上手な相談の乗り方教えます|コンサルタント・カウンセラー・コーチへ
どーも、西村敏です。
先日、私の1年間コンサルを受けてくださっているお客さんのスカイプセッション(2時間)をしていました。
そのお客さんはちょっと厄介なタイプで、何をアドバイスしても「でも…」「だって…」と言い訳しちゃうような人でした。
なので私は正直言うと、「このお客さんはちょっと厳しいな…」と感じていたのです。
しかし、根気よく話していたらラスト15分くらいで急にお客さんが「あっ、わかりました!私ってこれをやればいいんですね!」とパッと明るい表情になり、前向きな気持ちに激変!
私は、なんとかお客さんの力になれて本当によかった、と思いました。
コンサルタント・カウンセラー・コーチなど人の悩み相談に聞く仕事をしていれば、上手く人の相談に乗れなかったり、ちょっと厳しいお客さんが来てしまったりすることもあるでしょう。
以前の私も何度もそういう経験をしました。
カフェで女性のお客さんを号泣させてしまったことも3回くらいあります(笑)。
そんな私が、なぜ人の相談に上手く乗れるようになったのか?
それは私が特別な才能を持っていたわけではありません。
私は、超一流のコンサルタントから「人の相談の乗り方秘伝」を教わり、それを実践したところ、人の相談に上手く乗れるようになったのです。
今日は超一流のコンサルタントから教わった「人の相談の乗り方秘伝」をお話します。(話しても大丈夫だと許可をもらっています)
この話を読んだら、今すでにコンサルタント・カウンセラー・コーチとしてお仕事をしている人は明日からのお客さんとのセッションが激変するでしょうし、これから人の相談に乗る仕事をしたいと思っている人も最初からうまくいきやすくなるはずです。
そんな相談スキルが劇的に高まる話をしていきます。
楽しみにしていてくださいね。
では、前置きはこの辺にして、本題に入っていきましょう。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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なぜ2時間のセッションで厄介なお客さんを激変させることができたのか?
まずは、「どんな感覚で相談にのったらうまくいくのか?」という感覚をシェアするために、うまくいったセッションの事例をお話しましょう。
冒頭でお話した「でも…」「だって…」と言い訳しがちなちょっと厄介なお客さんのスカイプセッションの話です。
そのお客さんは加藤さんという女性の方でした。(あっ、当然お客さんの実名を出すわけにはいかないので、名前は適当に付けた仮名です。)
加藤さんはお子さんが二人いる主婦です。
もともと加藤さんからの相談は「少しでも子供の教育費に余裕を作るためにブログで稼げるようになりたい」というものでした。
しかし、月1回の相談を2回やったものの、ブログをほとんど書くこともなく、今回3回目の相談のタイミングが来た、という状況でした。
今までの私だったらうまく相談に乗れずに終わっていた
私はこれまで5年以上は人の相談に乗る仕事をしてきたので、加藤さんと同じようなタイプの方の相談には何度ものってきました。
たとえば、ブログで稼ぐ方法を教えていたときは、
私「じゃあ、来月までに毎日記事を書きましょう!」
お客さん『はい!』
という会話をしたにもかかわらず、翌月話をしてみると1記事もブログを書いていない、なんてことがあったのは一度は二度ではありません。
そんなとき、過去の私は、
「なんでやってこないんだよ!稼ぎたいから教えて欲しいっていったのはあんたじゃないか!
でも、せっかくご縁があって私のところに来てくれたのだから、なんとか稼げるようになってほしい。
う~ん、自分で行動する力がないなら、ちょっと強制的にでもやらせた方がいいのかな…」
と考えていました。
「行動できないお客さんに、どう行動させたらいいか?」という風に考えていたのです。
私は気付かぬうちに「お客さん=行動できない人」と決めつけてしまっていたので、知らないうちに
- なんで行動できないんですか?
