自分軸を作るためのおすすめ本10選!他人軸から自分軸へ変われます
「自分軸を作る・自分軸で生きていくために参考になる本を知りたい!」
と考えている方に向けて、この記事では、自分軸作りの参考になるおすすめ本10選を紹介します。
私は2023年3月末時点で、延べ2,000名以上の方に対して、自分軸作り・自分のやりたいこと発見をサポートしてきました。
その中で、お客様からは
「自分軸がハッキリし、ブレない自分になれ、相手を尊重しつつも自分の意見も伝えられるようになった」
「以前は周りに振り回されてばかりだったが、自分の軸が明確になり、周りを気にせずに自分のやりたいことや気持ちを尊重できるようになった」
といった声がたくさん届いています。
そんな私が、今まで何十冊と読んできた自分軸関連の本から厳選して紹介するので、自分で言うのはアレですが、役に立つ可能性が非常に高いはずです。(その自信はあります)
ぜひ、自分に合いそうな1冊を見つけて、読んでみてくださいね。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.自分軸で生きるためのおすすめの本10選
自分軸で生きるためのおすすめの本は、以下の10冊です。
- 1.自分軸のつくりかた
- 2.オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る
- 3.絶対ブレない「軸」のつくり方
- 4.つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法
- 5.自分の軸で生きる練習
- 6.insight
- 7.人生は、もっと、自分で決めていい
- 8.ロングゲーム
- 9.コンセプチュアル思考
- 10.ハーバードの自分を知る技術
1冊ずつ紹介していきますね。
1-1.『自分軸のつくりかた』
自分軸で生きるためのおすすめ本1冊目は、『自分軸のつくりかた』です。
この本は特に、「自分軸の作り方を具体的に知りたい人」におすすめの本です。
エッセイストの中山庸子さんの、
『「ここは自分の居場所」と思えること=「自分軸」を持つと、心が安定し、元気になれる』
という考えの元、自分軸を作る方法を紹介してくれています。
副題に「生きるのがラクになる50の方法」とある通り、自分軸を作る・自分軸で生きるための具体的な方法・考え方がたくさん紹介されています。
自分軸を作る上で、私が特に「これは参考になる!絶対やったほうがいい!」と感じたのは以下の7つでした。
- LOVE&HATE、「ごたごたノート」に
- フット・ワークとフィールド・ワーク
- 本音で宣言!コーナーを設ける
- 最終的には、自分を大切にできればいい
- 体幹-フィジカルの自分軸
- 否定的な専門家より、自分の勘を信じる
- 「足るを知る」で、自分軸ができる
(それぞれの具体的な中身は、ぜひ本書を読んでみてくださいね)
自分軸を作るというと、自分と向き合う質問やワークをやるのが普通です。
しかし、『自分軸のつくりかた』ではそれだけでなく、フィールドワークや体幹を鍛えるなど、さまざまな角度から自分軸作りにアプローチしているのが面白いところ。
実際、身体を動かすことによって、脳内ではやる気や前向きな感情を出すドーパミンという神経伝達物質が分泌されるので、ポジティブに自分の生き方や未来について考えられるようになるんですね。
そのため、本書の内容に従って自分軸を見つけていけば、ただ座って自分と向き合っているだけよりも、より理想的で自分が納得できる軸を発見できる可能性が高いでしょう。
まずは、たくさん紹介されているワークの中から、気になったものに取り組んでみるといいですね。
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1-2.『オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る』
自分軸で生きるためのおすすめ本2冊目は、『オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る』です。
こどもの頃から人の目が気になって仕方なかった著者の石川尚子さんが、コーチングとオランダの教育現場に触れて「自分で考え、自分で決めて、自分で行動すること」のパワフルさを知り、「他人軸」から「自分軸」にシフトできた経験談を紹介している書籍です。
この本は特に、「他人軸をやめて自信を持ちたいと思っている人」におすすめ。
