自分の選択に自信が持てないときの対策【決断への不安を軽減】
「自分の選択に自信が持てない…」
「いつも自分の選択に後悔ばかり…」
進学先や就職先など、人生において自分の道を自分で決断して決めていかなければいけない場面はたくさんあります。
しかし、自分の決断に自信が持てないと、「この選択で良かったのかな」「もう一方の方が良かったかも」と、ずっと悩んでしまい辛いですよね。
この記事では、自分の選択に自信が持てないときの対策を9つをシェアします。
不安になったり悩んだりしている時間は、ただただ自分の気持ちを下げてしまうだけです。
そんなことで自分の貴重な時間を無駄にしないように、この記事で紹介する方法で不安や後悔を減らしてください。
では、本題に入りましょう。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.自分の選択に自信が持てない人がほぼ100%持っている思い込み「最高の選択以外はすべて失敗」
何かを選択するとき、「正しい選択をしたい」「間違った選択をしたくない」と肩に力が入ってませんか?
より良い選択をしたいと思うのは普通のことですから、そう思うこと自体は間違っていません。
ただし、それが気づかないうちに「最高の選択以外はすべて失敗」などと考えてしまうと、いつまでも自分の選択に自信を持てなくなってしまいます。(参照:幸福感と意思決定-京都大学-)
なぜなら、最高の選択かどうかは後になってわかることがほとんどで、自分の道を選択する時点で最高の選択を見極めるのは困難だからです。
たとえば、就職先を選ぶときに、トヨタと日産のどちらからも内定をもらい悩んだ結果、トヨタを選んだとしましょう。
ここでもし、トヨタでの仕事についていけず、日産に入社した友人が楽しそうに働いていたら、「自分も日産を選べばよかった…」と思うかもしれません。
ですがそれは、実際にトヨタに入社して現実を知り、日産に入社した友人は楽しそうに働けていたという結果を知ったからそう考えられるだけです。
就職先を選ぶ段階では、トヨタで仕事についていけるかどうか、日産で働いて楽しいかどうかなんてわかりません。
そのため、選択の段階で最高の選択をするのは、ほとんど不可能なことなのです。
にもかかわらず、潜在的に「最高の選択以外はすべて失敗」と思い込んでいると、ほとんどの選択が失敗だと感じてしまい、自分の選択のすべてを後悔してしまいます。
すると、いつまでも自分の決断に自信を持つことはできないでしょう。
実際に、「もし~~していたら…」というように今の現実ではなく妄想の世界(平行世界・パラレルワールドとも言う)を考えることで、自分の決定に対する満足度や幸福度が低下する、という調査もあります。(参照:なぜ選ぶたびに後悔するのか オプション過剰時代の賢い選択術)
それに、「何を持って最高の選択だと考えるか?」というのも難しい問題です。
入社して最初の数年は、楽しく働くことの価値が非常に高いことが多いわけですが、数年するとそれも変わります。
具体的には、30歳前後になると多くの人の頭には「結婚」がちらつくでしょう。
仮に男性だとしたら、「トヨタに勤めている」という肩書と、「日産に勤めている」という肩書は、どちらの方が強いでしょうか?
おそらく、「トヨタに勤めている」という肩書の方が、パートナーを見つけやすいのが現実でしょう。
そしたら、パートナー探しをするときには、「トヨタを選んでよかった」と思うかもしれませんよね。
そう考えると、どの選択にもメリット・デメリットがあり、デメリットが全くなく最高のメリットばかりの極上の選択など、ほとんどないことがわかります。
つまり・・・、
『デメリットのない最高の選択なんてできないんだと知り、自分の道を選択する場面では、「100%正しい選択はないから、選択をした後で軌道修正すればいい」と考える』
これこそが、本質的に決断の不安を減らすために重要です。
さらに具体的に自分の選択に自信が持てないときに不安や悩みを減らす方法は、次の第2章でお伝えします。
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2.自分の選択に自信が持てないときの不安を減らす考え方9選
自分の選択に自信が持てないとき、考え方を変えるだけで迷いが少なくなります。
その考え方は、以下の9つです。
- 自分が選んだ道で学びを得るようにする
- 「なぜその選択をしたのか?」決断理由を明確にする
- 自分の価値観を明確にする
- その選択をして良かったことを考える
- 自分の選択を正解にすると決める
- 「なんとかなる」と楽観的に考える
- 選択に失敗する自分を許す
- 「何かを選べる」という状況がすでにすごいことだと認識する
- 自己肯定感を上げる
では、それぞれ詳しく見ていきましょう!
