定年後は「ゆる起業」で生きる!失敗せずにやりがいを掴むためには
どーも、西村敏です。
「定年後にゆる起業をしたい」
そう思うあなたは働くことが好き(もしくは嫌いじゃない)だったり、仕事をして周りに喜ばれるのが嬉しかったり、するのではないかと思います。
そうじゃなければ、定年後にやりがいを求めてゆる起業したい、とは思いませんよね。
もちろん、老後のお金が心配、という想いもあるとは思いますが、お金だけ稼げればいいなら、もっとお金だけを稼ぐ方法を調べているでしょう。
定年後にゆる起業を軌道に乗せる。
私が思うゆる起業を軌道に乗せた状態とは、あなたの得意なことを活かして仕事ができ、経費でいろいろお金を使うことができて、なおかつ手元に毎月20万円くらいお金を残せるようにする、という感じです。
定年後、そんな風に生きていけたらいいですよね。
じゃあ、定年後にゆる起業でうまくいくにはどうすればいいか?
起業でうまくいくためにやらなきゃいけないことはたくさんありますけど、「何が一番重要か?」と聞かれたら、「コレに間違いない!」と自信をもって答えられるものが見つかりました。
ゆる起業に限らず、今の時代に起業してうまくいくには必須の要素、だと私が思っているものです。
現役時代にこの要素を磨いておけるかどうかで、ゆる起業でうまくいくかどうかがホント決まりますよ~。
というわけで、今回の記事では、「定年後にゆる起業をスッと軌道に乗せるために、現役時代にやっておくべきこと」をお話していきます。
定年後にゆる起業で成功するって「人生をより楽しむために」目指すものだと思うので、この記事も楽しんで読んでもらえたら嬉しいなと思います。
では、本題に入っていきましょう!
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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定年後のゆる起業5原則
そもそも「ゆる起業」という言葉は、銀座セカンドライフが商標登録している言葉です。
銀座セカンドライフ社長の片桐実央さんが「片桐実央の実践! ゆる起業」という本を書いていて、そこで出てくる言葉なんですね。
なので、もしかすると、片桐さんの本を読んだりセミナーに参加されたことがある人は、すでに「ゆる起業の5原則」は知っているかもしれません。
もし「ゆる起業の5原則」を知っているなら、ここは読み飛ばしちゃってもOKです(笑)。
ただ、「ゆる起業の5原則」を知らない人だったり、忘れてしまった人もいると思うので、一応解説しておきます。
片桐さんの提唱する「ゆる起業」は、20代30代の起業してバリバリお金を稼ぐのとは違い、シニア層が求める「やりがい」「社会との接点」「人生を楽しむこと」を満たすことができる起業をしましょう、というものです。
これは非常に時代とマッチしていて、なぜなら私の感覚では、今の20代30代もお金をバリバリ稼ぐために起業しようというよりは「やりがい」「社会との接点」「人生を楽しむこと」を求めて起業する人が多いし、そういう人の方がうまくいきやすい傾向があると感じています。
そんな「ゆる起業」でうまくいくために、片桐さんは以下の「ゆる起業の5原則」を掲げています。
1.本当にしたいと思えること
2.やりがいを感じること
3.経験を活かせること
4.利益をあまり追求しないこと
5.健康が一番であること
この5つの原則を守りながら起業していきましょう、という話です。
でもですよ、じゃあ、どうやって5つの原則に当てはまる起業をしたらいいの?というのがわかりませんよね。
そこで、具体的にゆる起業するための自分のビジネスを探す方法として、片桐さんはある検討方法を教えてくれています。
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ゆる起業は「3つの円」が重なる領域でやれ!
具体的にどんなビジネスをやればいいか?
この疑問に対して片桐さんは、
- 好きなこと(やりたいこと)
- 得意なこと(できること)
- お金になること(市場性)
の3つを書き出して、その中で重なり合うものを絞り込んでいく作業(以下の図を参照)し、重なり合った領域で起業すれば成功する確率が上がる、と言っています。
図にすると、「そんな3つが重なる領域なんてあるのかな?」と思うかもしれませんが、3つの要素に対してそれぞれで書き出していって、被るやつを見つければいいです。
たとえば、最近の私なら
・好きなこと(やりたいこと)
人と会うこと
美味しいものを食べること
文章を書くこと
・得意なこと(できること)
人のモチベーションを上げること
ゼロからビジネスを作ること
文章を書くこと
・お金になること(市場性)
ネットの集客のお手伝いをすること
文章を書くこと
人にビジネスをやり方を教えること
という感じで書き出せるので、「文章を書くこと」が3つの要素で重なり合いました。
なので、私にとってゆる起業で成功しやすいビジネスは「文章を書くこと」となるワケですね。
こんな感じで片桐さんは、3つの要素それぞれで書き出せるだけ書き出していって、重なる項目をいくつか見つけられると、あなたがゆる起業で成功しやすいビジネスが見つかる、とおっしゃっています。
・・・、というところまでが「ゆる起業」の基本知識です。
ここまで大丈夫ですかね?
