自分軸とわがまま・自己中の決定的な違いはたった1つです

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自分軸とわがまま・自己中の決定的な違い

自分軸とわがまま・自己中の決定的な違い

 

「自分軸がある人とわがままな人は、いったいどう違うんだろう?」
「自分軸で生きたいけど、周りからわがまま・自己中だと思われるのは嫌だな…」

 

残念ながら、自分軸で生きることとわがままに振る舞うことを勘違いし、周りの人から嫌われてしまっている人はたくさんいます。

 

 

本来、自分軸で生きることは、自分で自分を幸せにしながら、心から気の合う友人と頼り頼られ生きていけるようになることです。

 

決して、自分のやりたいことをやるために、周りの人の気持ちや社会的なルールを無視して生きるというわけではありません。

 

 

では、どうすれば、わがまま・自己中にならずに、自分軸で生きていけるようになるのか?

 

 

この記事では、自分軸とわがままの違いを徹底解説し、自己中にならずに自分軸で生きる方法をお伝えしていきます。

 

 

自分軸とわがままの違いを具体的に知りたい人・自己中にならずに自分軸で生きていきたい人は、ぜひこのまま読み進めてみてください。

 

今のあなたが抱えている疑問や不安がどんどん解決していくはずです。

 

 

では、本題に入っていきましょう。

 

 

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この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。

 

 

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1.自分軸とわがままの決定的な違いは「他人をコントロールしようとしているかどうか」

 

自分軸とわがままの一番の違いは、「他人をコントロールしようとしているかどうか」です。

 

 

自分軸がある人は、「自分がこうしたい、こうでありたい」という明確な意思を持って行動します。

 

周囲の考え方にしたがったり、顔色をうかがったりして生きることをしません。

 

 

ですが、わがままな人は、他人や周囲などの都合や事情を考えずに、自分勝手に振舞ったり、発言したりします。

 

 

二つの言葉は似ていますが、決定的に違うところが「相手を尊重できるか」という点です。

 

自分軸がある人は、自分の意思を持って行動しますが、そこに相手の意思があることも理解しています。

 

 

たとえば、「自分軸がある人」と「わがままな人」がそれぞれ友人とマラソンで並走しているとしましょう。

 

どちらの人も1位になりたいので、もっとペースをあげて走ろうと決めました。

 

 

自分軸がある人は、友人に対して以下のような言い方をするでしょう。

 

「1位になりたいからペースをあげようと思ってるんだ、君はどうかな?」

 

 

対してわがままな人は、このような発言をするかもしれません。

 

「1位になりたいから、君はついてくるなよ!」
「もっとペースを上げたいから、お前も絶対について来いよ!」

 

 

1位になりたい意思は同じでも、「君はどうかな?」と他者の意見を聞き、気持ちを尊重できる人は、自分軸がある人です。

 

「君はついてくるな」と言っている人は、自分が1位になりたいことだけを考えているわがままな人。

 

他者の気持ちを考えず、行動コントロールしようとしている発言をしていますよね。

 

 

お札で有名な福沢諭吉も、わがままについて以下のように述べています。

 

自由と我儘(わがまま)との界(さかい)は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。

 

引用:福沢諭吉「学問のすすめ」

 

 

会社などの組織内で、組織のルールに従わずに自分勝手に振る舞うのは運営の妨げになるので、自分軸ではなくわがままだと言えるでしょう。

 

組織のルールを尊重した上で、自分の意見をしっかり述べたり、自分の仕事を早く片付けて定時で帰ったり、というのは自分軸ですね。

 

そもそも自分軸の人は、「自分がその会社を選んだんだ」という意識があるので、本当のその組織が嫌なら、自分勝手に振る舞う前にサラッとやめて転職していくはずです。

 

 

「他者をコントロールするのではなく、自分をコントロールする」

 

これが自分軸とわがままの決定的な違いです。

 

 

 

2.なぜ、自分軸か・わがままかを悩みすぎてしまうのか?