自信を持てずに他人に振り回されていた石川さんは、「自信」について以下のように書いています。
一体「自信」とは何なのでしょうか。
そもそも、何をもって「自信」と呼ぶのでしょうか。
そんな得体の知れないものを追い続けているから、無駄にエネルギーを消耗していくのではないでしょうか。
それでも、かつての私のように「自信さえあればうまくいく」と思い込んでいる人が、非常に多いのは事実です。
(中略)
自分のすべてを他人に委ね、自分の人生に立ちきっていない人に出会うと「あぁ、もったいない」と思います。
「自分軸」で生きていない人が、あまりにも多過ぎます。
一般的に多くの人は、やりたいことがあっても「自信がないからやめておこう」「自信がついたらやってみよう」と思ってしまいがちです。
しかし、自信がつくのを待っていては、いつまでもやりたいことをやることはできません。
せっかくチャンスが訪れても、逃してしまうでしょう。
チャンスを逃し続け、死ぬ間際のベッドの上で、「あの時のチャンスに飛び込んでいたら、私の人生はもっと変わっていたのかな…」と後悔するのは、誰だって避けたいはずです。
石川さんは、「自信がなくてもやりたいことをやるべきだ」とおっしゃっており、それには私も100%同意します。
そもそも、自信がなくても行動を起こすことはできます。
学生を卒業し、社会人になったばかりの頃、自分がやる仕事に対して自信を持てていた人はほとんどいないのではないでしょうか。
多くの人は、自信がなくても毎日会社に行って、仕事をこなしていたはずです。
そうやって、自信がなくとも何かしらを始めることは誰にだってできるのです。
『オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る』を読めば、その「自信がなくても動き始める感覚・考え方」を身につけることができるでしょう。
周りの人に振り回されて疲れている人は、他人軸から自分軸に変わるための1冊目として、読んでおいたほうが良いですね。
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1-3.『絶対ブレない「軸」のつくり方』
自分軸で生きるためのおすすめ本3冊目は、『絶対ブレない「軸」のつくり方』です。
本書では、楽天イーグルスの創業メンバーである南壮一郎さんが、創業メンバーになる前に、もがき苦しみ、さまよい歩いていた頃の経験をもとに、ブレない自分軸とは何か?が語られています。
この本は特に、「ブレない自分軸を作ることで、夢を叶えたい・仕事に活かしたいと思っている人」におすすめ。
南さんの経験をもとに、ブレずに行動するための具体的な方法が学べるからです。
私がこの本を読んで印象に残っているのは、「できない」という思い込みを忘れさせる言葉とその実践方法でした。
多くの人は断られることを怖がる。
自分もそうだ。
でも自分に言い聞かせる。
『これをやって自分にとって何かマイナスになるのか?ならないなら、行動を起こしてから悔やんだ方が絶対にいい』
自分軸があったとしても、実際に行動しなければ、夢を叶えることも仕事で活躍することもできません。
多くの人は、挑戦して失敗したときのマイナスについて重く考えてしまいがちです。
ですが、実際には、「挑戦せずに現状維持を選択した場合のマイナス」もあります。
たとえば、「つまらない人生が続く」「後悔する」「自分を裏切り、自信を失う」「より良い人生になる可能性をゼロにする」などなど。
そういった、「挑戦しない場合のマイナス」が、「挑戦して失敗した場合のマイナス」よりも大きいなら、挑戦する方がリスクが小さくリターンが大きい、ということです。
上記のような考え方を私も採用したところ、それまで以上に自分のやりたいことに挑戦していけるようになりました。
自分軸を作る方法については、「やりたいこと」や「夢」を見つけ、それを絞り込むことで自分の軸を確立させるというアプローチをとっています。
絞り込む(=具体化する)ことで、ブレにくくなる上に、仕事や自分のやりたいことで活かしやすくなる、という考えが本書の特徴ですね。
自分軸を活かす具体的な方法として特に面白いと思ったのは、自分の強みを「キャッチコピー化する」という方法です。
自分のことを忘れてほしくない、もしくは何かの際に思い出してほしい、そういう場合にはどうすればいいのか。
その方法はいたってシンプル。自分のおでこに「キャッチコピー」をつけて、そのキャッチコピーごと覚えてもらえばいいのだ。
