フリーランスになる前に私が準備した13のこと・準備しなかった11のこと
どーも、西村敏です。
私が会社を辞めて独立するとき、フリーランスになる前に何を準備しておけばいいか?がよくわかりませんでした。
ネットで「フリーランスになる前に」「フリーランスになる準備」と調べると準備することリストはわかるのですが、どこまでやれば完璧か?はどこまで調べても不安だったんですね。
ですが、「フリーランス・個人事業主で人生勝負してみたい!」という想いにが大きくなり、少し準備に不安がありながらも会社を辞めて独立しました。
そして、私は実際にフリーランスになって『準備の大切さ』を痛感しました。
戻れるなら会社員時代に戻って、しっかり準備してからフリーランスとして出発したい(笑)。
あなたがこの記事を読んでいるということは、これからフリーランスになろうと考えているんだと思います。
私はフリーランスになって、自分がやりたい仕事でお金を稼ぎながら「ありがとう!」と周りに感謝してもらえるようになり、いつ仕事していつ休んでもよい時間の自由さがある人生になりました。
自分の人生への責任は大きくなりますが、その分の自由さ・楽しさ・充実感は会社員時代とは比べられないものがあります。
そんな充実したフリーランスになるにも、『準備』はとても大切です。
お金もない・仕事もないフリーランスになってしまったら、人生を楽しむどころではないですからね。
そこで今回の記事では、私がフリーランスになる前に準備したこと・準備しなかったこと、そして会社を辞めたときにどんな感じだったか?を「フリーランスになる前に準備した13のこと|私の起業人生のリアル」としてまとめました。
これはやっておいたほうがいい、とか、これはやらなくていいと言ったリアルを全部出しにしていきますので、最後までお読みいただくと、フリーランスになる前の準備のリアルがわかります。
それでは早速、スタートしていきましょう!
この記事を書いている時点で私は、300件以上もの悩み相談に直接お答えしてきました。その知見・経験を活かして書いたブログやメールマガジンは、ありがたいことに多くの方に参考にしていただき、やりたいことが見つかった人や悩みが解決できた人がたくさんいます。
- フリーランスになる前に準備した13のリアル
- フリーランスになる前の準備1|フリーランスになってからの稼ぎ方・スキルの勉強
- フリーランスになる前の準備2|ブログ作成で収入&仕事の依頼確保
- フリーランスになる前の準備3|半年~1年分の生活費となる貯金
- フリーランスになる前の準備4|クレジットカード作り
- フリーランスになる前の準備5|仕事をしながら準備を進める時間管理力
- フリーランスになる前の準備6|ローンは全部払い切る
- フリーランスになる前の準備7|すでにフリーランスの人・これからフリーランスになる人の仲間を作る
- フリーランスになる前の準備8|集中するスペースを作る
- フリーランスになる前の準備9|名刺
- フリーランスになる前の準備10|ネットバンキング
- フリーランスになる前の準備11|健康への投資
- フリーランスになる前の準備12|お金の勉強
- フリーランスになる前の準備13|独立したと周りに言う
- 会社を辞めてフリーランスになったときの5つのリアル
- フリーランスになる前に準備しなかった11のリアル
- フリーランスになる前の準備しなかった1|個人事業主の開業届
- フリーランスになる前の準備しなかった2|確定申告の勉強と確定申告用のソフト
- フリーランスになる前の準備しなかった3|確定申告の青色申告
- フリーランスになる前の準備しなかった4|住宅ローンなどのローンは絶対に組まない
- フリーランスになる前の準備しなかった5|小規模企業共済制度
- フリーランスになる前の準備しなかった6|事務所
- フリーランスになる前の準備しなかった7|事業用の口座
- フリーランスになる前の準備しなかった8|見積書・請求書等
- フリーランスになる前の準備しなかった9|SNSでの配信
- フリーランスになる前の準備しなかった10|国民年金
- フリーランスになる前の準備しなかった11|相談する相手を作っておく
- まとめ|フリーランスになる前に私が準備した13のこと・準備しなかった11のこと
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フリーランスになる前に準備した13のリアル
私がフリーランスになる前に準備したことを洗い出したら13個ありました。
- フリーランスになる前の準備1|フリーランスになってからの稼ぎ方・スキルの勉強
- フリーランスになる前の準備2|ブログ作成で収入&仕事の依頼確保
- フリーランスになる前の準備3|半年~1年分の生活費となる貯金
- フリーランスになる前の準備4|クレジットカード作り
- フリーランスになる前の準備5|仕事をしながら準備を進める時間管理力
- フリーランスになる前の準備6|ローンは全部払い切る
- フリーランスになる前の準備7|すでにフリーランスの人・これからフリーランスになる人の仲間を作る
- フリーランスになる前の準備8|集中するスペースを作る
- フリーランスになる前の準備9|名刺
- フリーランスになる前の準備10|ネットバンキング
- フリーランスになる前の準備11|健康への投資
- フリーランスになる前の準備12|お金の勉強
- フリーランスになる前の準備13|独立したと周りに言う
1つずつ見ていきましょう。
フリーランスになる前の準備1|フリーランスになってからの稼ぎ方・スキルの勉強
フリーランスになるにはお金を稼げるようになる何かが必要だと思い、私は
- ビジネスモデルとしてお金をどうやって稼いでいくか
- お金を生み出すスキルや商品をどう作るか
- フリーランスになる上でのマインドや考え方
の3つをまずは学びました。
当時の私は山梨に住んでいたのですが、週末は毎週のように東京に出てセミナーに参加していましたし、そこで録音したセミナー音声や別の音声教材を購入して通勤中の車の中や仕事のお昼休みにも音声を聞いて頭に叩き込んでいました。
音声教材をひたすら聞いていて一番良かったことは、フリーランスになる覚悟ができたことです。