2-1.自分が選んだ道で学びを得るようにする
自分の選択に自信が持てないときの考え方1つ目は、「自分が選んだ道で学びを得るようにする」ことです。
自分の選択に対する自信は、正解を選ぶかどうかではなく、自分が選んだ道を振り返りながら学びを増やしていくことで得られるからです。(参照:成功経験と失敗経験の振り返りが自信と努力量に及ぼす影響)
たとえば、大学進学の学部選択の際に、文学部か法学部で迷った上で、文学部を選択したとしましょう。
そのとき、入学するまでの間に、「将来的に就職のことを考えたら、法学部の方が良かったかもしれない…」と迷い始めてしまうかもしれません。
しかし、その悩みの裏にあるのは、「より良い選択を選ばなければ失敗してしまう」「最高の選択をしなければならない」という思い込みです。
なので、考え方を変えて、「文学部に決めたんだから、文学部で学べることを1つでも多く学ぼう!」と考えるようにすることで、自分が選択した道で1つでも多く学ぶことができます。
もちろん、実際に文学部に入学して勉強し始めたら、「思ったのと違う…」と感じることもあるかもしれません。
その場合には、以下のように考えることで自分の選択から学びを得ることができるでしょう。
- どういう基準で選択したことが間違いに繋がったのか?(今後はどういう基準で自分の道を選択すればいいのか?)
- このまま文学部にいた場合、何を学ぶことができるのか?(学べることに意識を向ける)
- そもそも大学生活で自分が一番得たいものは何なのか?
- それを文学部で得ることはできないのか?できるとしたら何をしていけばいいか?
- もし、「もう文学部にいても意味がない」のなら、今回の選択ミスから学んだことをどう活かせば自分に合った新しい道に進めるのか?
どんな選択をしても、その選択が失敗であっても、そこから学ぶことはできます。
自分の選択を後悔するのではなく学びに変えていくことで、最終的には自信をつけることができるでしょう。
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2-2.「なぜその選択をしたのか?」決断理由を明確にする
自分の選択に自信が持てないときの考え方2つ目は、「なぜその選択をしたのか?」決断理由を明確にすることです。
自分がその選択肢を選んだ理由が明確になれば、迷いはなくなります。
たとえば、先ほどと同じように、大学進学で文学部か法学部で迷った末に、文学部を選んだとします。
文学部を選んだ後に、周りの人から「法学部に行っておいた方が、就活のときに給料が良い会社に就職しやすいらしいよ」という話を聞きました。
そのせいで、「やっぱり法学部にしておけばよかったかな…」と迷ってしまうことはあるでしょう。
このとき、「自分はなぜ、法学部ではなく文学部を選んだのか?」を考えてみるのです。
そこで、「自分は文学に興味があって、文学を学びたかったからだ」と決断理由がわかれば、自分は文学部を選ぶべきだったことがわかりますよね。
そしたら、そもそも将来の給料のために学部を選んだわけではないこともはっきりしますから、周りの意見で自分がブレることもなくなります。
もちろん、最初から大学に行く目的が「給料の高い会社に就職するため」だったとしたら、法学部ではなく文学部を選んだのは、単純な選択ミスになるでしょう。
この場合は、やってしまった選択ミスから学び、同じ失敗を繰り返さないようにしていくことが大切ですね。
同じように、「親の言う通りにしただけ」「友達がそこに行くから」というような自分の意思がないような決断も後悔しやすいので、何度も繰り返さないようにすることが重要です。
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2-3.自分の価値観を明確にする
自分の選択に自信が持てないときの考え方3つ目は、自分の価値観を明確にすることです。
自分の価値観を明確にすることで、自分の選択が自分の価値観に沿ったものだとわかれば、「自分はこっちでいいんだ!」と選択に自信が持てるようになるからです。
たとえば、就職先を決めるときに、「ガツガツ働くよりも、友人や家族との時間も大切にしたい」と自分の価値観を明確にしておけば、自分の価値観に合った就職先を選ぶことができます。
このとき、周りの友人がガツガツ働いて多くの給料を貰っていたとしても、自分は自分の価値観で就職先を選んでいるので、妬んだり後悔したりもしにくくなります。
なので、何かを選択・決断する前には、「自分は人生で何を大切にしていきたいのか?」という価値観を明確にしておくといいですね。
もし、これから自分の価値観を明確にしたい場合には、「DISCOVERYメソッド」を活用するのがおすすめです。
DISCOVERYメソッドは、心理学や脳科学をベースとした自己理解メソッドで、15個の質問に答えていくだけで自分の価値観・やりたいこと・強みなどが発見できます。
自己理解を深めたことで、
「自分の価値観が今まで以上に具体的に言語化でき、自分の選択・生き方に自信を持てるようになった」