南さんは自身の強みの中で「相手のメリットになること」を意識してキャッチコピーを作っていました。
これによって相手は南さんを忘れにくくなるだけでなく、「あの人は〇〇が得意って言っていたな」というように思い出しやすくなるのです。
たとえば、コミュニケーション能力や調整力が強みである人は、『どんな相手も味方にできる、組織の潤滑油』などと自分の強みが相手のメリットになるキャッチコピーにするんですね。
すると、大人数をまとめなければいけない場面などで「○○さんを呼ぼう!」と思いだしてもらえて、仕事に繋がっていきます。
本書では南さんが実際に使っていた事例なども書いてあるので、気になる場合はぜひチェックしてみてくださいね。
『自分が相手に提供できる価値』を自分の軸として確立すれば、自分のやりたいことや仕事を今まで以上のスムーズに進めていくことができるでしょう。
そのため、自分の夢や目標はあるけど、ブレてしまって真っすぐそこに向かえない、という場合には、非常に役に立つ1冊になるはずです。
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1-4.『つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法』
自分軸で生きるためのおすすめ本4冊目は、『つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法』です。
カウンセリングやセミナーを通して、満たされない気持ちを持っている人に関わってきた根本裕幸さんが、「自分らしく幸せに生きる生き方」=「ライフワーク」の考え方を紹介している書籍です。
この本は特に、「自分軸で生きていくために自己肯定感の低さが課題になっている人」におすすめ。
たとえば、以下の言葉を読んでどう感じるでしょうか?
「私はやりたいことだけをやって生きていく。そうしていいんだ。」
もし、この言葉に拒否反応を感じてしまう人、「でも」「だって」「どうせ」という言い訳を考えてしまう人は、今はまだ自己肯定感が低いのかもしれません。
本書では、自分軸で生きていくためには、「まず自分に許可を出して、自己肯定感を高めることが必要だ」と述べられています。
自己肯定感を高めてから、ライフワーク(自分軸)で生きるためのワークに取り掛かるというアプローチで話が進んでいくため、「自己肯定感が低くて、自分の良い未来が描けない」と悩んでいる場合にはピッタリです。
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1-5.『自分の軸で生きる練習 オックスフォード・国連で学んだ答えのない時代の思考法』
自分軸で生きるためにおすすめの本5冊目は、『自分の軸で生きる練習 オックスフォード・国連で学んだ答えのない時代の思考法』です。
約10年国連機関で働いていた大仲千華さんが、人生で大切なこととして
- 自分の頭で考え、自信を持って、決める力を養うこと
- その決定基準として自分の軸を持つこと
の2つを挙げ、自分軸で生きる方法を紹介してくれています。
この本は特に、「他人の意見や評価ばかり気になって決断や行動ができない人」におすすめ。
本書で、思わず「たしかに!」と唸った内容が、「自分軸で生きる上で、これからの時代では『答えがない状態に耐える力』が大切だ」という内容でした。
「いまの仕事を辞めるか、続けるか」「結婚をするか、しないか」などの選択は、唯一の正解はないので、決断が非常に難しい問題です。
決断が難しいということは、本来であれば、たくさん悩み、自分と向き合い続け、時間をかけて決断を下さなければなりません。
しかし、多くの人は、時間をかけて自分と向き合い続けることに耐えられず、「周りの人はどうしているのか?」「どう選択するのが普通なのか?」といった他人軸で決断してしまいます。
他人の選択をマネするだけですから、決断はラクです。
でもそれは、自分軸ではありません。
だから、まずは答えが出ていない状態で自分と向き合い続けることに耐える力をつけなければ、自分の価値観や判断基準で物事を決断できるようにならない、ということなのです。
私は、この本を読んだ時点ですでにそこそこの人数に対して自分軸作りのサポートをしていましたが、この他人軸から抜け出せない人と自分軸に変わっていける人との違いを言語化できてはいませんでした。
