「昔は楽しかった・過去に戻りたい」辛さや後悔を解消する5つの手順
「昔の方が楽しかった、と今を後悔してしまう…」
「今がつらくて、過去に戻りたい…」
「昔の楽しかったことを思い出すと、泣きたくなる…」
もし今、過去に戻りたいと思うほどつらい状況に置かれていたとしても、大丈夫です。
なぜ、現状に対してそこまで苦しいと感じてしまうのか?
どうすればその苦しさから逃れることができるのか?
それがわかれば、今の辛い状況を改善していくことができるからです。
この記事では、「昔は楽しかった」「昔に戻りたい」と思ってしまう心理と、その解決策をお伝えします。
昔のように日々を楽しめていた自分に戻りたいという場合には、ぜひこのまま読み進めてみてください。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.「昔は楽しかった」「過去に戻りたい」と思ってしまう原因5つ
まず、「昔は楽しかった」と思ってしまう原因を5つ解説します。
あなたも同じ状況が当てはまっていないか、振り返ってみてください。
- 1.現状に問題を抱えているから
- 2.過去の自分よりも劣っていると感じているから
- 3.過去に後悔していることがあるから
- 4.楽しそうに生きている友人や知り合いの話を聞いたから
- 5.目標や人生の目的がないから
1-1.現状に問題を抱えているから
「昔は楽しかった」「過去に戻りたい」と思ってしまう原因の1つ目は、現状に問題を抱えているからです。
今の自分に自信がなかったり、不満を抱えていたりしませんか?
実は、つらい現実を受け入れられない気持ちから、過去の自分を思い出して浸ってしまっている可能性があるんです。
たとえば、以下の問題などがよく挙げられます。
- 仕事で大きなミスや失敗をした
- 恋愛でうまくいっていないことがある
- 家族や友人関係で悩んでいる
- お金がない
- 忙しすぎてつらい
今の自分が多くの問題を抱えていると、トラブルがなかった頃の自分が羨ましく思えてしまうでしょう。
1-2.過去の自分よりも劣っていると感じているから
「昔は楽しかった」「過去に戻りたい」と思ってしまう原因の2つ目は、過去の自分よりも劣っていると感じているからです。
過去の自分が今よりもうまくいっていた場合、悪い方向へ変化してしまった自分を嘆き、「あの頃は良かった」と思ってしまうケースもあります。
あなたは、昔の自分と比べて今の自分が劣化したと感じる部分はありますか?
- 昔は体力があった
- 見た目が若くて、肌ツヤも良かった
- モテていた
- 勉強ができた
- 何をやってもうまくいった など
「何かに挑戦してうまくいった自分」と「挑戦してもうまくいかない現状の自分」とのギャップから、当時の自分を思い出してしまうのかもしれません。
1-3.過去に後悔していることがあるから
「昔は楽しかった」「過去に戻りたい」と思ってしまう原因の3つ目は、過去に後悔していることがあるからです。
自分が過去にした選択に対してやり直したい気持ちから、昔の自分に戻りたい願望が生まれるケースもあります。
そもそも、私たちの人生は多くの選択から成り立っているのです。
そのため、重要なことを決める分岐点で何かを選び、そのあとに悪いことが起きたら「あのときに別の選択をしていたら…」と思うのは当然のこととも言えるでしょう。
看護ケアの仕事をして多くの人を看取ってきた、オーストラリアの作家ブロニー・ウェア氏も「人は死ぬ間際に後悔や反省を述べることが多い」と述べています。
特に、以下5つの要素で、人は死ぬ間際まで反省するそうです。
- 正直になれなかったこと
- 働きすぎたこと
- 自分の気持ちを伝えられなかったこと
- 友人を連絡を取らなかったこと
- 自分の幸せを大切にできなかったこと
人は普通に生活しているときは、失敗や損失が起きたときに後悔することが多いのでしょう。
しかし、死ぬ間際になると、失敗や損失よりも、
「自分の気持ちに素直になれなかった」
「自分と自分が大切にしたいモノを大切にできなかった」
などと、自分の本心や価値観に沿って決断できなかったことを後悔する傾向があると言えますね。
こうした後悔が多ければ多いほど、「過去に戻ってやり直したい!」という思いが強くなってしまいます。
1-4.楽しそうに生きている友人や知り合いの話を聞いたから
「昔は楽しかった」「過去に戻りたい」と思ってしまう原因の4つ目は、楽しそうに生きている友人や知り合いの話を聞いたことです。
友人や知り合いがうまくいっている話を聞くと、成功している他人と自分を比較して焦ってしまうものです。
「昔は同じ立場で楽しかったのに、今は遠くにいってしまったような気がする…」
「あの人はうまくいっているのに、自分は何も変わっていないじゃん!」
というように。
すると、みんなが同じような条件で楽しめていた時代(学生時代など)が懐かしくなって、あの頃に戻りたいと感じることがあります。
1-5.目標や人生の目的がないから
「昔は楽しかった」「過去に戻りたい」と思ってしまう原因の5つ目は、目標や人生の目的がないからです。
目標や人生の目的があれば、そこに向かって挑戦していくことで前向きに過ごしていくことができます。
しかし、目標や人生の目的がなく、ただ流されるように過ごしていると、未来に対する希望がなく、現状に不満が溜まるだけになってしまいます。
未来に希望がないわけですから、過去の楽しかったことを思い出すことでしか楽しい感情に浸ることができません。
その結果、「昔は良かった」「あの頃に戻りたい」と思ってしまうのです。
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2.どんなときに「昔は楽しかった」と思うのか?5つの場面と心理を紹介
「過去に戻りたい!」と強くは思わなかったとしても、ふと「昔は楽しかったぁ」と過去を懐かしむことは誰にでもあるはずです。
過去を懐かしむことは悪いことではありません。
しかし、あまりに回数が多い場合は「現状に何か問題が起きているサイン」でもあります。
そのときに、具体的にどんな問題が起きているかがわかると、すぐに気持ちの切り替えができるようになります。
では、具体的にどんな問題が起きることが多いのか?