 

「自分軸で生きていきたいけど、わがままに思われてしまうんじゃないか…」と悩みすぎてしまう場合があります。

 

すると、一歩が踏み出せなくなり、自分軸で生きていくことができません。

 

 

そうならないためにも、自分軸か・わがままかを悩んでしまう理由を知っておく必要があります。

 

悩んでしまう理由が分かれば、対処して乗り越えることができますからね。

 

 

自分軸か・わがままか悩んでしまう理由は、主に以下の3つです。

 

  • 自分軸とわがままの違いを理解していないから
  • 意見を言える人がうらやましいから
  • 周りからわがままだと思われないか不安になっているから

 

それぞれ見ていきましょう。

 

 

2-1.自分軸とわがままの違いを理解していないから

 

自分軸か・わがままか悩んでしまう理由の1つ目は、単に自分軸とわがままの違いを理解していないからです。

 

自分の意思を持ち主張するのは、自分軸がある人もわがままな人も同じなので、違いがわからず悩んでしまうのも無理はありません。

 

 

しかし、この記事では、すでに第1章で「自分軸とわがままの決定的な違い」をお伝えしましたので、もう大丈夫でしょう。

 

 

「他人をコントロールしようとしていないか?」

 

していない、と言えるなら、それは自分軸的な行動です。

 

自信を持って自分軸で生きていきましょう。

 

 

なお、ごく稀に、自分は相手をコントロールするつもりはないのに、相手が他人軸的な人でこちらに合わせてくることがあります。

 

合わせてくるだけならいいのですが、自分から合わせてきたにもかかわらず「あなたは自分勝手だ」などと言ってくることがあるのです。

 

この場合、わがままなのは相手(=相手があなたをコントロールしようとしている)なので、特に気にする必要はありません。

 

 

もちろん、自分で気づかないうちに相手をコントロールしようとしてしまっていたケースもあるでしょうから、その場合には素直に相手に謝ればいいですね。

 

 

 

2-2.意見を言える人がうらやましいから

 

自分軸か・わがままか悩んでしまう理由の2つ目は、意見を言える人がうらやましいからです。

 

 

なかなか自分の意見を言えない人の場合、率直な自分の意見を言える人をうらやましく感じることもありますよね。(以前の私もそうでした)

 

しかし、意見を言える人の中には、自分軸の人もいれば、わがままな人もいます。

 

なので、単純にマネするだけではわがままな人になってしまう可能性があり、それを無意識で感じているからこそ悩んでしまうのです。

 

 

たとえば、サークル合宿の行先を決める会議で、長野という意見が多数な状況があったとしましょう。

 

そこで、メンバーのひとりがこう意見を述べます。

 

「長野ではなく茨城にしようよ」

 

 

このとき、「私は移動時間が長いのは嫌だ」「茨城じゃなきゃ私は行かない」などと、自分勝手で周りを困らせる意見をするのはわがままです。

 

 

ですが、自分が茨城に行きたい気持ちは伝えつつ、今回の合宿では茨城のほうが良いと考える理由も伝えて、最終的な判断は全体にゆだねる、という感じなら自分軸ですね。

 

それで最終決定が長野になっても全く気にしません。

 

そもそも、「楽しい合宿に参加する」ことが一番の目的だとわかっているので、決まった行先でみんなと楽しもうという軸は変わらないからです。

 

 

もし、自分の意見が通らずに不機嫌になる人がいたら、言葉に出さずとも「私の意見を通さないと、こうやって不機嫌になって面倒になるぞ」と周りをコントロールしようとしているので、かなりのわがままタイプですね(笑)。

 

 

このように、意見を言える人が羨ましいと思った場合には、どちらのタイプか見極めて、自分軸タイプの人をマネするようにすると良いでしょう。

 

すると、わがままにならずに自分の意見を言えるようになります。

 

 

 

2-3.周りからわがままだと思われないか不安になっているから

 

自分軸か・わがままか悩んでしまう理由の3つ目は、周りからわがままだと思われないか不安になっているからです。

 

誰だって、周りにわがままで自己中な人だと思われて嫌われるのは嫌ですよね。

 

自分軸で生きていきたいけど、「周りにわがままだと思われてしまうかも…」と思ったら、悩んで立ち止まってしまう気持ちもわかります。

 

 

もしかすると、すでに過去に、周りの人から「あなたのそれ、わがままじゃない?」と指摘されてしまったことがあるのかもしれません。

 