なんとなく、「(他人軸の人と自分軸の人の違いとして)何かはある」と感じてはいたんですが、自分では言語化できておらず、それがズバッと言語化されたので、「そう、それ!」と驚いたのです。
その後、私が行う自分軸作りのサポートでも、『答えがない状態に耐える力』を鍛えるようにしたところ、他人軸から自分軸に変われる人が今まで以上に増えました。
本書では他にも、読んでいて「なるほど!」「確かに!」と思える言葉がたくさん出てきます。
たとえば、以下のような言葉。
「完璧主義とは向上心ではなく守りの姿勢なのです」
「学ぶから道が現れるのではなく、道を決めるから学ぶ意欲が現れる」
上記のような『自分軸で生きるための本質を表す言葉』に1つでも多く触れておくことは、他人軸から自分軸に変わる上で非常に大切なことです。
なぜなら、自分軸で生きるための本質が言語化されていなければ、その本質を意識し、行動や言動を変えることはできないからです。
自分軸で生きるための本質は、自分の中で言語化されて初めて意識できるようになり、意識できたら行動や言動が変わり、他人軸から自分軸に変わっていきます。
『自分の軸で生きる練習』を読めば、上記以外にもたくさんの本質が言語化されるので、無理せず自然に自分軸で生きていけるように変わっていくことができるでしょう。
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1-6.『insight』
自分軸で生きるためのおすすめ本6冊目は、『insight』です。
組織心理学者のターシャ・ユーリックさんが、自己認識の構造を理論的に解明し、エビデンスにもとづいた、より深く自分を知るための方法、その気づきを行動に変える方法を紹介する書籍です。
この本は特に、「自分の気持ちがよくわからない人」「自分のことが自分でよくわからない人」におすすめ。
ターシャさんはこの本で、「自分をより深く理解することで、自分を幸せにする選択ができ、自分に合った人間関係も育むことができる」と述べています。
たしかに、ターシャさんの言う通りで、何をすれば自分が幸せを感じられるのかわかっていなければ、自分を幸せにする選択肢を選ぶことができません。
自分がどういう人といるときに幸福や安心感を得られるのかわかっていなければ、大事にすべき人を決めることができません。
つまりこれは、自分を理解できていなければ、自分で人生を選ぶことができない(=自分軸で生きていくことができない)、とも言えるでしょう。
だから、自分軸で生きていくためにはまず、自分を知ることが大切だということです。
本書では、自分に対する理解を深めるために参考になるエピソードやすぐに使えるワーク・ツールが豊富に掲載されています。
そのため、本書の内容に従って自分と向き合っていけば、読み終わる頃にはかなり自己理解が進んでいるはずです。
もしかすると、自分と向き合って自己理解を深めていくことに苦手意識がある、という人もいるかもしれません。
ですが、『insight』では、「自己認識力は、自分が、自分自身と他人からどう見られているかを、理解しようとする意志とスキルである」と定義されています。
意志力とスキルは磨けば高まっていきますから、今は苦手でも大丈夫だということです。
具体的にその意志力やスキルを磨く方法も書かれているので、自分と向き合う力を高めたいと思う人にもおすすめの本ですね。
1-7.『人生は、もっと、自分で決めていい』
自分軸で生きるためのおすすめ本7冊目は、『人生は、もっと、自分で決めていい』です。
主婦、食堂のおばちゃん、ANAインターコンチネンタルホテル東京の営業開発担当副支配人、スーパーのレジ係、外資系ホテルの日本法人社長…と波乱万丈のキャリアを歩んできた薄井シンシアさんが、自分で決めることの大切さを紹介してくれます。
この本は特に、「自分軸はあるけど行動するのが苦手な人」におすすめ。
本書の一番の特徴は、自分軸で生きていくということを、理想論ではなく、超現実的で再現性が高い方法で伝えてくれているところです。
「現実をしっかり見つめる」「強みではなく弱みを知る」など、頭ではわかっているけどなかなかできないことも、エピソード付きで具体的な実践方法を知ることができます。
多くの方法が紹介されている中で、私が一番参考になったのは、「ワークライフバランスはいらない」という考え方でした。
ワークライフバランス――この言葉には、ワークとライフのどちらも取りこぼすまいと、必死でバランスを取りながら、細い平均台の上を歩いているイメージがないでしょうか。
(中略)
少なくとも、不器用な私には無理だった。
