30代で人生や結婚を諦めた理由や焦りと諦めなかった3つの事例

30代で人生や結婚を諦めた理由や焦りと諦めなかった3つの事例

 

「いつの間にか30代になって人生に焦りを感じる」
「もう30代だし、結婚も転職も諦めた…」

 

30代になったら普通に結婚して家庭を持っているものだと思っても、思い通りにいかないこともあります。

 

ですが、、計画通りじゃなかったからといって、必ずしもすべてを諦めなくちゃいけないわけではありません。

 

 

この記事では、

 

• 多くの人が30代で人生を諦めたくなる理由
• 30代で人生を諦めなかった人の人生逆転の実話3例

 

を主にお伝えしていきます。

 

実際のデータや統計を元に見ていくので、本当に30代で諦めるべきことと諦めなくてもいいことがわかります。

 

 

他にも、最後まで読むことで、あなたは以下のようなメリットを得ることができるでしょう。

 

• 30代以降の人生への焦りがなくなり気持ちに余裕ができる
• 結婚や転職に対して希望を持つことができる
• 人生に対して諦める必要がないことがわかる
• 30代以降の人生をよりよいものに変えていくことができる
• 自分のやりたいことや夢・目標を持つことができる

 

少しでも幸せを感じられる人生にしていきたいと思う場合には、ぜひこのまま読み進めてみてください。

 

 

 

 

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1.人生を諦めた30代が具体的に諦めたこととその理由

 

ではさっそく、人生を諦めた30代が具体的に諦めたこととその理由についてみていきます。

 

なぜ30代になると、人生を諦めたくなったり、焦りが出たりするのかがわかります。

 

 

具体的には、以下の3つです。

 

• 希望通りの転職を諦めた
• 理想の結婚を諦めた
• 疲れが早く回復することを諦めた

 

それぞれ見ていきましょう。

 

 

1-1.希望通りの転職を諦めた

 

人生を諦めた30代が具体的に諦めたことの1つ目は、希望通りの転職です。

 

なぜなら、年齢が上がるにつれ転職するのが難しくなるからです。

 

 

マイナビ転職の調査によると、求職中の人が転職で応募する企業の平均は8.4社で、年齢を重ねるにつれ応募社数が増加しています。

 

【転職での応募社件数（年齢別）】

引用：マイナビ転職

 

 

これはつまり、年齢を重ねるにつれて、より多くの企業に応募しないと転職できていないということです。

 

すんなり希望通りの企業に転職できなければ、徐々に妥協しなければいけませんよね。

 

 

その結果、現実を突きつけられ、

 

「これからはやりたい仕事なんてできず、生活のために我慢して働き続けるしかないのか…」

 

と、人生に対して諦めの気持ちが湧いてしまうわけですね。

 

 

30代以降の転職では、採用する企業側は「それまでの経験を活かしてほしい」と思って面談します。

 

そのため、それまでにどれだけの経験を積み、スキルや能力を身につけているかも、転職の成功を左右する大きな要因になるでしょう。

 

 

また、女性の場合は第一子を出産する平均年齢が30.7歳のため、30代は小さいお子さんのいる家庭が多いです。（参考：厚生労働省 人口動態統計月報年計）

 

そうした事情から、

 

「子どもを理由によく休むかもしれない」
「結婚適齢期で結婚したらすぐにやめてしまうかも」
「これから子供が生まれたらすぐに育児休暇を取られるかも」

 

という理由で採用されない事例も少なくありません。（参考：内閣府 子育て支援とその導入効果に関する調査研究）

 

 

子育て支援をしてる企業が増えてきたとはいえ、経営的に余裕がない企業も増えており、全ての企業が結婚適齢期や子育て世代の女性に理解があるわけではないのです。

 

したがって、結婚や子育てを機に自分のキャリアを諦め、子供が保育園などに入った後に転職活動をするも、うまくいかずに諦めるケースもたくさんあります。

 

仕事をやりがいにしていた女性にとっては、「人生が終わった…」と感じることもあるようです。

 

 

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1-2.理想の結婚を諦めた

 

人生を諦めた30代が具体的に諦めたことの2つ目は、理想の結婚です。

 

 

30代になれば、周りの同世代はどんどん結婚していき、いわゆる「優良物件」はどんどん売れていきます。

 

すると、仮に良い人を見つけてもその人が既婚者であるケースも増え、理想のパートナーを見つけにくくなるのです。

 

