自分に自信がないせいで人と比べるクセが抜けません
「どうしても自分に自信が持てず、他人と比べてさらに劣等感を感じてしまう」
「自信がないせいで人と比べるクセがずっと直らない…」
そんな経験、あなたにもありませんか??
私も昔は、つい周りの友達とかSNSの知り合いと自分を比較して、「やっぱり自分なんて…」と悩んでいましたね…。
でも今では、ほとんどSNSを見ないようにしたり、成功体験を積み上げたりすることで、他者比較しないメンタルを身につけることができました!
そんな私の経験を踏まえながら、自信がない人でも今すぐできる人と比べる癖を直す方法を7つ紹介していきます。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.人と比較して落ち込むのは、自分に自信がない人の特徴
自分に自信がないせいで、つい人と比べてしまうのはあなただけじゃありません。
むしろ、世の中の多くの人が抱えている大きな悩みなんですよね。
たとえば、「Yahoo!知恵袋」のお悩み相談をチェックしてみても、次のような悩みがたくさん出てきます。
自分に自信がなく、人と比べることでしか価値を生み出せないし周りの目ばかり気にしてしまいます。
上には上がいるってわかってるんですが、どうしても人と比べてしまいます。
そうやって落ち込んだとき自分より下の人と比べることでしか安心出来ないです。
引用:Yahoo!知恵袋
人と自分を比べるのをやめたいです。
いつも誰かと自分を比べて劣等感で落ち込みます。
この癖はどうやったら直せますか。
引用:Yahoo!知恵袋
私は自分に自信がなく、人と自分をすぐ比べてしまいます。
私よりはるかに能力が高かったり、たくさんの人に愛される人がいれば、勝手に1人でやんでしまいます。
自分でも「自分と相手は違う」わかってるはずなのにどうしてもどうしても考えてしまうのです。
引用:Yahoo!知恵袋
私も昔は周りと比較して落ち込んでいたので、その気持ちはよくわかります。
特に学生時代とか社会人になってすぐの頃は、どうしても周りの人たちの能力や成果が気になってしまうものですよね。
「比べても意味なんてない!」と頭ではわかっていても、やっぱり無意識で比較して落ち込んでしまう…。
実は、人は周りと比較して自分の立ち位置や特徴を認識しているので、他人との比較を辞めることはできません。(参照:社会比較理論)
なので、他人と比較すること自体は問題ないのですが…
自分に自信がない人は、他人と比較した上で自分のマイナスの部分ばかりにフォーカスし、落ち込んでしまうのです。
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2.人と比べながら自分に自信をつけていく考え方とは?
ポジティブ心理学の分野では、人と比べると不幸になるという説が一般的です。
たとえば、Facebookと幸福度の関係について調べたヒューストン大学の研究でも、次の結果がわかっています。
- Facebookを使う時間が長いほど、鬱になりやすい
- 他人の投稿を見て自分と比べる人ほど、さらに鬱になる
参考:Seeing Everyone Elses Highlight Reels: How Facebook Usage is Linked to Depressive Symptoms
自信がない人がSNSで他人と比べると鬱になりやすくなり、また自信を失って他者比較をしてしまう…。
そんな負のループに入ってしまう危険性があるんですね。
また、以前は「世界一幸福な国」と呼ばれたブータンは、他国の情報が入ってきて自分たちと比較できるようになってからは、幸福度がダダ下がりしたという事例もあります。
かつてブータンの幸福度が高かったのは、情報鎖国によって他国の情報が入ってこなかったからでしょう。
情報が流入し、他国と比較できるようになったことで、隣の芝生が青く見えるようになり、順位が大きく下がったのです。
とはいっても、いきなり他者比較をやめろと言われても無理な話ですよね。
そこで参考になるのが、『心のザワザワがなくなる 比べない習慣』という本の著者、玉置氏の考え方です。
玉置氏は、「他人と比べて落ち込んでしまうことも仕方ないし、比較をやめるのも難しいことだ」と私たちに寄り添ってくれています。
その上で、他者との比較をうまく利用して、次のように考えることを提案しています。
『あの人は確かに優れているけど、あの人が持ってなくて自分は持っているものはなんだろう?』
つまり、「人との比較を利用して、自分の強みや理想の人生について浮き彫りにしていこうという考え方」ですね。
これは、周りと比べ放題になった現代社会で、周りと比べることを辞められない人間にとって、非常に有効な考え方です。
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3.【西村の持論】よく他人と比較してしまう人が持つプラスの潜在的な欲求とは?
