自分はいらないんじゃないか…存在価値がないと感じる人が存在価値を高める方法
「私なんか誰からも必要とされていない...。私の居場所なんてどこにもない」
「私の存在価値ってなに?自分はいらない存在なんじゃないか...?」
私も、自分の存在する理由って?と思い調べてみたことがあります。
そこで見つけた回答は「生きているだけで価値がある」「ありのままの自分で生きなさい」なんてことばかり・・・。
「ありのままの自分じゃ上手くいかない」と感じているから悩んでいるのであって、そんなありきたりな言葉で納得できるほど簡単な悩みじゃないですよね。
なので、この記事では「自分はいらないんじゃないか」と感じている人がどうすれば楽しく生きていけるのか、私が実際に試したことや相談者と一緒に実践してみて効果のあった方法をお話しています。
なぜ自分をいらない人間だと思ってしまうのか?
その原因と改善策が分かるので、もっとのびのびと自由に自分の人生を生きられるようになるはずですよ。
それでは早速お話していきますね。
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
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1.問題点は「自分に価値がないこと」ではなく「自分に価値がないと思ってしまうこと」
「自分はいらない存在なんじゃないか?」
と自問したとき
「はい。私はいらない存在です...」
とは答えたくないですよね。
ですが、「自分はいらないんじゃないか?」の究極の答えは、世界中全ての人が「私はいらない人間です」に行きつきます。
なぜなら、どんなに偉大な人物だろうが、万人から慕われるほどの人格者だろうが、その人がいなくなっても世界は滅びないからです。
しかし、多くの人は「自分に存在価値がないのか?」と自問したとき「いやいや、そんなはずは...」と思いたくなりますよね。
自分には存在価値がないと認めてしまえば、生きる意味を失ってしまうからです。
人間には「生きたい」と思う生存本能がある。
なので、本能と思考がぶつかり合い、存在価値がないのかあるのか、答えが出せないままどんどん深みにはまっていってしまうんです。
答えが出ないループにハマらないためには、「私は不要な人間である。そして私以外のみんなも不要な人間である」といったん認めたうえでどうするか?が大事になってきます。
それでも・・・
「あなたがいなくなると悲しい」
「あなたと一緒にいたい」
「あなたがいてくれて良かった」
と周りに必要とされている人もいますよね。
そういう人と比べたら、
「私にはそういう風に思ってくれる友人もいないし、居場所もない。」
と感じる人もいるかもしれません。
私はあくまで「世界という視点においては”ほぼ全員不要”」と言っているだけです。
「人が人を必要としていない」とは言っていません。
現実的には、「確かに世界にとっては不要かもしれないけど、周りの人にとっては必要である人」がほとんどですよね。
で、周りの人に必要とされている人ほど、自分の存在価値を実感しやすいのです。
だからあなたも、自分で自分の存在価値を認められるようになりたければ、まずは「自分が誰か一人にとって大事な人」を目指してみましょう。
世界や社会でどんなに重要なポジションにいる人でも、周りの人からは大事に思われていなかったら、どんどん「自分には価値がない」「さみしい」という想いが強くなってしまいます。
そうならないためにも、まずは冷静に「自分は世界にとって不要である」と認めて、その上で「誰にとって大事な人でありたいか」を決めていくことが大事。
そこで最初に自分の存在を否定してしまう原因について、次の章でお話していきますね。
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2.「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう生き方|ズバリ、コレが原因です!
「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう原因は全部で8つあります。
ひとつずつみていきましょう。
- 1.自己肯定感が低い
- 2.全員に必要とされようとしている
- 3.自分を必要としない人の評価を気にしすぎ
- 4.誰でもできる、代わりがいるような仕事ばかりをしている
- 5.自分を必要をしてくれている人に気が付いていない
- 6.自分の長所や才能を活かせていない
- 7.周りに依存して生きている
- 8.周りの人がしてほしいことをしていない
2-1.自己肯定感が低い
「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう原因の1つ目は、自己肯定感が低いこと。
自己肯定感というのは、自分のダメな部分も含めてそのままの自分を尊重する気持ちのことです。
自己肯定感が低いと「自分なんか存在する意味がない」「自分は本当にダメな人間だ」と必要以上に思い悩んでしまうことがあります。
そして、自分の存在を否定することにつながってしまうんです。(参考:日本セルフエスティーム普及協会 自己肯定感とは?)