だから、私はきっぱり諦めました。
ワークライフバランスなんていらないと。
(中略)
仕事を諦めたわけでも、生活をないがしろにしたわけでもありません。
「同時期に育児と仕事を両立させること」を諦めたのです。
1日とか1週間といった短いスパンでワークとライフのバランスを取ることをやめた。
そのかわり、一生の中で帳尻を合わせればいい、と考えたのです。
個人的にこの発想は、目からうろこでした。
たしかに、同時期に「仕事と趣味を両立する」ということを無理して頑張らなくても、「5年は仕事を頑張る」「3年は趣味に熱中する」などとしてもいいんですよね。
ですが、現実的に多くの人は、無理してワークライフバランスを追いかけるか、40年仕事を頑張ってから老後にゆっくりするか、のどちらかになってしまっている。
これでは、人生における選択肢が狭すぎて、自分が生きたいように生きていくことはできません。
平均寿命が延び、人生が長くなっている現代では、「短期間ではなく一生の中でワークとライフのバランスを取る」という考え方がますます重要になってくるはずです。
このように、単に自分軸で生きていく方法がわかるだけでなく、これからの時代の生き方のヒントもたくさん詰まっていました。
なので、超現実的な自分軸の生き方とこれからの時代の生き方を知りたい場合には、読んでおくべき一冊だと言えますね。
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1-8.『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』
自分軸で生きるためのおすすめ本8冊目は、『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』です。
「Thinkers 50」(世界の経営思想家ランキングのトップ50)にも数えられている経営家のドリー・クラークさんが、短期的な結果ばかりを求めずに長期戦略を立てて人生を進めていく重要性と具体的な方法を伝えてくれる本です。
この本は特に、「大きな目標を叶えたい、戦略的に人生を進んでいきたい人」におすすめ。
流れとしては、自分にとって意味のあることを見つけて、それを実現するための長期戦略を立て、戦略通りに行動を起こしていくことでより良い人生を実現していきます。
すると、自分にとって意味のあることを実現するために生きることになるので、自分軸で生きることになるのです。
自分にとって意味のあることを優先して生きる具体的な方法として、たとえば以下のように書いてありました。
まず自分にとって一番大切なものを決め、その予定を真っ先にカレンダーに書き込む。
それより重要度が低いものは後回しだ。
重要性がまったくないものについては、そもそもスケジュールに入れない。
排除する。
ほかの人に任せる。
断る。
TODOリストではなく、カレンダーを基準に行動すれば、自分の一日の主導権を取り返すことができるんだ。
私たちは、ついつい今日明日にやるべきことや、短期的な成功、目に見える成果を求めがちですが、大きな目標を叶えるためには長期的な視点が不可欠です。
長期的な計画に沿って生きていけば、自分が主導権を握った状態で毎日を生きていけるわけですから、それは自分軸で生きていると言えますよね。
その上さらに、目の前の些細なことに振り回されることもなく、大きなことを成し遂げることができるようになります。
本書では、併せて、
- 自分にとって意味のあることの見つけ方
- 人生において自分が進むべき道が見えてくる方法
なども語られています。
そのため、『ロングゲーム』を読めば、自分軸が見つかるだけでなく、自分軸で生きていく方法まで具体的に知ることができるでしょう。
読み終わった次の日から、自分軸で生きていく人生を作ることができる一冊である、と言えますね。
1-9.『コンセプチュアル思考』
自分軸で生きるためのおすすめ本9冊目は、『コンセプチュアル思考』です。
人材教育コンサルティングファームの代表として研修講義を行なっている村山昇さんが、揺るぎない軸を持つ方法を伝えてくれる内容になっています。
この本は特に、「仕事にも使える自分軸を作りたい人」「自分のビジネスで稼いで自由に生きたい人」におすすめ。
コンセプチュアル思考とは、抽象化によって物事の本質をつかみ、概念化(コンセプト化)する思考法です。
自分軸作りに当てはめてもう少し簡単に言うと、自分にとって本当に大事なこと(=本質)を発見し、人生のテーマ(=コンセプト)を作るということ。