「どんな選択・決断をすれば、自分が満足できる人生を創れるかがわかった」
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2-4.その選択をして良かったことを考える
自分の選択に自信が持てないときの考え方4つ目は、その選択をして良かったことを考えることです。
ペンシルバニア大学のセリグマン教授らの研究により、毎晩寝る前に良かったことを3つ書くことで抑うつ度(≒不安)が低下することがわかっています。
そのため、これを応用し、自分の選んだ道の良い点を毎日3つ書き出して意識するようにすれば、決断に対する不安を減らすことができるでしょう。
ちなみにこの方法は、「過去に後悔している決断」に対しても使えます。
過去にした選択で失敗したものであっても、そこから学べたことやプラスだったことなど良かった点を毎日考えるようにすると、失敗した決断に対する後悔を減らすことができるのです。
どんな選択でも、そこから学べたことやプラスだったことは、少なくともゼロではありません。
なので、もし何度も頭の中で考えてしまう後悔している過去の選択があれば、それに対してよかったことを書き出すワークをやってみるのもいいですね。
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2-5.自分の選択を正解にすると決める
自分の選択に自信が持てないときの考え方5つ目は、自分の選択を正解にすると決めることです。
結局、どの選択が最高の選択だったかは結果が出てからわかることなので、だとしたら、自分が選んだ方が最高の選択になるように結果を出してしまえばいいのです。
すると、自分の選択に後悔することが大幅に減ります。
たとえば、副業を始めるときに、ブログをコツコツ書いてアフィリエイトで稼ぐか、SNSでインフルエンサーになって企業案件で稼ぐかを迷ったとしましょう。
このとき、ブログを選んだのであれば、ブログを選んだ自分を正解にするために、ブログで稼ぐために全力で取り組む。
インフルエンサーを選んだのであれば、インフルエンサーを選んだ自分を正解にするために、人気インフルエンサーになるために全力で取り組む。
それで副業で稼げるようになったら、ブログを選んだにしろ、インフルエンサーを選んだにしろ、「稼げてよかった」と思うし、別に後悔はしませんよね。
こんな風に、「自分の選択を正解にする姿勢」を持てば、自分の選択に後悔することはほとんどなくなります。
もちろん、自分の選択を正解にするには相応の努力が必要になることも多いですが、そもそもサボりすぎると、正解だった道すら失敗の道に変えてしまうので、サボりすぎには注意が必要です。
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2-6.「なんとかなる」と楽観的に考える
自分の選択に自信が持てないときの考え方6つ目は、「なんとかなる」と楽観的に考えることです。
「最高の選択・完璧な選択をしなければ、自分の人生がダメになってしまう…」と考えていると、自分の選択が最高だったと証明されるまで不安が消えません。
しかし、「どんな選択をしても、それで自分の人生が終わるわけじゃないし、なんとかなるでしょ」と楽観的に考えると、自分の選択が失敗する不安を大幅に減らせます。
たとえば、就活のときに市役所か商社かで悩んで市役所を選んだとしても、後から「商社の方が将来性が良かったかも…」と思うことがあるかもしれません。
ですが、仮にほんの少し商社の方が将来性が良かったとしても、市役所に勤めることで将来性が全く無くなるわけではありませんよね。
それに実際は、将来性に与える影響は、市役所に勤めるか・商社に勤めるかよりも、仕事を始めた後に自分がどう行動していくかの方が大きいです。
商社に入ってダラダラしている人よりも、市役所に勤めながらアフターファイブや休日はスキルアップのために学ぶ人の方が、間違いなく将来は有望です。
つまり、人生の岐路に立たされた時にどんな道を選ぶかというよりも、選んだ後の行動の方が人生に与える影響は大きいということ。
ということは、人生の選択は重要ではあるけれど、それですべてが決まるわけではないので、
- 何を選んでも何とかなる
- 何を選ぶかより、選んだ後の行動が大事
と考えることで、自分の選択に対する精神的な負担を減らすことができるわけです。
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2-7.選択に失敗する自分を許す
自分の選択に自信が持てないときの考え方7つ目は、選択に失敗する自分を許すことです。
心のどこかで「人生の岐路で決断を失敗するなんてありえない!」「選択を間違える自分なんて嫌だ!」と思っていると、失敗に対する恐怖心が大きくなります。
そのせいで「失敗してはいけない」と完璧主義的な思考になってしまい、自分の選択に自信が持てなくなってしまうのです。
逆に、「毎回完璧な選択をするなんてできないし、失敗するのが人間だよね」などと失敗することを受け入れられていると、「失敗したらどうしよう…」とは思わなくなります。
