ただのセミナー受講者が年商1億円のセミナー講師とコラボ企画をするに至った話
どーも、西村敏(にしむらさとし)です。
この度はこのページ「ただのセミナー受講者が年商1億円のセミナー講師とコラボ企画をするに至った話」にアクセスしてくださり、ありがとうございます。
このページは、
「何かやりたいことを見つけて活気溢れる人生を送りたい!」
「自分のビジネスをして稼ぎたい!あるいは、今の仕事でもっと活躍したい!」
「心から信頼し合える仲間が欲しい!」
と心から思う仲間のために作ったものです。
そのために、
- 起業して月収100万円稼いだ先にあったもの
- 東京五輪を目指す現役選手のカウンセリングをした話
- ただのセミナー受講者が年商1億円のセミナー講師とコラボ企画をするに至った方法
- 自分ひとりでうまくいかない人の成功戦略
- これからの時代に生き残り続けるために必要なこととは?
といった話をしていこうと思います。
「集客力」を磨き続けた結果
以前、私は「集客」をテーマに様々な研究・実験をしていて、その結果わかった、具体的にどうすれば自分の周りに人が集まるのか?を人に教えていました。
実際に、どういう結果が出ていたか?というと、例えば、
- 起業して1年で月収100万円を達成(しかも、かかった経費は数万円)
- 累計300個以上のメディア(ブログ・webサイト)を作成し、ネットで人がが集まるメディア作りの独自メソッドを開発
- 週1回セミナーを開催しても毎回満席になる
- メルマガ読者さんを3か月で1000人集める
- ある起業家と健康関連企業がコラボした広告運用ビジネスを裏で支える
- 仲間からの紹介でオリンピック選手のカウンセリング、有名著者さんの集客コンサルをする
- 美容業界で年商40億円の外国人社長、超一流コンサルタント、ある代理店ビジネスの創業者らとともに仕事をするチャンスを得る
- 30万円のコンサルティングサービスを83.3%の人がリピートする
といった結果が出ていました。
もちろん、最初からうまくいったわけではありません。
最初の1年は全く結果を出せず収入は0円でしたし、ギリギリ普通に暮らしていける月収20万円を稼ぐまでも3年ちょっとかかりました。
ネットの世界では、半年・1年で月収100万円稼げるようになる猛者もいる中で、私はかなりセンスがない方だったのだと思います。
実際、同じ時期にビジネスを始めた人はどんどん先に行ってしまいましたし、私より後からビジネスを始めた人にもどんどん追い抜かれていきました。
いろんな人のブログやSNSを見ていると、自分が追い抜かれているのがよくわかります。
「○○万円稼ぎました!」「今日はハワイで高級ホテルに泊まってます!(ドヤッ)」みたいな情報を見て、
(なんでこの人たちは成功できて、私は成功できないんだろう…)と凹んだり、(このままビジネス続けて本当に成功できるのだろうか…)と不安で不安で仕方なくなり、「うわぁーーーー!!!!」と顔を枕に押し付けて叫んだこともありました。
それでも私は、好きでも楽しくもない仕事をして、30年も40年も愚痴を言いながら働く、なんて人生は嫌だ!と思っていました。
そんな人生で妥協したくない!と心が叫んでいたのです。
だから、どんなにセンスがなくても、どんなに後ろから追い抜かれても、決して諦めず、コツコツと学び、コツコツと実践し、集客を研究しながら自分のビジネスをやり続けました。
その結果、ビジネスを始めて3年目から収入が伸び始め、5年目には月収100万円を達成することができたのです。
私は自分のビジネスが軌道に乗ってからも集客の研究をし続けました。
そのおかげで、ただネットでお金を稼ぐだけではなく、リアルでオリンピック選手のカウンセリングをしたり、美容業界で年商40億円稼ぐ外国人実業家とともに仕事をするご縁に恵まれたりもしました。
少人数制で集客の真髄を教えるコミュニティも運営していて、そのコミュニティメンバーからはサプライズで誕生日パーティーを開いてもらったりもしました。
そのパーティーは、温かみのあるオレンジの電球色の間接照明を使ったオシャレなカフェ&バーで行われ、
突然店内が真っ暗になりお店の奥からパチパチパチッと火がついた花火が刺さったケーキが出てきたり、
コミュニティメンバーから「西村さんのおかげで成長出来ています!」「こんな温かい仲間がいるコミュニティに入れて幸せです!」といったお祝い&感謝メッセージ動画をもらったり、しました。
こういうサプライズパーティーをされるのには本当になれていなかったのでほんとーに照れくさかったです!