- 行動できないんだったら○○してください。
- 行動できないままだったら何も変わりませんよ。
みたいな言葉をお客さんに投げかけていました。
あとあと心理学を勉強して分かったのですが、こういう言葉を受け取った人は「私は行動できない人なんだ」というイメージがより強固になるので、より行動できなくなっていくそうなのです。
当時の私はそんなことも知らず、「お客さん=行動できない人」と決めつけて相談に乗っていたので、残念ながら全くうまく相談に乗ることができませんでした。
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上手に相談に乗れるようになりたい!と思って…
当時の私が「お客さん=行動できない人」と決めつけてしまっていたことは自分自身も気付いていませんでした。
むしろ、私のところに来てくれたお客さんに対しては
「せっかくご縁があって私のところに来てくれたのだから、なんとか稼げるようになってほしい。」
と本気で思っていましたし、お客さんの成功を祈っていました。
だから、なんとかしてうまく相談に乗れるようになり、多くのお客さんがどんどん成功していくような環境を作りたい、と思っていたんです。
でも現実は、全くうまく相談に乗れず、成功するのは一部のお客さんだけ、みたいな状況になっていました。
コンサルタントとしてお金を頂きながら人の相談に乗っているのに、相手の人生をほとんど変えることができない自分に、本当に無力さを感じました。
ときには、「こんな仕事していて意味があるのかな…」と1週間くらい落ち込んで仕事が手に付かなかったこともあったくらいです。
それでも私は、上手な相談の乗り方をマスターして成功していくお客さんを増やしたい!と思ったので、セミナー講師をしている仲間に相談してみました。
すると仲間が「だったら、この人の話を聞くといいよ。超一流コンサルタントの人で、私も参考にしている人だから」と言って、ある1つの音声セミナーを教えてくれたのです。
そのセミナー音声を聞くと、
『人の相談に上手に乗るには、相手を100%信じることだ』
という教えでした。
私は一瞬、「えっ?」と思いました。
だって、上手な相談の乗り方がわかるというから、○○な場所で、○○な服装で、こんな感じの言い回しで話をすればいい、みたいな具体的な方法を聞けると思っていたからです。
なのに、そういう具体的な方法論は一切なく、『人の相談に上手に乗るには、相手を100%信じることだ』という話がほとんどでした。(実は他にあと2つ教わったのですが、それは後で話します。)
私は最初、相手を信じるだけで本当に上手に相談に乗れるようになる、とは思いませんでした。
しかし、仲間が紹介してくれた人だし、スゴイ人が言っているんだから、何度か試してみるくらいならいいだろう、と思ってまずは何度かやってみることにしました。
すると、予想以上にすごい効果が表れたのです。
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相談に乗る前に私が考えていたこと
普通、ビジネスのコンサルをして相手に稼がせるだけであれば、ブログを書くように誘導すればいいです。
しかし私は、加藤さんがムリヤリ強制され、苦しみながらブログを書いてお金を稼ぐのはちょっと違うな、と思いました。
それでは、今までのように私が相手を信頼していない状態だからです。
なので私は「なんでブログを書かないんですか?」などとブログを書いていないことを責めるのはやめようと思いました。
ブログを書けていないので、おそらくブログの細かい相談になることはないだろう。
じゃあ、いったいどんな話をすることになるのか?
