答した人が約6割にも上り、その理由は以下の図のようにさまざまでした。

 

生鮮品や調味料等の食材を余らせる理由

生鮮品や調味料等の食材を余らせる理由

(引用:SnapDish

 

 

もしあなたが、冷蔵庫の余り物でレシピを考え、ほとんど食品のロスをしていなかったとしたら、それは他の人も当たり前にできることではありません。

 

自分のお母さんができていたことだったとしても、当たり前に全員ができることではないので、自信を持って良いでしょう。

 

 

 

4-2.掃除が好き

 

意外と普通の人ができていないこと2つ目は、掃除です。

 

口コミ・レビューサイトを運営している株式会社レビューの調査によると、家事の中で特に苦手意識を持ってしまっている家事の1位は「掃除」でした。

 

苦手意識を持ってしまっている家事

苦手意識を持ってしまっている家事

(引用:【調査レポート】家事の中で特に苦手意識を持ってしまっている家事は?2位は「食事の片付け」。1位は?

 

 

2位に食事の片付け、3位に料理がランクインしていますが、1位の掃除はぶっちぎりです。

 

回答した人のうち約1/3が掃除を苦手としているみたいですね。

 

 

そのため、掃除が好きで定期的にやっている、一度始めるとつい没頭してしまうという場合には、それは他の人にはできないあなただからこそできることだと言えます。

 

 

 

4-3.遅刻をしない

 

意外と普通の人ができていないこと3つ目は、遅刻をしないことです。

 

女性向けWebサイト「CanCam.jp」のアンケートによると、約80%もの人が周りによく遅刻をする人がいると回答しています。

 

遅刻をする人

遅刻をする人

(引用:なるほど、だから遅刻するのね!みんなの「遅刻の理由」ランキング

 

 

このアンケート結果を踏まえると、むしろ遅刻をしない人の方がレアなんですね。

 

 

もしあなたが、集合時間の10分前には必ず着くことを徹底しているのであれば、それは意外にも周りの人ができていないことです。

 

仕事では「時間を守ることなんて当たり前」と言われますが、その当たり前がきちんとできることは自然と周りに評価されていくでしょう。

 

 

 

4-4.親孝行している

 

意外と普通の人ができていないこと4つ目は、親孝行していることです。

 

ファッションや雑貨を販売しているフェリシモが運営する「フェリシモ モノコトづくりラボ」のアンケートによると、普段から親孝行できていると回答したのは約20%の人のみでした。

 

「親孝行&母の日について」のアンケート

「親孝行&母の日について」のアンケート

(引用:【アンケート結果】「親孝行&母の日について」のアンケート

 

 

つまり、約5人に1人しか普段から親孝行できていないことになります。

 

もしあなたが、普段から親をご飯に連れて行ったり贈り物をしていたりするなら、それは素晴らしいことです。

 

他の人は意外と親孝行をできていませんからね。

 

あなたの親御さんはとても幸せだと思います。

 

ぜひ自信を持ってください。

 

 

 

4-5.人前で話すことが苦ではない

 

意外と普通の人ができていないこと5つ目は、人前で話すことが苦ではないことです。

 

40代の働く女性向けサイト「Domani」のアンケートによると、約75%の人が人前で話すことが得意ではないと回答しています。

 

人前で話すことが得意ですか

人前で話すことが得意ですか

(引用:人前で話すことが苦手な理由と克服方法

 

 

つまり、人前で話すことが苦ではない人は、約4人に1人しかいないということです。

 

多くの人は、代表挨拶やグループディスカッションの発表など、できるだけ人前で話すことは避けたいと思っています。

 

そんな中、あなたは特に人前で話すことに抵抗がないのであれば、それはあなたの強みだと言えます。

 

 

 

他にも、自分ができることをもっと具体t家気に探してみたい場合には、以下の記事も読んでみてください。

 

 

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5.そもそも自分にしかできないことがないと価値はないのか?

 

自分にしかできないことがなくても、あなたには価値があります。

 

別に、自分にもできて他人にもできることが価値がないわけではないからです。

 

 

たとえば、複数のお客さんへ同じ対応が求められるカスタマーセンターなど、同じことができる人が複数人必要とされるケースがあります。

 

このケースでは、他人と同じことしかできなくてもその人は必要な人材です。

 

 

また、他人ができることの組み合わせで新しい価値を生み出すこともあります。

 

 

たとえば、交通整理×ダンス。

 

それぞれ交通整理だけ、ダンスだけをできる人はいますが、交通整理をしながらダンスができる人はそう多くありません。

 

そのため、できる人は珍しく、ニュースで取り上げられるのです。(参考:「踊る警備員」キレキレのパフォーマンスで人や車を誘導 宝塚の警備会社、現役の劇団員集め訓練 三田で実演、好評

 

 

このように、他人と同じことしかできなくてもあなたには価値があり、新たな価値を生み出すこともできます。

 

「自分にしかできないことがないから自分には価値がない」などと思う必要はありません。

 

 

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6.「自分と同じレベルを他人に求めるクセ」も思い込みを解消すれば直せる

 

ここまでは、自分ができることは他人もできる…と落ち込んでしまう人に向けてお話ししてきました。

 

しかし、「自分ができることは他人もできるはず!自分と同じレベルで他人もできるはず!」と考え、できない人を責めるクセに悩む人もいます。

 

 

そんな場合も、自分ができることは他人もできる…と落ち込んでしまう人と本質は同じです。

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みを解消すれば、自分と同じレベルを他人に求めるクセは解消されます。

 

 

たとえば、「自分はいつも時間を守っているから、他人も時間を守ることはできる」という考えは、自分ができることは他人もできると思い込んでしまっていますよね。

 

ですが、第4章で取り上げたように、意外にも多くの人は時間を守るという基本的なことができていません。

 

なので、自分ができているからといって他人もできるわけではないんだと気づけます。

 

 

もちろん、大事な商談など絶対に遅刻してはいけない場面で遅刻した人を叱ることは大事です。

 

しかし、思い込みを解消できていれば、「自分ができるんだからお前も当たり前にできるだろ!」というスタンスでは叱らなくなるでしょう。

 

それだけでも、叱り方が大きく変わるはずです。

 

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みを解除していけば、コミュニケーションも大幅に改善していけるでしょう。

 

 

 

まとめ

 

この記事では、主に「自分ができることは他人もできる」という思い込みを解消する方法をお伝えしました。

 

まとめると、以下です。

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みを解消する5つの方法

  1. 反対の情報を集める
  2. 因果関係を考える
  3. 誰かに相談する
  4. 自己肯定感を高める
  5. 自己理解と他者理解を深める

 

 

「自分ができることは他人もできる」という思い込みを解消できれば、自分に自信を持ち、前向きに生活できます。

 

まずは、あなたができることから始めてみてくださいね。

 

 

実は、あなたにしかできないことがたくさん見つけられるはずです。



【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】


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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの

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