それは、以下の5つです。
- 1.体調がすぐれないとき
- 2.なつかしい人と再会したり、思い出の場所に訪れたりしたとき
- 3.生活環境に変化があったとき
- 4.仕事などに対してやる気がなくなったとき
- 5.日常がつまらないと感じるとき
2-1.体調がすぐれないとき
まずは、体調がよくないとき。
人は、体調がすぐれないといつもより不安になってしまったり、ネガティブなことを考えてしまったりするものです。
そのため、いつもと違うコンディションのせいで「昔は楽しかったな」と過去をふいに思い出して悲しくなってしまうことがあるでしょう。
2-2.なつかしい人と再会したり、思い出の場所に訪れたりしたとき
次に、昔から知っている人や場所を思い出したとき。
たとえば、同級生や元恋人などと突然再会したら、過去の記憶がよみがえってきますよね。
また、地元へ帰省したり、昔の写真を見たりしたときも、当時のことが頭によぎります。
過去の記憶を思い出して浸りすぎてしまう場合は、そもそも過去を思い出しやすい場所や人から離れることも重要です。
2-3.生活環境に変化があったとき
生活に変化が訪れたときも当てはまるでしょう。
- 新生活が始まった
- 知らない土地で暮らし始めた
- ひとり暮らしが始まった
- 忙しい環境になった など
特に、進学や就職・転職などで今まで住んでいた場所を離れ、新しい環境になじめなかった場合には、過去のことを思い出すケースが多いでしょう。
2-4.仕事などに対してやる気がなくなったとき
また、自分が抱えている現状について、モチベーションが下がってしまったときには昔と比べてしまうこともあるでしょう。
「仕事でミスをしてしまった」
「向上心がわいてこない」
やる気があったときの自分と今の自分との差に、落ち込んでしまうのかもしれません。
2-5.日常がつまらないと感じるとき
最後に、日常生活に物足りなさを感じるとき。
これは、原因の場面でもお伝えした「目標がない」「人生の目的を見失っている」にも共通します。
何のために自分が毎日を生きているのかわからなくなると、何をしても達成感が得られず、もっと充実した生活を送りたいと考え始めます。
その結果、充実していた「あの頃」を思い出し、あの頃のようになれない自分を悲観してしまうのです。
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3.これからの人生を楽しく生きるためにやるべき5つのこと
では、どうしたら今からでも毎日を楽しく生きられるのでしょうか?
「昔は楽しかった」を「今が一番楽しい」と思えるようになるための5つのステップを紹介します。
- 1.自分が過去に戻りたい原因を探る
- 2.楽しさは自分で作るものだと改める
- 3.現状の問題点を明確にする
- 4.問題を解決するための対策を考えて行動する
- 5.何も思いつかない場合は習い事から始めてみる
1つずつ詳しく解説していきます。
ステップ1から順番にやっていけば、日々の楽しみが少しずつ増えていきますよ!