正直、セッション前には全くどんな話をするのか見えていませんでした。
でも、絶対にこの2時間のセッションで少しでも加藤さんの人生が前に進むように話ができますように!、と強く思うことだけは忘れませんでした。
私が「この人、2か月ブログも書いてないしどうせムリだろ」と諦めたら、絶対にいい相談には乗れないと思ったからです。
だから私は、とにかく加藤さんの話を聞いて、今の加藤さんの状況や気持ちをしっかりと知ろう!と思って、相談に乗り始めました。
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上手に相談に乗れた!【実例】加藤さんが激変したスカイプセッション
私は加藤さんにスカイプセッション前にあるセミナー音声を渡していたので、まず最初に「お渡ししたセミナー音声は聞きました?」と聞きました。
すると加藤さんは「まだ聞いていません。時間がなくて…」と答えました。(ちなみに、音声を渡してから5日ほど経っていました)
この時点で私は(えっ?なんで少しも聞いてないの?)と思いました(笑)。
でも、どんな状況でも「この時間がお互いにとっていい時間になるように!」と祈って話を進めていく気持ちだけは忘れないようにしました。
その上で、もっと今の加藤さんを知ろうと、話をすすめました。
私「ブログは書いてます?」
加藤さん「いや、全然書いてないです。子供が夏休みに入って時間がなくて…」
私「へぇ~、どんな風に時間がないんですか?」
加藤さん「子供がお友達の家に遊びに行くのについていくとそれだけで1日使っちゃうし、メルマガで教えてもらった断捨離もしてるんですが、捨てるのがもったいなくてついつい再利用や人にあげたりするのにいったん修理とかして時間をかけたりとかしちゃって…」
私「断捨離はしてるんですね、いいですね。冷蔵庫の掃除とかはしてみました?(メルマガで冷蔵庫の掃除をオススメしていたので聞いていました)」
加藤さん「やりました。やったんですけど、あんまり変化を感じないというか。実は別のセミナーに出てて冷蔵庫の掃除をすすめられてやったんですが、そのセミナーの先生がイマイチな人で~~~(つらつら話し始める)」
(長い話がひと段落して)
私「で、そのセミナーっていつの話ですか?」
加藤さん「だいぶ前ですね。もう2・3年前くらい。」
私「んじゃ、今は関係ないんでその話は一旦置いておきましょう。」
私「そういえばメルマガで、断捨離するときのコツは段ボールの中身を見ずにポイポイ捨てること、って書きましたが、そうじゃなくて1つずつ再利用したり誰かにあげるまで時間をかけちゃう理由は何かあるんですか?」
加藤さん「捨てるのがもったいないと思っちゃうんです。自分が使ってゴミにするのが嫌なんです。実は自分の母もそうで、今家にあるソファーは実家にあったソファーを母が30万円もかけて革を張り直して再利用したものなんです。それ見てちょっと嫌なんですけど、自分もやっちゃうんですよね。」
私「ほ~、そうなんですね~」
こんなような会話をずーっとしながら加藤さんに意識を向け続けていると、私はあることにピンと気が付きました。
それは、加藤さんが強く過去に影響されていること、でした。
別に昔にセミナーに出たときの先生が気に入らなかったのなんて今の人生には関係ないし、母親が物を捨てられない性格だからと言って自分も物を捨てられない性格になる必要はありません。
ですが加藤さんは、昔自分に嫌なことした人を思い出しては今も嫌な気分になっていました。
母親と同じようなことをしてしまうのは「物を捨てると母が「もったいないでしょ!」と怒るから、母に怒られないように再利用して捨てないようにしている」とのことでした。
コレもある意味では過去に縛られて、今の自分の行動を変えることができていないことの1つです。
加藤さんがブログを書いたり人生を変えるための行動が出来なかったのは、過去に縛られていたからだったのです。
過去に縛られて自分の人生を窮屈にしてしまうなんて本当にもったいないです。
しかも、自分の人生をより良くしたいという気持ちがあるからこそ、メルマガを読んだりコンサルを受けてくれているわけだから、よりもったいないな、と私は思いました。
じゃあ、加藤さんが「自分の人生をもっと良くしたい!」という気持ちに素直になって生きていけるようになるにはどうすればいいだろう?