すると、自分の選択に対する不安が大幅に減るのです。
失敗に対する免疫力を高める方法は数多くあるわけですが、効果が大きい方法の1つが「失敗を挽回した経験を増やすこと」です。
たとえば、気になる異性に告白して振られてしまったとしましょう。
振られた瞬間は、「なんで告白する選択をしてしまったんだろう…」「告白なんてしなきゃよかった…」と後悔するかもしれません。
もしかすると、学校や職場・友達グループ内などで気まずい思いをするかもですしね。
ですが、その経験をバネに、「私を振ったことを後悔させてやる!」という気持ちを持って、自分の外見も内面も磨き、告白した相手よりもさらにハイスペックな異性と付き合えるようになったらどうでしょうか?
おそらく、「あのとき告白したのも悪い選択じゃなかったな」「あのとき失敗していなかったらこんなに頑張れなかったかも」と思えることが増えるはずです。
そしたら、「失敗も悪いことだけではない」と思えるようになって、失敗を許せるようになっていきます。
すると、選択に失敗する自分も許せるようになり、結果として自分の選択に対する不安も減らすことができるでしょう。
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2-8.「何かを選べる」という状況がすでにすごいことだと認識する
自分の選択に自信が持てないときの考え方8つ目は、「何かを選べる」という状況がすでにすごいことだと認識することです。
大学進学の際に文学部にするか法学部にするかや、就職で市役所を選ぶか商社を選ぶかなど、そもそも「何かを選べる状況にある」ということはスゴイことです。
なぜなら、文学部にするか法学部にするか選べる立場にいる(両方の合格を勝ち取ることができている)、ということですから。
市役所にも商社にも内定を貰えている、ということですから。
なので、そういう「選べる立場になるまで頑張ってきた自分」を、まずは褒めてあげるようにしましょう。
すると、「選べる立場になるまで自分は頑張ってこれたんだから、これからも何を選んでも頑張っていけるはず。大丈夫だ!」と思えて、自分の選択に対する不安が軽減します。
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2-9.自己肯定感を上げる
自分の選択に自信が持てないときの考え方9つ目は、自己肯定感を上げることです。
普段から自己肯定感を高めておけば、「自分さえ見失わなければ、どんな選択をしても自分は大丈夫」と思えるようになり、自分に自信を持つことができるようになります。
その結果、自分の決断1つくらいでは、いちいち心がブレなくなっていくのです。
自己肯定感を高めるには、普段から自分の長所や短所を受け入れる(否定せず認める)ことが大切です。
たまに、「自己肯定感を高めるには、自分の長所を発見して認める(褒める)ことだ」という人がいますが、これは間違いなので注意してください。
自分を肯定するとは、自分の良い部分だけを受け入れるのではなく、自分の良い部分も悪い部分も含めて「ありのままの自分全てを受け入れる」ということです。
そこを勘違いしなければ、自己肯定感は確実に高めていくことができるでしょう。
実際に自己肯定感を高めると、人生の岐路になるような大きな決断でも、大きな不安に飲まれてしまうことがなくなるのを感じられるはずです。
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3.なぜ、自分の決断に自信を持てなくなってしまうのか?【3つの原因】
実は、過去の経験などが原因で自分の決断に自信が持てなくなってしまうことがあります。
もしあなたが心当たりがある原因があれば、その原因に合わせた対処法を選んでみてください。
すると、自分の決断に自信が持てない状態をさらに改善しやすくなるはずです。
選択に自信が持てなくなる主な原因は、以下の3つです。
- 育ってきた環境
- 完璧主義
- 大きな失敗をした経験
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
3-1.育ってきた環境
自分の選択に自信が持てない原因の1つ目は、育ってきた環境です。
特に、幼少期に自分の選択を否定されてしまった経験があると、自信がなくなってしまいます。
たとえば、自分が「このおもちゃがほしい」「この洋服がいい」と選んだものを、親に「それはダメ!こっちにしなさい」などと否定されて育てられた場合。
せっかく自分で「これがいいと」選択したものを否定されてしまうと、「自分が選んだものはダメなんだ…」と思うようになり、大人になっても自分の選択に自信が持てなくなります。
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3-2.完璧主義
自分の選択に自信が持てない原因の2つ目は、完璧主義です。
完璧を求めてしまうため、選択した先で少しでも嫌なことが起きると、自分の選択は間違っていたと思ってしまいます。