あっ、「ゆる起業の5原則」を知っててここまで読み飛ばしてきた方は、ここから読み進めてみてください。
ここからが重要な話です。
片桐さんがおっしゃるように、好きなこと・得意なこと・お金になること、が重なり合うが見つかって、その分野でゆる起業できたら、やりがいもあって、楽しくて、お金もちゃんと稼げる仕事ができるでしょう。
しかし、私がこれまで多くの方の起業サポートをしてきた感じでは、3つの要素を書き出すときにこんなことで悩む人が多いんじゃないかと思います。
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「好きなこと」「得意なこと」があまりなく、定年後のゆる起業でやるべきビジネスが見つからない…
実際に、ゆる起業するビジネスを見つけるための3要素
- 好きなこと(やりたいこと)
- 得意なこと(できること)
- お金になること(市場性)
を書き出そうとすると、意外にも好きなことや得意なことがほとんどない、という人もいるのです。
私はこれまでいろんな起業相談にのってきましたが、「起業したいんだけど、どんなビジネスをすればいいかわからない」という相談は結構多かったのです。
「お金になること」はネットを調べればいくらでも見つかります。
人の相談に乗る、忙しい人の代わりに買い物を代行する、人に何か教える(家庭教師など)、物を安く仕入れて高く売る、文章を書く、などなど。
ですが、「好きなこと」「得意なこと」はネットを調べても出てきません。
これらは、自分自身の人生を振り返り、これまでやってきたことや今もやっていることから見つけていくしかありません。
しかし、最近の自分の人生を振り返ると、仕事と家族サービスばかりで、自分の好きなことややりたいことをやっている暇がなく、そもそも自分のやりたいことなんて忘れてしまった…、という人も多いのです。
これは、あなたが悪いわけではありません。
会社のため、家族のため、と周りに合わせなければならない風潮によって、個人の想いがないがしろにされやすい社会になってしまったせいです。
とはいえ、社会のせいだから仕方ない、とばかりは言っていられません。
なぜなら起業は「自分にできることで社会やお客さんに貢献していくこと」だからです。
ということは、自分ができることを見つけるか作るかすることが、ゆる起業の第一歩になるんですね。
もし今、好きなことや得意なことがパッと頭に思い浮かばなかった方がいたとしても、全然心配することはありません。
それは、好きなことや得意なことがないのではなく、ただ単に忘れているだけ、という可能性が高いからです。
「起業したいけど何をしたらいいかわからない」という人には、私はよくこんなワークを紹介してきました。
できるのであれば、自宅でも近所のカフェでもいいので少し一人で集中できる場所に行って、手帳やノートを開き、好きなこと・得意なことを書き出す時間を取ってみてください。
そのときに最近の事だけではなく、あなたが生まれてから、学生時代や若い頃のこと、10年くらい前のこと、と0歳からのあなたを振り返りながら書いてみるといいです。
すると、「子供の頃、親にこんなこと褒められたな」「そう言えば、ずーっと好きでサッカーやってたな」とかいろいろ思い出せるはずです。
そうやって自分の好きだったことやハマっていたことを思い出すと、好きなことや得意なことをどんどん思い出してきます。
それがビジネスになるとかお金になるとかは一旦考えなくていいです。
思い出したこと、閃いたことをただひたすら書き出す。
そうやってまずは「好きなこと」「得意なこと」のヒントを自分の中から出し切ることをスタートにしてみると、近いうちに自分の好きなことや得意なことが見えてくるようになるはずです。
【あわせて読んでおきたい】
いきなりビジネスになりそうな「好きなこと」「得意なこと」が見つかる人なんてそうそういません。
ゆる起業を提唱している片桐さんも「準備の大切さ」をおっしゃっていました。
私もどんな状態からでもゆる起業できるまでしっかり準備してくことが本当に大切なことだと思っています。
そういう意味では、定年後にゆる起業で成功するためには、以下のことは心に刻んでおく必要があります。
\ すでに1,191人も参加してくれました /
/ あなたもコレでもっと \
/ 自分を知ることができるでしょう \
ゆる起業はラクしてゆるーく成功できるという話ではないということ
「ゆる起業」という言葉だけを見ると、なんとなく、ラクにゆるく起業しても成功できるスタイルがあるのかな、と思ってしまいがちですが、決してそんなことはありません。
片桐さんも、ラクしてゆるーく起業して成功できる、とは言っていないと思います。
片桐さんの言う「ゆる起業」とは、起業してたくさんお金を稼いで、儲かったらどんどん人を雇って、事業拡大もして、さらに儲ける、みたいなスタイルと比較して、ひとりで(少人数で)できることで地に足を付けてやっていくゆったりサイズの起業をしようよ、ということです。
ガツガツお金を稼ぐより、できることでソコソコのお金を稼いで、というのを「ゆるい」と表現しているだけなんですね。
ラクしてゆるーくお金を稼ごうとしてもうまくいきません。