2-2.全員に必要とされようとしている
「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう原因の2つ目は、全員に必要とされようとしていること。
「みんなに好かれたい」「誰からも嫌われたくない」と思うあまり、相手の気持ちばかりを優先してしまい、無意識のうちに自分で自分を押さえつけてしまうからです。
自分のことはいつも後回しで自分の意志を尊重しないため、自分が何のために生きているのか見失いやすくなってしまいます。
2-3.自分を必要としない人の評価を気にしすぎ
「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう原因の3つ目は、自分を必要としない人の評価を気にしすぎること。
例えば、SNSに旅行先の画像を投稿したとき、たくさんの人が良いコメントをくれたとしましょう。
しかし、1つだけでもカチンとくるコメントがあると、良いコメントのことはそっちのけで、イヤなコメントのことだけで頭がいっぱいになってしまうというようなことです。
このような現象はネガティビティ・バイアスといって、自分の身を守るために誰にでも備わっている生理的な反応のようなもの。
ただ、反応強度には個人差があって、反応強度が強い人ほどネガティブな気分を引きずりやすく、気分が落ち込んでいるときほど強く反応するようになるという研究結果がでています。
なので、メンタル状態が良くない時にはSNSから距離を置いたり、自分に批判的な態度を取ってくる人には近づかないようにしたりなどの対策を取るようにしましょう。
(参考論文:抑鬱諺者の性格特性の自己評価におけるネガティビティ・バイアス)
(参考論文:フェアか?アンフェアか?組織におけるアシメントリックな対概念)
【あわせて読んでおきたい】
人の言葉に振り回される原因と対策を徹底解説!|これでもう他人の言動に一喜一憂せずに済みます
2-4.誰でもできる、代わりがいるような仕事ばかりをしている
「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう原因の4つ目は、誰でもできる、変わりがいるような仕事ばかりをしていること。
「私が居なくなっても何も変わらないよね」と気づいたとき、自分には存在価値がないと感じやすくなるからです。
たとえば、突然仕事を休んでしまった日の翌日。
「急に休んでしまって申し訳ありませんでした」
と職場の人に謝ったとき、
「もう大変だったんだよ~。仕事が回らなくてさ。君がいてくれなないと困るよ」
なんて言ってもらえたら嬉しいですよね。
でも、誰にでもできる仕事ばかりをしていると
「全然大丈夫!何も問題なかったよ。」
なんて返事が返ってきやすくなってしまいます。
そうすると必然的に「私っていなくても良い存在なんだ」と感じる機会が増えてしまうんです。
2-5.自分を必要をしてくれている人に気が付いていない
「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう原因の5つ目は、自分を必要としてくれている人に気がついていないこと。
ネガティビティバイアスの話とも関係していますが、ネガティブなことに気をとられがちな人に多いのがこのパターンです。
そっぽを向いている人にばかり気をとられてしまい、せっかく自分のことを思ってくれている人がいるのに見過ごしてしまいます。
【あわせて読んでおきたい】
自分を大切にできない人の特徴12と自分を大切に扱う方法13選
2-6.自分の長所や才能を活かせていない
「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう原因の6つ目は、自分の長所や才能を活かせていないこと。
自分に合っていないことで頑張り続けていると「自分はできそこないだ」と感じやすくなるからです。
自分の苦手なことって、やっていても楽しくないし失敗もしやすくなってしまいますよね。
だから、自分の適性を知ることが大事なんです。
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2-7.周りに依存して生きている
「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう原因の7つ目は、周りに依存して生きていること。
周りに依存していると、与えられるのを待つだけの存在になってしまうからです。
具体的には以下のようなことになります。
- いつも誰かが話しかけてくれるのを待っている
- 自分から話題を提供することがない
- 自分から誘ったり、企画したりしない
- 責任をとらない
- 面倒なことは誰かがやってくれるのを待ってしまう
- 自分で考えず、他人の意見を自分の意志だと思い込んでしまう
- 自分で決断できない
自分の意志で行動するというよりも、他人の動きに合わせて自分も動かされるという感じですね。
そうすると、他人中心の生き方になってしまうので「私って必要?」と感じることが増えてしまうんです。
【あわせて読んでおきたい】
人に依存するのをやめたい人へ|苦しい依存体質から抜け出す方法を教えます
2-8.周りの人がしてほしいことをしていない
「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう原因の8つ目は、周りの人がしてほしいことをしていないこと。
人が自分の存在価値を感じやすいのは、誰かに「ありがとう」と喜んでもらったり、「人の役に立てた」と実感できたときだからです。(参考:「自己の存在価値意識」に関する研究一 青年期、 成人前期の自由記述分析を通し て )
感謝される回数が減れば減るほど「誰にも頼られない」「私は誰の役にも立たない」と感じることが増え、自己否定につながりやすくなってしまいます。
以上、「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう8つの原因をお話しました。
思い当たるものはありましたか?