正直言うと、なんだかんだ言って実際にフリーランスになる前はかなりビビっていてすぐに会社を辞めることができませんでした。
今年こそ会社を辞めるぞ!と思ってもやめられず、次の年も今年こそ会社を辞めるぞ!と思ってもやめられず・・・、と3年くらい会社を辞められずに引きずってしまったんです。
そんなモヤモヤしていたとある日の冬、雪が深々と降り続く真っ暗な夜道を会社帰りに運転していると、いつも聞いている音声からこんな言葉が聞こえてきました。
「お金がどうとか世間体がどうとかもわかる。でも、今の自分の想いに素直になることが本当の自分の人生を歩み自由を得る一番の近道なんだ!」
何度も聞いているはずの音声なのに、ズドン!と言葉が響きました。
あっ、会社辞めよ。
この瞬間、3年間ビビッて会社を辞められなかった私は、会社を辞める決心をすることができました。
スキルや稼ぎ方は、セミナーで学ぶ⇒実際にやってみる、流れで学ぶのが一番効率的でした。
ぶっちゃけいうと副業禁止の会社だったんですが、知り合いを通じてもらえた仕事や、ネットで募集している仕事なんかに応募して、とにかく実際にやりながらスキルを身に着けていきました。
実際にやってみると、自分の仕事でお金がいくらもらえるか?とか、その仕事にどのくらい時間がかかるか?とか、本当のフリーランスとして食べていけそうか?がわかるようになってきます。
すると、「やっていけそう!」と思ったらそのやり方でフリーランスになっても食べていける自信がつきます。
「ちょっと難しそうだな。」と感じたら仕事のやり方や単価を変えてみて、新しいチャレンジや新しいスキルでフリーランスとしてやっていけそうな感じを少しずつ掴んでいけば、フリーランスになっても食べていける自信がつきます。
こうやって、いきなり会社を辞めてしまうのではなく、フリーランスになる前に気持ちとスキルの準備をしたおかげで、私は起業してから長く生き残っていくことができました。
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フリーランスになる前の準備2|ブログ作成で収入&仕事の依頼確保
フリーランスと生き残っていくと考えたときに、最も重要なことの1つが『収入の確保』です。
『収入の確保』=仕事の確保と言ってもいいかもしれません。
私はフリーランスになる前にブログを作って月30万円ほどの収入を確保してあったおかげで、余裕をもって起業人生を過ごすことができています。
実際フリーランスになると、すぐに仕事を得ることは難しくなります。
最初はご祝儀的なノリで知り合いが仕事を頼んでくれることもありますが、「知り合いだから安くやってよ~」と足元を見られてバイトみたいな報酬で仕事をしたこともありました。
それに、良い形で仕事をいただいても何度も同じ人から仕事をもらえるわけではありません。
私もセミナー講師・コンサルタントとしての仕事は、最初はなかなか集客が難しくうまくいきませんでした。
もちろんうまくいくときもありましたが、全体を通してアップダウンが激しく安定したものではありませんでした。
収入が安定しないと、心が乱れ、焦りが出て、さらに仕事がうまくいかなくなります。
そんなときに私は会社員時代に準備したブログからの収入があったので、収入面を心配する必要がなく、心に余裕をもってやりたい仕事を軌道に乗せていくことができました。
実際にはセミナー講師・コンサルタントとしての仕事を軌道に乗せるのに2年くらいかかってしまったのですが、ブログからの収入がなければどこかで収入が途切れていたはずなので本当に助かりました。
フリーランスになってからはブログでも仕事を宣伝して、そこからお申し込みをいただいたこともありましたね。
アクセスが集まるブログに育つまではどうしても時間がかかるので、フリーランスになる前に会社員時代に準備しておいて本当に良かったなと思っています。
私が今、フリーランスになる前の人に「一番準備しておいたほうがいいことは何ですか?」と聞かれたら、「ブログ作りを本格的に学んで、アクセスのあるブログを作ることです。」と答えます。
アクセスがあるブログを持っていると、個人ブランディングにもなりますしね。(私は会社員時代は名前を出さず、独立後は名前を出す感じにしました。)
ブログ以外だと、ライター業もかなり手堅いです。
フリーランスになる前の準備3|半年~1年分の生活費となる貯金
フリーランスになると最初は仕事がなかったり、たとえ順調でも急に仕事がなくなる期間ができることもあります。
ブログでの収入があってもいつ無くなるかわかりませんし、復活させるにも半年以上はかかります。
そんなときのために、フリーランスになる前には生活費の半年~1年分の貯金があると余裕をもって復活することができます。
私は会社員時代に1年分の生活費(約300万円)を貯金しました。
1年分の生活費を貯めるのって結構大変かな、と思っていたんですが、収入のあるブログ作りにもチャレンジしていたので、
『会社員の給料+ブログ収入+遊びや飲みに行かない分の節約分』
のおかげで、毎月5万円~10万円くらいを自然にためることができました。
当時の私のスペックを惜しげもなく公開すると、
- 独身一人暮らし
- 家は賃貸で会社から補助が出る
- 給料は残業代込みで手取り20万円~30万円
- ボーナスは3~6か月(年間)
- 週末はブログ作り&セミナー等で勉強のため遊びに行かない
という感じでした。
基本的にお金を大きく使うのは、パソコン・セミナー・教材の3つだけでした。
なので、ボーナスも全額貯金していたのも早く貯金できたコツだったかなと思います。
起業人生を長く続けているとやっぱり紆余曲折あるのですが、こんな感じで1年分の生活費を貯金していたことで余裕をもって乗り切ることができてきました。
1年分の貯金&ブログ収入があると、精神的にはかなりの安心感があるだけでなく、最初からお金にならない仕事を積極的に受けてクライアントと信頼関係を作ることもできるし、お金にはなるけど時間はかかる仕事も受けることができます。
お金で私は、フリーランスとしてうまく生き続ける土台を自然と作っていくことができました。
あとは、貯金のメリットはもう1つあります。