そしたら余計に、自己主張することが怖くなってしまうでしょう。

 

 

わがままだと言われた経験も、指摘してきた相手が

 

  • 「あなたのそれは、周りをコントロールしようとしているからわがままだよ」というニュアンスで言ってくれたのか
  • 「空気を読まずに自分だけ自由なんてありえないよ(相手が、あなたも空気を読みなさい、というコントロールをしてきている=相手のわがまま)」というニュアンスによって言ったのか

 

によって意味が大きく変わります。

 

 

もし前者であれば、指摘してくれた相手に感謝し、他人を尊重し、コントロールしないような伝え方を学んでいけば、わがままだと思われることを減らせます。

 

後者であれば、本当にわがままなのは相手なので、無視してかまいません。

 

 

相手の思考や感情はこちらがコントロールできるものではないので、100%わがままだと思われないようにするのは、他人をコントロールすることになってしまいます。

 

すると、最終的には「私のことをわがままだと思うなー!」という押し付けに近い雰囲気になり、結果的に本当にわがままになってしまうでしょう(笑)。

 

 

なので、他人をコントロールしないことを意識し、伝え方を磨くことで、できる限りわがままだと思われないようにする(だけど、わがままだと思うかどうかは相手にゆだねる)のが一番いいですね。

 

そこまでしたのにあなたのことを周りの全員がわがままだと思うことは絶対にありません。

 

それでもわがままだと言ってくる人からは距離を置けば、厄介な人間関係とは縁を切りつつ、自分軸で生きていきやすくなるでしょう。

 

 

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3.わがままではない自分軸がある人の特徴5つ

 

第3章では、わがままではない自分軸がある人の特徴を5つ紹介します。

 

わがままではない自分軸がある人の特徴がわかれば、本当に自分軸な人と単なるわがままな人との違いがより明確になるでしょう。

 

あなた自身も、わがままな人にならず、自分軸で生きていけるようになるはずです。

 

 

また、この後の第4章でわがままな人の特徴も話すので、併せて読むとより違いが分かりやすくなりますね。

 

 

わがままではない自分軸がある人の特徴は以下の5つです。

 

  • 自分の気持ちに正直
  • 比較対象は過去の自分
  • 自分で決断できる
  • 自分を理解している
  • 自分を信じている

 

一つずつ見ていきましょう。

 

 

3-1.自分の気持ちに正直

 

わがままではない自分軸がある人の特徴1つ目は、「自分の気持ちに正直」であることです。

 

多くの人が賛成することや、周囲の人が言っていることに流されません。

 

自分が「こうしたい、こうでありたい」という気持ちにしたがって行動できるのです。

 

 

結果、行動が間違っていたとしても、自分軸がある人は自分の気持ちを大事にしているので、クヨクヨしたり落ち込んでばかりではありません。

 

自分の行動を振り返り、また次の行動へとつなげていきます。

 

自分の気持ちに正直でいることで、自分軸を持って生きていくことができるんですね。

 

 

 

3-2.比較対象は過去の自分

 

わがままではない自分軸がある人の特徴2つ目は、「比較対象は過去の自分」であることです。

 

他人と比較して落ち込むことがありません。

 

 

自分軸がある人は、他人がいくら100個の資格を持っていても、うらやましく感じたり自分は劣っているとは考えないのです。

 

その時間は、自分がなりたい職業に就くため、たった1つの資格を取得するための努力に使うでしょう。

 

 

また、今の自分が置かれている状態を他の何かと比べるという相対的な比較が、幸福度にどのような影響を与えるかという研究があります。

 

「自分と似た人々」「なりたい自分」「過去の自分」の3つと今の自分を比較した際、幸福度が最も大きかったのは「過去の自分」との比較でした。(参照:相対的比較と幸福度 : アジア7ヶ国・地域の比較

 

過去の自分と比べて、こうすれば自分が幸せになれるとわかると、他人と比較することには意味がないと気付きます。

 

 

ちなみに、わがままな人は自分の考えが正しいと思っているので、1個目の資格に挑戦している人をバカにしたり、自分の方が優れていると言ったりして、何かと優位に立とうとします。

 