これらの原因は、自分で自分の存在価値を作り出すことで自然と消していくことができます。
そこで、次の章では、存在価値の作り方についてお伝えします。
「自分には何もない」「何もないから生きる価値もない」と感じてしまうのは、自分の中に存在価値を探してもみつからず、自分は空っぽの人間だと思ってしまうから。
見つからないなら、自分で作ってしまえばいいんです。
そうすれば、ずっと見つからないものを探し続ける苦しみから抜け出すことができますよ。
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3.周りに必要にされる自分になる4つの方法|存在価値は作れます
自分の存在価値を作る方法は全部で4つ。
全てを取り入れなくても大丈夫なので、あなたに合いそうなものを見つけてみてくださいね。
- 1.周りの人に喜ばれる自分になる
- 2.自分にしかできない仕事や役割を作る
- 3.自分を必要としてくれる人を集める
- 4.自分を必要としてくれている人に気づく
3-1.周りの人に喜ばれる自分になる
周りに必要とされる自分になる方法の1つ目は、周りの人に喜ばれる自分になること。
人を喜ばせるのは難しいと感じている人でも、2つのステップを踏むことでどんどん人に喜んでもらえるようになりますよ。
- ステップ1.周りの人を良く観察し、必要なことやしてほしいことを見つける
- ステップ2.周りの人がしてほしいと思うことをあなたがやるようにする
ステップ1.周りの人を良く観察し、必要なことやしてほしいことを見つける
最初のステップは、周りの人をよく観察すること。
「早く誰かを喜ばせたい!」と思うあまり「観察なんてしなくても分かってる」と思ってしまうかもしれませんが...。
観察する手間を省いてしまうと、自分が良いと思うことを一方的に押し付けただけになってしまうこともあります。
そうすると、ただのお節介や自己満足に終わってしまうことがあるので注意しましょうね。
周りを観察してみると、色々なことが見えてくると思います。
例えば職場なら、
「田中さんが何か探し物をしている。見つからなくてあせっているみたいだ」
「いつもお花を飾ってくれていたのは鈴木さんだったのか!」
という感じに。
そして、気づいたことがあったら自分が相手の立場ならどうしてもらったら嬉しいか考えてみましょう。
「田中さんの探し物を一緒に探したら喜んでもらえるかな?」というように。
喜んでもらえそうなことをみつけたら、ステップ2に進みます。
ステップ2.周りの人がしてほしいと思うことをあなたがやるようにする
ステップ2では、ステップ1で気づいたことを実行に移します。
ステップ1の例を使えば、探し物をしている田中さんに「何かお探しですか?良かったら一緒に探しますよ」と声をかけてみましょう。
探すのを断られたとしても一緒に探したのに見つからなかったとしても、田中さんは「困っている自分を助けようとしてくれた」と感謝してくれるはずです。
そして、いつもお花を飾ってくれている鈴木さんには「いつもお花ありがとうございます。お花があると癒されますね」などと感謝を伝えます。
お礼を言われると、自分のことを認めてもらえたみたいで嬉しいからです。
このように、自分がしてもらえたら嬉しいと感じるとことを、まずは自分から他の人のために進んでしてあげましょう。
もし、自分から声をかけたりするのに抵抗がある場合は、誰もやりたがらないことを引き受けるという方法もあります。
たとえば、こんなことです。
- ゴミ箱がいっぱいになっていたらゴミを捨てに行く
- コピー用紙がなくなりそうになっていたら補充しておく
- 散らかっている場所があったら整理整頓する
- みんなのお茶をいれてあげる
「えー、なんで私がそんなことしなきゃいけないの。めんどくさいし、やるだけ損じゃない?」
と思うかもしれませんが、続けていれば「あなたのお陰で快適に過ごせている」と気づく人がいるはずです。
人の信用はカンタンに勝ち取れないのと同じで、コツコツと種まきを続けていくことで「あなたがいないと困る」「あなたがいないと寂しい」と思ってもらえる気持ちを育てていくことができますよ。
3-2.自分にしかできない仕事や役割を作る
周りに必要とされる自分になる方法の2つ目は、自分にしかできない仕事や役割を作ること。
自分の専門分野を作ってしまえば、あなたを頼りにしてくれる人が増えるからです。
では、どうすれば自分にしかできないことを見つけられるのか?