フリーランスになるといろいろな審査(例えば賃貸契約)などが恐ろしく通りにくくなるのですが、貯金残高を見せることで審査が通りやすくなったことがありました。
【あわせて読んでおきたい】
貯金を増やすコツ|5年で600万円貯めた地道にお金を増やす方法を公開
フリーランスになる前の準備4|クレジットカード作り
フリーランスになる前にはクレジットカードの準備は絶対に必要だなと感じています。
私は会社員を辞める前にクレジットカードだけは作っておいたのですが、通販したり、セミナー代をweb決済したりなど、クレジットカードが必要な場面はかなりあります。
もちろん銀行振り込みでも対応できるのですが、それだとイチイチめんどくさい(笑)
それに私はほとんどをクレジットカード決済にすることで、毎月の請求がまとめて送られてくるので確定申告のときの経費も計算しやすくなったし、ポイントもメチャクチャつくのでマイルや商品券に還元してお得に使うことができています。
クレジットカードの審査もサラリーマンとフリーランスとではサラリーマンのほうが審査が通りやすいです。
なので、特にブランド力のあるカード会社のクレジットカードを作りたい場合は、サラリーマンのうちに作っておくといいですね。
フリーランスになる前の準備5|仕事をしながら準備を進める時間管理力
私が学生時代アルバイトをしていた鉄板焼き屋の料理長(フランスの三ツ星ホテルで最年少副料理長に抜擢された実績あり)に「なんで、そんな実績あるのにこんなとこ(←バイト先に失礼w)で働いているんですか?」と聞いたところ、
「飲食店で自分の店持つってのは体力あるうちにやらなきゃいけないからさ、場所が見つかったら止めずに辞めさせてもらえる条件でここに拾ってもらったんだ。」
と言っていました。
ちなみにそのバイト先の鉄板焼き屋は、ランチ営業~夜営業で仕込みもあるので、朝10時前出勤~夜は終電前終わりでした。(しかも社員さんは週1~1.5休)
ということはですよ。
料理長はそれだけの仕事をしながら、毎日の用の物件を探して見に行ったり、自分が店を出したときに作りたい料理の修行や食材の目利きを磨き続けていたわけです。
実際にたまにまかないで、なんかの血を使ったソーセージやなんちゃらのテリーヌ(←もはやなじみがなさ過ぎて覚えてない(笑))みたいなガチ料理を作ってくださったことがありましたが、本当においしかったです。
もう、まかない作りですら有意義にしようと、1分1秒をムダにしないように料理長は行動していました。
仕事中はちょっとミスっただけで怒られるので怖かったですが(笑)
ですがそれも今思うと、それだけ料理と自分の人生に本気だったからこそだったんだなと思えます。
こんな感じでフリーランスになる前には、会社員としての仕事とフリーランスになるための準備や勉強を同時にしていくことになります。
私も会社員として残業もこなしつつ準備・勉強をしていましたが、とにかく時間を作ることが最重要課題でした。
ときには睡眠時間を削ったり、ときには周りの目を気にせず定時で帰ったり、ときには趣味やネットサーフィンを禁止したり、そうやって時間を作っていました。
おかげでフリーランスになって何時に出勤して何時が定時という時間の縛りが無くなっても、自分を律して時間をうまく使えました。
正直言うと、フリーランスになって1か月目はかなりダラダラしてしまいました。
もう、やったー!自由だー!って開放感が止まらなくて、ほとんど仕事しなかったんです(笑)
すると、当然お金は入ってこないわけで。
フリーランスになると自分を律し時間をうまく使えるほうが成功できるので、会社員時代に身に着けておいて良かったことに1つでした。
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時間の使い方が上手くなるには3つの設定をすべし!時間の使い方が下手な人に送ります。
フリーランスになる前の準備6|ローンは全部払い切る
フリーランスになる前にやっておくことを調べると必ずと言っていいほど出てくるのが「会社員のうちにローンを組んでおく」という項目です。
が、私の場合は『ローンや借金はできる限り減らす』準備をしたおかげで起業して長く生き残ることができていると感じています。
フリーランスになる前の私が考えていたことは『いかに毎月の固定費を減らしておくか』でした。
もし、車のローン・家の住宅ローン・奨学金の返済が残った状態だと、毎月10~15万円くらいはかかってしまいます。
毎月無条件に出ていくお金が多いってのはフリーランスとしてはヤバいと思ったんですよね。
仮に収入が減ったときに、無条件に出ていくお金が多いと生活費が足りなくなり、貯金を切り崩すような毎月赤字の生活になってしまいます。
そんなの、追い込まれますよね(笑)
だから、毎月の固定費が小さければ小さいほど収入が下がったとしても生き残っていけると思ったんです。
実際に私は、会社を辞める前に車のローンを一括で払い切り、毎月の固定費の圧縮をしました。
家も賃貸のままで、最悪家賃が安い家に引っ越しをすれば毎月の生活費を安くできるようにしておきました。
おかげで収入が落ち込んで生活費が赤字になったときにも、その赤字額が小さくなり、余裕をもって復活することができました。
貯金が減る量も少ないので、仕事を軌道に乗せた後は貯金額も1年で復活させることができました。
住宅ローンを組んでしまうと、いざとなったときに家を売るしかなくなり、しかも家を売ってもローンの金額以下にしかならないことがほとんどなので、家がないのにローンを払い続ける家無しローン地獄にはまってしまいます。
実際に以前勤めていた会社の先輩に、住宅ローンを組んでからフリーランスになった人がいたのですが、起業直後に仕事がうまく軌道に乗らず、貯金を切り崩しながら頑張っていたものの、気付いたらその人のホームページは消えていました。
という感じになりかねないので、フリーランスになる前に住宅ローンを組むのは、私の経験から言うと強く反対です。
フリーランスになると確かにローンは組みにくくなりますが、フリーランスだからこそ青天井で収入を伸ばすことにコミットして、2000~3000万円を現金で作ってから中古マンションを購入してフルリノベーションするのが最善かな、と。