ただ単に自分にとって大事なことを発見するだけなく、そこから人生のテーマを決めることで、後はそのテーマに沿って生きていけば、自然と自分軸で生きる人生になる、という考え方ですね。
たとえば、自分にとって大事なことを考えたときに、
- 家族
- 気の合う人間関係
- お金
という3つの項目が出てきたとしましょう。
そしたら次は、
「自分はなぜ、この3つのことを大事にしたいと思うのか?」
「この3つを大事にすることで、自分は何を得たいのか?」
と考えます(=抽象化する)。
抽象化した結果、仮に
「自分は安心感が欲しいからこの3つのことを大事にしたいんだ」
という答えが出たとします。
すると、その人にとって人生で本当に大事なことは「常に安心感を得られること」だということがわかるのです。
あとは、本当に大事にしたいことをもとに人生のテーマを決めるだけ。
上記で言えば、『安心感が得られる環境・関係を選ぶ』が人生のテーマになりそうです。
こうして人生のテーマが決まったら、後はそのテーマに従って生きていくだけで、自分軸で生きる人生になっていきます。
もし仮に、職業選択において、以下の2つの選択肢があったとしましょう。
- 月100万円稼げて、挑戦的な仕事に取り組めるけど、いつクビになるかわからない仕事
- 月25万円しか稼げないけど、クビになる心配はほぼなく、職場で自分が受け入れてもらえる仕事
人生のテーマが『安心感が得られる環境・関係を選ぶ』を決まっていれば、基本的には後者を選ぶことになりますよね。
こんな風に、人生のテーマが決まっていることで、人生における大きな決断も、それほど迷わず決められるようになるのです。
ただ単純に、一問一答の質問で自分の価値観や大事にしたいことを考えるだけではないので、より強固な自分軸が作れるとも言えます。
そのため、「自分軸を作ったらブレずに生きていきたい」と思う場合には、ぜひ参考にしたほうが良いですね。
また、この思考法は、自分軸作りだけでなく、ビジネスのコンセプトを作る上でもかなり活用できます。
本書では、魅力的なコンセプトを作る方法やコンセプトに価値を付加する方法なども語られているので、それを活かせば、仕事や自分のビジネスにおいて有利に進められるようになるのです。
実際、「コンセプトを変えただけで成果が3倍になった」なんて例は良くある話ですからね。
逆に言えば、コンセプトが悪いと普通の1/3の結果しか出ない、ということもあり得るということですが(笑)。
自分でビジネスをやるとしたら、そうはなりたくないですよね。
もちろん、それらの方法を「人生のテーマをより魅力的にするために」も使うことができます。
人生のテーマが魅力的だと、人生そのものがより楽しいものになりますので、コンセプチュアル思考は学んでおいて損はないスキルだと思います。
1-10.『ハーバードの自分を知る技術』
自分軸で生きるためのおすすめ本10冊目は、『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ』です。
ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得し、ゴールドマン・サックスに22年間勤務したのち、母校で教鞭をとりながら、数多くの学生たちのキャリア相談、コーチングを続けてきたロバート・スティーヴン・ カプランさんが、潜在能力を発揮するためのロードマップを紹介してくれます。
この本は特に、「自分軸で生きていく際に、自分の強みを発揮していきたい人」「自分の長所や短所を明確にしたい人」におすすめ。
「自分を知る技術」が非常に具体的に記載されており、本書の内容に従って自分を分析していけば、自分の強みや能力がどんどん明らかになっていきます。
その上、単なる強みだけでなく、潜在能力を知り、発揮するためのワークが、豊富に紹介されているのもポイント。
漠然と能力を発見するだけでなく、「10点満点のうち何点なのか」をチェックすることで、「どれくらいの強みなのか?」を評価し、活用すべき強みや能力なのかも判断しやすくなっています。
それまでたくさんの自己分析をしてきた私でも、本書を読みながらワークに取り組んでみたところ、さらにいくつかの自分の強みを見つけることができました。
実際にそれを今の仕事に活かして、働きやすくもなりましたし、稼ぎやすくもなりましたね。
発見した強みをどう活かしていくのかについても、非常にたくさんのエピソードとともに具体的に紹介してくれているので、強みの活かし方も迷うことはありません。
