やる気と給料の相関を徹底解明!お金がないからやる気が出ないを改善する方法とは?
「お金がない・給料が安いからやる気が出ない…」
「やる気と給料の相関を知りたい」
「お金がないのにやる気も出なくて、ここままではマズい…」
これらの悩みを解決したり、望みを実現したりする方法を、論文やデータをできる限り引用してまとめました。
お金とやる気の相関を知ることで、今までの知識の間違いを修正でき、お金もやる気もある生活を実現できるはずです。
「給料さえ上がればやる気が出るのに…」と思いながらも、そう簡単に給料が上がらないことはわかっている。
だからといって、「給料がないからやる気が出ない」などと言っているだけでは何も変わらないこともわかってる。
今の冴えない日常が続くのは嫌。
だけど、やる気が出ず、行動が起こせず、何から始めたらいいかわからない。
このような葛藤を抱え、今のままではマズいのに何も動き出せない人は一般的にもたくさんいます。
この記事を最後まで読むことで、そうした人たちの集団から抜け出すことができるでしょう。
どうせなら、我慢ばかりで冴えない毎日よりも、お金にもやる気にも溢れた楽しい毎日の方が良いですよね。
では、本題に入っていきましょう。
最初に結論からお伝えしていきます。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
スポンサードリンク
\ すでに1,191人も参加してくれました /
/ あなたもコレでもっと \
/ 自分を知ることができるでしょう \
1.お金がない・給料が低いとやる気は出ない。しかしお金があればやる気が出るわけではない。
お金とやる気の関係について結論から言うと、お金がない・給料が低いとやる気が下がります。
お金がないことによってメンタルにさまざまな悪影響を及ぼし、その結果、やる気が低下するからです(詳細は第2章)。
ただし、給料が高くても仕事のやる気に繋がらないことも、あらゆる調査・研究によって明らかになっています(詳細は第3章)。
つまり、『無駄にやる気を下げないためにはお金が必要。だけど、高いやる気を引き出すにはお金以外の要素が必要』だということなんですね。
なので、「お金さえあれば(給料さえ高ければ)、私もやる気が上がるのに!」という考えは、半分正解で半分不正解。
じゃあ、まずは最低限の給料を確保してやる気が下がらないようにし、それからやる気を高めていけばいい、となるのですが…
現実的には、すぐに給料を上げることは不可能ですよね。
したがって、今の状態からやる気の低下を防ぎ、やる気を高めていく対策を行っていかなければいけません。
どうすれば、お金もなくやる気もない状態から現実的に抜け出すことができるのか?
お金とやる気の相関を詳しく明らかにしつつ、具体的にお伝えしていきます。
スポンサードリンク
2.なぜお金がないとやる気が出ないのか?|3つの理由
第2章では、お金がないとやる気が出なくなる主な理由を3つ紹介します。
- 2-1.お金がないストレスがうつ病のリスクを6倍高めるから
- 2-2.お金がないストレスが睡眠不足を招くから
- 2-3.お金がない・給料が低いことにより自尊心が低下するから
1つずつ詳しくみていきましょう。
2-1.お金がないストレスがうつ病のリスクを6倍高めるから
お金がないとやる気が出なくなる理由の1つ目は、お金がないストレスがうつ病のリスクを6倍高めるからです。
借金のストレスレベルに関するアメリカの研究で、借金のストレスがある人はない人に比べてうつ病になるリスク6倍あることがわかりました。
うつ病は、楽しみを感じない、気分が晴れない、無気力といった症状が現れます。(参考:厚生労働省「こころの耳」)
軽度でもうつ病になってしまうと、やる気が出ないなどの症状が出てしまうんですね。
なので、お金がないストレスによってやる気が出なくなります。
2-2.お金がないストレスが睡眠不足を招くから
お金がないとやる気が出なくなる理由の2つ目は、お金がないストレスが睡眠不足を招くからです。