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フリーランスになる前の準備7|すでにフリーランスの人・これからフリーランスになる人の仲間を作る
会社員の頃って、言われるがまま仕事をしていれば毎月決まった給料が入ってきていました。
ですが、フリーランスになると言われるがまま仕事をしていたら収入的にも精神的にもボロボロになります。
私がフリーランスになった直後は、仕事が欲しい!と思い周りの人からホームページ作成関連で「あれやって」「これやって」といった雑用みたいな仕事も全部受けていました。
もらえるお金も安いのに、「もっとこうしてほしい!」「ココ、こんな感じでできないの!?」という無茶振りにも「できない」と言えず全部受けてしまっていました。
すると、時間がかかるのにもらえるお金は少ないし、やりたい仕事をしている感じではなく、ただただ便利屋さんで雑用をやらされている感じになってしまいました。
「俺のやりたかったことはこれじゃない!」
と思いつつも、目の前のお金を捨てることができず、また同じように雑用的な仕事を受けてしまっていました。
ですが、起業前にフリーランス仲間に助けられました。
仕事の受け方について直接経験談を聞けたり、仲間が実際にどうやって仕事を受けているかを目の前で見せてもらうことができました。
おかげで、自分の仕事の受け方の間違いに気づけました。
単純に「フリーランスで頑張っていこうぜ!」というモチベーションを支えあうだけじゃなくて、困ったときに頼れる仲間を作っておくと、いざというときに助けられるなと感じています。
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フリーランスになる前の準備8|集中するスペースを作る
フリーランスになると事務所を借りない限り自分の仕事をする場所がないなと私は思っていました。
会社って行けば自分のオフィスがあってなんとなく集中できますが、そういった仕事に集中する場所がないなって思ったんです。
そこで私は当時の一人暮らしの家(1K)をガラッと模様替えをして、いらないもの・今すぐ必要ないものはすべて捨て、本棚・テーブル・ベッド以外は何もない部屋に作り直しました。
すると、フリーランスになる前のブログ作成や勉強が今まで3時間かかっていたことが1時間で終わるようになったりしました。
テレビ・マンガ・ネットサーフィンといった私を誘惑してくる連中(笑)が少なくなったのは本当に大きかったです。
そのおかげで、フリーランスになってからもダラダラしすぎずに仕事に集中できました。
フリーランスになると、いかに効率よく集中して仕事を進めていけるかが、収入を伸ばし、家族との時間や自由な時間を確保するために重要なるとやってみて感じたので、集中できるスペース作りは準備しておいてよかったと思えたことでした。
フリーランスになる前の準備9|名刺
私はフリーランスになる前にある異業種交流会に参加しました。
そこでこんな出来事がありました。
会社員だった私はまだフリーランス用の名刺を作っていなかったため、名刺なしで交流会に参加していました。
なので、名刺交換のときには「すみません、名刺持ってないんですけど・・・」となっていました。
すると相手は「全然大丈夫ですよ~」と言ってくださるのですが、実際は私との話は早く切り上げて次の人に行ってしまいました。
他の参加者との会話も弾まず、最後にはポツンとひとりぼっちになってしまったんです。
その後、改めて名刺をもって異業種交流会に参加したときには、名刺に書いてあることを話題にしながら会話も弾みましたし、試しに仕事をもらったこともありました。
名刺を持っているだけでなぜか信頼度が上がる感じを体感したので、それなら名刺は準備しておくと有利かなと思うところです。
こちらのサイトだと、スマホからでも3ステップでカンタンにオシャレな名刺を作れます。
フリーランスになる前の準備10|ネットバンキング
地味ですがやっておいてよかったなとおもった準備がネットバンキングを作ることでした。
私の場合は、もともと持っていた三菱東京UFJ銀行の口座がネットバンキング対応にできたので、それで対応しました。
フリーランスになると、お客さんからお金が振り込まれたチェックや自分が銀行振り込みでお金を支払うことが意外と多くなりました。
もしネットバンキングがなかったら、振り込みのチェックで毎回銀行に行って記帳したり、自分の支払いも銀行やコンビニのATMまでわざわざ行かないといけません。
都会のように徒歩3分くらいでコンビニがあるならいいですが、田舎で車を使わないとコンビニにも行けない土地だと、時間もガソリンももったいないんですよね。
しかも、外出したついでに余計な買い物などに行き始めると、もう仕事せずに1日終わったりとか(笑)
私はネットバンキングを準備しておいたおかげで、振り込みチェックも支払いも家にいたままネットで全部チェックできました。
移動時間も節約できるし、振り込み対応も1分あれば終わるので、自分がラクなだけでなく「対応早くていいね!」とお客さんからの信頼度もアップしました。
クライアントさんからは仕事のスピードだけでなくお金のスピードも見られるポイントなので、ネットバンキングを準備しておくと抜け目がなくなりますね。
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フリーランスになる前の準備11|健康への投資
フリーランスはとにかく体が資本です。
自分が病気になって入院してベッドの上で寝たきりになったり、風邪をこじらせて頭がクラクラするようになったら、仕事ができなくなってしまいます。
仕事ができなくなると、収入は途絶えます。
健康に気を使う前の私は、胃腸が弱くしょっちゅう体調を崩していました。
お腹が緩くなりトイレに行くか布団にくるまるかしかできなくなったり、胃が痛くなって病院に行ったら胃カメラ飲まされて点滴打たれたり、インフルエンザになって寝込んだり。
そうなるたびに会社を休んでいました。
こんな感じだと、フリーランスになる準備も全然進みません。
「こんなんじゃ、いつまでたってもフリーランスになれず社畜のままだ!」