3つのステップに分けてお話していきますね。
- ステップ1.自分の才能や長所を見つける
- ステップ2.自分の才能や長所を磨く
- ステップ3.才能や長所を活かし、自分にしかできない仕事をする
ステップ1.自分の才能や長所を見つける
自分にしかできないことを見つけるための1つ目のステップは、自分の才能や長所を見つけること。
「私にはいい所なんてないし、なんの才能もない...」
なんて、思い込んでいる人もいるかもしれませんが、才能や長所がない人なんていません。
では、なぜ才能や長所がないと思ってしまうのか、それには2つの理由があります。
- 世界トップクラスの特技や長所でなければ才能とは言えないという思い込み
- 才能や長所は、自分の中では当たり前のことになっているため気づきにくい
才能というと「ピアノを習ってもいないのに、いきなりモーツァルトを弾けた」とか「見たものを一瞬で記憶できる」とか、いわゆる超人を想像しがち。
でも、才能とか長所というのは、誰かと比べて優れていることではなく、自分の中で得意なこと、やってもいても苦にならないことです。
例えば、本を読むのが好きな人には本を読む才能があります。
「本を読むなんて、誰にでもできるじゃん!」
って思うかもしれませんが、読解力や理解力、想像力がないと本って読めないんですよね。
それに、本を読むのが好きな人には知識欲が強い、共感力が高い、イメージ力が高いという長所もあります。
このように、日常的に何気なくしていることの中に才能や長所は隠れているんです。
自分を見つめ直しても、どうしても才能や長所が思い浮かばない場合は、自分の中で当たり前になりすぎている可能性があります。
そういう時には、家族や親しい人に「私のいい所ってどこ?」と聞いてみるといいですよ。
他の人に教えてもらうことで「え?それ普通のことじゃないの?!」と新しい発見があるかもしれません。
それから、才能や長所が隠れているポイントを見つける目印になるのが、自分が怒りを感じる部分です。
実際にあったことを例に出すと、絵をかくのが好きな人なAくんと絵をかくのは苦手なBくんが、街で見かけたポスターの絵をみてこんな会話をしていました。
A君「あのポスターの絵ひどくない?色使いが良くないな」
B君「え?普通に上手いと思うけど」
A君「そうかな。俺ならもっと上手く描けるのに...」
このように、イライラやモヤモヤを感じる心の裏には「自分ならもっと上手くできる」という気持ちが隠れています。
その証拠に、絵心のないB君は同じ絵をみても憤りを感じないんですよね。
同じように日常生活の中から自分の才能を探ってみると...。
- 遅刻する人を許せない→律儀、計画性がある
- 散らかっているとイライラする→管理能力が高い
- さぼっている人を見るとムカつく→協調性がある
このように、自分の才能が分からない人は自分はどんなことにヤモヤを感じるのか考えてみると、長所や才能を掘り当てやすくなり、自分にしかできないことを見つけやすくなりますよ。
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ステップ2.自分の才能や長所を磨く
自分にしかできないことを見つけるための2つ目のステップは、自分の才能や長所を磨くこと。
ステップ1で見つけた、自分のいいところをどんどん伸ばしていきましょう。
自分の才能や長所を磨き専門性を高めていくことで、自分の付加価値をどんどん上げていくことができます。
そして、自分の良いところを伸ばせば伸ばすほど「この人に任せたい」と思ってもらえる確率が高くなるんです。
ステップ3.才能や長所を活かし、自分にしかできない仕事をする
自分にしかできないことを見つけるための3つ目のステップは、才能や長所を活かし、自分にしかできない仕事をすること。
「そんな、自分にしかできない仕事なんてあるかな...」
といきなりハードルが高くなってしまったように感じてしまうかもしれませんが...。
自分にしかできない仕事というのは、難しい専門職につくということではなく、自分の才能や長所を売りにして「この人に任せたい」と思ってもらえる仕事をするということです。
実際にあったことを例にお話しますね。