でも、めちゃくちゃ嬉しかった。
さらに祝ってくれるメンバーがめちゃくちゃ笑顔だったのも、もっと嬉しかった。
この頃の私は本気で「この幸せがずっと続けば最高の人生になる!」と思っていました。
こんなことを言うと、「はいはい、今の西村さんは成功して幸せなんですね」と思うかもしれません。
しかし、私は気付かぬうちに大きな失敗をしていて、一度手にした成功をすべて失うことになってしまったのです。
「あの人みたいになりたい!」
起業する前の私は、いわゆる「成功者」に憧れていました。
いつでも好きな時に海外旅行に行っていたり、高級ホテルの高層階のテラスでお酒を飲んでいたり、カワイイ子や美人とばかり遊んでいたり、そういうのをSNSやメルマガを通して知り、
「自分も成功した○○さんみたいになる!」
と思ったのです。
だって、お金が無くなる心配をせずにやりたいことに自由にお金を使え、まるで自分の家の庭かのように世界中を遊び場にして楽しめたら、めちゃくちゃ面白そうじゃないですか。
誰だって一度は、そういう人生を生きてみたいな、とか思いますよね。
しかし、私には、人脈も実績も知識もありませんでした。
いきなり会社を作って何か事業をする、なんてことも考えられません。
どうやって事業をすればいいかわからなかったし、やりたい事業なんてなかったし、社会に貢献する事業をしたいとも思っていなかったからです。
しかも、当時の私が思っていたのは「自分がお金を稼いで、楽しく刺激的な人生を送りたい」ということばかりでした。
だから、やりたい事業なんてことを思いつくことすらできなかったのです。
実際、書店に行って「会社の作り方」的な本を何冊か買いましたが、読んでみてもチンプンカンプンでした。
正直言えば、「ラクしてお金を稼ぎたい」というのが本音だったのです。
そこでは私は、人脈も実績も知識もゼロから始めて成功者になる方法を調べ始めました。
書店に行き、副業・ビジネス関連の書棚で、不動産投資、株・FX、ネットワークビジネス、フランチャイズビジネス、といったお金を稼ぐ系の本を見つけ、片っ端から読み漁りました。
でも私は、理解力が乏しく、本を読んだだけではお金の稼ぎ方がわかりませんでした。(昔から周りの人から「ねぇ、ちゃんと話聞いてる?(怒)」とキレられてしまうぐらい理解力がないタイプでした(笑))
なので、本の中に入っているチラシに書かれたメールマガジンに登録してさらに情報収集したり、実際にビジネスに取り組んでみたりして、成功する方法を理解するためにひたすら行動したんです。
不動産投資は実際に物件を選んで融資を申し込むところまでやりましたし(銀行の融資って勤続年数3年以上だと通りやすいのですが、当時私は入社1年目だったので、それが理由で融資は落ちました)、FXは実際にチャレンジして失敗し、ネットワークビジネスは5社くらい登録してやってみました。
全部、ことごとく失敗しました。
どのビジネスも自分には向いていないんじゃないか、と落ち込みました。
それでも、なんとかして成功したい!と思って勉強を続けていると、何かのメルマガで音声のプレゼントが流れてきました。
ちょっと聞いてみようか、と思ってURLをクリックし音声を聞いてみると、「インターネットビジネス」というビジネスがあることを初めて知りました。(当時は2010年頃で、インターネットビジネスの第一次ブームが来たくらいの時代で、まだあまり一般的には知られていませんでした。)
そこで、その音声の主は衝撃的なことを口走ります。
「1000万円でも買います!」
「私はKさんの教材のおかげで今まで3億円は稼いだし、今でも月1000万円以上稼げてます。教材代は5万円だけど、1000万円って言われても買いますね。」
インターネットビジネスの世界はそんなにすごいのか!、と思った私は、すぐにネットでKさんの教材を探し、購入し、インターネットビジネスの研究を始めました。
他にも月に数百万円稼ぐ成功者が出している教材を買ったり、半年で30万円する高額スクールに参加したりもしました。
おかげで、ネットで人を集めて商品を売る方法やテクニックを知ることができました。