しかも、年齢を重ねるほど、将来のことや子供のことを考えて条件面を厳しく見てしまい、余計に相手が見つからなくなります。

 

 

実際、厚生労働省の調査によると、2019年の初婚年齢は男女ともに25歳から29歳がピークです。

 

引用：東洋経済ONLINE-30代後半の結婚｢4人に1人は再婚者｣という現実-

 

 

30代でも、現時点で恋人がおり、その恋人との結婚を考えているのであれば問題はないでしょう。

 

しかし、30代で恋人がいない人や今のパートナーが結婚相手として理想ではない人は、20代の頃に想像していた理想の相手との結婚は現実的に難しくなります。

 

それを肌感覚で実感するため、理想の結婚を諦め、「私の人生、結婚すらできないなんて…」と人生に対してまで諦めてしまうのです。

 

 

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1-3.疲れが早く回復することを諦めた

 

人生を諦めた30代が具体的に諦めたことの3つ目は、疲れが早く回復することです。

 

 

あまり認めたくはないことですが(笑)、30代になると少しずつ体力が低下し、精神的にも疲れやすくなっていきます。（参照：厚生労働省 e-ヘルスネット）

 

40代になって表れる更年期障害の原因となる性ホルモンの減少が、男女ともに30歳くらいから始まるからです。（男性の場合は厚顔ホルモンのテストステロン、女性の場合は卵巣ホルモンのエストロゲン）

 

 

そのため、30代になると10代20代の頃のように活発に行動することを諦めてしまう人が多いんですね。

 

 

30代以降の体力・気力の低下を防止するには、20代の頃から運動習慣を身につけることが大切なのです。

 

しかし、多くの人が運動習慣を身につけないまま30代を迎えてしまうので、そのことも元気で活発に行動することを諦める人が増えてしまう原因の1つでしょう。

 

 

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2.女性が30代で結婚を諦める理由

 

「30歳までに結婚できないと…」という世間的なイメージがあるように、30代は結婚できるかどうかの分かれ目になることが多いです。

 

そのため、30代で人生を諦める人は結婚を洗決めたことがきっかけになる割合が非常に多くなっています。

 

 

そこで、結婚を諦めた30代の男女が結婚を諦めた理由を掘り下げていきましょう。

 

まず第2章では、結婚を諦めた女性の理由を見ていきます。

 

 

主な理由は、以下の3つです。

 

• 出会いがないから
• 独身の生活に慣れてしまったから
• そもそも結婚願望がなかったから

 

それぞれ見ていきましょう。

 

 

【理由1】出会いがないから

 

30代女性が結婚を諦める理由の1つ目は、異性との出会いが少ないことです。

 

 

30代になると、意識的に新しいことに挑戦していない限り、生活がルーティーン化します。

 

基本的には会社と家の往復ばかりで、休みの日も友達は結婚してしまって予定が合わず家でゴロゴロ。

 

その結果、異性と出会う機会が激減してしまうのです。

 

 

私の友人の女性も、高齢化の影響で、職場の男性は50代以降の高齢者が1番多い状況だったそうです。

 

職場に良い異性がいなければ、外で探すしかありませんよね。

 

 

学生時代や20代の頃は、自然に出会えることも多かったかもしれません。

 

しかし、30代になると自分が積極的に動かない限り出会いが激減するので、結婚やお付き合いが難しくなって諦めてしまいます。

 

 

最近はマッチングアプリも一般化してきたので、出会いが少ない人は試してみてもよいかもしれませんね。

 

 

 

【理由2】独身の生活に慣れてしまったから

 

30代女性が結婚を諦める理由の2つ目は、独身の生活に慣れてしまったことです。

 

 

女友達との交流や1人の時間を楽しめる独身の生活に慣れてしまい、結婚を諦めるケースもあります。

 

「今さら誰かと一緒に暮らすなんて無理！」という感じですね。

 

 

 

【理由3】そもそも結婚願望がなかったから

 

30代女性が結婚を諦める理由の3つ目は、そもそも結婚願望がなかったことです。

 

結婚を諦めた、というよりは、結婚しない選択をした、という感じですね。

 

 

実際、Cross Marketingによると未婚者の4割は結婚願望がなく、その理由は「恋愛が面倒だから」だと回答しています。

 

引用：Cross Marketing-未婚若者の４割に結婚願望なし！恋愛は面倒という声多数-

 

 