ここまで何度も述べてきた通り、物事を選択する時点では完璧な選択をすることは非常に難しいことです。
そのため、絶対的に正しい選択肢はありません。
大学選びも、就職先の選択も、パートナー探しも、どの選択肢を選んでも良い面と悪い面があります。
そのため、少しでも悪い面が出ただけで失敗の烙印を押してしまったら、どの選択も間違いになってしまうでしょう。
すると、永遠に自分が納得できる選択をすることも、自分に自信をつけることもできなくなってしまいます。
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3-3.大きな失敗をした経験
自分の選択に自信が持てない原因の3つ目は、大きな失敗をした経験があることです。
過去に大きな失敗をすると、その失敗がトラウマとなり、自分の選択に自信がなくなってしまうことがあります。
大きな失敗をして、一時的に自信を失うことは仕方がありません。
それは人間であれば、誰もが経験することです。
しかし、失敗を失敗のままで終わらせていると、いつまでも自分の選択に自信を持つことができません。
重要なことは、失敗を振り返り、失敗から学び、次の選択で失敗の可能性を減らすことです。
本質的には、大きな失敗からは自分の価値観を変える大きなことが学べるものですので、せっかくならその大きな失敗を自分の人生に財産に変えていきたいものですね。
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4.自分の選択に自信が持てないときに読むべきおすすめの本2選
ここでは、自分の選択に自信が持てないときに読むべきおすすめの本をご紹介していきます。
- 『後悔しない超選択術』メンタリストDaiGo
- 『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』中島輝
気になったらぜひ読んでみて下さいね。
4-1.『後悔しない超選択術』メンタリストDaiGo
1つ目のおすすめの本は、メンタリストDaiGo氏の『後悔しない超選択術』です。
この本では、意思決定スタイルは5つに分けられると紹介されています。
- 合理的スタイル
- 直感的スタイル
- 依存的スタイル
- 回避的スタイル
- 自発的スタイル
一番後悔しづらいスタイルは合理的スタイルだそうです。
他にも論文や研究結果から、後悔しないための選択にするための準備やトレーニング方法などが掲載されています。
自分の意思決定スタイルは何なのかや後悔しない選択術を手に入れたい方は、読んでみて下さいね。
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4-2.『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』中島輝
2つ目のおすすめの本は、中島輝氏の『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』です。
自分の選択に自信を持つためには、根底の自己肯定感を上げることも大事です。
著書によると、自己肯定感は高くもなり低くもなるもので、自分の自己肯定感がどういう状態になっているかに気づくことが大切とのこと。
自己肯定感の基礎体力を身につけるトレーニング方法も記載されていますので、自分の選択に自信が持てない以前に自己肯定感だと思う方は、ぜひ読んでみて下さい。
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まとめ
この記事では主に、自分の選択に自信が持てないときの考え方をご紹介しました。
まとめると以下の通りです。
自分の選択に自信が持てないときの不安を減らす考え方9選
- 自分が選んだ道で学びを得るようにする
- 「なぜその選択をしたのか?」決断理由を明確にする
- 自分の価値観を明確にする
- その選択をして良かったことを考える
- 自分の選択を正解にすると決める
- 「なんとかなる」と楽観的に考える
- 選択に失敗する自分を許す
- 「何かを選べる」という状況がすでにすごいことだと認識する
- 自己肯定感を上げる
まずは今回シェアした方法を試すことで、今の自分の選択に対する不安は大きく減らすことができます。
その上で、少しずつ自信や自己肯定感を高めていけば、今後の自分の選択にも自信を持てるようになっていくでしょう。
最終的には、人生の岐路になるような大事な決断でも、後悔のない選択ができるようになるといいですね。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
お仕事の依頼はこちらから↓↓
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先に参加した方々からは、以下のような感想も届いています。
重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
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