今思えば、そこで学べたインターネットビジネスの手法を、そのまま純粋に実践していればよかったのですが・・・
私は、成功者に憧れ、お金を稼いで実績のあるスゴイ人ばかりを選んで教材やセミナーで学んでいたので、無意識のうちにこんな風に思うようになっていました。
「自分も実績や成功している雰囲気を見せて、お客さんに憧れてもらったら、どんどん商品を買ってもらえるはずだ!」
・・・と。
もちろんこれは今だからこそこうして言語化できているだけで、当時はここまで明確にそう思っていたわけではありません。
ですが、心のどこかで「成功している感を演出しなければいけない」と思っていたのです。
自分が成功者ばかりから商品を買っていたから、成功していないと商品が売れない、と知らないうちに思い込んでしまっていました。
それから私は、少しずつ成功者を演出するようになりました。
コレは本当に今はじめて告白するので、正直、タイピングする手がちょっと震えています。
インターネットビジネスで月30万円しか稼げていないのに「月50万円稼げています!」と微妙に実績を盛ったり、年収1000万円程度なのに年収5000万円稼ぐ道筋が見えていたからといって「もうすぐ年収5000万円です」と言ってあたかも今年収5000万近くあるような演出をしたり、定員7名くらいの小さな会議室でセミナーを開催し「毎回セミナーが満席です!」と姑息な表現で人気があるように勘違いさせようとしたりしていました。
・・・、ホント最低ですよね。
しかし、もっと厄介だったのは、成功者を演出したおかげで本当に成功できてしまったことです。
起業して月収100万円を達成できましたし、「スゴイ実績のある西村さんから教わりたい!」という私に憧れている人が集まってコミュニティが作れたりもしました。
今でこそウソをついて成功者を演じることに罪悪感がありますが、当時はビジネスをやる上ではそれが必要なことだと思っていましたし、そこに罪悪感はありませんでした。
だから、成功者を演出し本当に成功できたことで、「コレで良かった!」と思ったのです。
でも・・・、良かったのは一瞬だけでした。
成功者を演出し続けなければいけない恐怖
インターネットビジネスの世界ではノウハウの流行り廃りが激しく、短期間で大きな成功を手にするも、そのノウハウが通用しなくなった途端に没落する人もたくさんいました。
そういう人を見ていると、成功しているときはたくさんの人が周りに集まるけど、失敗し成功が崩れた瞬間から多くの人が離れていっていました。
「年収何千万円の○○さん」「海外旅行に行きまくりキラキラした○○さん」みたいに、成功的な実績やライフスタイルに憧れを作っていたからです。
だから、失敗して実績がなくなったらもう憧れる対象でなくなってしまうから「あの人は終わったな」と言って多くの人が離れていくのです。
そんな風に孤独になるなんて私には恐怖でしかありませんでした。
だから私は「自分は成功し続けなければ(成功者を演出し続けなければ)ヤバイ!」と思うようになりました。
周りには、成功している自分、強い自分、ばかりを見せるようになりました。
いくら稼いだとか、毎日ストイックに作業してるとか、こんなスゴイ人と出会ったとか、悩みなんて気にしてませんよー的な雰囲気とか、どんな問題も相談も解決できますと言ったりとか。
でも現実は、人間そんなにずっと強くはいられません。
誰だって弱い部分もあります。
私にだって、悩んで落ち込み1週間くらい立ち直れないときもあるし、仕事がうまくいかず収入が月数千円まで落ち込んだこともあるし、弱音を吐きたい時だってあります。
ですが、成功者を演出していた私は、そういう弱さを周りに見せることができなかったのです。
弱さを見せたら、憧れが崩れお客さんが離れていくと思ったから。
お客さんが自分から離れていき、孤独になるのは嫌だったんです。
だからずっと、自分の弱さを隠し、自分の凄さを、成功している感を、演出し続けました。
「誰にも本当の自分を見せられない・・・」
私は誰に対しても本当の自分を見せることが出来ず、いくらお金を稼いでも、結局、心はずっと孤独でした。
成功しても心が孤独で、失敗したら人が離れて孤独で、結局どう転んでも孤独で苦しい人生なんじゃないか!