そんな危機感も強くなりました。
さすがにヤバいと思った私は、本を読んで健康について勉強し、調味料・食材・サプリメントを揃えるようになりました。
すると、それまで会社から帰ると疲れて何もできない日が多かったのが、起きている間は脳がスッキリして、フリーランスになる前の準備もはかどるようになりました。
当然、フリーランスになってからも15時間くらい仕事をしても疲れにくくなり、早く起業生活を軌道に乗せることができました。
普通の人とお金持ちの人のゴミを調べてみたら、お金持ちのゴミは健康的なものが多かったというデータも出ているので、健康になるのは成功への第一歩と言えますね。
フリーランスになる前の準備12|お金の勉強
準備しておいてよかったと思うことのトップ3に入る1つが『お金の勉強』でした。
『お金の勉強』とは、お金を生み出す稼ぎ方やスキルではなく、そもそもお金って何?って部分です。
私は最初、『お金の勉強』なんかしなくてもお金のことは知ってるよ!って思っていました。
フリーランスになるために稼ぎ方の勉強をしてたし、周りの会社員よりもお金のことは考えてる!って思ってたんですね。
ですが、それは勘違いでした。
「そもそもお金って何?」を深く知れば知るほど、稼ぎ方やスキルをどう使えばいいか?の本質が見えてきました。
仕事のアイディアも実践しきれないほど出てくるようになったし、何より稼ぎ方を自分で考えられるようになりました。
教わった稼ぎ方を実践するだけだと、時代の変化でその稼ぎ方が通用しなくなり路頭に迷うことがありますが、稼ぎ方を自分で考えられるようになると時代に合わせて自分の仕事も変えていくことができます。
今は変化が激しい時代だ!だから変われるようになるべき!とはよく言いますが、本当に大切なのは「どう変わるか?」です。
そして変化の時代に「どう変わればいいか?」は『お金の勉強』をすると見えてくるようになりました。
私の体感として『お金の勉強』をしておくとフリーランスとして生き残れる確率が何十倍にも上がるので、会社を辞める前に学んでおくといいですね。
フリーランスになる前の準備13|独立したと周りに言う
ネットでは「独立したと周りに言うと仕事がもらえる」と書いてありますが、私はあまり効果がありませんでした。
友達にも、会社の同期・同僚にも、交流会などで知り合った人にも宣言しましたが、「そうなんだ!頑張ってね!」くらいでほとんど仕事はもらえなかったんですね。
なので、ただ言うだけならやらなくていいと思います。
ですが、自分がフリーランスになってみて「こうしたら仕事がもらえるかな?」と思いつく方法がいくつかあります。
もし今私がフリーランスになる前にやるとしたらの1つが『会社を辞める前に雑用を1つやらせてもらい顔を売る』です。
会社員のうちは毎月の給料は最低限入ってくるので、お金の心配はそれほどありません。
なので、その間に「お金はいらないから試しに仕事やらせてください!」と言って自分を試してもらいます。
完全にお金は後回しです。
ですがこれをやると、お金はもらえなくても実践的なスキルを身に着ける機会をもらうことができます。
その上クライアントさんとの関係性が築けてさらに仕事を頼まれると、会社を辞めたときに「んじゃ、これからはお金を払うから頼んでた仕事を続けてもらえる?」と言ってもらえて、独立後すぐに仕事を確保することもできるからです。
言い方はあまり良くないのですが、先に恩を売っておくと後で見返りはしっかり帰ってくるんですね。
なので、この人いいな!教わりたいな!という人がいたら思い切って
「将来フリーランスになりたいんですけど、勉強させていただきたいのでお金はいらないので仕事を手伝わせてもらえませんか?」
と連絡してみると成功のチャンスが増えていきます。
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会社を辞めてフリーランスになったときの5つのリアル
当たり前ですがフリーランスになるということは今勤めている会社を辞めるということです。
わかってはいました。
ですが私は、いざ会社を辞めるときには本当にドキドキして、大地震が起きているのかと勘違いしたほど足の震えが止まりませんでした。
まぁね、そもそもフリーランスになることにビビッて、何年も会社を辞めることができない男でしたし(笑)
そんな私がそもそも会社を辞められたのは、実際に会社を辞めてフリーランスになった人の話を数多く聞いたからでした。
なので、会社を辞めたときに事を書いたら以前の私と同じ状況の人の背中を少しでも押せるかなと思い、会社を辞めたときの事も少し書いてみようかなと思いました。
ここでは以下の4つのリアルについてお話していきます。
- 会社を辞めるときのリアル1|国民健康保険と任意継続保険の比較
- 会社を辞めるときのリアル2|会社へ退職届を出す
- 会社を辞めるときのリアル3|賃貸の契約変更
- 会社を辞めるときのリアル4|住民税は一括払いになる
1つずつ見ていきましょう。
会社を辞めるときのリアル1|国民健康保険と任意継続保険の比較
会社を辞めるぞ!と思ったときに最初にやったことが国民健康保険と任意継続保険の金額の比較でした。
私はフリーランスになったら強制的に国民健康保険になると思っていたのですが、勤めている会社によっては退職後2年間は任意継続保険といってその会社の保険に入ることができると知りました。
市役所に電話し、「来年の保険料はいくらになりますか?」と聞くと参考までの金額がすぐに聞くことができます。
私は市役所に電話しながら「あぁ、本当に会社を辞めてしまうんだなぁ」と、自分の人生が変わっていく瞬間のドキドキを感じ始めていました。
保険料は前年の所得で決まるので、フリーランスになった初年度は会社員時代の収入で決まります。
私は任意継続保険のほうがほんの少し安かったので、フリーランス1年目は任意継続保険にすることにしました。
こうした1つの手続きですら、1つ1つが本当に手探りでしたね。
ちなみに、フリーランス初年度は収入が下がったので、その分次の年の国民健康保険料は下がるので、そのタイミングで国民健康保険に切り替えました。
会社を辞めるときのリアル2|会社へ退職届を出す