人と接するのが好きな田中さん(仮名)が、スーパーのレジ打ちの仕事をしていました。
田中さんはおしゃべり好きな性格を生かして、自分のレジに並んでくれたお客さんには一言話しかけるようにしていたんです。
「今日は暖かいですね」
「あら、可愛いお財布ですね」
「アイスクリームは毎週木曜日がお得ですよ」
という感じに。
そういうことを続けているうちに、田中さんのレジには長蛇の列ができるようになりました。
他のレジはガラガラなのにですよ。
なぜこのような現象が起きたのかといえば「レジは田中さんにやってもらいたい」「田中さんの顔を見るとなごむ」と思うファンが増えたから。
もちろん、話しかけられるのが苦手と思う人もいるでしょうし、とにかくレジはスピード重視でという人もいると思います。
だから、みんながみんな田中さんと同じことをすれば良いということではなく、
「私は話下手だけど、レジをスピーディーにこなすのは誰にも負けない!」
「商品知識なら私に任せて!」
といように、自分の特性を売りにしていくということです。
そうすれば「誰にお願いしようか」という場面で選ばれる人になっていくことができますよ。
3-3.自分を必要としてくれる人を集める
周りに必要とされる自分になる方法の3つ目は、自分を必要としてくれる人を集めること。
あなたがせっかく価値ある魅力をもっていたとしても、波長の合わない人やその能力を必要としない人はあなたの魅力を認めてくれません。
たとえばアリの目の前にダイヤモンドを置いたとしても、他の石ころと同じで邪魔なだけ。
アリからすれば
「ダイヤなんかより飴玉ほしいんだけど...」
って感じですよね(笑)。
このように、全く同じものでも受け取る立場によって価値は変わります。
だから、あなたの良いところを分かってくれる人を集めましょうというのがこの方法です。
3つのステップに分けてお話していきますね。
- ステップ1.自分のやりたいことを見つける
- ステップ2.自分のやりたいことを泥臭くやっていく
- ステップ3.「あなたと一緒にいたい」「あなたと一緒にいると楽しい」という人を集める
ステップ1.自分のやりたいことを見つける
自分を必要としてくれる人を集める方法の最初のステップは、自分のやりたいことを見つけること。
自分のやりたいことなら続けていても苦痛を感じにくいからです。
同じことを続けていくうちに、同じ価値観の人と出会いやすくなります。
初対面の人と話すのが苦手な人でも、共通の話題をつくることができるので仲良くなりやすいですよ。
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ステップ2.自分のやりたいことを泥臭くやっていく
自分を必要としてくれる人を集める方法の2つ目のステップは、自分のやりたいことを泥臭くやっていくこと。
自分のやりたいことをコツコツ続けていくことで、やりたいことをレベルアップさせたり、自分のやっていることを誰かに気付いてもらいやすくするためです。
たとえば、メダカを育てることが自分のやりたいことだったとしましょう。
メダカを育てているうちに、どんなエサが良いのか、交配の仕方や水槽のレイアウトなど気になること、もっと知りたいと思うことが出てくるはずです。
そういうときに、どんな人に話を聞いてみたいか考えてみると、自分よりもメダカに詳しい人ではないでしょうか。
つまり、自分のやりたいことを極めていくことで「あの人なら知っているかも」「あの人に教えてもらいたい」と頼ってもらえる人になれるんです。
ステップ3.「あなたと一緒にいたい」「あなたと一緒にいると楽しい」という人を集める
自分を必要としてくれる人を集める方法の最後のステップは「あなたと一緒にいたい」「あなたと一緒にいると楽しい」という人を集めること。
そのためには、あなたのやってきたことを発信していきましょう。
ブログやYouTubeでおひろめしてみたり周りの人にチラッと話してみたり、あなたができそうと思うことで大丈夫です。
「私が人を楽しませることなんてできるかな」
と不安に思う人もいるかもしれませんが、楽しませるというのは笑わせてくださいということではありません。