そう思ったものの、どうせ孤独ならとりあえずは成功しておいた方がいいんじゃないかととも思い、しばらくは苦しみながらも仕事で成功者を演じ続けました。
しかし、ずーっといつかウソがばれて失敗し孤独になる恐怖と戦いながら成功者を演じ続けるのは本当に苦しかったんです。
何度も何度も「もう辞めよう」と思いました。
苦しさから目を背けるために、1週間毎日深夜まで麻雀を打ち続けたこともありました。
麻雀をしているときはその苦しさを忘れられたから・・・。
もう、明らかに限界を超えていました。
精神的におかしくなる寸前だったと思います。
そんなときに、本当に偶然、救われるような出会いがあったのです。
ボーイズラブに間違われるほどの似た者同士の出会い
私はお客さんを探しに異業種交流会に参加しました。
会場に着くと、30人くらい入る会議室に、経営者、個人事業主、保険の営業マン、これから起業を志す人、人脈が欲しい人などがたくさんいました。
その中でふと全体を見渡すと、ポツンとひとり、その人の周りだけ空気が澄んでいるというか時間が止まっているというか、とても不思議なオーラをまとっている人がいました。
私はその人が気になったので、名刺交換会が始まった瞬間、真っ先にその人に声をかけに行きました。
するとその人は「Sです。」と言って名刺を交換してくれました。
話してみると、Sさんも私と同じような感じでインターネットビジネスをしながらビジネスを教えるセミナーをしていたので、最初からかなり話が合いました。
普通、異業種交流会で出会ってその場で話が盛り上がっても、だいたいはその場で終わりか、一度お茶くらいして疎遠になることがほとんどです。
でも、Sさんとはなぜか不思議とご縁が続きました。
異業種交流会の次の日には飲みに行って9時間くらい一緒に過ごしましたし、Sさんのセミナーに出た後も個人的に誘って懇親会の後に2時とか3時まで飲んだりしていました。
行きつけのバーに毎回二人で行っていたので、なじみの店員さんから
「あの・・・、えっと、二人って、もしかしてそういう関係ですか?(笑)」
と冗談半分に聞かれたこともあります。(実は他にもいろんな場面で、男性同士で付き合っている、と勘違いされたりネタにされたことが多々ありますw)
今思えば、ホント毎回3時間も4時間もよく話していたなぁ、と思います。
ビジネスのやり方はもちろんのこと、これからのビジネス業界はどうなっていくのか、その中でどういうビジネスをしてどう生きていきたいのか、など、本当にいろんなことを話しました。
ちょっと青臭いですが、いい大人が「夢を語り合って」いました。
もちろんその「夢」はただの妄想ではなくて、本気で、情熱を持って、実現していく、私たちにとっては超現実的なものでした。
夢より「未来へのヴィジョン」という方がイメージが近いかもしれません。
こんな風になったらいいな、という人生を本気で語り、本気で目指す。
Sさんと飲んでいると本当にそういう感覚になれるので面白くて仕方がありませんでした。
そんな感じで飲んでいると、あるとき突然、Sさんからこんな提案を貰いました。
「一緒にセミナー開催しましょうよ!」
なんと、二人でコラボセミナーを開催しよう、と言うのです。
私は即答で「えっ!?いいんすか!?ぜひ、やりましょう!」と答えました。
しかし現実は、Sさんの方が、実績も、お客さんの数も、スピーキングスキルも、上でした。
だから私は、コラボすると言っても、Sさんと同じようにお客さんを集め、同じレベルでセミナーで話ができるか、正直かなり不安でした。
ずっと成功者を演じてビジネスをやっていたので、Sさんとコラボして自分の方が出来ないとわかったらお客さんが離れていってしまうのでは、とか思ったし、そもそもお客さんを集められなければSさんにもダメダメなところを見せてしまうことになるからです。(それまで私はSさんに対してもできる風で接していました。)