しかし、自分にとっての幸せを知らなければ、いくつの資格を取っても幸せになったとは感じられないでしょう。

 

 

 

3-3.自分で決断できる

 

わがままではない自分軸がある人の特徴3つ目は「自分で決断できる」ことです。

 

誰かが言ったからやるのではなく、自分の考えや行動指針があるので、その分決断も早いです。

 

 

たとえば、クライアントへ書類を届けに行く途中の電車で遅延が発生し、再開の見込みが経たない状況になったとします。

 

自分軸がある人は、その場で状況判断をしてタクシー乗り場へと急いだり、会社近くまでのバスを調べたりとすぐに行動を開始するでしょう。

 

一方で自分軸がないと、周りの人がそれぞれ行動を決めていく中で、大勢の人が動き出すまでどうしたらよいのかわからず判断が遅れてしまいます。

 

流されるままついていった先のタクシー乗り場には行列ができ、クライアントとの約束の時間にも大きく遅刻してしまうかもしれません。

 

 

ちなみに、わがままな人だとクライアントのもとへ間に合わなかったのは電車が遅延したからで、自分は悪くないと考え、今後も電車遅延が起こるたびに遅刻を繰り返すでしょう。

 

約束の時間に到着した自分軸がある人は、責任感のある人として評価されることにもつながります。

 

 

 

3-4.自分を理解している

 

わがままではない自分軸がある人の特徴4つ目は、「自分を理解している」ことです。

 

自身の良いところも悪いところもしっかりと理解しているので、活躍の場を自分で決められます。

 

 

たとえば、人に寄り添う力が長けているとわかっていれば、迷わず部活内で悩んでいるメンバーを気にかけ、部員からも信頼を得られるでしょう。

 

反対に自分を理解していないと、苦手なリーダーを引き受け、頑張っているのに部員からも認めてもらえないこともあるかもしれません。

 

結果として、自己理解がないせいで、「自分はダメなんだ」と感じてしまったり、「頑張りを認めてくれない周りが悪い」と他責思考が生まれる原因にもなりかねません。

 

 

自分の特徴を知る作業が自己理解に役立ち、自己理解は揺るぎない自分らしさの確立や自己確立には不可欠なものだという研究結果もあります。(参照:自己理解に関する文献研究

 

自分の良いところも悪いところも理解し、得意な領域で貢献しようという意識があれば、自分軸を持って自分のすべき役割を主張できますよね。

 

 

 

3-5.自分を信じている

 

わがままではない自分軸がある人の特徴5つ目は、「自分を信じている」ことです。

 

自分を信じることができるので、失敗を恐れずさまざまなことに挑戦できます。

 

もちろん失敗をして落ち込むこともありますが、人に言われて失敗するよりも自分で決断する方が後悔しないことを知っているからです。

 

 

感情心理学の研究でも以下のことがわかっています。

 

意思決定時の自信が強いほどフィードバックがネガティブであった場合の後悔が弱くなる。

 

引用:自信があれば後悔しない―意思決定への自信が後悔に与える影響―

 

つまり、自信があれば失敗を恐れず行動できるので成功体験が増え、さらに自信を持って意思決定ができるのです。

 

 

失敗を恐れているときは、「自分にはできない」「失敗したら人に笑われる」などマイナスな感情に縛られてしまっていますよね。

 

自分軸がある人は、マイナスな感情よりも自分を肯定する気持ちの方が勝っているので、自分を信じて決定・行動し続けられます。

 

 

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4.単なるわがまま・自己中・自分勝手な人の特徴3つ

 

自分軸がある人とは反対に、わがままな人の特徴を3つ紹介していきます。

 

わがままとは、他人のことを考えず、自分のしたいことを押し通すこと。

 

わがままな人の特徴を知ることで、自分がそうならないよう考え方を改めたり、意識できたりできるようになりますよ。

 

  • 他人のせいにする
  • 自分が正しいと思っている
  • 他人を大切にしない

 

それぞれ見ていきましょう。

 

 

4-1.他人のせいにする

 

わがままな人の特徴1つ目は、「他人のせいにする」ことです。

 

わがままな人は、物事がうまくいかなかったときに他人のせいにします。

 

 