ついに上司に退職の意思を伝える日が来ました。
忘れもしない4月1日。(←よりによってエイプリルフール(笑))
上司に「お話したいことがあるので定時後にお時間いただけませんか?」とお願いし、二人で話ができる会議室を準備しました。
いざ二人で会議室に行くとやっぱり緊張して、私の声は少し震えていました。
「会社を辞めたいと思っています。」
震えた声で一言言いました。
上司もそういう話だと感づいていたのでしょう。
そこからは「どうして会社を辞めたいの?」「異動で残業がない部署に行くとかじゃダメなのか?」「フリーランスなんてやっていけるのか?」なんていろいろ聞かれました。
いつもだったらウザいなと思うのですが(笑)、このときばかりはいろいろと質問してくれたおかげで話をすることができて助かりました。
ただ、もうフリーランスになると決めていた私は、引き留められても強い決意を示して、なんとかその場で納得してもらいました。
この日の帰り道、車を運転していた私は自分がとにかく激しく揺れているのに気づきました。
「えっ、大地震!?」
ですが周りを見ても車は止まるそぶりもなく、歩行者も普通に歩いていました。
ふと自分の足を見ると、見たこともない速さで小刻みに上下し続け、止めようと思って求められないほど足がガクガク震えていました。
本当にビビりだったんですね(笑)
その後は、部長代理・部長とさらなる上司との面談をクリアし、さらに人事部の人とも面談をし、退職届を提出し退職日が決定しました。
あとはもう、フリーランスになることに向かって進むだけでした。
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会社を辞めるときのリアル3|賃貸の契約変更
会社を辞めることが決まると、細かい手続きが始まります。
私にとって予想外だったのが、賃貸の契約でした。
当時の私は会社契約で賃貸を借りていたのですが、引っ越しするのはめんどくさいと思って、契約を切り替えればいいや!と思っていました。
契約切り替えるだけでしょ!と簡単に考えていたんです。
が、しかし。
不動産屋の人からこんな風に言われました。
「収入はどうなるかわかんないんだよね?」
「フリーランスは信用ないから連帯保証人つけて」
「貯金通帳の残高も見せてよ。」
まるで、お金がないとお前に価値がない!といわれているような対応をされてしまったのです。
最終的には、ためておいた1年分の生活費の貯金を見せたら「これだけあれば全然大丈夫です。」となったのですが、正直プライドが踏みにじられるような思いをしました。
逆に、それぐらいフリーランスは信用がないものだから、信用や信頼を大切にしよう!とも思えた出来事になりました。
会社契約で家を借りていたので節約するために引っ越しをしないことを考えていたのですが、こうしたゴタゴタを防ぐには、ちょっと損したとしても会社を辞める前に引っ越しをして会社員の信用で審査を通した後に辞めるのがスムーズだなと思いました。
会社を辞めるときのリアル4|住民税は一括払いになる
あっ、そうそう、そういえば会社を辞めるときに予想外の出費になったのが『住民税』でした。
会社を辞めるときに経理の人から「住民税の支払いどうします?」と聞かれました。
会社員のときは毎月の給料から住民税が引かれているのですが、会社を辞めると、自分で毎月払いに行くか、退職金で一括で払ってしまうか選ばなければいけなかったんですね。
予想外の出費といっても、住民税は払わなければいけないので忘れていた自分のせいなんですけど(笑)
私は毎回支払いに行くのが面倒だったので退職金から一括で払ってもらったんですけど、金額が20万円弱でした。
頭に入れておかないと結構痛い金額なので、会社を辞めてフリーランスになってからのお金を計算するときには、辞めるときの住民税の支払いも計算しておくといいですね。
こんな感じで、ビビったり、予想外のことがあったり、いろいろあったのですが、なんだかんだどうにかなり会社を辞めてフリーランスになることができました。
完璧に準備できてなくてミスったらどうなるんだろう?という不安はありましたが、完璧に準備できていなくてもどうにかなるもんだなと、会社員の最後に大事なことを学ぶことができました。
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フリーランスになる前に準備しなかった11のリアル
私がフリーランスになる前に準備したこともあれば準備しなかったこともありました。
「フリーランスになる前に」「フリーランスになる準備」と調べるとよく出てくる内容でも実際は準備しなくても平気なものもあったので、チェックしておくと、余計な準備をせずに済みます。
もちろん、やっぱりやっておけばよかったー!というものもあったので(笑)、私の失敗を読むことで準備で後悔しないため役に立つことがあるはずです。
以下が私の準備しなかった11のリアルです。
- フリーランスになる前の準備しなかった1|個人事業主の開業届
- フリーランスになる前の準備しなかった2|確定申告の勉強と確定申告用のソフト
- フリーランスになる前の準備しなかった3|確定申告の青色申告
- フリーランスになる前の準備しなかった4|住宅ローンなどのローンは絶対に組まない
- フリーランスになる前の準備しなかった5|小規模企業共済制度
- フリーランスになる前の準備しなかった6|事務所
- フリーランスになる前の準備しなかった7|事業用の口座
- フリーランスになる前の準備しなかった8|見積書・請求書等
- フリーランスになる前の準備しなかった9|SNSでの配信
- フリーランスになる前の準備しなかった10|国民年金
- フリーランスになる前の準備しなかった11|相談する相手を作っておく
1つずつ見ていきましょう。
フリーランスになる前の準備しなかった1|個人事業主の開業届
個人事業主の開業届は必ず出さないといけないものではありませんし、逆にいつでも出すことができます。
なので私は、必要になったタイミングで出せばいいや、と思いフリーランスになってすぐには開業届を出しませんでした。
実際に開業届を出さなくても何の問題も起きなかったので、開業届は後回しで十分です。