「やります!」と言った後に、そんなことを少し考えてしまいました。
Sさんは、そんな私の不安を察したのか、「大丈夫ですよ、集客とかいろいろサポートしますんで、一緒にやって言いましょう!」と言ってくれました。
優しい一言でした。
おかげで自信をもって「一緒にやろう!」と思うことが出来ました。
ですが、当時の私は自分のビジネスが右肩下がりになっていて、結果から言うと、コラボセミナーに全然お客さんを集めることができませんでした。
本番では、コラボセミナーなのに、Sさんのお客さんが9割、私のお客さんが1割、みたいな状況だったのです。
しかも、本番のセミナーもあまりうまく喋れず、これならSさん一人で喋ったほうがいいセミナーを開催できたんじゃないか、と感じるレベルでした。
セミナー自体はSさんがうまくまとめてくれて無事終わったものの、個人的には大失敗のコラボセミナーになってしまったのです。
私は、「コレでもう、Sさんとの関係も終わりだ…」と思いました。
できる風でやっていたのに全くできなくて、失望されるだろう、と思ったからです。
しかしSさんは「また一緒にセミナーやりましょう。次はもっとうまくできるようになればいいですからね。」と声をかけてくださったのです。
本当にありがたい言葉でした。
同時に、集客とかセミナーでの話し方とか、もっと頼って力を借りても良かったな、とも思いました。
できる風を演じ、ひとりで何とかしてかっこつける必要はなかったのです。
それよりも「コラボセミナーを成功させること」に重点を置いて行動すべきだったんです。
その瞬間、私は今まで口では「お客さんのために」と言いながら、成功者を演じ、自己保身に必死になり、実は自分の事ばかりしか考えていなかったことに気づかされました。
今までの自分、めちゃくちゃダサかったな…、と本当に凹みました。
だからもう、成功者を演じてビジネスしていくことは辞めよう、と決めました。
成功者を演じるしかうまくいく方法がわからず、ずーっと苦しみながらもごまかしごまかしビジネスを続けていましたが、いつまでもそんなことしてちゃダメだ!と思ったのです。
それよりも、素直に周りの人の力を借りて「お客さんが人生を好転させられる環境」を作っていきたい、と思いました。
自分の力だけでどうにかするのではなく、お客さんやSさんなど周りの力を借りて。
私は、お客さんが一人もいなくなる覚悟で、ビジネスの方針転換をお客さんに伝えることにしました。
すると、予想外の出来事が起こったのです。
日本酒が涙でしょっぱくなるほど泣いた夜
2016年秋、私は、今までの成功者を演じるやり方と決別するため、この日のセミナーを最後にコミュニティを解散し、全てを一からやり直そうと決めていました。
そのセミナーの参加者さんは、クズ人間の考え方だった私にもずっとついてきてくれていた大事なお客さんでした。
そしてセミナー終わりの懇親会。
いつもの居酒屋で日本酒を飲みながらこう切り出しました。
西村
「もう、今のコミュニティを解散しようと思ってます。中途半端でゴメンナサイ。でも、実はずーっと成功者を演じていて、それがずっと苦しかったんです。これからはもっと人間らしく弱さやダサさもオープンにして、周りの力も借りながらやっていきたくて・・・」
ダサいなと思われるんじゃないか、コイツ終わったなと思われるんじゃないか、と本当に不安でした。
でも、お客さんから返ってきた言葉は予想外のモノでした。
お客さんA
「何言ってんすか。西村さんのおかげで人生変わったんです!私は西村さんのおかげで成長出来ました。私で出来ることがあれば何でも言ってくださいよ!」
お客さんB
「私もです。だから、絶対、辞めちゃダメですよ!これから、西村さんを必要とする人が必ずいますから。」