「朝起きられなかったのは起こしてもらえなかったせいだ」
「発注を間違えたのは相手がわかりにくい言い方をしたからだ」
「宿題の答えを写しただけなのに先生に言ったあの子が悪い」

 

このような考え方は、間違いや失敗をすべて人のせいにしていますよね。

 

 

うまくいかなかったことを誰かのせいにすれば楽です。

 

しかし、自分にも非があることを認め、変えられる部分を変えていかなければ、人として成長することはできません。

 

 

自分軸がある人は、自分で意思決定をするので、うまくいかなかったことにも責任を持ちます。

 

たとえば、朝起きるために自分ができることをしようと考え、1時間早く寝たり、カーテンを開けて眠るなどの対策を講じるでしょう。

 

 

わがままな人は、何でも他人のせいにして自分の問題から逃げてしまうので、いつまでも精神的に幼いままです。

 

若いときならギリギリ許されるかもしれませんが、歳を重ねるとイタイ人になってしまいます。

 

 

 

4-2.自分が正しいと思っている

 

わがままな人の特徴2つ目は、「自分が正しいと思っている」ことです。

 

世の中にはさまざまな意見があり、そのときの正解は立場や考え方・その人の価値観によって変わります。

 

しかし、わがままな人は、さまざまな意見を受け入れられず、自分の意見だけが正しいと考えてしまうのです。

 

 

たとえば、とあるわがままな人が「30歳で貯金が100万円以下なんてありえない」という意見を言ったとします。

 

この意見に対しては、そうだと思う方もいるでしょうし、これから貯めればいいじゃないかと思う方もいるはずです。

 

そもそも、貯金がない背景には、生まれた環境が悪かったとか病気をしてしまったといった事情があったり、その人が20代で絶対に挑戦したかったことにお金を掛けて挑戦してきたり、といったこともあるかもしれません。

 

 

しかし、わがままな人は、自分の意見とは異なることを言われたときに、「これから貯めるなんてどうかしてるよ」などと相手を頭ごなしに否定してしまいます。

 

 

このままでは相手と分かり合うことはできませんし、自分の感性を磨くことはできませんよね。

 

 

 

4-3.他人を大切にしない

 

わがままな人の特徴3つ目は、「他人を大切にしない」ことです。

 

自分の意見や考えを通したいので、相手の立場に立って物事を考えることが苦手な傾向にあります。

 

 

客観的に物事を見られないので、偏った意見のみとなり、人との衝突は避けられません。

 

わがままな人は自分の意見が通らなければイライラしたり、相手に嫌な言葉をぶつけてしまいます。

 

 

ちなみに、自分軸がある人は相手を尊重する気持ちがあるので、自分の主張が通らなかったときに相手にあたってしまうことはしません。

 

相手の意見を聞いたうえでさらに自分がどう思ったかを発言するので、相手との信頼関係を築きながら議論するでしょう。

 

 

静岡産業大学の研究で、自分の思考や行動を自分自身で客観的に認識する機能が高い人ほど「外向性」「協調性」「勤勉性」「情緒安定性」「開放性」の5つの性格特性について高い傾向にあることがわかっています。

 

 

もし、自分を客観視できないままだと、周囲との関係づくりに必要な協調性や情緒安定性が低くなってしまいます。

 

このままでは他人を大切にできないですし、人も離れてしまうので、客観的な視点は身に付けたほうがいいですね。

 

 

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5.自分軸がある人同士は深く理解しあえる

 

もしかすると、自分の意見を持っている自分軸で生きている人同士が関わると、「意見がぶつかってうまくいかないんじゃないか?」と思うかもしれません。

 

しかし、実は自分軸がある人同士ほど、お互いを理解し合い、お互いを尊重し合い、深い関係を構築できるのです。

 

 

もちろん、お互いの意見が違うことはありますが、相手を尊重できるので、二人でどうすればうまくいくかを導けます。

 

 

たとえば、自分軸がある人同士の恋人たちが、休日の朝の過ごし方で意見が割れたとしましょう。

 

1人は「朝はカフェでゆっくり読書がしたい」、もう1人は「ランニングで汗を流したい」。

 