フリーランスになる前の準備しなかった2|確定申告の勉強と確定申告用のソフト
フリーランスになってから「確定申告ってちゃんとやらないとヤバいんでしょ?」と聞かれることが多いのですが、ぶっちゃけ言うとミスっても全然大丈夫です。
それこそ私は、
「確定申告を初めてやるときに勉強すればいいや~。(どうせ1年目なんて大して利益が出ず赤字決済だし、ミスっても税金たくさん取られないでしょ(笑))」
と思っていて、確定申告の勉強や専用のソフトは何も準備しませんでした。
で、最初の確定申告で大失敗しました。
初めての確定申告が終わり1か月くらいたった頃、急に税務署から電話がかかってきました。
「もしもし、今回の確定申告の件なんですが、大幅に間違っているのでこちらで再計算しました。郵送するので確認して折り返し送付してください。」
えっ!?マジですか!?ヤバいやつ!?と電話がかかってきた瞬間は軽くパニックでした(笑)
郵送されてきた再計算後の確定申告書をチェックすると、なんと会社員時代の収入を間違った年の収入で計算していたことがわかりました。
結果的に、税務署の方が調べて全部計算してくれていて、私がやることは辞めた会社に源泉徴収票を送ってもらって確定申告の用紙に張り付けるだけでした。
こんな感じで大きく失敗していたら税務署の方がチェックして修正の連絡をしてくれるので、確定申告は失敗しても大丈夫でした。
それに、ある程度収入と支出をまとめておけば、確定申告の時期に税務署に行くと書き方を無料で教えてくれます。
なので、確定申告は後からの勉強で十分ですね。
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フリーランスになる前の準備しなかった3|確定申告の青色申告
確定申告では青色申告をすると最高65万円分の控除が受けられます。
カンタンに言うと、青色申告をすると収入のうちの65万円にかかる税金が無くなるってことです。(65万円分の税金が安くなるわけではなく、65万円にかかる税金が安くなる。)
で、控除と言われるとやらないと損に思えて、やったほうがいい!と思ってしまうのですが、私は必要ないなって思いました。
というのも、青色申告するには帳簿をしっかりつけないといけなくて結構めんどくさいんです(笑)
しかも実際安くなるのは10~20万円くらい。(収入による)
なので私は、帳簿をつけるのに時間を使うくらいなら、仮に10~20万円多く払ったとしてもフリーランスとしての仕事を軌道に乗せるほうが優先順位が高いと判断しました。
税金を多めに払ってもそれが国のためになればいいかなと。
たくさん儲かったら、税理士さんに頼んで青色申告で出してもらえばいいですし。
という感じで、確定申告の青色申告の準備もフリーランスになる前にはいらないかと感じています。
フリーランスになる前の準備しなかった4|住宅ローンなどのローンは絶対に組まない
すでに「フリーランスになる前の準備6|ローンは全部払い切る」でお伝えしてはいるのですが、大事なことなのでもう一度!
フリーランス、住宅ローン、絶対ダメ。
唯一私がローンを組んでもいいかな、と思うのは不動産投資用のローンですね。
これなら家賃収入の中からローン返済ができるのでギリOKです。
ただし、失敗すると住宅ローンより苦しむことになるので必ずスペシャリストと相談しながら行いましょう。
フリーランスになる前の準備しなかった5|小規模企業共済制度
小規模企業共済制度とは、
小規模企業の経営者や役員の方が、廃業や退職時の生活資金などのために積み立てる「小規模企業共済制度」。掛金が全額所得控除できるなどの税制メリットに加え、事業資金の借入れもできる、おトクで安心な小規模企業の経営者のための「退職金制度」です。
引用元:中小機構
フリーランスになると自分で対策しないと国民年金(月額約6万円)しかないので、老後に年金暮らしをするのは難しくなります。
会社員だと厚生年金+国民年金で月額約14万円(2017年現在の平均額)なので、家さえあれば年金暮らしも可能です。
小規模企業共済制度はそんな国民年金しかないフリーランスのための退職金制度で、積み立てていく金額を自分で選ぶことができます。
しかも、全額控除。
と、おいしい制度なのですが、仕事が軌道に乗って収入が安定していないと途中で払えなくなってしまうので、まずは仕事優先でいいかなと考えて私は準備しませんでした。
私はいまだに小規模企業共済制度は利用していないのですが、『お金の勉強』をすると、老後のお金の作り方も明確に見えてくるので、最初は仕事や勉強にお金を使うほうが長い目で見ると安定していくと今の私は感じています。
フリーランスになる前の準備しなかった6|事務所
私はパソコン1台&自分の体だけでできる仕事を選んだので、事務所は不要でした。
事務所を借りるとテナント代で毎月の固定費がアップするので、絶対に事務所が必要な仕事でなければ、最初は準備しないほうがフリーランスとして成功しやすいです。
フリーランスになる前の準備しなかった7|事業用の口座
私は準備しませんでしたが、あったほうが確定申告の計算をするときに便利かなとは感じています。
逆に、なくても全然余裕でもあります。(私はいまだに事業用の口座は作っていません。)
私は支払いがほぼクレジットカードなので、カード明細の方で支払いはチェックできて、口座はカードの支払いで引き落とされるだけなので、口座は入金のチェックだけで済んでいるからです。
家族と同じ口座を使っていて生活費などの部分で口座のお金の動きが多い場合のみ、事業用の口座があったほうがいいかなというレベルです。
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フリーランスになる前の準備しなかった8|見積書・請求書等
見積書・請求書等は「見積書 テンプレート」「請求書 テンプレート」と検索すればいくらでもテンプレートが出てきてすぐにきれいなデータが作れるので準備は不要です。
必要になったときに検索すれば十分です。
フリーランスになる前の準備しなかった9|SNSでの配信
準備しなかったというよりも、当時の私はFacebookなどでつながっている普通の友達の目や会社バレが気になってしまい、SNSでの配信を諦めていました。