お客さんC
「自信を見せるって意味では成功してるっぽく振る舞うのも大事だと思います。西村さんには多くの人を導いてほしいです。そんな西村さんならもっとついていきたいですし。」
私は、どんなに我慢しても涙が止まりませんでした。
「あ゛びがどうございまず!!!(号泣)」
飲んでいた日本酒はちょっとしょっぱくなっていました。
私は、実は人に頼るのってずっと怖かったんです。
迷惑をかけたらどうしよう、変な風に思われたらどうしよう、そんな風に考えて人に頼ることができませんでした。
でも、素直になったら、人ってこんなに力を貸してくれるんだな、頼ることでも喜んでもらえるんだな、ってことに大事なお客さんのおかげで気づくことが出来ました。
私は、今までやっていたビジネスを全て辞め、ゼロからスタートし直すことにしました。
仲間を通じて自分の役割を発見する
成功者を演じるのをやめた私は、ビジネスをゼロから再スタートしたものの、めちゃくちゃ苦戦しました。
セミナーにはお客さんを集められる。
だけど、商品が売れない。
ネットでサイトにアクセスを集めることはできる。
だけど、商品が売れない。
なぜだかセールス力がめちゃくちゃ落ちていたのです。
改めてセールスノウハウを勉強しても、多くの本や教材には「実績を並べよう!」「うまくいっているように見せよう!」「ウソは書かず誇張しよう!」みたいなことが書いてありました。
でも、それをやったら今までのやり方に戻るだけじゃないか、と私は思いました。
でもでも、世の中の多くの人は成功や実績で商品やサービスを選んでしまうんだな、ということもわかりました。
それでも私は今までの経験から、そんな売り方をしたらお客さんも私も不幸になる可能性が高いと思い、別の道を探しました。
しかし、そうそうカンタンには道が見つかりませんでした。
商品が売れなかったので収入はほとんどなく、気付くと自分の生活すらかなりピンチな状態に陥っていました。
そんなときに声をかけてくれたのがSさんでした。
『もし良かったら、今度はビジネスの半年講座を一緒にやりましょうよ!』
「えっ、でも私、その講座を自分のお客さんに売れないかもしれないです…」
『いいっすよ。西村さんは集客して私のメルマガにお客さんを案内してください。売るのは私がやります。代わりに西村さんはお客さんのサポートとか得意な方でいろいろお願いします。』
「ありがとうございます!わかりました!」
Sさんは私の得意な部分を活かしてくれようとしました。
結果的にそのビジネスの半年講座は、参加費30万円で90名弱の人が集まりました。
私はセールスでSさんの力を借りた分、コミュニティ運営の方で半年間毎日参加者さんにメルマガを送ったり、ブログの添削等のアドバイスをしたりしてコミュニティを盛り上げました。
お客さんからは
「西村さんの丁寧な動画開設のおかげでブログがすぐに立ち上げられました!」
「西村さんのメルマガのおかげでモチベーションが保ててブログで稼ぐところまでいけました!」
などと、Sさんだけでなく私にもたくさんの感謝の言葉を頂くことが出来ました。
Sさんの方が知識もスキルも上なので、講座を運営しながらいろいろ教えてもらうことも多かったですが、それでも私は自分のできることでは力になろうと思ってどんどん取り組みました。
些細なことで言ったら、会場の予約とか、新幹線やホテルの予約などの事務も引き受けてやっていました。
私はSさんと一緒に講座をやるまで「自分よりスゴイ人には自分なんかじゃ役に立てない」とどこかで思っていました。
だから、どんな講座に参加しても話を聞くだけで終わっていましたし、何かを手伝おうとすら考えませんでした。
でも、実績やスキルで自分の方が下だって、何か力になれることは必ずあるんだなって知りました。