自分の好きなことをしている時間って、心がほっこりしたりワクワクしたり、ずーっとこの時間が続けばいいのにと思ったりしませんか。
つまり、あなたが好きなことと同じことに興味のある人なら、一緒にその時間を共有することで自然と「一緒にいると楽しい」と思ってもらえる人になれるんです。
では、サラッと流れをおさらいしておきますね。
- まずは自分の好きなことを見つける
- コツコツ続けていく
- 一緒に楽しめる人を集める
この3つのステップで、あなたも周りの人も一緒に「楽しい」と思える時間を共有できるようにになりますよ。
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3-4.自分を必要としてくれている人に気づく
周りに必要とされる自分になる方法の4つ目は、自分を必要としてくれている人に気づくこと。
せっかくあなたを必要と思ってくれている人がいるのに、気づくことができていないのはもったいないですよね。
今からお伝えする2つのステップで、自分の居場所を見つけやすくなりますよ。
- ステップ1.今現在で自分を必要としてくれている人に気づく
- ステップ2.自分を必要としてくれている人を大切にしていく
ステップ1.今現在で自分を必要としてくれている人に気づく
まず最初のステップは、今現在で自分を必要としてくれている人に気づくことです。
「自分はいらないんじゃないか」
と思っていると、
「今までの私は要らない存在だった」
「自分の悪いところを直せば、誰かに必要な人だと思ってもらえるのかなぁ」
というように、過去の自分や未来の自分の姿を思い浮かべてしまいますが、現在の自分のままでもできることを考えてみましょう。
あなたは今までどのような人生を歩んできましたか?
楽しかったこと、嬉しかったこと、辛かったこと、傷ついたことなど色々なことがあったはずです。
自分の中では、ごくありふれた平凡なこと、終わった過去と思っていることでも、他の誰かにとっては「あなたってすごい人」「面白い人」と感じてくれることがあるかもしれません。
たとえば、あなたが今抱えている悩みや苦しみを同じように抱えている人いたら、気持ちを共有したりお互いに支えあったりすることができるはずです。
他にも、あなたが楽しいと思うことを同じように楽しいと感じている人がいて、誰かと「この気持ちを分かち合いたい」と思っている人もいるかもしれませんよね。
なにも特別な人である必要はないんです。
YouTubeとか個人ブログとかを検索してみると分かりやすいと思いますよ。
たとえば、汚れたぬいぐるみを淡々と綺麗にしていく動画とか、普通に夕飯を作っているだけの動画、何気ない日常をつづっているだけのブログなど。
一見、誰にでもアップできそうな動画、誰にでも書けそうな普通のブログでも、なんだかずっと見ちゃうってことありませんか。
なぜなのか考えてみると「あ、その感情分かる」「私だけかと思ってたけど、同じような人いたんだ」と共感したり安心したりすることができるからだと思います。
「自分はいらないんじゃないか」と考え始めてしまうと、視野が狭くなり自分の目の前にある小さな世界だけしか見えなくなってしまいますが...。
ちっぽけな自分だからこそ必要と思ってくれる人がいたり、「あなたみたいな人を探していた」という人もいたりします。
だから「あれもできない。これもできない」と悪いように考えるのではなく、
「できないからこそ分かる痛みもある」
「何もできないかもしれないけれど、話は聞けるよ」
というように、自分のできることで誰かの役に立てないか、気持ちを共有できないかという視点で自分を見てみるといいですよ。
ステップ2.自分を必要としてくれている人を大切にしていく
自分を必要としてくれる人が見つかったら、その関係を大切にしていきましょう。
関係を大切にするというのは、相手のことだけを優先するのではなく、自分のことも相手のことも一緒に大切にすることです。
本当の自分をさらけ出したら「嫌われてしまうかも」と不安に思ってしまうかもしれませんが、自分の気持ちを押し殺してばかりいると関係を維持するのが重荷になってしまいます。
人は幸福感よりも苦痛のほうを敏感に感じやすいので、自分のことを好いてくれる人よりも嫌ってくる人のほうを意識しやすいもの。