そう考えて思いついたのが「未来に意識を向けてもらうこと」でした。
そして、ラスト15分のところで、私は加藤さんにこう聞きました。
私「加藤さん、過去のこととか一旦置いといて、これからの人生で加藤さんがやっていきたいことってあります?」
加藤さん「そうですね…。あっ、誰かの役に立ちたいです。」
私「ほうほう、どんな風にですか?」
加藤さん「今なら子供の学校のバザーがあるのでそこでみんなに喜んでもらえるものを売りたいし、家族に喜んでもらえるように家で花を育てていい空間を作りたいです。」
私「いいですねー。誰かの役に立つためにって気持ちで何かやるのはメチャ大事です。それやりましょうそれ!」
加藤さん「今話していてわかったのですが、私は自分のために何かやろうとするのは向いてないのかもしれません。ブログも自分が稼ごうと思うから書けなかった。自分が稼ぐのは一旦置いといて、読んでくれた人の役に立つことを書いて喜んでもらおうと思ったら書けそうです。」
私「そうそう、それでいいんですよ。小学校のバザーで作った物の作り方とか書いたら、小学校のバザーで何を売ればいいか困っている人の役に立てたりもしますからね。」
加藤さん「そっか、それでいいのか!なんかずっと悩んでいたことが一気に晴れました!」
私「それは良かったですねー!じゃあこれから1か月、誰かに喜んでもらうためにいろいろやってみましょう!」
という感じで、最初の1時間45分はひたすら加藤さんのグダグダした言い訳や悩みを聞かされていたのですが(笑)、
過去の影響から抜け出させてあげればいい、という突破口を発見したら、ラスト15分であれよあれよと一気に問題が解決して、加藤さんの表情が一気に明るくなりました。
そこにはもう、グダグダ言い訳を言い、構想しない理由をいちいち考える加藤さんはもういなかったのです。
スカイプセッションが終わって私は、加藤さんが成功できる力を持っていることを信じたことで、粘り強く加藤さんの話を聞くことができ、今まではできなかったような質問をすることもできたことに気づきました。
『人の相談に上手に乗るには、相手を100%信じることだ』という相談に乗るときの心持ちによって、私自身も大きく変わっていたのです。
結果的に、教えのおかげで、加藤さんも私も成長することができました。
こんな感じで、加藤さんが激変したスカイプセッションだったのですが、何となくでもいいので上手な相談の乗り方の感覚が掴めたでしょうか?
今のところは、こんなマインドを持っておけばいいのかなとか、こんな姿勢で人の相談に乗ればいいのかなとな、なんとなく雰囲気を掴むだけでも大丈夫です。
ここからより具体的に、上手な相談の乗り方のコツをお話していきます。
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上手な相談の乗り方3つのコツ
私は加藤さんとのスカイプセッションで、超一流のコンサルタントから教わった「人の相談の乗り方秘伝」を使っていました。
その方には、上手な相談の乗り方には3つのコツがある、と聞きました。
その3つのコツが以下です。
「上手な相談の乗り方3つのコツ」
- 聞き上手になるには人の話を「集中して」聞くこと
- 悩み相談に上手に答えるには「相手の可能性を信じる」
- 自分自身が成長し、相手の課題を乗り越えていること
1つずつ解説していきましょう。
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1.聞き上手になるには人の話を「集中して」聞くこと
まず人の相談に上手に乗るために一番重要なことは「ちゃんと相手の話を聞くこと」です。
そんなの当たり前じゃないか、と思うかもしれません。
でも、本当に常に100%相手に集中して話を聞けているでしょうか?
意外と相談に乗っている最中にも、隣の席の会話が気になったり、人を動かすにはこういう話し方をした方がいいと学んだっけなと自分が話すことに意識が向いたり、この後予定があるから時間通りに切り上げないとと考えたり、してしまっていることは多いです。
私もいまだに気を抜くと、人の相談に乗りながら別のことが頭に浮かんだりしてしまいます。
だからこそ、相手に100%集中しようと心に決める。
相手に100%集中することで、少しでも変な思考が入るのをカットし、相手の言葉・表情・リアクション・言葉の間、などから相手が本当に問題としていることが見えてくるようになるのです。
私も加藤さんのスカイプセッションしているときは、常に「今の時間はこの加藤さんとのスカイプセッションのみに集中しよう!」と意識していました。
100%相手に集中していたら、「あっ、ここを直せば悩みが解決する」という部分に気付ける可能性が高いです。
もし悩みが解決するポイントに気づけなくても、どう声をかけたら相手が前向きな気持ちになるかは絶対に気づけます。