ビジネス的なスキルがなくたって、会場の予約とか、新幹線やホテルの予約などの事務を全部引き受けてくれる人がいたら本当に楽になります。(実際にほぼ全部引き受けてみてわかったんですが、事務って地味に結構大変なんですよ。)
もちろん、スキルがある人は、そのスキルを活かして先生クラスや仲間の力になっていってもいいです。
もはや私は、スキルなんて、自分ひとりで稼ぐために身につけるものではなく、誰かの力になるため、関わりたい仲間と関係性を作るために身につけたらいいんじゃないかと思っているくらいです。
私はSさんのおかげで「ひとりで成功しなければいけない」という呪縛から逃れることが出来たし、周りの力を借りてより良い人生にすればいいんだって思えるようになりました。
私のようにひとりではなかなかうまくいかない人って、私以外にも同じような人はいると思うんですよ。
そういう人はどんどん「仲間」を作ったらいいと思います。
私は昔は「仲間」という言葉が嫌いでした。
「仲間」ってのは、ただ仲良く楽しく過ごす友人、みたいなものだと思っていたからです。
マンガやアニメでも「仲間」がたくさん出てきますが、そんな理想的な関係なんて現実にあるワケない、とか思っていました。
でも、現実にもありました。
ときに助け合い、ときに楽しく、ときに厳しく互いに成長させる。
そんな「仲間」っているんだとSさんやお客さんに教えてもらったんです。
私の人生は「仲間」のおかげで変わったと言っても過言ではありません。
「仲間」がいるだけで孤独がなくなりました。
「仲間」がいるおかげで、弱さを含めた本当の自分をさらけ出すことができるようになりました。
「仲間」のおかげで、日々の生活で心のゆとりができました。
自分ひとりでビジネスをしていたときは、「月収100万円を目指す」という目標を立ててそれを達成したら「よっしゃー!」と達成感を感じられました。
でも、仲間となら、たとえば5人の仲間とビジネスして月収500万円(一人当たり月収100万円)を達成したら、仲間と一緒に「良かったね!」「やったね!」と喜んで、一緒にお酒を飲んで語り合うことができます。
たくさん失敗もするでしょう。
でもきっとそんな失敗も笑い話になっているはずです。
ただの達成感ではなく、みんなで喜ぶ「一体感」。
私は学生時代に野球部だったのですが、毎日の辛い練習に耐えて、大会でみんなで力を合わせて勝ったときには、その「一体感」がありました。
あの瞬間は本当に格別なものでした。
そんな「一体感」を大人になってからも感じ続ける。
これが本当に幸せになる一つの道だと、私は今、感じています。
だからこそ、これからはあなたと私と私たちの仲間と、そんな一体感を感じられるような生き方をしていきたいと思うのです。
そして今・・・
私は今、Sさんを通じて、Sさんの先生らが関わっているとても素晴らしいコミュニティに出会うことが出来ました。
Sさんの先生は、超有名企業のコンサルに入っている人だったり、インターネットビジネスでひとりで2億円稼いじゃう人だったり、ちょっと突き抜けています。
その先生のコミュニティには、1日100人以上のメルマガ読者さんを集める人や、一流の占い師、映画にもなった有名な飲食店の店長さんなど、本当に様々な人がいます。
私もSさんを通じてそういった方々ともお話させていただき、一度話すだけで感覚がグッと上がる、みたいな体験を何度もさせてもらっています。
その人たちは、自分たちの実績をひけらかすことなく、人をお金やスキルで見ることもなく、ひとりの人間として仲間として接してくれ、こんなに仲間想いの人たちっているんだ!と感動するほどです。
本当に、誰か一人との出会いが人生を大きく変えます。
だから、どんどん良い仲間との出会いを増やしてほしいと思っています。