自分軸で生きる人生と、自分の強みを活かして充実感を得る人生と、両方を手に入れることができる一冊だと言えるでしょう。
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2.自分軸を確立する本を読むメリット
自分軸を確立する本を読むと、以下のようなメリットを得られます。
2-1.自分軸を持つためのヒントやアドバイスを得られる
自分軸を持つためには、自分自身を見つめ直すことが必要ですが、どのように見つめ直せばいいのかわからないという人もいるでしょう。
自分軸を確立する本を読むことで、自分軸を持つためのヒントやアドバイスを得ることができます。
2-2.自己理解が深まる
自分自身が何を大切にしているか、何が自分にとって本当に必要なのかを見つめなおすことで、自己理解が深まります。
自己理解が深まることで、自分の人生の方向性を見出すことができるようになりますね。
2-3.ストレスを減らせる
自分軸があると、自分のやりたいことやありたい姿を実現するために、周りの目や考えに左右されることが少なくなります。
自分自身が自分をコントロールできるため、ストレスが今までよりも溜まりにくくなるでしょう。
2-4.自分に正直に生きることができる
自分軸があると、自分にとって本当に大切なことやほしいもの、やりたいことを見極めることができます。
このため、「自分の心の声」をちゃんと自分で聞けるようになり、自分に正直に生きることができるようになるのです。
2-5.自分らしい人生を送れる
自分軸があると、自分の考えや意見を尊重し、自分の価値観に従って生きることができます。
その結果、周りに振り回され、「自分の人生はいったい誰のための何のためのものだったのか?」などと悩みながら最期を迎えることがなくなるでしょう。
以上のように、自分軸を確立する本を読むことには、ストレス軽減や自己理解の深化など多くのメリットがあります。
このテーマに関する書籍が年々増えているのは、たくさんの人たちが「自分軸」について悩んだり迷ったりしている証拠です。
これからの社会では、自分軸が必要になるということも言えるかもしれません。
なので、自分軸を確立したいと思った場合は、ぜひこの記事で紹介した本を読んでみてくださいね。
\ すでに1,191人も参加してくれました /
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まとめ
この記事では、「自分軸を作る・自分軸で生きていくために参考になる本を知りたい!」と考えている方に向けて、自分軸作りの参考になるおすすめ本10選を紹介してきました。
紹介した本は、以下の10冊です。(リンクをクリックするとAmazonに飛びます)
- 1.自分軸のつくりかた
- 2.オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る
- 3.絶対ブレない「軸」のつくり方
- 4.つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法
- 5.自分の軸で生きる練習
- 6.insight
- 7.人生は、もっと、自分で決めていい
- 8.ロングゲーム
- 9.コンセプチュアル思考
- 10.ハーバードの自分を知る技術
著者の経験を参考にするのも良いですし、実際にワークをやってみるのも良いでしょう。
気になった本があったら、ぜひ読んでみてください。
あなたが自分軸で生きていくために、きっと役に立つはずです。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
お仕事の依頼はこちらから↓↓
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自分のやりたいことや自分軸の見つけ方がわかります。
「DISCOVERYメソッド」で学ぶことで、自分のやりたいことや自分軸の正しい見つけ方がわかり、もう他人に振り回されることがなくなり、自分がすべきことを自分で決断できるようになるでしょう。
先に参加した方々からは、以下のような感想も届いています。
重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
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