コレはやってみたらわかります。
逆に人の相談に乗ってうまくいかないときというのは、100%相手に集中で来てなくて、思考がどこかに飛んでいるときがほとんどです。
なので、
『100%相手に集中し、意識を向けること』
が上手に相談に乗るうえで重要になります。
100%相手に集中するには場所や環境も大事なので、人の相談に乗るときはガヤガヤしているカフェなどはあまり使わない方がいいんじゃないかと、個人的には思います。
私のこれまでの経験では、静かなホテルのラウンジやキレイな会議室など、できるだけ整っていて集中しやすい場所の方が相手にも集中して意識を向けやすかったですね。
ちなみに加藤さんとスカイプセッションするときは、机の周りを一度全部片づけて気が散らないように整えました。
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2.悩み相談に上手に答えるには「相手の可能性を信じる」
この2つ目が特に重要です。
それが
『相手の可能性を信じること』
です。
以前、ある専門学校の外部講師の方の相談に乗ったときに、
「西村さんは人の相談に乗ったりセミナーをするときに、何を一番意識していますか?」
と質問されました。
そのとき私は、
「セミナーに来る人も相談に来る人も、そのときどんな状態であれ、より良い人生を送るために何かを解決したい、と思って、自分のところに来てくれていると私は思っています。だからその『より良い人生を送りたい』という気持ちをさらに大きく持てるようにって意識しています。」
と答えました。
相手の可能性を信じるってこんな感じです。
「そもそも相手は、良くなりたい!って気持ちを持っているんだ!」と信じるのです。
自分が相手に対して「こんな奴はダメだ」「この人は成功するのはムリだろうな」と諦めてしまったら、心から良いアドバイスをしてあげたい、とは思えないじゃないですか。
それってすごく相手に失礼なことだと思うんですよ。
もちろん私も聖人君主ではないので、たまに「この人はちょっと厳しいかもなぁ」と思ってしまうこともあります。
でも、そう思ってしまったことに気づいた瞬間に「あっ、違う、相手を信頼しよう!」と、相手の可能性を信じる方に頭を切り替えるようにしています。
とにかく、相手の「良くなりたい!」って気持ちを真剣に認め、「この人は絶対に良くなれる!」と心から信じる。
そうすることで、そのとき最適なアドバイスがパッと浮かんできます。
ときには相手が自分で気づいて悩みが解決してくれることだってあるくらい強力な方法ですよ。
相手の可能性を信じる感覚は、私のプロフィールページを読んでもらうことでさらに感覚を磨いてもらえるんじゃないかと思うので、良かったらこちらも参考にしてみてください。
→涙で日本酒がしょっぱくなるほど号泣、仲間に救われ、人生の教訓を学び、人生が激変したストーリー
3.自分自身が成長し、相手の課題を乗り越えていること
人の悩み相談に乗るときは、自分自身が相手の悩みの課題を乗り越えていると話が早いです。
そもそも、相談者さんの悩みの課題を自分が乗り越えていないと、解決方法がわからないからです。
たとえば、女性に告白できずに悩んでいる男性がいるとしましょう。
その男性は恋愛カウンセラーに「どうしたら女性に告白する勇気を持てますか?」と相談しました。
しかし、その恋愛カウンセラーは、女性に告白した経験がなく、告白する勇気も持っていませんでした。
なので、男性から相談されても「そうですね~、どうやったら勇気がモテそうですか?」と聞き返すのが精一杯でした。
みたいな状況になっちゃうんですね。
会話をしていれば、何か良さそうな解決法を思いつくこともあるかもしれませんが、その解決法が確実に良いモノかどうかは経験がないのでわかりません。
でも、相談相手がちゃんと女性に告白した経験がある恋愛カウンセラーだったら、ちゃんと話を聞いた上で、「こうしたほうがいいよ」というアドバイスができるはずです。
もちろん、相談者さんの状況と100%と同じ状況を経験しているというのは難しいでしょうが、一度でも「女性に告白する」というシチュエーションを経験していれば、アドバイスに説得力が出ますよね。
なので、上手に相談に乗るには、自分自身が成長し、悩みやコンプレックスを乗り越えておくことが、実はかなり大事なことです。
だから、人の悩みを聞く仕事をしていきたい人は、話の聞き方やトークスキルを勉強するのも大事ですが、自分自身の成長も意識してみると相談力が一気に上がるんじゃないかと思います。
以上が超一流のコンサルタントから教わった「上手な相談の乗り方3つのコツ」です。
3つともやったら当然かなり効果的なのですが、まずは1つやってみるだけでも大きな効果を感じてもらえるんじゃないかと思います。