特に女性は、20代から30代になると結婚願望が10%以上も下落します。

 

現実を見て、今から結婚に向けて恋愛をして様々なステップを踏んでいくのが面倒だと感じるケースが多いようです。

 

また、私の知人は、「結婚した友人から旦那の愚痴などを聞かされると、結婚しなくてもいいかなと思ってくる(笑)」とも言っていましたね。

 

 

現代では結婚しない選択も理解され始めているので、前向きに結婚しない選択をするのは悪いことではないと思います。

 

しかし、ただ単純に「面倒だから結婚はいいや」という理由だけで諦めると、50代60代になってから「一度くらい結婚しておけばよかった…」という後悔を生みかねません。

 

自分がそういう後悔をしないかどうかは、しっかりと向き合ったほうが良いでしょう。

 

 

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3.男性が30代で結婚を諦める理由

 

続いて、30代男性が人生で結婚を諦める理由を掘り下げていきます。

 

男性の方がリアルな傾向があるかもしれません。

 

• 経済的に不安があるから
• 年齢的に不安があるから
• 結婚に向いていないと思うから

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

【理由1】経済的に不安があるから

 

30代男性が結婚を諦める理由の1つ目は、経済的に不安があることです。

 

 

現在の日本では、保険料や税金などの社会負担は増えているのに、給料そのものは増えていない、という問題があります。

 

その結果、年収が上がらず、自由に使えるお金が減り、結婚を諦める男性が増えているのです。

 

 

特に、多くの女性は昔と同じような感覚で「年収○○○万円以上じゃないと」という条件で結婚相手を見ています。

 

マイナビウーマンの調査によると、女性が男性に希望する年収として、「500-700万円」と回答した人が37%と一番多く、次いで「400-500万円」と回答した人が21%でした。（参照：マイナビウーマン-女性が結婚相手に求める年収とは？　最低ラインと現実の実態-）

 

そのため、その条件に合致しない男性は婚活すらせずに結婚を諦めてしまうのです。

 

 

実際、30代男性の平均年収を見ると、

 

• 30代前半：485万円
• 30代後半：580万円

 

となっています。（参照：国税庁-平均給与-）

 

 

上記のデータだと、半数以上の男性が女性が希望する年収を満たしているように見えますが、平均値は一部の年収が高い人たちによって引き上げられていることが多いです。

 

そこで、より現実を反映させた「中央値（＝実際の人数が多いところの値）」を見ると以下のようになります。（参照：日本の平均年収・年収中央値は？職業年齢別の給料比較）

 

• 30代前半：309万円
• 30代後半：350万円

 

これをさらに、正社員・非正規で分けると・・・

 

• 正社員の30代前半：301万円
• 非正規社員の30代前半：220万円

 

• 正社員の30代後半：337万円
• 非正規社員の30代後半：228万円

 

となり、ほとんどの人が女性が希望する年収を満たすことができていないのです。

 

 

実際に、現実的な男性の年収分布（オレンジ線）と女性の希望年収分布（青線）をグラフにすると以下の通り。

 

引用：マイナビウーマン-女性が結婚相手に求める年収とは？　最低ラインと現実の実態-

 

 

これは、女性の希望年収を満たせている男性は全体の28%しかいない（＝72%の男性は女性の希望年収に届いていない）ということです。

 

 

現実的に見ても、子ども1人を22歳まで育て上げるのにかかるお金は、3,200万円以上だと言われています。（参照：フコク生命）

 

 

自身の年収が女性が希望する年収に届かず、さらに子育てにかかるお金を想像したら、結婚を諦めたくなるのも無理はないでしょう。

 

 

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【理由2】年齢的に不安があるから

 

30代男性が結婚を諦める理由の2つ目は、年齢的に不安があることです。

 

 

30代後半にもなると、年齢的な理由で結婚に不安を覚える男性がいます。

 

子育てをするには、体力が必要だからですね。

 

 

また、30代後半から婚活をし、結婚をして子供を授かった場合、その子供が成人する頃には自分の年齢は60歳を超えます。

 

会社員であれば通常なら年収のピークは50代なので、60代で子供の大学費用など大きなお金が必要になり、その上自分の老後も考えなければいけません。

 

それが厳しいと感じ、諦める人も多いですね。

 

 

 

【理由3】結婚に向いていないと思うから

 

30代男性が結婚を諦める理由の3つ目は、結婚に向いていないと思うことです。

 

 