これは私の持論ですが、つい他者比較をしてしまう人というのは、それだけ成長しようとする気持ちがある人だと思っています。
もし自分を高めて成長しようという気持ちがなかったら、そもそも他人と比較しないと思うんですよね。
「あの人よりも上に行きたい」
「あの人みたいに成果を出したい」
そうした向上心の裏返しが他者比較、なんじゃないかと考えています。
たとえば、自分のテストの点数が60点だったとして、ライバルは80点取っていたとします。
そこで点数を比べて落ち込んでしまう人は、根底には「80点以上の点数を取りたい!」という気持ちがあるはず。
だからといって、他者比較がやめられず劣等感まみれになってしまえば、ストレスばかりの人生になりかねません。
なので、あなたの持っている強力な向上心はそのままに、悪影響のある他者比較から卒業していく方法を探していくことがベストなんじゃないでしょうか。
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4.自分に自信がない人でも今すぐできる!人と比べる癖を直す方法7選
ここまでを踏まえて、自分に自信がない人でもできる人と比べる癖を直す方法を見ていきましょう。
- SNSを見るのをやめる
- 小さな成功体験を積み上げる
- 自分との約束を守る
- 失敗を恐れずに挑戦する
- 完璧主義を手放す
- 嫌われる勇気を持つ
- 短所よりも長所に目を向ける
以上の7つのポイントを取り上げていきますので、自分に合ったものを実践してみてくださいね。
4-1.SNSを見るのをやめる
自分に自信がない人でもできる人と比べる癖を直す方法の1つ目は、SNSを見るのをやめることです。
先ほど取り上げたヒューストン大学の研究結果からもわかるように、SNSを使うことは幸福度を下げる原因になります。
SNSで知り合いや友達のキラキラした部分が流れてくると、その姿と自分を比較してしまうからです。
でも、そもそもSNSでキラキラしていない部分を載せる人って少なくて、普段の生活でいい部分だけを切り取って投稿している人がほとんどなんですよね!
だから、毎日キラキラした投稿を続けている知り合いも、実は陰では経済的も精神的にも苦しんでいるのかもしれません。
そんな人たちのSNSをチェックして自分と比較してもいいことなんてありませんから、いっそのことSNSを使う時間を減らすのがおすすめです。
一旦スマホからSNSアプリを消してしまって、SNSを見るまでをめんどくさくなるようにしてみるといいですね!
SNSを見て落ち込むくらいなら、やる気が出てくるような名言を眺めて、偉人や著名人からパワーをもらった方が何倍も元気が出ます。
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4-2.小さな成功体験を積み上げる
自分に自信がない人でもできる人と比べる癖を直す方法の2つ目は、小さな成功体験を積み上げることです。
心理学者のアルバート・バンデューラは、「自己効力感」という言葉を提唱しました。
自己効力感というのは、「目の前の目標は、自分なら達成できると信じられる」状態のことを言います。
シンプルに言えば、自分に自信がある状態のことですね!
そして、この自己効力感を高めるために必要なのが、バンデューラ氏が「直接的達成経験」と呼ぶ要素です。
いわゆる成功体験を積み重ねることが大事なんですね。
成功体験と言っても、ごく小さなものから始めてもらって構いません。
たとえば、「今日は5分だけだけど勉強できた」とか、「いつもより10分だけ早起きできた」など。
そうやって生まれた小さな自信が、「次は10分勉強しよう!」「明日は30分早く起きてみよう」というチャレンジ精神につながるからです。
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4-3.自分との約束を守る
自分に自信がない人でもできる人と比べる癖を直す方法の3つ目は、自分との約束を守ることです。
成功体験にもつながる話ですが、自分との約束を守ることも重要になってきます。
つまり、自分でやると決めたことを、自分でやり通すことですね。
たとえば、「今日はこの勉強をやる」と決めたら、言い訳したりサボったりせずに必ず終わらせる。
それが自分との約束を守るという状態です。
そうやって自分との約束を守り続けることで、自分自身への信頼が高まっていきます。
「これまでこんなに努力してきたんだから、自分ならできるはず!」と、自己効力感アップにもつながるわけですね。
自己効力感が高まり、自分に自信が持てるようになれば、自然と他者比較からも卒業できるでしょう。
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4-4.失敗を恐れずに挑戦する
自分に自信がない人でもできる人と比べる癖を直す方法の4つ目は、失敗を恐れずに挑戦することです。