さて、ここまでが上手な相談の乗り方でしたが、最後にもう1つだけお伝えしておきたいことがあります。
私は、コンサルタント・カウンセラー・コーチをやっている方からもよく相談に乗るのですが、そこでよく聞かれるのが
「人の悩み相談を聞くとどうしてもぐったり疲れてしまう」
ということです。
実はコレも対策可能なのです。
自分を守ることも上手な相談の乗り方として大事なので、最後に「人の悩みを聞くと疲れる原因と対策」をお話します。
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なぜ人の悩み相談を聞くと疲れるのか?|原因と対策を伝授
人の悩みを聞いていて疲れるのは「人の気を引いてくる人」の相談に乗っているときがほとんどです。(他にも人の悩みを聞いていて疲れるパターンはあるのですが、全部話すと長くなるので他のはまたどこかでお伝えします。)
こういうタイプは、相談中に突然関係ない話を始めたり、「~~だと思いません?」と共感を強要してきたりして、気を引いてきます。
気を引く、というのは、「気持ちを引っ張る」「エネルギー(気力・体力)を引いて奪おうとする」という行為です。
つまり相談に乗る側からすると、気持ちや気力・体力がめちゃくちゃ引かれてる(相手に奪われている)から、相談に乗った後に疲れるんですね。
こういったタイプへの対策は、「バッサリぶった切ること」です(笑)。
たとえば、急に関係ない話を始めたら「それは関係ないんで話を本題に戻しましょう」と言って話を戻したり、共感を強要してきたら「あっ、私はそうは思わないです」と共感しないようにします。
別に「お前みたいなやつはダメなんだよ!」とぶった切る必要はありません(笑)。
あくまで、気を引こうとしてきた瞬間は、こちらの気持ちや気力・体力が奪われないようにぶった切る、という感じです。
私も加藤さんのスカイプセッションをしているときは、最初の方でぐちぐち言い訳や過去の話を持ち出してきたりしたときには、バッサリぶった切ったりしていました。
かなり感覚的なので最初は難しく感じるかもしれませんが、何度かやっているうちに感覚が掴めるはずです。
そしたら、人の相談に乗っていてもかなり疲れにくくなりますよ。
\ すでに1,191人も参加してくれました /
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まとめ「上手な相談の乗り方教えます|コンサルタント・カウンセラー・コーチへ」
今回の記事「上手な相談の乗り方教えます|コンサルタント・カウンセラー・コーチへ」では、
- なぜ2時間のセッションで厄介なお客さんを激変させることができたのか?
- 上手な相談の乗り方3つのコツ
- なぜ人の悩み相談を聞くと疲れるのか?|原因と対策を伝授
をお話しました。
加藤さんのことを厄介なお客さんと表現したのは加藤さんにちょっと失礼でしたが(本人には許可とってます(笑))、最終的に上手に相談に乗れた事例としてお話しできたのも何か意味があったのだと思います。
私も今まで、うまくいかない相談を何度もしてきました。
その度に反省して、どうすればもっとうまく相談に乗れるのか?と研究し、今のところ辿り着いたのが、今回お話した内容でした。
きっと、上手な相談の乗り方を多くの人の伝えるために、今までの経験があったのでしょう。
これからは、あなたもさらに上手に相談に乗れるようになって、ひとりでも多くの人の人生をより良い方向に変えていき、笑顔で過ごせる人を増やせるよう祈っています。
そのためにも
「上手な相談の乗り方3つのコツ」
- 聞き上手になるには人の話を「集中して」聞くこと
- 悩み相談に上手に答えるには「相手の可能性を信じる」
- 自分自身が成長し、相手の課題を乗り越えていること
の3つのうち1つでいいから、まずはちょっと試してみてくださいね。
ではまた(^^♪
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
お仕事の依頼はこちらから↓↓
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自分のやりたいことや自分軸の見つけ方がわかります。
「DISCOVERYメソッド」で学ぶことで、自分のやりたいことや自分軸の正しい見つけ方がわかり、もう他人に振り回されることがなくなり、自分がすべきことを自分で決断できるようになるでしょう。
先に参加した方々からは、以下のような感想も届いています。
重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
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