2008年のピッツバーグ大学の研究によると、経済的に苦しい人ほど睡眠の質が低下している、ということがわかっています。
睡眠不足になると、不安や抑うつ傾向が強まります。(参考:国立精神・神経医療研究センター「睡眠不足で不安・抑うつが強まる神経基盤を解明)
したがって、やる気が低下してしまうんですね。
あくまで、「自分がお金がないと感じるストレス」が原因なので、収入の大小は関係ありません。
収入が高くても自分にはお金がなくて不安だと感じていたら、脳はさらに不安を感じるようになってしまいます。
2-3.お金がない・給料が低いことにより自尊心が低下するから
お金がないとやる気が出なくなる理由の3つ目は、お金がない・給料が低いと自尊心が低下するからです。
独立行政法人の労働政策研究・研修機構の研究によると、給料が高ければ高いほど(この調査では月収40万円までを調査)自尊心が高まるということがわかっています。
逆に言えば、給料が安ければ自尊心は低くなるということ。
自尊心が低ければ、
「どうせ自分が頑張ってもできっこない」
「才能もない自分が頑張ったところで無駄だ」
「失敗して周りに笑われるだけだ」
などと考えてしまい、行動する前に自分で自分のやる気を下げてしまいます。
以上が、「お金がないとやる気が出なくなる3つの理由」でした。
実は、お金がないことがやる気が出ない直接的な原因になっているわけではありません。
お金がないことによって精神的にむしばまれ、その結果やる気が低下していることがほとんどなんですね。
なので、自分の精神的な健康を保つ意味でも、自分がお金に対して強い不安を感じないくらいの収入を稼げるようになることが重要です。
では、お金さえ稼げれば、やる気に満ち溢れた毎日になるのか?
たとえば、今の職場ではすぐに給料が上がらなくても、満足できる給料がもらえる会社に転職することは可能です。
仮に理想的な給料がもらえる転職ができたとして、毎日最高のモチベーションが湧いてくるのか?
こう書くということは、多くの方の予想通り、お金でやる気が最高まで高まるわけではありません(笑)。
実際、かなり多くの人から「正社員で給料も悪くないんですが、今の仕事に対して全くやる気が出ず困っています…」という相談が寄せられます。
なぜ十分な給料をもらっていてもやる気が出ないのか?
第3章では、やる気と給料の相関関係を明らかにしていきましょう。
3.やる気と給料の相関関係|最高のモチベーションはお金では手に入らない
数々の研究で分かっていることは、やる気と給料の相関関係はごくわずかしかないということです。(参考:賃金と仕事の満足度の関係)
また、2001年にノーベル経済学賞を受賞したジョージ・アカロフの研究では、「昇給がもたらす仕事の生産性アップは3時間しか効果がなかった」ということもわかっています。(参考:給料と労働意欲のひねくれた関係)
従業員のやる気を高め、事業の生産性を高めるために昇給しても3時間しか効果が持たないなんて、なかなか衝撃ですよね。
(私はこの事実を知ったときはビックリしました)
たしかに、昇給したり給料が高い会社に転職が成功したりすれば、その瞬間はやる気が上がるかもしれません。
しかし、
「給料が高めればやる気が上がるはず!」
と期待しすぎていると、一度やる気が上がったとしてもそれは一瞬で、時間がたつにつれ、
「あれっ?給料が上がったのにやる気が続かない…なんかおかしいぞ?」
となってしまうのです。
実際に、過去に私が出会った、年商数億円稼ぐ経営者、月収数百万円稼ぐフリーランス、これからも安泰な大企業に勤める正社員の中には、
「最近、仕事に対してやる気が出ないんだよね」
と悩んでいる人もいました。
生活をしていく上で十分すぎる収入があったり、会社員として恵まれた立場にいたりしたとしても、お金辞退をモチベーションにしているとどこかで限界が来てしまうんですね。
では、仕事に対してやる気を最大限高めるにはどうすればいいのか?