私たちは生まれつき、ネガティブなことばかり考えるようにプログラムされています。
これは心理学でいう「ネガティブ・バイアス(否定的偏向)」という現象で、ネガティブな面に目を向けるからこそ、生存確率を高めてきたんですね。
たとえば、目の前に自分の大好物と時限爆弾の2つが置かれていたら、大好物なんかに目をくれずに全力で逃げるはず。
こうした本能が今でも作用していて、私たちは無意識に失敗を避けるようになっているんです。
ただ、現代では目の前に時限爆弾が置かれている…なんて状況はありえませんから、ネガティブ・バイアスはほとんど意味がなくなっています。
むしろ変化の激しい現代では、失敗を恐れずに挑戦できる人の方が、周りから評価を受けやすいんですよね。
なので、失敗を恐れてしまうのは昔の人間が生き残るために身に付けた機能としてあるだけと認識し、恐れすぎずに挑戦していくのが現代では最適です。
周りからの評価が高まれば自然と自信も高まり、人と比べる必要がないほど充実した日々を過ごせるでしょう。
4-5.完璧主義を手放す
自分に自信がない人でもできる人と比べる癖を直す方法の5つ目は、完璧主義を手放すことです。
『ハーバードの人生を変える授業』という本の著者としても有名なタル・ベン・シャハーは、完璧主義ではなく「最善主義」を持つことを提唱しました。
実力主義の社会では、過程よりも結果が評価される世界なので、完璧な仕事・完璧な成果・完璧な自分を求めたくなるのも当然だと思います。
ただ、最初から完璧主義で行動してしまう人というのは、結局100%の状態に届かずに80%の状態で終わって、「自分はダメなやつなんだ…」と考えてしまいがち。
でも、冷静に考えたら、80%をクリアできているならかなり優秀なはずなんですよね。
理想を100点として、そこから減点方式で考える完璧主義は、自信を下げる結果になります。
そうではなく「最善主義」として、自分ができるベストな成果を出すことを心がければ、自信が高まって劣等感を手放せるようになりますよ。
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4-6.嫌われる勇気を持つ
自分に自信がない人でもできる人と比べる癖を直す方法の6つ目は、嫌われる勇気を持つことです。
『嫌われる勇気』という本がベストセラーになっているように、人から嫌われる勇気を持つことは人生ではすごく重要になります。
嫌われる勇気を持って、他人から嫌われてもいいから自分の信じる道を突き進む。
そんな生き方ができれば、当然人と比べて劣等感を持つこともなくなります。
もっと言えば、人間関係の悩みからも解放されて、幸福な人生を送ることにもつながるんですよね。
他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。
つまり、自由になれないのです。
引用:嫌われる勇気
『嫌われる勇気』にはこのように書かれています。
この嫌われる勇気を身に付けるには、今まで生きてきた年数の半分が必要とされていますから、長いスパンで少しずつ理解していきましょう。
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4-7.短所よりも長所に目を向ける
自分に自信がない人でもできる人と比べる癖を直す方法の7つ目は、短所よりも長所に目を向けることです。
自己理解という観点で言えば、つい他人と比較してしまう人は「自分の長所」を理解できていないと言えます。
もし自分にも大きな強みがあって、弱みを気にせずにいられれば、他人との比較で劣等感を持つこともないからです。
あなたが友達や知り合いに劣等感を抱くなら、自分のどこかの面がその人に劣っていると感じているはずです。
でも、逆に自分の方が周りの人より優れている面も絶対にあるはずなんですよ。
たとえば私は、面と向かって人と会話するのが苦手で、以前は誰とでも仲良くなれる陽気な友達に劣等感を持ったこともありました。
でも、その代わりに文章を書いて人にメッセージを届けるのが得意という強みがあるとわかったので、もう劣等感を持つことはなくなりましたよ!
そんなふうに、自分の弱みに目を向けるのではなく、強みに目を向けることも意識してみてくださいね。
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まとめ
自分に自信がなく人と比べてしまうのは、多くの人が抱える悩みです。
でも、人と比べること自体は良し悪しがあるわけではなく、周りとの違いをどう捉えるかが重要になります。
人と比べて劣等感を持つのは、それだけ向上心がある証。
悪影響のある他者比較から卒業し、劣等感を手放すために、ここで紹介してきた7つの方法を実践してもらえればと思います。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
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