なので私は今、多くの人が人生を変える仲間と出会える機会を増やすことができればと思い、これまで身につけた集客力を活かして、様々な企画を通していろんな仲間を紹介しています。
最終的には、Sさんの先生とか、その先生が関わっているコミュニティの仲間と出会って、いい仲間を作っていってもらえたらと思ってます。
「そんなことをして収入になるの!?」と思う人もいるかもしれません。
まぁ、ぶっちゃけ言えば、今は昔より全然稼げてないです(笑)。
お金は割とギリギリなので、周りの人からは、
「西村さんだったらすぐに稼げると思うんですけど、なんでやらないんですか?」
とよく聞かれます。
でも、ひとりでやる限界を知ってしまったし、気の合う仲間とする仕事の楽しさも知ってしまいました。
だから、次に自分でビジネスをやるとしたら、気の合う仲間とチームを組んで一緒にビジネスしたいなって思います。
今、スキルを持っているかどうかなんて関係ありません。
「人生を変えたい!」「誰かの役に立ちたい!」「気の合う仲間と過ごしたい!」そういった熱い気持ちを持った仲間と一緒に仕事をし人生を過ごせたら最高だなって思ってます。
スキルなんて後からいくらでもお伝え出来ますから。
私がSさんにコラボセミナーをしながらいろいろ伝授してもらったように、今度は私も仲間にいろいろ伝授していきたいとも思ってます。
そういう仲間と環境があったら、お金なんてすぐに稼げるようになりますから。
って、今お金がないヤツが言っても説得力がないと思いますが(笑)、
すぐにこの言葉に説得力が宿るように進めていきます。
今はそのための土台作りだと思っています。
土台作りの過程は、成功してしまったらもう見せることができないので、
今のうちにチェックして、凡人が成功するまでの過程を見てもらえたらと思います。
最終的には、私やSさん、そしてその先にいる仲間と、一緒に何かやりましょう。
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このブログ「DISCOVERYメソッド(ディスカバリー)」は、
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と心から思う仲間のために作りました。
一度コツを掴めば、自分を変えるのはそれほど難しいことではありません。
自分のやりたいことを心から楽しんで、経済的な成功も精神的な幸福感も手に入れて、「人生ってこんなに面白いものだったんだ!最高!」といつも明るく笑ってキラキラ輝いている人が増えたらいいな、と思って日々ブログやYoutubeを更新しています。
そこでただいま、やりたいことを見つけたい人へのプレゼント企画を開催しています。
すでに参加した方からは、こんな感想が届いています!(一例です)
「音声を聞いているだけでとても前向きになれました。中身が濃いとこんなに変わるんだなとちょっとびっくりしています。」
「音声を聞いて目頭が熱くなり、思わずメッセージを送らせていただいています。1日をスタートするマインドセットが変わり、本当に自分の魂が欲している事が、見つけられる気がしています。」
「本当に毎日様々な角度から伝えて下さるので分かりやすく興味が尽きることがありません。音声の長さもメルマガの長さも私には丁度良く聴きやすく読みやすいです。」
もっと人生を充実させたい!と思うにもかかわらず、自分のやりたいことがわからないまま、日々の仕事や家事に追われ、何も変わらない日々を過ごし続けるのは、時間がもったいないです。
本当ならその時間を、自分の好きなことや家族や大事な人を喜ばせるために使いたくないですか?
やりたいことを1日でも早く見つけられれば、悩む時間が劇的に減り、時間を有意義に使うことができます。
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