3-1.自分が過去に戻りたい原因を探る
まずは「昔は楽しかった」「昔に戻りたい」と考えてしまう要因について、さらに深堀りしてみましょう。
- 過去の自分と今の自分を比べて何が引っかかっているのか
- 思い出すのは過去の「いつ」
- 過去の場面のうち「だれ」と「何を」しているときなのか
などなど、自分がなぜその過去に固執してしまうのかを自己分析します。
昔の何が気になって、思い出してしまうのかを明確にしましょう。
「自分がどういう楽しさを得たいのか?」がわかると、今から同じような楽しさを再現したり、もっと楽しいことを実現したりしやすくなります。
3-2.楽しさは自分で作るものだと改める
次に、過去に戻るのは無理であることを受け入れます。
もちろん、誰だって頭では過去には戻れないとわかっているはずです。
しかし、「過去に戻りたい」と思う心理の裏には、「もう昔以上の楽しいことは作り出せない」という想いも心のどこかにあるのではないでしょうか。
過去に戻ることは無理であることを受け入れたら、「楽しさは自分で作りだすものだ」という考え方を採用してください。
もしかしたら過去は、周りの人から楽しさを提供してもらっていたのかもしれません。
学生時代までならそれでもいいですが、誰かに楽しませてもらうだけでいいのは子供までです。
「大人として自立する」という言葉の中には、「楽しみも自分で作っていけるようになる」ということも含まれていると私は思います。
自分で楽しみを作っていけるようになれば、いくらでも過去の楽しみを超える楽しさを味わえるようになりますよ。
そしたら、「過去も楽しかったし、今も楽しい!」と言えるようになるはずです(そういえる人生は楽しいものですよ)。
3-3.現状の問題点を明確にする
過去に戻りたいと感じる原因が判明し、自分の意識を過去から今と未来に向けられたら、次のステップです。
次は、現時点で自分が抱えている問題を全部洗い出します。
たとえば、以下を考えてみるのもよいでしょう。
- 何が変わったら自分はもっとラクになるか
- どうしたら楽しく生きられそうか
- 自分がどうなったらもっとよくなるか
今の問題点をとにかく書き出してみてください。
紙に書いても、家族や友人に話す方法でも問題はありません。
もし紙に書く場合は「エクスプレッシブ・ライティング」と呼ばれるやり方がおすすめです。
エクスプレッシブ・ライティングとは?
アメリカの心理学者ジェームズ・ペネベーカー氏が提唱した方法。メンタリストDaiGoさんが紹介して話題になった。
1日8〜20分程度、1日の終わりに自分の感情を書き出すことで、思考の整理ができるもの。
問題点と聞くと、過去に抱いたネガティブな感情や怒り・愚痴などから文字を記録する方もいるかもしれません。
しかし、あくまでも「今」や「未来」に対する不安に意識を向けて書き出していきましょう。
スッキリするまで何日も続けてみてください。
3-4.問題を解決するための対策を考えて行動する
問題点が明確になったら、今の自分がどんな不満を持っていて、どうしたら変われるのかを真剣に考えます。
例として「今の仕事が楽しくない」という問題点を見てみましょう。
以下のような改善策が考えられます。
- 改善策1:仕事を変えたら楽しくなるかも
- 改善策2:仕事を辞めたら楽しくなるかも
- 改善策3:趣味を仕事にしたら楽しくなるかも
続いて、各改善策を実行するためのより具体的な行動を書き出していきます。
改善策1「仕事を変える」を実践するには
- 転職サイトに登録する
- 異業種交流会に行ってみる
- オンラインの転職イベントに参加する
「改善策2仕事を辞める」を実践するには
- 同僚に相談する
- 思い切って上司に言ってみる
- 退職代行サービスを使う
改善策3「趣味を仕事にする」を実践するには
- 趣味を見つける
- 趣味を活かせる仕事がないかを探す
- 趣味=仕事の人から話を聞く
上記のように具体的にやるべき行動まで掘り下げることで、行動を起こしやすくなります。
いくつか改善策と行動リストを考えたら、その中であなたが一番「楽しそうだ!」と感じる行動を起こしていきましょう。
行動を起こすときには、目標をいきなり「趣味を仕事にする」とすると高すぎるので、最初は「趣味を見つける」「ひとまず○○(あなたが興味があること)を一度やってみる」くらいを目標にするのが良いですね。
1つ1つ達成しやすくすることで、達成感を味わいながら前に進んでいくことができます。
3-5.何も思いつかない場合は習い事から始めてみる
もし、自分が何をすれば楽しむことができるか思いつかない場合は、他人と関わって新しい領域に触れてみることをオススメします。
たとえば、
- 趣味の活動に参加する
- 興味のある習い事を始めてみる
- オンラインサロンに入る
- 自分と似た境遇の人を探して交流してみる
などなど。
上記のようなことを繰り返すことで、どこかで興味がわいてくるものと出会えるはずです。
思いつめず、まずは気軽に新しい出会いを楽しんだり、新しい学びを楽しんだりしてみましょう。
うまくいかなかったりすぐに飽きたりしたとしても、自分には向いてないことがわかっただけで前進ですからね。
ステップ4やステップ5で見つけたことに取り組んでいくことで、どんどん今を楽しめるようになっていくはずです。
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4.まとめ
「昔は楽しかった」「過去に戻りたい」と思う心理や原因について解説しました。
昔を振り返らない人は、そもそもいません。
誰もが一度は、後悔や「あのときに戻りたい」気持ちを経験します。
しかし、それは未来の自分も一緒です。
今の自分が楽しんでいなかったら、未来の自分もまた「昔は楽しかった」といつまでも後悔するかもしれません。
未来の自分を変えるためにも「今が一番楽しい」と思って、現在の自分を大切にする姿勢が重要です。
ぜひ今を楽しむためにも「自分」に注目して、自己分析や目標づくりをしてみてくださいね。
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
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