一方だけが意思を曲げて「それなら読書はあきらめるよ」と言いだしてしまうと、二人の関係はうまくはいきません。

 

 

「ランニングが終わったあと、カフェまで迎えに行くよ。一緒に朝食を食べよう」

 

こうした提案をすることで、自分の気持ちも相手の意思も尊重できていますよね。

 

より相手を深く理解するために、「今日は一緒にランニングをしてみようかな」と歩み寄ることもあるでしょう。

 

 

自分軸がある人は挑戦することにも意欲的なので、相手の趣味にもまずはやってみるという姿勢を見せてくれるかもしれません。

 

 

自分軸がある人同士は、他人と意見が違うことは当たり前だと考えます。

 

じっくり話し合い、問題を解決しようという気持ちがあるので、結果的に深く理解しあえるんですよね。

 

 

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6.自己中にならない自分軸を作る4つの方法

 

第6章では、自己中にならない自分軸を作る方法を4つご紹介します。

 

「周りからわがままだと思われずに自分軸で生きていきたい!」と思う場合には、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

自己中にならない自分軸を作る方法は以下の4つです。

 

  • 決断したことを意識する
  • 長所や短所を受け入れる
  • 自分と違う意見を否定しない
  • 自己肯定感を高める

 

小さなステップから積み重ねることで自然と自分軸を持てるようになっていきますよ。

 

 

6-1.決断したことを意識する

 

自己中にならない自分軸を作る方法の1つ目は、「決断したことを意識する」ことです。

 

ケンブリッジ大学のBarbara Sahakian教授の研究によると、人は1日に最大35,000回の決断をしていることがわかっています。

 

 

朝食はパンにしようかご飯にしようかを決めることも、コンビニでコーヒーとバニラアイスを購入することも決断です。

 

こうした決断を、多くの人はなんとなくしまいますが、これからは、「あ、 今自分は決断したんだ」と、まず決断したことに気づけるようにしてみてください。

 

 

気づけるようになったら、今度は意識的に決断するようにしていきましょう。

 

普段の小さな決断も、自分の気持ちや何らかの理由をベースに決断する癖をつけると、「決断する感覚」が身に付きます。

 

すると、重要な決断が必要なときも、例え少し悩んだとしても、最終的にはしっかりと自分で決められるようになるのです。

 

 

自分のことを自分で決められるようになれば、自分軸で生きていきやすくなりますよね。

 

 

 

6-2.長所や短所を受け入れる

 

自己中にならない自分軸を作る方法の2つ目は、「長所や短所を受け入れる」ことです。

 

自分を理解し長所や短所を受け入れると、自身の得意な領域で活躍できます。

 

 

自分には長所がないと思っている方も、大丈夫。

 

実は、今まで短所だと思っていたことも言い換えれば長所にもなり得ます。

 

 

たとえば、自分が「心配性」だと感じている場合は、「物事を深く考えられる」「起こりうるリスクを考慮できる」と言い換えられますよね。

 

あなたも仕事のチーム内にリスクヘッジできるメンバーがいたら心強いのではないでしょうか。

 

 

しかし、「心配性」である現実を受け入れる必要もあります。

 

受け入れるとは、「心配性」であるありのままの自分を否定せず、事実として受け取ることです。

 

「心配性のせいであの人のように先陣を切って行動できないし、自分はダメな人間だ」などとネガティブな感情になる必要はありません。

 

ただ自分は心配性という特徴があるんだ、と認めるだけで気持ちが楽になってきます。

 

 

また、自分ができる役割として、考えられるリスクを提示すればいいのです。

 

周囲もあなたが思っているほどネガティブにとらえていないこともありますよ。

 

 

長所や短所を受け入れることで、自分軸をもって活躍できる人になれます。

 

 

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6-3.自分と違う意見を否定しない

 

自己中にならない自分軸を作る方法の3つ目は、「自分と違う意見を否定しない」ことです。

 

自分と違う意見を否定することは、自分が正しいと思っているわがままな人の特徴にも当てはまってしまいます。

 

 

まずは、自分と違う意見があることは当たり前だという感覚を養っていきましょう。

 

 

自分と違う意見に出会ったとき、自分や相手が間違っていると考えるのではなく、こういう意見があるんだと受け入れます。

 