30代ともなると、良くも悪くも自分の性格を理解しているでしょう。

 

自分の性格から考えた結果、「自分は結婚に向いてない」と思い、結婚を諦めるケースもあります。

 

 

結婚に不向きだと感じる理由はさまざまで、真面目な性格のため仕事に集中したかったり、お金のある趣味を楽しんでいたり。

 

生きていく中で、結婚に向いていないことを感じるわけですね。

 

 

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4.30代で人生を諦めずに人生を好転させた事例３つ

 

世の中には、30代になっても人生を諦めなかった人もいます。

 

もしあなたが、本当は人生を諦めたくないと思っているなら、参考になる話があるかもしれません。

 

 

ここでは、以下の3つの事例を取り上げます。

 

• 32歳でイラストの学校に入学した松尾さん
• シングルマザーから美容サロンを開業した神崎さん
• 実家暮らしから40代で結婚に成功した杉田さん

 

順にみていきますね。

 

 

4-1.32歳でイラストの学校に入学した松尾さん

 

女性の場合「家庭を持ったら自分のことは後回しにしないといけない」と思う一方で、夢のために行動する人もいます。

 

HUFFPOSTの国際調査によると、「今も夢を追いかけている」という日本人女性はおよそ19%いるそうです。

 

 

上記の調査でインタビューに答えているイラストレーターの松尾たいこさんは、32歳の時に会社を辞めて広島から上京し、イラストの学校に通い始めたそうです。

 

今では、CDジャケットや広告など、幅広いジャンルでイラストを手掛けています。

 

 

松尾さんは、自分の人生を振り返り、こう語っています。

 

「32歳なんてまだまだ若いんですよ。そこから始めて3年かけて失敗したって、35歳で方向転換すればいい。私は32歳で会社を辞めたことを、1回も1秒も1ミリも後悔したことはありません」

 

引用：HUFFPOSTの国際調査

 

 

30代でもう今後の人生を変えられないのだとしたら、あと40年50年も今のまま過ごしていかなければなりません。

 

それで後悔しないのか、嫌じゃないのか、というのは、いま一度自分に問いかけてもよいのかもしれませんね。

 

 

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4-2.シングルマザーから美容サロンを開業した神崎さん

 

神崎恵さんは23歳で芸能界を引退した後、シングルマザーを経験。

 

子育て中、お子さんから将来の夢を尋ねられたのがきっかけとなり、子育てをしながら美容スクールに通い、自身のサロンを開業しました。

 

 

彼女は、こう語ります。

 

「運命は自分でどう切り開いていくかです。思い返すと、運命を変えるきっかけって日常にゴロゴロ転がっていて、チャンスの欠片をどう掴むか。ぜんぶ私次第。だから私は、成功も失敗も全部自分のせいにしたいんです」

 

引用：HUFFPOSTの国際調査

 

 

自分から行動を起こさなければ、人生は何も変わりません。

 

人生を諦めるのは、思い切っていろんな挑戦をしてからでも遅くない、ということを教えてくれている気がします。

 

 

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4-3.実家暮らしから40代で結婚に成功した杉田さん

 

杉田隆史さんは、1つの会社で長く働けない自分をずっと否定していました。

 

当然、経済的に安定できず、ずっと実家暮らしでした。

 

 

しかし、36歳になったときに、このままではダメだと思い、心理セラピストを目指すと決めたそうです。

 

結果として、最初の3年間は全く仕事にならなかったものの、4年目以降は仕事が取れるようになりました。

 

 

その後、実家を出て、フェイスブックつながりで今の奥様と出会い、結婚までいったそうです。

 

 

どんな状態からでも、30代から人生を変えるのは遅くない、と言える事例ですね。（参照：東洋経済ONLINE-人生が好転する｢真の居場所｣見つけた人の言葉-）

 

 

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人生諦めるか諦めないかは考え方次第

 

この記事では、多くの人が30代で人生を諦めたくなる理由をメインにお伝えしてきました。

 

まとめると、以下の通りです。

 

 

 

今までの人生がうまくいかなかったからといって、これからの人生もうまくいかないわけではありません。

 

30代から人生を変えていっている人はたくさんいます。

 

30代で人生を諦めるのは、まだ早すぎだと言えるでしょう。

 

 

本当はまだ人生を諦めたくないと思うなら、まずは何でもいいから1つ新しいことを始めてみるといいですね。

【次ページ：1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】

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