たとえば、外食しに行ったときに、お店の店員さんが、キビキビ働くのが嫌そうで、ラクしてべちゃくちゃしゃべっている人ばかりだったら、正直「もうこの店には来たくないな」とか思うじゃないですか。
そういう店って、すぐ潰れちゃいますよね。
でも、すごくキビキビ一生懸命に働いていて、お水やおしぼりを出してくださるときもニコッと微笑んで対応してくれたら、「この店いいな♪」と思うんです。
そういう店って、やっぱりお客さん入っているし、うまくいっているところが多いんですよね。
起業は、稼ぐ金額が多いから真面目にやらなくちゃいけなくて、稼ぎ金額が少なければラクしてゆるくできる、というものではありません。
ガッツリ稼ぐ企業だろうが、ゆる起業だろうが、お客さんに対して真摯に一生懸命、できることをやらせていただく、という気持ちが必要なのは同じなんですね。
起業するなら、この気持ちだけは絶対に忘れてはいけないな、と私は思います。
逆に、この気持ちさえ忘れなければ、たいていのことはうまくいきますし、ピンチになっても周りの人が助けてくれたりもします。
その上で、定年後にゆる起業で成功するために、現役時代に準備しておくべき「一番重要なこと」はコレです。
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得意なことを徹底的に磨いて、ゆる起業したときに活かせるレベルにしておく
自分の人生を生まれてから振り返ったら、これまで得意にしてきたことやできるようになったことは少なくともいくつかは見つかるはずです。(多くの人は意外とたくさん出てビックリします。)
得意なことを書き出せたら、とりあえず今の段階で「ゆる起業するときに活かせそうなもの」を1つか2つ選んで、徹底的にそのスキルを磨くといいです。
もし、得意なことが何も出てこなかった、ゆる起業するときに活かせそうなものがない、という人は、好きなことややりたいことをゼロから始めて、それを徹底的に磨くのでもいいです。
私の場合、「文章を書くこと」でした。
正直に言えば、文章を書くことなんてめちゃくちゃ苦手で、今こうして文章を書く仕事をしているということを昔の自分が見たら信じられないと思います。
全く得意ではなかったのですが、「文章を書けるようになったら起業したときにかなり使えるだろう」と思ったので、文章スキルを磨くことにしたのです。
文章の書き方に関する本は、これまで延べ100冊以上は読んできました。
ブログも1000記事以上は書いたし、文章のコンサルをお願いして何度もボコボコに添削してもらったりもしました。
そのおかげで今は、こうしてブログで情報発信できるようになりましたし、文章の書き方のアドバイスを求められて多くの人にアドバイスできるようにもなりました。
文章を書くことなら、周りにいる人を適当に100人くらい集めてきて勝負しても、そうそう負けない自信もつきました。
おかげで今は、文章の書き方を教える仕事をすることもできています。
さらに、文章を書くことも好きになりました。
得意なことを磨くには、正直少し時間がかかります。
なので、定年後にゆる起業をしてから得意なことを磨くのでは、ちゃんとお金をもらえるような仕事ができるようになるまでに時間がかかりすぎてしまって、運転資金が持たずに失敗しやすくなるんですね。
だからこそ、定年後にゆる起業で成功するには「現役時代に得意なことを徹底的に磨いておく」ことが一番重要なのです。
現役時代に得意なことを磨いておいて、お客さんからお金をもらえるレベルになっておけば、定年後にゆる起業を始めたときにすぐにお金を稼いでいくことができます。
お金を稼げるだけじゃなくて、好きなことをしながら、お客さんがすぐについて、そのお客さんも喜んでくれるので、やりがいを持って楽しく仕事をしていくことができるのです。
まずは1つ武器をちゃんと持つこと。
そうすれば、定年後のゆる起業で成功する道が見えてきますよ。
\ 武器を1つ持ちたい人へ /
まとめ|定年後は「ゆる起業」で生きる!失敗せずにやりがいを掴むためには
今回の記事「定年後は「ゆる起業」で生きる!失敗せずにやりがいを掴むためには」では、
- 定年後のゆる起業5原則
- 「好きなこと」「得意なこと」があまりなく、定年後のゆる起業でやるべきビジネスが見つからない…
- ゆる起業はラクしてゆるーく成功できるという話ではないということ
- 得意なことを徹底的に磨いて、ゆる起業したときに活かせるレベルにしておく
をお話してきました。
一言でまとめると、
定年後のゆる起業で成功するために一番重要なことは、【現役時代に得意なことを徹底的に磨いておくこと】です。
「ゆる起業」というスタイルは、1つ以上武器を持っている人にとってはかなり成功しやすい起業モデルなので、まずは1つ武器を持つところから始めていけると、将来が明るくなりますね。
【次ページ:普通の会社員や主婦が自分の力で稼げるようになった方法とは?】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
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