ここで、自分の意見を曲げて相手の意見が正しいと考えるのではなく、なぜその考えになるのか?という疑問に目を向けましょう。

 

 

たとえば、以下のような考え方です。

 

二人の異なる意見を持つお母さんがいたとします。

 

「子どもの脳に影響があるからテレビは見せないべきだ」
「子どもの教育のためにテレビは見せたほうがよい」

 

二つの意見は、どちらも子どものためを考えていて、正当な理由です。

 

 

ベストセラー「嫌われる勇気」にあるアドラーの教えでは、以下のような言葉があります。

 

「課題の分離」人間関係のトラブルは、“自分の課題”と“他人の課題”がごちゃまぜになっている状態から引き起こされる。

 

引用:嫌われる勇気

 

 

脳の影響を考えるお母さんと、教育を考えるお母さんの課題は違うので、混同すべきではないことを理解しましょう。

 

もし二人が話し合う機会があるとすれば、テレビを見せるか見せないかではなく、「子どもの脳に悪影響を及ぼすことなく、教育ができる方法」ですよね。

 

 

相手の意見を聞き、話し合うことで、自分だけでは考えられなかった新たな解決策が見つかるかもしれません。

 

異なる意見を否定しないことで、相手を尊重でき、自分軸がある人になれます。

 

 

 

6-4.自己肯定感を高める

 

自己中にならない自分軸を作る方法の4つ目は、「自己肯定感を高める」ことです。

 

自己肯定感を高めると、自分の意思を持てるだけでなく自信がつき、意見を主張できたり、決断したり、行動を起こせることにもつながります。

 

これらはすべて自分軸がある人に当てはまっていますね。

 

 

自己肯定感を高めるには、「自分自身にかける言葉」を変えることです。

 

アメリカの講演家・著述家であるジェフ・ケラーは以下のように述べています。

 

ポジティブで明るい心の姿勢をとっている人の人生は、明るく楽しいものになる。逆に、ネガティブな心の姿勢をとっている人の人生は暗く悲しいものになる。

 

引用:できる人とできない人の小さな違い

 

 

自分にかける言葉は、自分自身の生き方や能力にも大きく関わってきます。

 

ぜひ、「自分はできない」ではなく「自分はできる」と考えてみてください。

 

 

最初は違和感があり、「そんなことないのに・・・」と否定したくなってしまうかもしれませんが、できると考え続けることが大切です。

 

自分を肯定する考え方が定着してくると、ポジティブな意識に変わってきますよ。

 

 

もしかしたら本当にできるのではと思い、小さなチャレンジに踏み出せるかもしれません。

 

成功体験が増えると、もっと大きな挑戦をしてみたくなります。

 

自己肯定感を高めることで、自分軸がある、意思を持って行動できる人になっていきましょう。

 

 

 

7.自分軸を発見できるワーク

 

自分軸を作るには、自分自身を知ることが不可欠です。

 

自分について考えるのは、入社前の履歴書に書くときくらいで、しっかりと自分自身を見つめる機会はあまりないんですよね。

 

 

もし、自分を知りたいと考えている人には「DISCOVERYメソッド」がおすすめです。

 

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まとめ

 

この記事では主に、自分軸とわがままの違いをお伝えしてきました。

 

まとめると以下の通りです。

 

自分軸とわがままの違い
「他人をコントロールしようとしているかどうか」

 

わがままではない自分軸がある人の特徴5つ

  • 自分の気持ちに正直
  • 比較対象は過去の自分
  • 自分で決断できる
  • 自分を理解している
  • 自分を信じている

 

単なるわがまま・自己中・自分勝手な人の特徴3つ

  • 他人のせいにする
  • 自分が正しいと思っている
  • 他人を大切にしない

 

 

これでもう、自分軸で生きたいけど、周りにわがままだと思われるのではないかと不安に思う必要はありません。

 

わがままや自己中にならず、思いっきり自分軸で生きていき、自分が納得できる人生を生きていきましょう。



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この記事を書いた人

―西村敏(にしむらさとし)―

西村敏

西村敏


1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。

2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。

10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。

今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。

私のプロフィール詳細はこちら↓↓
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