いよいよ、確信に迫っていきます。
スポンサードリンク
4.お金を稼ぐモチベーションを高めるには「内的動機づけ」「淡蒼球の活性化」が必須
お金を稼ぐことや仕事へのモチベーションを高めるには2つの方法があります。
- 4-1.内的動機づけ
- 4-2.淡蒼球の活性化
1つずつ詳しくみていきましょう。
4-1.内的動機づけ
お金を稼ぐことや仕事へのモチベーションを高める方法の1つ目は、仕事に対して内発的な動機を作ることです。
仕事を行う動機(仕事に対してのやる気)には、「外発的動機」と「内発的動機」の2種類があります。
「外発的動機」は、活動によって得られるものをやる気の源にすることです。
たとえば、以下のようなものは外発的動機の例として挙げられます。
- お金のために仕事をする
- 社会的に価値のない人間になりたくないから仕事をする
- 希望する大学に合格したいから勉強をする
これら「外発的動機」は、第3章でも述べたように、やる気が長続きしにくい、という特徴があります。
対して、「内発的動機」は、その活動そのものから得られるものがやる気の源になっている状態です。
たとえば、仕事を例にすると以下のような状態が挙げられます。
- その仕事が好きだからその仕事をする
- その仕事が楽しいからその仕事をする
- 仕事をしているときの「自分出来てる感」を味わいたいから仕事をする
何かに対してやる気を出す場合は、外発的同期よりも内発的動機の方が重要だということは、数多くの研究で明らかになっています。(参考:名古屋大学「報酬の効果に関する世間の誤解は根深い」)
しかも、内発的動機でやる気が高まっている人に外発的動機となる報酬を与えてしまうと、逆にやる気が落ちる、ということもわかっているんですね。
恐ろしい・・・
だからこそ、仕事に対してモチベーションを高めるには、内発的動機を持つことが重要です。
仕事に対して内発的動機を持つには、以下の2つを意識します。
- 仕事に対して好奇心を持つこと
- 主体的に仕事に取り組むこと
仕事に対して好奇心を持つことで、仕事自体に面白みや興味を持つことができ、次第に内発的動機が作られていきます。(参考:「内発的動機づけ:実験社会心理学的アプローチ」)
なので、「つまらない仕事ばかり」と受け身の姿勢ではなく、「この仕事はどんなところが面白いんだろう?」と、前向きに楽しい部分を探そうとするといいですね。
感情的には「今の自分の仕事に楽しいところなんてないよ」と思うかもしれません(笑)。
ですが、少し頑張って探してみると、意外と見つかるものですよ。
また、仕事に対して主体的に取り組むことで、自分が仕事をコントロールしている感覚(自己効力感)を味わうことができ、内発的動機が高まっていきます。
仮に今の仕事が全く面白くなくても(笑)、「この仕事をもっと効率よくこなすにはどうすればいいだろう?」と考えて仕事に取り組むことは可能です。
こうした本の小さなチャレンジでも、うまく効率化出来たら「よっしゃー!」と達成感を感じるもの。
すると、「もっとうまくやるには何ができるか?」と仕事に対して創意工夫するようになり、仕事を楽しめるようになります。
【あわせて読んでおきたい】
主体性を持つ方法|主体性がない人が主体性を身につけるには?がわかる!
スポンサードリンク
4-2.淡蒼球の活性化
お金を稼ぐことや仕事へのモチベーションを高める方法の2つ目は、やる気がなくても行動することです。
脳科学的には、そもそも「何もせずにやる気が出る」という状況はありえません。
なぜなら、まず行動することで脳の淡蒼球が活発化し、それと同時にやる気の元となるドーパミンが出るからです。(参考:池谷裕二が指南!やる気が出る「脳」のだまし方)
逆に言えば、何も動かなければ淡蒼球は活性化せずドーパミンも出ないので一生やる気が出ないということ!