でも、本当に大切なのは、自分を嫌っている人に取り入ろうとすることではなく、自分を必要と思ってれる人に目を向けることです。
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4.自分はいらないんじゃないかという妄想は捨てよう
孤独って、一人でいるときに味わう感情だと私は思っていました。
だけど、大勢でいるのに「自分は独りである」と気が付いてしまったときにこそ、孤独感は強烈に襲ってくるんですよね。
「あの人はいつも周りに人がたくさん集まってきていいな。それに比べて私は...」
「私は他の人みたいに面白い話をできるわけでもないし、気もきかない。だから誰からも必要とされない。私なんて存在する価値がないんだ」
なんて、自分で自分の存在を否定してしまったりして...。
仏教では「自分はダメな人間だ」「自分には存在価値なんかない」と思ってしまう気持ちを『卑下慢(ひげまん)』という煩悩であると考えているそうです。
逆に「私ってスゴイ」と思うのも『高慢』という煩悩。
全く正反対の性格のように思えますが、どちらも人と自分を比べてしまうという同類の煩悩なんだそうです。
煩悩っていうのは、人がもともと持っている妄念や欲求のことなので...。
「自分はいらない存在なんじゃないか」「私は人よりも優れている」という気持ちは、多かれ少なかれ誰の心の中にもあるし、どちらも自分の妄想にすぎないということになります。
だから、あなただけが不要な存在であるということはないし、そう思い悩んでしまうのも人間である以上仕方のないことです。
大事なのは、どんな自分だろうと「それも私の一部」と受け入れて、欠点すらもムリに追い出そうとしないこと。
物事には必ず陰陽があるのと同じで、自分の欠点の裏側には必ず長所があります。
今までの辛い経験や悲しい過去も決して無駄なわけではなく、あなたの財産です。
そういう経験をしてきたからこそ、あなたを必要としている人がきっといます。
だから、誰に遠慮することなく、どっしりと自分の人生を生きていきましょう。
「自分はいらないんじゃないか」と周りを責めずに自分を顧みることができる謙虚なあなただからこそ、「私は私でよかった」と思える日がくるように願っています。
まとめ|自分はいらないんじゃないか…存在価値がないと感じる人が存在価値を高める方法
この記事では『自分はいらないんじゃないか…存在価値がないと感じる人が存在価値を高める方法』として
- 「自分はいらないんじゃないか」と感じてしまう原因
- 周りに必要とされる4つの方法
についてお話してきました。
自分は誰からも必要とされていないと感じているのなら、以下の4つの方法で自分の存在価値を作ることができます。
- 1.周りの人に喜ばれる自分になる
- 2.自分にしかできない仕事や役割を作る
- 3.自分を必要としてくれる人を集める
- 4.自分を必要としてくれている人に気づく
4つの方法全てをしなくても大丈夫なので、あなたができそうなことを取り入れてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【次ページ:1,191人が学んだ「やりたいこと発見メソッド」を、今だけ無料公開しています】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
お仕事の依頼はこちらから↓↓
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自分のやりたいことや自分軸の見つけ方がわかります。
「DISCOVERYメソッド」で学ぶことで、自分のやりたいことや自分軸の正しい見つけ方がわかり、もう他人に振り回されることがなくなり、自分がすべきことを自分で決断できるようになるでしょう。
先に参加した方々からは、以下のような感想も届いています。
重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
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