今思えば、実名がダメならFacebookではなくTwitterをやればよかったんですけどね。
フリーランスになる前にブログでの収益化&集客をやっていたので大丈夫でしたが、ブログをやらないのであればSNS配信で集客の下地を準備しておいたほうがいいかなとは思います。
最初はブログかSNSどちらか1つに注力したほうが結果は出やすく、今ならブログのほうが個人的にはオススメです。
【あわせて読んでおきたい】
WordPressブログの始め方|開設手順、使い方、集客手法、稼ぎ方まで徹底解説
フリーランスになる前の準備しなかった10|国民年金
家のこたつでパソコンをカタカタしていたある日、突然ピンポーン!と家のチャイムが鳴りました。
「あの~、年金機構の者なんですけど~。」
私は、そのとき初めて国民年金の切り替えの手続きを忘れていたことに気が付きました(笑)
えっと、国民年金の手続きはちゃんと準備しておかないとダメでしたね。
国民年金は免除制度があるので、会社を辞めて無職になったときや収入が少ないときには、免除申請をすると1/4・半額・3/4・全額と収入によって免除してもらえます。
手続きせずに支払いから逃げたり無言で滞納すると、最悪の場合財産の差し押さえになる可能性もあるので注意しましょう。
払えなくても正直に相談すれば、免除や減額などで何とかなります。
まずは準備として、私のように手続き忘れがないように要注意ですね(笑)
フリーランスになる前の準備しなかった11|相談する相手を作っておく
これだけは本当に「準備しておけばよかった・・・」と後悔したことでした。
私の場合、フリーランス仲間など横のつながりは作っていたのですが、バシッとアドバイスをくれる先生のような相談相手は作っていませんでした。
当時の私は、どこかで「俺ならできるっしょ。」と調子に乗っていたんだと思います。
フリーランス仲間などの横のつながりは、やる気やモチベーションを支え合える関係にはなりますが、ズバッとしたアドバイスはもらいにくいです。
フリーランスは稼げなくて消えていく人も多いので、下手をすると「あぁ、あの人も消えたね。」で終わってしまうこともあります。
そう思われるのも嫌で、本当にヤバくなったときに仲間に相談できない人も結構多いんですよね。
そんなときに、悪い部分をズバッと指摘してくれたり、収入が下がったときにも真剣に相談に乗ってくれて改善策を一緒に考えてくれたりする相談相手がいると安心感が段違いです。
私はフリーランスになってから1年半後にとあるご縁で先生を作ることができましたが、フリーランスになる前に相談相手を見つけておけると起業生活が軌道に乗るのがもっと早くなっただろうなぁと感じています。
\ 文章力があると、長く生き残れます /
まとめ|フリーランスになる前に私が準備した13のこと・準備しなかった11のこと
ここまで
- フリーランスになる前に準備した13のリアル
- 会社を辞めてフリーランスになったときの4つのリアル
- フリーランスになる前に準備しなかった11のリアル
とお伝えしてきました。
これだけの経験をしてきて、今の私がフリーランスになる前に準備することをまとめると、
- フリーランスになってからの稼ぎ方・スキルの勉強
- ブログ作成で収入&仕事の依頼確保
- 半年~1年分の生活費の貯金
- お金の勉強
- 相談する相手(先生・メンター)を作っておく
- クレジットカード作り
- 仕事をしながら準備を進める時間管理力
- ローンは全部払い切る
- フリーランス・これからなる人の仲間を作る
- 集中するスペースを作る
- 名刺
- ネットバンキング
- 健康への投資
- 国民健康保険・国民年金の手続き
です。
これからフリーランスを目指すあなたとは、すでにフリーランス仲間だと私は勝手に思っています。
そんな仲間が起業生活がうまくいく準備の後押しをできたらうれしく思います。
【次ページ:普通の会社員や主婦が自分の力で稼げるようになった方法とは?】
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この記事を書いた人
1986年生まれ、長野県出身、宮城県在住。
株式会社ジャストコネクションズ代表取締役。
2011年から副業でブログを開始。ブログ歴は10年。
独立後はコンサル業・通信講座事業も開始。得意の言語化力を活かし、多くの顧客の言語化力・説明力・文章力アップ、起業・副業による収入アップ、やりたいこと発見などをサポート。
2018年9月には法人化。
10年前から「自分のやりたいことで生きる」を実践。
今までの経験を通して、沢山の方の夢や目標を応援することが出来て、とても充実した日々を送れています。
私のプロフィール詳細はこちら↓↓
>>家庭崩壊、父の死、いじめ、裏切り、失敗を乗り越えた先で見つけたもの
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重要で濃い内容を教えて頂きありがとうございました!憂鬱だった日々の自分が心の底から湧き上がってくる衝動に戸惑うぐらい効果があってほんとすごいなって思います。毎回楽しみです!
聞いていると、もうこれは自分だなってなりました。今まで行動はしたものの、なにか違う、ピンと来ない、燃え尽きるということばかりだったので、自分の常識だと思っていたことがみるみる破られていく感じでした。
本やセミナーでのもし〇〇だったら?という質問で興味関心が見つかったとしても、それがあなたのやりたいことです!みたいなのはどうも腑に落ちなくて、その理由がわかった気がします。
右手で書いた方がきれいな字が書けるのに左手で書こうとしている、という例えは非常に分かりやすくしっくり来ました。今やりたいことはいくつかあるのですが、私は右利きなのにどれのこれも左手でやろうとしているから上手く行かないことに気付きました。正直、半信半疑で登録しましたがここまでためになる話が聞けるとは思っていませんでした。登録して本当に良かったです。
ぜひあなたも、自分に対する理解がどんどん深まってく楽しさを体験してみてください。
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