「やる気が出るまで待つ」という行為は、脳科学的にはめちゃくちゃヤバい行為だったんですね(笑)。
なので、日常生活からやる気を高めるには「運動習慣を持つ」ことがカンタンかつ効果的です。
運動習慣を持つことで普段からドーパミンを出していれば、やる気が出やすくなるだけでなく、不安や抑うつの解消、睡眠の質の向上、幸福感アップなどさまざまなメリットがあります。
激しい運動なんてしなくても、30分から1時間ちょっとだけ速足でウォーキングするだけで十分。
ゴチャゴチャ悩むくらいなら、今すぐジャージに着替えて歩きに出ちゃうのがいいですね。
以上が、「お金を稼ぐことや仕事へのモチベーションを高める本質的な2つの方法」でした。
仕事に対して内発的動機付けをし、運動等で淡蒼球の活発化もすれば、やる気はどんどん高まっていきます。
まずはどちらか、あなたがやりやすそうだと感じた方から試してみるといいですね。
5.自分のやりたいことを見つけておくと、より内発的動機が高まりやすくなる
自分のやりたいことを明確にし、それを仕事にすることができれば、やりたいくて楽しく仕事ができるから、自然と内発的動機が高い状態になります。
しかも、楽しく仕事をしているうちに淡蒼球が活発化し続けるので、やる気はほとんど衰えない。
当然、そうやってやる気に満ち溢れて仕事をしていたら、スキルが身に付き、給料が高い仕事を得ることもしやすくなるでしょう。
なので、「自分のやりたいことを見つける」ことが、お金がなくやる気もない状態から抜け出すための一番の方法です。
もしかすると、何らかの問題があって、やりたいことが見つかっても今すぐにそれを仕事にすることができない人もいるかもしれません。
でも、やりたいことをすぐに仕事にできなくても大丈夫。
私のメルマガ読者さんで仕事が嫌で嫌で仕方がなかった方がいたのですが、その方が趣味で自分のやりたいことを見つけた結果、
「以前までは仕事が本当に嫌だったけど、やりたいことが見つかった今は、『この仕事のおかげでやりたいことができている』と考えられるようになって、仕事を前向きに取り組めるようになりました!」
とおっしゃるようになったのです。
こんな風に、自分のやりたいことが見つかれば、それがたとえ趣味レベルだったとしても、仕事に対して認識が変わることもあります。
当然、仕事そのものをやる意味を自分で感じられているので、内発的動機付けも高い状態です。
もし、できる限りやる気を高め、お金がない状態からの抜け出したいのであれば、自分のやりたいことを見つけることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
単純に内的動機づけを高めたり、淡蒼球を活性化したりするだけよりも、より大きな効果が得られるはずです。
自分のやりたいことを見つけるには、以下の「DISCOVERYメソッド」が便利です。
\ すでに1,191人も参加してくれました /
/ あなたもコレでもっと \
/ 自分を知ることができるでしょう \
これまで私が研究したやりたいこと発見ノウハウのうち、カンタンに答えられ効果が高い質問を15個厳選し、電子書籍にまとめました。
今だけ、期間限定で無料でプレゼントしています。
やりたいこと発見について時間とお金をかけてイチから調べたいのであれば、本やセミナー、ネットで調べても良いかと思いますが、「DISCOVERYメソッド」を試してみてからでも遅くはないと思います。
あなたもぜひ自分のやりたいことを見つけ、仕事へのモチベーションを高めてみてください。
まとめ|やる気と給料の相関を徹底解明!お金がないからやる気が出ないを改善する方法とは?
今回の記事「やる気と給料の相関を徹底解明!お金がないからやる気が出ないを改善する方法とは?」では、以下をお伝えしました。
【お金がないとやる気が出なくなる3つの理由】
- お金がないストレスがうつ病のリスクを6倍高めるから
- お金がないストレスが睡眠不足を招くから
- お金がない・給料が低いことにより自尊心が低下するから
【やる気と給料の相関関係】
- お金では最高のモチベーションは手に入らない
【仕事・お金を稼ぐモチベーションを高める2つの方法】
- 仕事に対して内発的動機付けを作る
- やる気が出る前から行動する(淡蒼球が活発化)
まとめると、
『無駄にやる気を下げないためにはお金が必要。だけど、高いやる気を引き出すには内発的動機付けや行動が必要』
だということです。
なので、仕事に対してやる気を高めていきたい場合は、お金よりも内発的動機付けをすることが効果的な解決方法になります。
長くなりましたが、最後までお読みくださりありがとうございました!
あなたが、お金にもやる気にも恵まれた日々を実現できることを祈っております。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
スポンサードリンク
この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
お仕事の依頼はこちらから↓↓
>>サービス・仕事の依頼について
電子書籍「DISCOVERYメソッド」を無料プレゼント中!
自分のやりたいことや自分軸の見つけ方がわかります。
「DISCOVERYメソッド」で学ぶことで、自分のやりたいことや自分軸の正しい見つけ方がわかり、もう他人に振り回されることがなくなり、自分がすべきことを自分で決断できるようになるでしょう。
先に参加した方々からは、以下のような感想も届いています。
重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
5秒で登録完了。配信解除はいつでも可能です。